四つ葉電力の料金は安い?料金の特徴や大手電力会社との違いを解説!

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「四つ葉電力の料金プランは?」
「大手電力会社より安い?」
「料金の特徴は?」

四つ葉電力の料金は、変動費がかからないシンプルでわかりやすい料金設定が魅力です。

吉見 元希
吉見 元希

四つ葉電力は大手電力会社とくらべると高くなる可能性があります。

この記事では、四つ葉電力の料金の特徴や大手電力会社との違いについて解説します。

四つ葉電力の注意点についても解説しているので、参考にしてください。

\変動費が0円で分かりやすい/

四つ葉電力は大手電力会社より高くなる

吉見元希(小売電力アドバイザー)
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吉見 元希(小売電気アドバイザー)
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大手電力会社とくらべると高くなる

四つ葉電力は、大手電力会社の東京電力や関西電力と比較すると、関東エリア対応のほっと5.0安心プランと東京電力の従量電灯Bの電気料金を比較すると東京電力の方が安いし、関西エリア対応の幸せハッピー3.0プランと関西電力の従量電灯Aの電気料金を比較すると、関西電力の方が安いです。

四つ葉電力の料金プランはシンプルなんですが、安くないというのがわたしの評価です。

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四つ葉電力
四つ葉電力詳細情報
提供エリア東京電力
関西電力
区域内
初期費用0円
支払方法口座振替
クレジットカード
解約費用0円

四つ葉電力は、株式会社クローバー・テクノロジーズが提供している新電力サービスです。

四つ葉電力の料金は、変動費がかからないシンプルでわかりやすい料金設定が魅力です。

四つ葉電力がおすすめな理由
  • 基本料金が0円
  • 料金プランが分かりやすい

関東の「ほっと5.0安心プラン」、関西の「幸せハッピー3.0プラン」と、料金はシンプルでわかりやすいです。

\新電力におすすめ/

四つ葉電力は、大手電力会社の東京電力や関西電力と比較すると、電気料金が高くなる可能性が高いです。

なぜなら、燃料調整費などの変動費はすべて0円になっているものの、大手電力会社よりも電力量料金が高く設定されているためです。

他社の電気料金が高騰しているとき以外は、四つ葉電力は割高になることが多いです。

実際に東京電力・関西電力と四つ葉電力の電気料金を比較してみます。

東京電力四つ葉電力
ほっと5.0安心プラン
200kWh
使用時の
料金の目安
7,229円9,000円
400kWh
使用時の
料金の目安
14,412円18,000円
関西電力四つ葉電力
幸せハッピー3.0プラン
200kWh
使用時の
料金の目安
6,025円7,788円
400kWh
使用時の
料金の目安
12,777円15,576円

200kWhと400kWhのどちらも、四つ葉電力の料金が高いです。

とにかく安い新電力を探しているという人には、四つ葉電力は向いていません。

安さを求めるなら、他の新電力を検討しましょう。

四つ葉電力は、電気料金の安さではなくシンプルさが魅力の新電力会社です。

シンプルでわかりやすい電力会社を利用したい人は、四つ葉電力への乗り換えを検討しましょう。

\変動費が0円で分かりやすい/

四つ葉電力の6つの料金プラン

四つ葉電力の6つの料金プラン

四つ葉電力には、6つの料金プランが用意されています。

プランによって対応エリアが違うため、自分が住んでいる地域に対応しているプランをチェックしましょう。

プラン名特徴
ほっと5.0安心プラン・関東エリアで使える一般家庭向けのプラン
・電力量料金のみで料金を決定
・電力量料金以外は一切かからない
幸せハッピー
3.0プラン
・関西エリアで使える一般家庭向けのプラン
・電力量料金のみで決定される
・燃料調整費などの変動値はかからない
幸せハッピー
動力プラン
・関西エリアで使える事業所向けのプラン
・基本料金と電力量料金で料金が決定される
・燃料調整費などの変動値はかからない
幸せAプラン・関西エリアで使える一般家庭向けのプラン
・300kWhまでは8,500円で使える
・300kWh以上使う家庭でお得になりやすい
幸せBプラン・関西エリアで使える事業所向けのプラン
・基本料金と電力量料金で料金が決定される
・大手電力会社と同じ料金体制
幸せ動力プラン・関西エリアで使える事業所向けのプラン
・基本料金と電力量料金で料金が決定される
・大手電力会社と同じ料金体制

2024年10月現在、四つ葉電力では「ほっと5.0安心プラン」と「幸せハッピー3.0プラン」の2つがメインのプランです。

「幸せAプラン」と「幸せBプラン」、「幸せ動力プラン」は、以前からある基本料金が高いプランです。

これから四つ葉電力に乗り換えるなら、幸せハッピー3.0プランか幸せハッピー動力プランをおすすめします。

それぞれの料金プランの特徴を、わかりやすく解説していきます。

ほっと5.0安心プラン(関東エリア)

ほっと5.0安心プラン(関東エリア)

ほっと5.0安心プランは、関東エリアで使える一般家庭向けのプランです。

内容
提供エリア栃木県、群馬県、茨城県、埼玉県、千葉県、東京都(島嶼地域を除く)、神奈川県
対象者一般家庭
初期費用0円
基本料金0円
電力量料金45円
その他にかかる費用なし
契約期間1年
解約金0円

ほっと5.0安心プランの特徴は、電力量料金以外すべて0円な点です。

料金が発生するのは1kWhあたり45円の電力量料金のみで、多くの電力会社で発生する燃料調整費や再エネ賦課金、容量拠出金などは一切かかりません。

具体的には、以下の料金が電力量料金に含まれています。

  • 燃料調整費
  • 再エネ賦課金
  • 容量拠出金
  • 託送費

それぞれの費用の詳しい内容は、記事後半で解説します。

基本料金が0円の電力会社はありますが、燃料調整費や再エネ賦課金などが0円の会社は非常に珍しいです。

ほっと5.0安心プランは、シンプルさに特化したプランと言えます。

ほっと5.0安心プランは、関東エリアに住んでいて、とにかくわかりやすい料金プランが良いという人に向いています。

実際に電気代を計算する場合の算出方法をまとめます。

40Aで200kWhを想定料金
基本料金0円
電力量料金45円 × 200kWh = 9,000円
その他の費用0円
合計の電気代金9,000円

幸せハッピー3.0プラン(関西エリア)

幸せハッピー3.0プラン(関西エリア)

幸せハッピー3.0プランは、関西エリアで使える一般家庭及び小規模事業者向けのプランです。

内容
提供エリア大阪府、京都府、兵庫県(一部を除く)、奈良県、滋賀県、和歌山県、三重県、岐阜県、福井県の一部
対象者一般家庭及び小規模事業者(6kVAまで)
基本料金0円
電力量料金33.15円
その他にかかる費用・再エネ賦課金:3.49円
・容量拠出金:2.30円
契約期間1年
解約金0円

基本料金は0円で、電力量料金が33.15円、再エネ賦課金3.49円、容量拠出金2.30円で料金が決定されます。

変動費である燃料調整費と託送費は0円ですが、固定費の再エネ賦課金と容量拠出金は料金がかかる点に気をつけましょう。

幸せハッピー3.0プランも変動費がかからないから、他社と比べるとわかりやすいプランです。

なお、電気を一切使わなかった月は、託送料金の月の基本料金の半額に20%を乗じた料金がかかります。

幸せハッピー3.0プランは、関西エリアに住んでいて、基本料金と変動費がかからない料金プランが良いという人に向いています。

実際に電気代を計算する場合の算出方法をまとめます。

4kVAで200kWhを想定料金
基本料金0円
電力量料金33.15円 × 200kWh = 6,630円
再エネ賦課金3.49円 × 200kWh = 698円
容量拠出金2.30円 × 200kWh = 460円
合計の電気代金7,788円

なお、再エネ賦課金と容量拠出金は2024年度の金額を採用しています。

幸せハッピー動力プラン(関西エリア)

幸せハッピー動力プランは、関西エリアで使える小規模工場やエアコン、冷蔵庫を使用する企業向けのプランです。

内容
提供エリア大阪府、京都府、兵庫県(一部を除く)、奈良県、滋賀県、和歌山県、三重県、岐阜県、福井県の一部
対象者小規模工場やエアコン、冷蔵庫を使用する企業
基本料金576.13円/1kW
電力量料金29.31円
その他にかかる費用・再エネ賦課金:3.49円
・容量拠出金:2.30円
契約期間1年
解約金0円

基本料金は1kWあたり576.13円で、電力量料金が29.31円、再エネ賦課金3.49円、容量拠出金2.30円で料金が決定されます。

幸せハッピー3.0プランとの違いは、対象者が一般家庭ではなく企業なところです。

幸せハッピー動力プランは、事業者の中でもある程度の電力を使用している企業向けのプランです。

対象者以外にも基本料金がかかる分、電力量料金は3.84円安くなっています。

幸せハッピー3.0プランは、関西エリアで小規模工場やエアコン、冷蔵庫を使用している企業に向いています。

実際に電気代を計算する場合の算出方法をまとめます。

4kWで200kWhを想定料金
基本料金576.13円 × 4kW = 2,304.52円
電力量料金29.31円 × 200kWh = 5,862円
再エネ賦課金3.49円 × 200kWh = 698円
容量拠出金2.30円 × 200kWh = 460円
合計の電気代金9,325円

なお、再エネ賦課金と容量拠出金は2024年度の金額を採用しています。

幸せAプラン(関西エリア)

幸せAプランは、関西エリアで使える一般家庭向けのプランです。

内容
提供エリア大阪府、京都府、兵庫県(一部を除く)、奈良県、滋賀県、和歌山県、三重県、岐阜県、福井県の一部
対象者一般家庭
基本料金
(〜300kWh)
8,500.00円
電力量料金
(300kWh〜)
30.10円
その他にかかる費用・燃料調整費:月によって変動
・再エネ賦課金:3.49円
・容量拠出金:2.30円
契約期間1年
解約金0円

基本料金は8,500円で、300kWhを超えた分の電力量料金が30.1円かかります。

基本料金が非常に高いのでおかしく感じる人もいるかもしれませんが、最初の300kWh以内であれば基本料金だけしかかかりません。

300kWhまでは、どれだけ使っても基本料金が8,500円で電力量料金はかかりません。

ただし、再エネ賦課金などのその他費用は掛かるので注意しましょう。

なお、電気を一切使わなかった月は、基本料金の半額を請求されます。

幸せハッピー3.0プランと同様に、対象者は関西エリアの一般家庭です。

300kWh以上使うのであれば、幸せハッピー3.0プランよりもわずかに幸せAプランが安くなります。

ただし、それでも大手電力会社より高いので、選ぶなら、安い関西電力もしくはシンプルなハッピー3.0プランが良いでしょう。

幸せAプランは、関西エリアに住んでいて、300kWh以上電気を使用する人に向いています。

実際に電気代を計算する場合の算出方法をまとめます。

40Aで200kWhを想定料金
基本料金8,500円
電力量料金0円
燃料調整費3.17円 × 200kWh = 634円
再エネ賦課金3.49円 × 200kWh = 698円
容量拠出金2.30円 × 200kWh = 460円
合計の電気代金10,292円

なお、燃料調整費は2024年度の平均値を、再エネ賦課金と容量拠出金は2024年度の金額を採用しています。

燃料調整費は毎月料金が変動するので、注意してください。

幸せBプラン(関西エリア)

幸せBプランは、関西エリアで使える店舗などの小規模事業者向けのプランです。

内容
提供エリア大阪府、京都府、兵庫県(一部を除く)、奈良県、滋賀県、和歌山県、三重県、岐阜県、福井県の一部
対象者店舗などの小規模事業者
基本料金458.00円/1kVA
電力量料金28.06円
その他にかかる費用・燃料調整費:月によって変動
・再エネ賦課金:3.49円
・容量拠出金:2.30円
契約期間1年
解約金0円

基本的な料金体系は変わらず、基本料金が1kVAあたり458円、電力量料金が28.06円になっています。

また、再エネ賦課金、容量拠出金、燃料調整費は、幸せBプランでも同様に請求されます。

なお、電気を一切使わなかった月は、基本料金の半額が請求されるので、その点も事前に理解しておきましょう。

1ヶ月の電気使用量が300kWhの場合、2kVA以上の容量で契約していると、幸せBプランよりも幸せハッピー3.0プランが安くなります。

契約している電気の容量が大きい企業は、幸せハッピー3.0プランがおすすめです。

幸せBプランは、関西エリアで小規模事業を営んでいて、契約している電気の容量が小さい企業に向いています。

実際に電気代を計算する場合の算出方法をまとめます。

4kVAで200kWhを想定料金
基本料金458.00円 × 4kVA = 1,832円
電力量料金28.06円 × 200kWh = 5,612円
燃料調整費3.17円 × 200kWh = 634円
再エネ賦課金3.49円 × 200kWh = 698円
容量拠出金2.30円 × 200kWh = 460円
合計の電気代金9,236円

なお、燃料調整費は2024年度の平均値を、再エネ賦課金と容量拠出金は2024年度の金額を採用しています。

燃料調整費は毎月料金が変動するので、注意してください。

幸せ動力プラン(関西エリア)

幸せAプランは、関西エリアで使える大容量の電気やエレベーターなどの動力を使う事務所向けのプランです。

内容
提供エリア大阪府、京都府、兵庫県(一部を除く)、奈良県、滋賀県、和歌山県、三重県、岐阜県、福井県の一部
対象者大容量の電気やエレベーターなどの動力を使う事務所
基本料金650.00円/1kW
電力量料金25.47円
その他にかかる費用・燃料調整費:月によって変動
・再エネ賦課金3.49円
・容量拠出金2.30円
契約期間1年
解約金0円

基本料金は1kWあたり650円で、電力量料金が25.47円かかります。

また、再エネ賦課金、容量拠出金、燃料調整費も変わらず請求されます。

そして幸せBプラン同様に、電気を一切使わなかった月は、基本料金の半額が請求される点も注意しましょう。

幸せハッピー動力プランと比べると、基本料金が73.87円高く、電力量料金が3.84円安いです。

契約している電気容量が大きいほど、基本料金の負担が大きくなるので、契約容量が大きい企業は幸せハッピー動力プランがおすすめです。

幸せ動力プランは、関西エリアにある契約容量があまり大きくない企業に向いています。

実際に電気代を計算する場合の算出方法をまとめます。

4kWで200kWhを想定料金
基本料金650.00円 × 4kW = 2,600円
電力量料金25.47円 × 200kWh = 5,094円
燃料調整費3.17円 × 200kWh = 634円
再エネ賦課金3.49円 × 200kWh = 698円
容量拠出金2.30円 × 200kWh = 460円
合計の電気代金9,486円

なお、燃料調整費は2024年度の平均値を、再エネ賦課金と容量拠出金は2024年度の金額を採用しています。

燃料調整費は毎月料金が変動するので、注意してください。

四つ葉電力のほっと5.0安心プランの特徴

四つ葉電力のほっと5.0安心プランの特徴

四つ葉電力のほっと5.0安心プランは、関東エリアに住んでいる人向けのプランです。

ここでは、ほっと5.0安心プランの特徴を4つ紹介します。

  • 電力量料金以外かからない
  • 関東エリアであれば先着1,000世帯まで契約できる
  • 初期費用や解約金なども0円
  • 新規契約特典で1万円分のQUOカードプレゼント

シンプルな料金プランに興味がある人や関東在住の人は、ぜひ参考にしてください。

電力量料金以外かからない

電力量料金以外かからない

ほっと5.0安心プランの最大の特徴は、電力料金以外の費用がすべて0円な点です。

支払いが発生するのは、使用した電力量に応じて発生する45円/kWhの電力料金のみで、燃料調整費や再エネ賦課金、容量拠出金などは一切かかりません。

非常に分かりやすい料金体系なので、どんな電気料金になるか不安という人でも安心して契約できます。

電力会社の中でも、全ての料金が0円になるサービスはほぼありません。

四つ葉電力はシンプルさを極めた電力会社と言えますね。

ただし、大手電力会社と比較して料金が安くなるわけではありません。

むしろ料金面で見ると、高くなる可能性が高い点は注意しましょう。

関東エリアであれば先着1,000世帯まで契約できる

関東エリアであれば先着1,000世帯まで契約できる

ほっと5.0安心プランは、関東エリアに住んでいる人だけが申し込める1,000世帯限定のプランです。

具体的には7つの都道府県で契約できます。

  • 群馬
  • 茨城
  • 栃木
  • 埼玉
  • 千葉
  • 東京
  • 神奈川

※離島は対応エリア外。

四つ葉電力では、以前からエリアや世帯数が限定されたプランを多く提供していました。

ほっと5.0安心プランも、四つ葉電力によくある限定プランのひとつです。

申し込みは先着順のため、乗り換えを検討している人は早めに決断しましょう。

初期費用や解約金なども0円

初期費用や解約金なども0円

ほっと5.0安心プランは、初期費用と解約金が0円のプランです。

他の電力会社からほっと5.0安心プランに乗り換えるときはもちろん、他社に乗り換える際にも料金が発生しません。

解約金に加え最低契約期間も決められていないため、いつでも0円で解約ができます。

電力量料金以外すべて0円を謳っているだけあって、初期費用や解約金も0円はさすがです。

初期費用や解約金がかからない電力会社は他にもあるけど、解約金を気にせず気軽に乗り換えられるのはうれしいポイントです。

新規契約特典で1万円分のQUOカードプレゼント

新規契約特典で1万円分のQUOカードプレゼント

ほっと5.0安心プランを新規で契約すると、1万円分のQUOカードがもらえるキャンペーンを開催しています。

電力会社のほとんどはキャンペーンを実施していないので、1万円ものQUOカードがもらえるのは大きなメリットです。

1万円を年間の電気代に充てるとすると、月に約833円の割引です。

ひと月で800円以上の割引と考えると、かなりお得になると言えますね。

QUOカードをもらうための適用条件は5つです。

  • 累計で2300kWh使用すること
  • 電気を使用開始した日から6ヶ月間継続利用していること
  • 申し込みから3ヶ月以内に供給を開始すること
  • 電気料金の未払いがないこと
  • 供給開始から半年間で平均使用量が50kWh以上であること

実際に利用する過程を考えると、適用条件を満たすことは非常に簡単です。

5つの条件をしっかりクリアして、1万円分のQUOカードを手に入れましょう!

四つ葉電力の幸せハッピー3.0プランの特徴

四つ葉電力の幸せハッピー3.0プランの特徴

四つ葉電力の幸せハッピー3.0プランは、関西エリアに住んでいる人向けのプランです。

幸せハッピー3.0プランの特徴を5つ紹介します。

  • 基本料金が0円で使える
  • 電力量料金が1段階で分かりやすい
  • 関西エリア限定で使える
  • 燃料調整費がかからない
  • 再エネ賦課金と容量拠出金はかかる

わかりやすい料金プランの電力会社を探している関西在住の人は、ぜひ参考にしてください。

基本料金が0円で使える

幸せハッピー3.0プランは、基本料金が0円のプランです。

電気を使用した容量だけで電気料金が決まるので、ほとんど電気を使わない人は非常にお得に使えます。

電気をあまり使わない場合は、電気代金に占める基本料金の割合が非常に高くなります。

そういった人は、基本料金0円のプランにすることで大幅な節約につながりますよ。

ただし基本料金が0円の分だけ、他の電力量料金などが他社より割高になっています。

電気の使用量が多い家庭では、かえって電気代が高くなるケースも考えられるので注意しましょう。

電力量料金が1段階で分かりやすい

幸せハッピー3.0プランは、電力量料金が1段階のみで非常に分かりやすいのも特徴のひとつです。

一般的に多くの電力会社は、電力使用量に応じて3段階に料金が異なる料金体系を採用しています。

例えば、幸せハッピープランが利用できる関西電力エリアで比較すると、電力量料金が大きく異なることが分かります。

関西電力四つ葉電力
電力量料金16~120kWh:20.21円
121~300kWh:25.61円
301kWh~:28.59円
33.15円

毎月の電気使用量によって基準となる電気料金が変わると、分かりづらさを感じる人もいるでしょう。

その点、幸せハッピー3.0プランの電気料金は1段階のみなので、シンプルな料金プランを探している人におすすめです。

電気料金が一律だと、検針票を見ながら自分で簡単に計算できるところがメリットです。

関西エリア限定で使える

幸せハッピー3.0プランは、関西エリアに住んでいる人限定のプランです。

対応している都道府県は9つあります。

  • 大阪
  • 京都
  • 兵庫(一部を除く)
  • 奈良
  • 滋賀
  • 和歌山
  • 三重
  • 岐阜
  • 福井(一部のみ)

兵庫県と福井県の一部には、対応していない地域があるため注意が必要です。

幸せハッピー3.0プランに申し込む際は、自分の住んでいる地域が対応エリアに含まれているか、確認しておきましょう。

燃料調整費がかからない

幸せハッピー3.0プランは、燃料調整費が0円のプランです。

燃料調整費とは

燃料調整費とは、発電に必要な燃料(原油・石炭・LNGなど)の費用を電気料金に反映するためのものです。

電力会社が電気を安定して供給するために、基準値よりも燃料が高くなった月は電気料金に加算し、基準値を下回った場合は電気料金から減算するという仕組みを採用しています。

燃料調整費は毎月変動する費用なので、利用者にとっては非常に分かりづらく、なおかつ複雑な要素のひとつです。

そのため、燃料調整費が0円で分かりやすいというのはうれしいポイントでしょう。

燃料調整費は毎月大きく変わることもあるので、料金面で不安な要素です。

実際2022年のウクライナとロシアの戦争で、大幅に値上げりした過去もあります。

新電力会社の中で、燃料調整費と電源調達調整費の双方が0円というサービスはほとんどありません。

四つ葉電力の特徴でありつつ、大きなメリットと言えるでしょう。

再エネ賦課金と容量拠出金はかかる

幸せハッピー3.0プランでは、再エネ賦課金と容量拠出金がかかります。

再エネ賦課金・容量拠出金とは
  • 再エネ賦課金:将来的に再生可能エネルギーを普及するために利用者が負担する費用
  • 容量拠出金:電力を安定して供給するために必要な設備費用を利用者が負担する費用

再エネ賦課金は全ての電力会社で共通して3.49円/kWh、容量拠出金は各電力会社が独自で決定し、四つ葉電力の場合は2.30円になっています。

例えば、1ヶ月に電気を380kWhを使用した場合の、幸せハッピー3.0プランの再エネ賦課金と容量拠出金の具体的な金額をまとめました。

幸せハッピー
3.0プラン
再エネ賦課金約1,326円
容量拠出金874円
合計約2,200円

幸せハッピー3.0プランでは、再エネ賦課金と容量拠出金がかかることを把握しておきましょう。

四つ葉電力と大手電力会社の料金を比較

四つ葉電力と大手電力会社の料金を比較

四つ葉電力と、大手電力会社2社の電気料金を比較します。

  • ほっと5.0安心プランと東京電力を比較
  • 幸せハッピー3.0プランと関西電力を比較

具体的な電気料金を表にまとめながら、詳しく解説していきます。

ほっと5.0安心プランと東京電力を比較

関東エリア対応のほっと5.0安心プランと、東京電力の従量電灯Bの電気料金を比較します。

東京電力ほっと5.0安心プラン
基本料金311.75円/10A0円
電力量料金1~120kWh:29.80円
121~300kWh:36.40円
301kWh~:40.49円
45円
燃料調整費
(2024年の平均)
-6.02円/kWh0円
再エネ賦課金3.49円/kWh0円
電源調達調整費0円0円
容量拠出金0円0円
40Aで200kWh
使用時の
推定電気料金
7,229円9,000円
40Aで400kWh
使用時の
推定電気料金
14,412円18,000円

200kWhと400kWhのどちらの場合でも、ほっと5.0安心プランよりも東京電力が安いです。

今回は電気容量を40Aに設定して試算しましたが、仮に40Aより大きくても小さくても、基本的にほっと5.0安心プランの料金が高くなります。

ほっと5.0安心プランの魅力は、シンプルで電気料金の計算がしやすい料金設定です。

電気料金の安さより、料金プランのわかりやすさを求める人に最適です。

幸せハッピー3.0プランと関西電力を比較

幸せハッピー3.0プランと関西電力を比較

関西エリア対応の幸せハッピー3.0プランと、関西電力の従量電灯Aの電気料金を比較します。

関西電力幸せハッピー3.0プラン
最低料金522.58円
(~15kWhまで)
0円
電力量料金16~120kWh:20.21円
121~300kWh:25.61円
301kWh~:28.59円
33.15円
燃料調整費
(2024年の平均)
3.17円/kWh0円
再エネ賦課金3.49円/kWh3.49円/kWh
電源調達調整費0円0円
容量拠出金0円2.30円/kWh
40Aで200kWh
使用時の
推定電気代金
6,025円7,788円
40Aで400kWh
使用時の
推定電気代金
12,777円15,576円

200kWhと400kWhのどちらの場合でも、幸せハッピー3.0プランよりも関西電力の推定電気料金が安いです。

今回は電気容量を40Aに設定して試算しましたが、仮に40Aより大きかったり小さかったりしても、幸せハッピー3.0プランの料金が高くなります。

幸せハッピー3.0プランでは、毎月変動する燃料調整費が0円なところがうれしいポイントです。

今後も値上げの予定は発表されていないため、高騰の心配をせずに安心して使い続けられます。

四つ葉電力の注意点

四つ葉電力の注意点

四つ葉電力に乗り換える際の注意点は3つです。

  • 料金はシンプルだが安くなるとは限らない
  • オール電化プランはない
  • 急遽プラン内容が変更されるケースがある

四つ葉電力への乗り換えを検討している人は、事前に注意点を把握しておきましょう。

料金はシンプルだが安くなるとは限らない

四つ葉電力の料金プランは、大手電力会社と比べて安いわけではない点に注意しましょう。

四つ葉電力と大手電力会社の料金を比較でも解説しましたが、東京電力と関西電力のどちらと比べても四つ葉電力の料金が高くなります。

「シンプルでわかりやすいプラン」と「安いプラン」のどちらが自分に合っているか、しっかりと検討しましょう。

四つ葉電力は、電気代を安くしたいと考えている人には、不向きなサービスです。

安い電力会社に乗り換えたいのであれば、他の新電力を検討しましょう。

オール電化プランはない

四つ葉電力に、オール電化の人向けのプランはありません。

オール電化住宅は電気使用量が多い傾向があるため、四つ葉電力では電気代が高額になってしまいます。

オール電化で電気代を少しでも安くしたいのであれば、専用プランがある新電力を選ぶのがおすすめです。

例えば、idemitsuでんきやCDエナジーダイレクトには、オール電化向けのプランがあります。

オール電化住宅に住んでいる人は、専用プランのある安い他の新電力を検討しましょう。

急遽プラン内容が変更されるケースがある

四つ葉電力では、法令の改正や料金の変動などによって、料金プランが急に変更される可能性がある点に注意しましょう。

四つ葉電力の公式サイトにも、注意事項として記載されています。

法令や制度、卸取引市場、我が国におけるエネルギーを取り巻く状況に当社想定を超える変更が生じた場合、事前告知なくご提案価格の変更、または契約条件の変更・解約させていただく場合がございます。

他にも、2025年4月1日~2026年3月31日は新単価になるとも記載されています。

契約後に電気料金が変わる可能性がある点を、理解しておきましょう。

四つ葉電力によくある質問

四つ葉電力のよくある質問

四つ葉電力の料金について、よくある質問にお答えします。

四つ葉電力の料金プランは?
四つ葉電力の料金プランは6つです。
・ほっと5.0安心プラン(関東エリア)
・幸せハッピー3.0プラン(関西エリア)
・幸せハッピー動力プラン(関西エリア)
・幸せAプラン(関西エリア)
・幸せBプラン(関西エリア)
・幸せ動力プラン(関西エリア)

四つ葉電力のメインの料金プランは、「ほっと5.0安心プラン(関東エリア)」「幸せハッピー3.0プラン(関西エリア)」の2つです。
それぞれ対応エリアが違うため、自分の住んでいる地域にあったプランをチェックしましょう。
>> 四つ葉電力の6つの料金プランを見る
四つ葉電力は大手電力会社より安い?
四つ葉電力は、大手電力会社よりも電気料金が高くなります。
四つ葉電力の料金プランは、電力量料金を一律に設定しているため、基本的に変動がありません。
電気料金が高騰しているとき以外は、他社よりも割高になることが多いです。
>> 四つ葉電力と大手電力会社の比較を見る
四つ葉電力の料金の特徴は?
四つ葉電力のほっと5.0安心プランの特徴は4つです。
・電力量料金以外かからない
・関東エリアであれば先着1,000世帯まで契約できる
・初期費用や解約金なども0円
・新規契約特典で1万円分のQUOカードプレゼント

電力量料金以外すべて0円のシンプルな料金設定が、ほっと5.0安心プランの魅力です。
>> 四つ葉電力のほっと5.0安心プランの特徴を見る

四つ葉電力の幸せハッピー3.0プランの特徴は5つです。
・基本料金が0円で使える
・電力量料金が1段階で分かりやすい
・関西エリア限定で使える
・燃料調整費がかからない
・再エネ賦課金と容量拠出金はかかる

電力量料金が1段階のみでわかりやすいところが、幸せハッピー3.0プランの魅力です。
>> 四つ葉電力の幸せハッピー3.0プランの特徴を見る

まとめ

最後に四つ葉電力の料金をおさらいしましょう。

  • 関東のほっと5.0安心プラン、関西の幸せハッピー3.0プランが主力プラン
  • 燃料調整費がかからない
  • 大手電力会社と比べると電気料金は高くなる

四つ葉電力の料金は、変動費がかからないシンプルでわかりやすい料金設定が魅力です。

中でも関東エリアに対応している「ほっと5.0安心プラン」は、一律45円の電力量料金以外はすべて0円です。

一方で、大手電力会社の東京電力や関西電力よりも、電気料金が高くなるデメリットがあります。

最後までお読みいただき、ありがとうございました。