基本料金なしでおすすめの電力会社は?注意点も解説

基本料金なしでおすすめの電力会社は?

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「基本料金0円の電力会社はどこがおすすめ?」
「基本料金なしのデメリットは?」

「基本料金有りプランとの違いは?」

基本料金0円プランのある電力会社は、どこを選ぶと良いのか、また本当に安くなるのか気になりますよね。

柴田今日子
柴田今日子

基本料金0円のプランは大手より割高になるケースが多いです。

一方、Looopでんきのような市場連動型プランを活用すると、大手よりお得になります。

この記事では、基本料金なしの電力会社について解説します。

基本料金0円のプランの料金比較や注意点も解説しているので、ぜひ参考にしてください。

\基本料金0円でお得/

基本料金0円はLooopでんきがおすすめ

基本料金0円はLooopでんきがおすすめ
年間の
電気料金

スマートタイムONE
東京電力EP ロゴ
従量電灯B(全部40A)
1人暮らし
150kWh)
62,233円
→ 2,883円お得
65,116円
2人暮らし
300kWh)
124,465
→311円お得
124,776円
3人暮らし
400kWh)
165,954
→3,502円お得
169,456円
4人暮らし
(450kWh)
186,698
→5,094円お得
191,792円
  • 該当年月の料金算定で実際に適用された市場価格(月平均)・制度対応費・燃料調整費・再エネ賦課金を用いています。
  • 東京電力の基本料金・電力量料金は2024年現在の価格を適用しています。
  • 電気・ガス価格激変緩和対策事業や酷暑乗り切り緊急支援による値引きは2社ともに含みません。

基本料金0円の電力会社は、Looopでんきがおすすめです。

他社は大手と比較すると割高になるケースが多い一方、Looopでんきは電気の使い方を工夫すると大手より安くできます。

Looopでんきは30分おきに電力量料金が変動する市場連動型のプランで、従来の従量料金タイプとは仕組みが異なります。

電気を使うタイミングを単価の安い時間帯に合わせれば、東京電力を始めとする大手電力会社より割安で使えます。

Looopでんき
Looop
でんき
詳細情報
提供エリア全国
離島など一部除く
電気料金エリア毎の料金確認
初期費用0円
支払方法クレジットカード
解約費用0円

Looopでんきは、株式会社Looopが提供している電力サービスで東日本大震災をきっかけに2011年に設立されています。

株式会社Looopは非上場企業ですが、多くの電力会社と関係を強めており、今後さらに注目を集めるでしょう。

供給エリアは離島など一部を除き全国です。

Looopでんきがおすすめな理由
  • 燃料費調整額が0円
  • 安い時間に使えば節約できる
  • 最大10,000円分プレゼント実施中

Looopでんきの乗り換えた人のほとんどが、電気料金が安くなったと実感するサービスです。

料金の安い時間帯に多く使用すれば、電気料金を大幅に抑えることができますよ。

\新電力におすすめ/

電力会社の基本料金なしプランとは?

電力会社の基本料金なしプランとは?

東京電力の従量電灯のような一般的なプランは、1ヶ月固定の基本料金があります。

一方、Looopでんきのような基本料金が0円のプランは、1ヶ月の固定費はなく、実際に使用した電気のみ支払えば良い仕組みです。

そのため、一人暮らしで電気をあまり使用しない人や、年に数回しか利用しないような別荘用の電力会社にもおすすめです。

基本料金0円プランの電力会社一覧

基本料金0円プランの電力会社一覧
サービス名供給エリア東京エリア
電力量料金
(1kWhあたり)
Looopでんき
(スマートタイムONE)
全国30分ごとに
変動
大阪ガスの電気
(新生活応援プラン)
※電気ガスセット
関西26.75~
27.72円
(関電エリア)
アルカナエナジー
(アルカナおうちでんき)
沖縄エリアを
除く全国
29.80円
オクトパスエナジー
(シンプルオクトパス)
※1年のみ
北海道・東北
東京・中部
31.6円
リミックスでんき
(Styleプラス)
沖縄エリアを
除く全国
30分ごとに
変動
いつでも
やめれるでんき
(家計メガプラン)
沖縄エリアを
除く全国
27~26円
楽天でんき
(プランS)
全国36.85円
Japan電力
(くらしプランS)
沖縄エリアを
除く全国
26~25円
ソフトバンクでんき
(自然でんき)
沖縄エリアを
除く全国
36.55円
ストエネ
(Fプラン)
沖縄エリアを
除く全国
30.00円
0円でんき
(ファミリー向けプラン)
東京・中部・
北陸・関西・
中国・四国・
九州エリア
36.90円
エルピオでんき
(スマートダイレクト
プラン)
東北・東京・
中部・北陸・
関西・四国・
中国・九州エリア
30分ごとに
変動
ONEでんき
(スタンダードプラン)
沖縄エリアを
除く全国
28.80円
eo電気
(スタンダードプラン)
関西エリア20.01~
28.30円
(~15kWhは
34.55円)
おてがるでんき
(ファミリーMプラン)
沖縄エリアを
除く全国
30.85円

基本料金0円プランは、全国で提供されており、単身者からファミリー向けまで多様なプランがあります。

大手電力と基本料金なしプランを比較

大手電力と基本料金なしプランを比較

東京電力や関西電力のような大手電力会社のプランと、基本料金0円プランの電気代を、1年分の利用シーンを想定して試算し比較します。

  • 試算は30A契約を想定しています。
  • 基本料金・電力量料金は2024年現在の価格を適用しています。
  • 市場連動型プランはJEPXの年間平均システムプライス(東京エリア)を使用しています。
  • 24年1月~24年12月の料金算定で実際に適用された燃料調整費・再エネ賦課金を用いています。
  • 電気・ガス価格激変緩和対策事業や酷暑乗り切り緊急支援による値引きは含みません。
  • いつでもやめれるでんきは過去の電源調達料金単価が不明のため、全ての月に2024年12月の金額を適用しています。

一人暮らしで200kWh使用の場合

電力会社名
(プラン名)
200kWh/月
電気代年額
(東京エリア)
200kWh/月
電気代年額
(関西エリア)
大手電力会社
(従量電灯プラン)
81,260円
(東京電力)
67,359円
(関西電力)
Looopでんき
(スマートタイムONE)
82,977円75,408円
大阪ガスの電気
(新生活応援プラン)
76,800円
アルカナエナジー
(アルカナおうちでんき)
110,567円94,717円
オクトパスエナジー
(シンプルオクトパス)
84,216円72,936円
リミックスでんき
(Styleプラス)
85,678円77,784円
いつでもやめれるでんき
(家計メガプラン)
90,920円84,032円
楽天でんき
(プランS)
96,066円87,672円

一人暮らしの場合、大手電力会社が安いです。

ただし、電力量料金が30分おきに変動する市場連動型のプランなら、試算額より安くできる可能性もあります。

特にLooopでんきのように、電気料金のうち市場価格に連動する割合が大きいサービスなら、使い方次第で大手電力会社より安くできます。

家族で400kWh使用の場合

電力会社名
(プラン名)
400kWh/月
電気代年額
(東京エリア)
400kWh/月
電気代年額
(東京エリア)
大手電力会社
(従量電灯プラン)
165,712円
(東京電力)
143,225円
(関西電力)
Looopでんき
(スマートタイムONE)
165,954円150,815円
大阪ガスの電気
(新生活応援プラン)
158,196円
アルカナエナジー
(アルカナおうちでんき)
166,900円142,980円
オクトパスエナジー
(シンプルオクトパス)
168,432円145,872円
リミックスでんき
(Styleプラス)
171,356円155,567円
いつでもやめれるでんき
(家計メガプラン)
180,136円166,360円
楽天でんき
(プランS)
192,132円175,344円

ファミリー世帯も、東電・関電管内ともに大手電力会社が安いです。

ただし平均額で試算したLooopでんきは、単価が安い時間帯を狙って電気を使えば、大手電力会社より安くなる可能性が高いです。

基本料金なしの電力会社プランがおすすめな人

基本料金なしの電力会社プランがおすすめな人

基本料金なしの電気料金プランがおすすめな人は、電気料金の計算が面倒な人やセカンドハウスを持っている人です。

電気料金の計算が面倒な人

基本料金なしの電気料金プランは、各種料金の合計と使用量を掛け算するだけなので、電気料金の計算が面倒な人に最適です。

電力量料金が3段階ではなく固定額のタイプも多く、使用量の体感と電気料金がマッチします。

料金体系がシンプルで、わかりやすさを好む人におすすめです。

セカンドハウスを持っている人

30アンペアで
契約の場合
電気を使用しない月
必要な電気代
Looopでんき
(スマートタイムONE)
0円
東京電力
(従量電灯B)
935.25円

1ヶ月まったく電気を使わなかった場合、東京電力の従量電灯Bの場合は基本料金分で約900円かかりますが、Looopでんきは基本料金0円のため電気代はかかりません。

別荘や在宅時間の少ないセカンドハウスは、基本料金なしのプランがおすすめです。

別荘では、待機電力が生まれないように、ブレーカーも落としておくと安心ね。

基本料金0円の電力プランの注意点

基本料金0円の電力プランの注意点

基本料0円プランは使用量が少ないと損をするケースや、基本料金以外の項目が高く、トータルで損をしてしまうケースもあるため注意しましょう。

電気使用量が少ないと損をするケースがある

電力会社名
(プラン名)
1~399kWh
関東エリア)
400kWh~
(関東エリア)
いつでもやめれるでんき
(家計メガプラン)
27円/kWh26円/kWh
Japan電力
(くらしプランS)
27円/kWh26円/kWh

基本料金0円のプランの中には、いつでもやめれるでんきの「家計メガプラン」やJapan電力の「くらしプランS」のような、電気の使用量が多い家庭向けのプランもあります。

こういった、使用量が多い人向けのプランは、使用量が少ないと割高になるケースもあるため注意しましょう。

調達コストが高いケースがある

電力会社名
(プラン名)
2024年12月分
電力調達コスト
東京電力
(従量電灯B)
-6.33円/kWh
アルカナエナジー
(アルカナおうちでんき)
7.15円/kWh
オクトパスエナジー
(シンプルオクトパス)
0円/kWh
楽天でんき
(プランS)
1.28円/kWh

基本料金が0円でも、調達調整額や市場価格調整額など、電気の調達コストが高額なケースもあります。

例えば、2024年12月の東電の調達コストは−6.33円のため、200kWh/月なら約-1,200円で割引される形です。

一方、同月のアルカナエナジーの調達コストは7.15円で、200kWh/月なら追加で約1,400円も電気代に加算されてしまいます。

公式ページで電力量料金だけを他社と比較し、安いと書かれていても、調達コストも含めた金額をしっかり確認しましょう。

電力会社基本料金なしでよくある質問

電力会社基本料金なしでよくある質問

電力会社基本料金なしでよくある質問にお答えします。

電気を使わないが基本料金は必要?
普段から電気を使わないなら、基本料金なしの料金プランがおすすめです。ブレーカーも落とせば、月の電気料金0円にできます。
>> 基本料金なしのプランを見る
一人暮らしで基本料金なしのおすすめプランは?
一人暮らしで基本料金なしの電気を選ぶなら、Looopでんきがおすすめです。電気を使うタイミングを電力量料金の安い時間帯に調整すると、特にお得に使えます。
>> 大手電力会社と基本料金なしのプランを比較を詳しく見る
電力会社基本料金なしプランのデメリットは?
基本料金なしのプランは、使用量が少ないと割高になったり、調達コストが高かったりするケースもあります。料金体系や調達コストを含めた金額を確認し、契約しましょう。
>> 基本料金0円の電力プランの注意点を詳しく見る

まとめ

電力会社基本料金なしのおさらいです。

  • 基本料金0円プランは電気をあまり使わない人におすすめ
  • 電気を使う時間を調整できるならLooopでんきが安い

基本料金0円の電気料金プランは一見お得ですが、基本料金以外が高いプランだと、かえって割高な場合もあります。

その中でLooopでんきは、自分が電気を使う時間帯次第で料金を調整できます。

柴田今日子
柴田今日子

電気を使う時間帯を自分でコントロールできる人なら、Looopでんきで電気代を大幅に削減できる可能性があります。

一人暮らしで電気を使う時間を調整しやすい人や、別荘用で基本料金0円のプランを探しているなら、Looopでんきを契約しましょう。

最後までお読みいただき、ありがとうございました。