TOKAI都市ガス&でんきの料金は安い?

TOKAI都市ガス&でんきの料金

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「TOKAI都市ガス&でんきの料金は安い?」
「中部電力と比べて安い?」

電力会社の乗り換えを検討していて、ガスとセットで契約できるTOKAI都市ガス&でんきが気になっている人も多いのではないでしょうか。

お得になると思って乗り換えたにも関わらず、電気代が高くなってしまうケースもあるので、乗り換える際にはプランの料金や特徴をしっかり確認しておくことが大切です。

吉見 元希
吉見 元希

TOKAI都市ガス&でんきは、ガスとセット契約すると中部電力より安くておすすめです。

セット割が適用できるのは愛知・岐阜・三重の3都道府県なので、対象エリア内でガスも契約できる人におすすめです。

この記事ではTOKAI都市ガス&でんきの料金について詳しく解説します。

各プランがどんな人に向いているのかについても解説しているので、ぜひ参考にしてみてください。

\ガスとセットでお得に使える/

TOKAI都市ガス&でんきはセットで使うのがおすすめ

吉見 元希(小売電気アドバイザー)
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TOKAI都市ガス&でんきはセット契約がおすすめ

TOKAI都市ガス&でんきは、TOKAI都市ガスとセットで契約する中部電力よりも安くなります。ただし安くなるのは、110kWh以下もしくは、311kWh以上の電気使用量の場合のみなので、しっかり電気使用量を確認してから契約しましょう。ちなみに、TOKAI都市ガス&でんきの特徴は、中部電力と同じ料金体系で安く使える点です。特に250kWh以上の電気を使う家庭向けに用意されたTOKAIでんきFは、300kWh以上の電気を使用る家庭ではかなりお得に使えるので、毎月の電気使用量が多い人は検討してみると良いでしょう。

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TOKAI都市ガス&でんきは、ガスとでんきをセットで使うことで、中部電力よりも安くなります。

40ATOKAIでんきS中部電力
100kWh4,206円
(割引後:4,006円)
4,043円
200kWh7,399円
(割引後:7,199円)
7,160円

100kWhで比較すると、TOKAIでんきSがセット割込みで安くなりますが、200kWh前後になると、セット割を加味しても中部電力がお得になります。

そのため、100kWh前後の使用量でなおかつセット割が適用できる人はTOKAIでんきSを、それ以外の場合は中部電力がおすすめです。

続いて、250kWh以上使う家庭向けの「TOKAIでんきF」と比較します。

40ATOKAIでんきF中部電力
300kWh10,646円
(割引後:10,446円)
10,366円
400kWh13,806円
(割引後:13,606円)
13,867円

300kWh使用した場合の金額は、ガスとのセット割の200円割引を適用しても、TOKAI都市ガス&でんきの方が割高になっています。

一方、400kWh使用した場合には、セット割を適用しなくてもTOKAI都市ガス&でんきの方が安くなります。

電気使用量が400kWh前後になる家庭は、中部電力よりもTOKAI都市ガス&でんきの方がおすすめです。

厳密に言うと、110kWh以下もしくは311kWh以上であれば、TOKAI都市ガス&でんきがおすすめです。

セット割を加味した料金なので、セット割がない場合はもう少し使用量が変化しますよ。

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TOKAI都市ガス&でんきの4つの料金プラン

TOKAI都市ガス&でんきの4つの料金プラン

TOKAI都市ガス&でんきには、一般家庭向けのプラン2つと事業者向けプラン2つの合計4つのプランがあります。

プラン名特徴
TOKAIでんきS・一般家庭向け
・基本料金と3段階の電力量料金
・250kWh以下でおすすめ
TOKAIでんきL・事務所や商店向け
・基本料金と3段階の電力量料金
・250kWh以下でおすすめ
TOKAIでんきF・一般家庭向け
・基本料金と2段階の電力量料金
・250kWh以上でおすすめ
TOKAIでんきB・事務所や商店向け
・基本料金と2段階の電力量料金
・250kWh以上でおすすめ

各プランのより詳しい内容を解説しますので、ぜひ自分に合うプランを確認してください。

TOKAIでんきS

「TOKAIでんきS」は、一般家庭向けの最もオーソドックスなプランです。

料金は、契約アンペア数による基本料金と3段階の電力量料金で構成されています。

内容
基本料金10A:571.0円
20A:724.5円
30A:878.0円
40A:1,185.0円
50A:1,492.0円
60A:1,799.0円
電力量料金0~120kWh:23.82円
121~300kWh:25.97円
301kWh~:27.81円
その他の費用燃料調整費:毎月変動
再エネ賦課金:3.49円
契約期間なし
解約金0円

契約アンペア数による基本料金と電力使用量による電力量料金に加えて、毎月変動する燃料調整費、全ての電力会社で請求される再エネ賦課金で料金が決定されます。

TOKAI都市ガス&でんきの少し特殊な部分は、契約アンペア数が10A~60Aまでで金額幅が小さい点です。

実際に使用するうえで気になる部分ではありませんが、基本料金が少し特殊という点だけは覚えておくと良いでしょう。

中部電力と同じ料金体系だから、初めて新電力を利用する人も安心して契約できます。

また、新電力会社で請求されることが多い容量拠出金がすでに電力量料金に含まれているのも特徴です。

TOKAIでんきL

「TOKAIでんきL」は、事務所や商店で電気を利用する人向けのプランです。

「TOKAIでんきS」のアンペア数では足りない60アンペア以上の電力を利用する場合には「TOKAIでんきL」を選びましょう。

内容
基本料金307.0円/kVA
264.0円/1契約
電力量料金0〜120kWh:23.82円
121〜300kWh:25.97円
301kWh:27.17円
その他の費用燃料調整費:毎月変動
再エネ賦課金:3.49円
契約期間なし
解約金0円

電気料金が120kWh、300kWhを基準に3段階で設定されているのは「TOKAIでんきS」と同様ですが、「TOKAIでんきL」は事業者向けのため、基本料金が307.0円/kVAと264.0円/1契約で構成されているという違いがあります。

また、電力量料金は2段階目の300kWhまでは「TOKAIでんきS」と同じですが、3段階目の301kWh以上からは「TOKAIでんきL」の方が安く設定されています。

その他の費用として、燃料調整費と再エネ賦課金がかかる点は覚えておきましょう。

「TOKAIでんきS」と「TOKAIでんき」は、基本的な料金体系は同じだけど、一般家庭向けか事業者向けかの違いがあるよ。

TOKAIでんきF

「TOKAIでんきF」は、250kWh以上使う一般家庭向けのプランです。

内容
基本料金30Aまで:2,026.0円
40A:2,333.0円
50A:2,640.0円
電力量料金0~340kWh:21.32円
341kWh~:27.81円
その他の費用燃料調整費:毎月変動
再エネ賦課金:3.49円
契約期間なし
解約金0円

基本料金は30Aから3段階で構成されており、電力量料金は340kWhを基準に2段階で設定されています。

TOKAIでんきFの特徴は、電力量料金単価の基準が340kWhと非常に高いです。

料金も比較的安く設定されているので、毎月の電気使用量が多い家庭におすすめのプランになっています。

TOKAIでんきFは電気使用量が多い家庭向けに作られた新しいプランです。

250kWhを超えると、TOKAIでんきSよりお得になりますよ。

TOKAIでんきB

「TOKAIでんきB」は、「TOKAIでんきF」の事業者向けプランです。

内容
基本料金307.0円/kVA
1,105.0円/1契約
電力量料金0〜340kWh:21.32円
341kWh~:27.17円
その他の費用燃料調整費:毎月変動
再エネ賦課金:3.49円
契約期間なし
解約金0円

電力量料金が340kWhを基準に2段階で構成されているのは「TOKAIでんきF」と同様ですが、「TOKAIでんきB」は事業者向けのため、基本料金が307.0円/kVAと1,105.0円/1契約で設定されています。

電気使用量が多い事務所や商店で契約を検討している人は、TOKAIでんきBがおすすめです。

電気使用量が多い事務所や商店の人は、TOKAIでんきBを利用しましょう。

同じ事業者向けのTOKAIでんきLよりも、大幅に節約できますよ。

TOKAI都市ガス&でんきの料金プランの特徴

TOKAI都市ガス&でんきの料金プランの特徴

TOAKI都市ガス&でんきの特徴は7点です。

  • 中部電力と同じ料金体制で分かりやすい
  • 電力量料金の2段階目までが中部電力より高い
  • 電気を多く使う人向けのプランがある
  • 中部電力と同じ燃料調整費を採用している
  • 容量拠出金が電力量料金に含まれている
  • 再エネ賦課金がかかる
  • TOKAI都市ガスとセットでお得に使える

それぞれの特徴について詳しく解説していきます。

中部電力と同じ料金体制で分かりやすい

TOKAI都市ガス&でんきの料金体制は中部電力と全く同じで、基本料金、電力量料金、燃料調整費、再エネ賦課金の4つで決定されます。

そのため、中部電力から乗り換える場合には、今までと同じ感覚で利用できます。

新電力会社は、独自の料金体系を展開しているサービスも多いです。

その点TOKAI都市ガス&でんきは、非常に分かりやすくて初めて新電力を使う方でも安心ですよ。

電力量料金の2段階目までが中部電力より高い

TOKAI都市ガス&でんきは中部電力と同じ料金体制ですが、電力量料金の1~2段階目の料金単価が高いという違いがあります。

電力量料金中部電力TOKAIでんきS
1~120kWh21.20円 23.82円
121~300kWh25.67円 25.97円
301kWh~28.62円27.81円

1~120kWhの1段階目は2.62円/kWh、120kWh~300kWhの2段階目は0.30円/kWhだけ中部電力が高いです。

ただしその分、3段階目が0.81円/kWh中部電力よりも安いため、使用する電気量が多くなればなるほど、お得になりやすくなっています。

とは言え、TOKAIでんきSは100kWh前後でおすすめのプランなので、電気を多く使用するのであればTOKAIでんきFを検討すると良いでしょう。

TOKAIでんきSが中部電力より安くなるのは、100kWh前後までです。

300kWh前後利用する人は、電気を多く使う人向けのTOKAIでんきFがおすすめです。

電気を多く使う人向けのプランがある

電気を多く使う人向けのプランがある

TOKAI都市ガス&でんきでは、電気を多く使う家庭向けにTOKAIでんきFという専用プランが用意されています。

TOKAIでんきFは、 236kWh以上の電気を使う場合にTOKAIでんきSよりお得になります。

実際に40Aで契約した場合の料金を比較すると、250kWh前後で料金が逆転しています。

200kWh250kWh300kWh350kWh
TOKAI
でんきS
7,706円9,324円10,942円12,652円
TOKAI
でんきF
7,875円9,261円10,646円12,096円
削減額×¥63¥296¥556

1人暮らしの電気の使用量は平均219kWhなので、2人暮らし以上の場合にはFプランが安くなる可能性が高いです。

自分が毎月どれくらい電気を使っているかをしっかりと確認してから、契約するようにしましょう。

中部電力と同じ燃料調整費を採用している

燃料調整費について

TOKAI都市ガス&でんきでは、燃料調整費がかかります。

燃料調整費とは

燃料調整費とは、安定して電力を供給するために、燃料価格の変動に応じて電力量料金を調整する金額のことです。

燃料調整費は毎月算出され、燃料価格が上がると電気料金が上がり、燃料価格が下がると電気料金が下がる仕組みになっています。

実際にTOKAI都市ガス&でんきで発生している燃料調整費は2~3円/kWhほどです。

燃料調整費単価
2024年11月2.8円
2024年10月2.75円
2024年9月2.45円

燃料調整費は毎月変動する料金で分かりづらいく感じてしまう人も多いですが、TOKAI都市ガス&でんきにおいては、中部電力と同じ料金になっています。

そのため、変に高くなることもなく安心して利用できます。

ただし中部電力との違いとして、燃料調整費の上限がないという点は注意が必要です。

燃料調整費は、世界情勢の影響を大きく受けるので、場合によっては高騰してしまうこともあります。

燃料調整費に上限がないと、そういった場合に電気代が高くなるリスクがあることは覚えておきましょう。

容量拠出金が電力量料金に含まれている

容量拠出金について

2024年4月以降、多くの電力会社で容量拠出金が請求されるようになりました。

容量拠出金とは

容量拠出金とは、電力会社が一定の供給力を確保するために支払う金額のことです。

本来は、小売電力会社が容量市場に支払う料金なのですが、その一部をユーザーに負担してもらうことで、安定して電気が供給できる仕組みを採用しています。

TOKAI都市ガス&でんきでも容量拠出金は請求されますが、他社と異なり、すでに電力量料金に含まれています。

そのため、別途料金がかからないのが特徴です。

TOKAI都市ガス&でんきの容量拠出金は、使用量帯に応じて1kWhあたり0~2.5 円がかかります。

しかしすでに電力量料金単価に含まれているので、気にする必要はないですよ。

再エネ賦課金かかる

再エネ賦課金について

再エネ賦課金は国が定めた制度で、大手・新電力に関わらず、どの電力会社と契約しても同一の金額が発生します。

再エネ賦課金とは?

再エネ賦課金とは、電力会社が再生可能エネルギーで発電した電力を買い取る際に発生した費用の一部を、契約者が負担するものです。

年単位で一律の金額になっており、2024年度の金額は1kWh当たり3.49円となっています。

TOKAI都市ガス&でんきでも再エネ賦課金は他社と変わらず請求されます。

再エネ賦課金
2022年5月~2023年4月3.45円/kWh
2023年5月~2024年4月1.4円/kWh
2024年5月~2025年4月3.49円/kWh

2024年度は3.49円/kWhになっていますが、料金は年々変動するので、2025年以降は高くなる可能性もあります。

とは言え、再エネ賦課金は全ての電力会社に適用される料金なので、あまり気にせず、そういう料金があるんだという程度の認識を持っておくと良いでしょう。

再エネ賦課金は、火力発電に重きを置いている日本で再エネを普及させるための費用です。

将来安定して電気を供給するために不可欠なので、割り切って払うようにしましょう。

TOKAI都市ガスとセットでお得に使える

TOKAI都市ガスとセットでお得に使える

TOKAI都市ガス&でんきは、TOKAI都市ガスとセットで契約できます。

セット割を適用することで毎月電気代から200円割引されるので、年間最大2,400円の節約につながります。

セット割が適用できるエリアは、東邦ガス供給内の3都道府県です。このセット割を適用できるかどうかで中部電力との料金関係が変わってきます。

セット割が適用できないと中部電力より割高なサービスになるので、TOKAI都市ガス&でんきを契約するならセット割を前提に検討するようにしましょう。

TOKAI都市ガス&でんきと中部電力の料金を比較

TOKAI都市ガス&でんきと中部電力の料金を比較

次に、TOKAI都市ガス&でんきと中部電力の実際の料金を比較します。

TOKAIでんきSと中部電力を比較

まずは、電気使用量が少ない家庭に最適なTOKAIでんきSと中部電力の比較です。

中部電力TOKAIでんきS
基本料金321.14円/10A10A:571.0円
20A:724.5円
30A:878.0円
40A:1,185.0円
50A:1,492.0円
60A:1,799.0円
電力量料金1~120kWh:21.20円
121~300kWh:25.67円
301kWh~:28.62円
1~120kWh:23.82円
121~300kWh:25.97円
301kWh~:27.81円
燃料調整費
(2024年の平均)
2.90円/kWh2.90円/kWh
再エネ賦課金3.49円/kWh3.49円/kWh
推定料金
(40A・100kWh)
4,043円4,206円
(割引後:4,006円)
推定料金
(40A・200kWh)
7,160円7,399円
(割引後:7,199円)

実際に比較してみると、セット割を加味しないと中部電力の方が安く、セット割を加味すると100kWh前後のみTOKAIでんきSが安いことが分かります。

上記の内容をまとめると、ガスとのセット割が前提で、なおかつ毎月の使用量が100kWh前後の家庭は、TOKAIでんきSを検討する価値があると言えるでしょう。

TOKAIでんきSは基本料金こそ安いですが、容量拠出金の影響で電力量料金が高いです。

そのため、基本料金の差とセット割の差が顕著に出る低容量帯でしかお得になりません。

TOKAIでんきFと中部電力を比較

次に、250kWh以上の電気を使う人向けのTOKAIでんきFと中部電力を比較します。

中部電力TOKAIでんきF
基本料金321.14円/10A30Aまで:2,026.0円
40A:2,333.0円
50A:2,640.0円
電力量料金1~120kWh:21.20円
121~300kWh:25.67円
301kWh~:28.62円
0~340kWh:21.32円
341kWh~:27.81円
燃料調整費
(2024年の平均)
2.90円/kWh2.90円/kWh
再エネ賦課金3.49円/kWh3.49円/kWh
推定料金
(40A・300kWh)
10,366円10,646円
(割引後:10,446円)
推定料金
(40A・400kWh)
13,867円13,806円
(割引後:13,606円)
※各料金はセット割適用なしで計算

TOKAIでんきFが中部電力よりも安くなるのは、電気使用量が350kWh前後になる場合です。

セット割まで加味すると330kWh前後でTOKAIでんきFが中部電力より安くなるので、毎月の使用量が330kWhを超える家庭はTOKAIでんきFを検討してみると良いでしょう。

TOKAIでんきFは基本料金が高い分、電気をあまり使わない家庭では中部電力よりも高くなります。

逆に言うと、電気使用量が多くなればなるほどお得になるので、350kWhを超える家庭の優先度は高いです。

TOKAI都市ガス&でんきの注意点

TOKAI都市ガス&でんきの注意点

TOKAI都市ガス&でんきの注意点は3つです。

  • 110~311kWhまでの電気使用量だと中部電力の方が安い
  • 燃料調整費が高騰する可能性がある
  • オール電化プランはない

自分に合わないプランを契約してしまった場合には料金が高くなってしまう恐れがありますので、注意点をしっかり確認しておきましょう。

110~311kWhまでの電気使用量だと中部電力の方が安い

TOKAI都市ガス&でんきの最大の注意点は、中部電力よりも安くなるケースが少ない点です。

本記事で実際に比較した通り、TOKAI都市ガス&でんきが安くなるのは2つの条件のみです。

  • TOKAIでんきS:電気使用量が38kWh以下もしくはセット割適用で110kWh以下
  • TOKAIでんきF:電気使用量が338kWh以上もしくはセット割適用で311kWh以上

つまり、110~311kWhまでの電気使用量の場合は、TOKAI都市ガス&でんきがお得になることはありません。

TOKAI都市ガス&でんきを検討している人は、しっかり電気使用量を確認してから申し込むようにしましょう。

燃料調整費が高騰する可能性がある

燃料調整費に上限がないTOKAI都市ガス&でんきは、燃料の価格が高騰すると、それに連動して電気代も高騰するリスクがあります。

燃料が高騰する要因としてよくあるのが、戦争などで燃料の輸入が難しくなるケースです。

例えばロシアがウクライナに侵攻した2022年は、世界的に燃料が高騰し、燃料調整費が1.7倍~2倍前後になった出来事がありました。

特に日本は、火力発電に利用する燃料の約9割を輸入で入手しています。

そのため、世界情勢の影響を受けやすく、急に高騰してしまうケースもあるのです。

とは言え、今後電気代が何倍にもなるような料金の高騰は想定されていません。

支払えないような金額になる可能性は低いですが、少しでもリスクを避けたい人は、燃料調整費に上限がある中部電力を契約すると良いでしょう。

オール電化プランはない

TOKAI都市ガス&でんきでは、オール電化向けプランが用意されていません。

そのため、オール電化住宅に最適な電力会社を探している人は、別の電力会社を検討しましょう。

現在はオール電化プランはありませんが、今後追加される可能性もあります。

TOKAI都市ガス&でんきが気になる人は、定期的に公式サイトをチェックしてみると良いでしょう。

TOKAI都市ガス&でんきによくある質問

TOKAI都市ガス&でんきの料金でよくある質問

TOKAI都市ガス&でんきの料金について、よくある質問にお答えします。

TOKAI都市ガス&でんきの料金プランは?
TOKAI都市ガス&でんきの料金プランは4つです。
・TOKAIでんきS:250kWh以下の家庭向け
・TOKAIでんきL:250kWh以下の事業者向け
・TOKAIでんきF:250kWh以上の家庭向け
・TOKAIでんきB:250kWh以上の事業者向け
それぞれお得になる電気使用量が決められているので、自分にぴったりのプランが見つけられます。
>>TOKAI都市ガス&でんきの4つの料金プランをくわしく見る
TOKAI都市ガス&でんきは中部電力より安い?
TOKAI都市ガス&でんきが中部電力より安くなる条件は以下の通りです。
・TOKAIでんきS:電気使用量が38kWh以下もしくはセット割適用で110kWh以下
・TOKAIでんきF:電気使用量が338kWh以上もしくはセット割適用で311kWh以上
セット割が適用できるかどうかによっても異なるので、電気使用量をしっかり確認してから契約しましょう。
>>TOKAI都市ガス&でんきと中部電力の料金比較をくわしく見る
TOKAI都市ガス&でんきの料金の特徴は?
TOKAI都市ガス&でんきの料金の特徴は以下の通りです。
・中部電力と同じ料金体制で分かりやすい
・電力量料金の2段階目までが中部電力より高い
・電気を多く使う人向けのプランがある
・中部電力と同じ燃料調整費で分かりやすい
・容量拠出金が電力量料金に含まれている
・再エネ賦課金がかかる
・TOKAI都市ガスとセットでお得に使える
基本的な料金の仕組みは中部電力と同じなので、初めて契約する人でも安心して利用できるでしょう。
>>TOKAI都市ガス&でんきの料金プランの特徴をくわしく見る

まとめ

最後にTOKAI都市ガス&でんきの料金をおさらいしましょう。

  • TOKAI都市ガス&でんきは250kWhを基準にプランを使い分けるとお得に使える
  • 電気の使用量が110~311kWhだと中部電力のがお得になる

TOKAI都市ガス&でんきは、中部電力と比較すると110~311kWhまではお得になりません。

そのためTOKAI都市ガス&でんきは、電気使用量が極端に少ない、もしくはある程度多い家庭におすすめな新電力です。

最後までお読みいただき、ありがとうございました。