楽々でんきの料金は安い?料金プランの特徴を解説

楽々でんきの料金

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「楽々でんきの料金は?」
「楽々でんきでおすすめのプランは?」

「大手電力会社より安い?」

楽々でんきの基本料金や電力量料金は大手電力会社より低めに設定されていますが、本当に電気代が安くなるのか、気になっている人も多いのではないでしょうか。

契約後に後悔しないように、詳しい料金体系やサービス内容などもあらかじめ知っておきたいですよね。

吉見 元希
吉見 元希

楽々でんきは、電源調達調整費などの影響で大手電力会社よりも電気代が高いです。

本記事では楽々でんきの料金プランや電気代に含まれる費用について、小売電力アドバイザーの視点から詳しく解説します。

エリア別に大手電力会社との電気代も比較しているので、乗り換えようか迷っている人もぜひ参考にしてください。

\無料のかけつけサービスが使える/

楽々でんきは大手電力会社よりも高い

吉見 元希(小売電気アドバイザー)
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吉見 元希(小売電力アドバイザー)
満足度
 (4.5)

楽々でんきは料金は高いが付属のサービスが魅力

楽々でんきは、大手電力会社よりも高いくです。基本料金電力量料金は大手電力会社と比較して安いですが、電源調達調整費容量拠出金などの影響で料金が高くなるので、料金を重視したい人にはおすすめしません。ただし、無料のかけつけサービスが付いている点やオール電化プランがある点など、楽々でんきならではの魅力もあるので、検討してみる価値はあるでしょう。

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新電力ベスト編集部が料金シミュレーションを実施したところ、楽々でんきの料金は大手電力会社より高いです。

使用量北海道電力楽々でんき
新生活安心
プラン
楽々でんき
ライトシングル
Mプラン
200kWh8,791円9,647円8,906円
400kWh17,174円17,845円17,812円
使用量東北電力楽々でんき
新生活安心
プラン
楽々でんき
ライトシングル
Mプラン
200kWh7,276円8,435円7,698円
400kWh14,279円15,539円15,396円
電力使用量東京電力楽々でんき
新生活安心
プラン
楽々でんき
ライトシングル
Mプラン
200kWh/月7,229円8,508円8,156円
400kWh/月14,412円15,894円16,312円
電力使用量中部電力楽々でんき
新生活安心
プラン
楽々でんき
ライトシングル
Mプラン
200kWh/月7,160円8,996円8,272円
400kWh/月13,867円16,836円16,544円
電力使用量北陸電力楽々でんき
新生活安心
プラン
楽々でんき
ライトシングル
Mプラン
200kWh/月7,141円8,471円8,004円
400kWh/月13,710円15,853円16,008円
電力使用量関西電力楽々でんき
新生活安心
プラン
楽々でんき
ライトシングル
Mプラン
200kWh/月6,025円8,026円7,556円
400kWh/月12,777円15,582円15,112円
電力使用量中国電力楽々でんき
新生活安心
プラン
楽々でんき
ライトシングル
Mプラン
200kWh/月6,466円8,404円8,376円
400kWh/月13,678円16,124円16,752円
電力使用量四国電力楽々でんき
新生活安心
プラン
楽々でんき
ライトシングル
Mプラン
200kWh/月6,561円7,910円7,924円
400kWh/月13,960円15,220円15,848円
電力使用量九州電力楽々でんき
新生活安心
プラン
楽々でんき
ライトシングル
Mプラン
200kWh/月6,456円8,034円7,216円
400kWh/月12,620円14,930円14,432円

全エリアで楽々でんきの方が高い試算結果になったため、料金の安さを重視する人は大手電力会社か、他社の新電力を選ぶのがおすすめです。

ただし楽々でんきの基本料金は大手電力会社より割安なうえ、電力量料金が固定で分かりやすいという特徴があります。

そのため電力使用量が極端に少ない人や、シンプルな料金体系を求める人には適している新電力です。

電気をほとんど使わない人は、基本料金が0円の「ライトシングルMプラン」が向いているわ。

一人暮らしの人は、無料のかけつけサービスが付いてくる「新生活安心プラン」もおすすめよ。

楽々でんき
楽々でんき詳細情報
提供エリア全国
沖縄と離島を除く
初期費用3,850円
支払方法クレジットカード
口座振替
解約費用プランによる

楽々でんきは、株式会社エクスゲートが運営する新電力です。

引っ越しの際、新居の電気の契約を忘れていた場合でも、最短で電気の即日開通ができるのが楽々でんきの特徴です。

楽々でんきがおすすめな理由
  • 基本料金が10%も安い
  • 引っ越し当日に対応してくれる
  • 水漏れなど緊急対応のサポートが充実

楽々でんきはU-NEXTやオンライン診療などサービスが充実しているので、今後さらに注目を集めるでしょう。

\新電力におすすめ/

楽々でんきの4つの料金プラン

楽々でんきには4つの料金プランが用意されている

楽々でんきの料金プランは4つです。

プラン名特徴
新生活安心
プラン
・一般家庭向け
・基本料金と電力量料金が割安
・電力量料金が固定
・無料のかけつけサービスあり
ライトシングル
Mプラン
・一般家庭向け
・基本料金が0円
・解約金あり
ライトビジネス
Mプラン
・商店や事務所向け
・基本料金が0円
・解約金あり
オール電化
プラン
・オール電化住宅向け
・基本料金や従量料金が割安

それぞれの料金プランの特徴を把握して、自分にぴったりなプランを見つけましょう。

新生活安心プラン

新生活安心プラン

「新生活安心プラン」は一般的な家庭を対象にした、大手電力会社の「従量電灯B/A」に相当するプランです。

内容
基本料金362.34円/10A
電力量料金31.90円/kWh
その他の費用・再エネ賦課金:3.14円/kWh
・電源調達調整費:毎月変動
・容量拠出金:3.28円/kWh
契約期間2年
契約手数料3,850円
解約金0円
内容
基本料金332.64円/10A
電力量料金26.74円/kWh
その他の費用・再エネ賦課金:3.14円/kWh
・電源調達調整費:毎月変動
・容量拠出金:3.28円/kWh
契約期間2年
契約手数料3,850円
解約金0円
内容
基本料金280.575円/10A
電力量料金27円/kWh
その他の費用・再エネ賦課金:3.14円/kWh
・電源調達調整費:毎月変動
・容量拠出金:3.28円/kWh
契約期間2年
契約手数料3,850円
解約金0円
内容
基本料金289.026円/10A
電力量料金26.74円/kWh
その他の費用・再エネ賦課金:3.14円/kWh
・電源調達調整費:毎月変動
・容量拠出金:3.28円/kWh
・燃料費調整額:毎月変動
契約期間2年
契約手数料3,850円
解約金0円
内容
基本料金272.25円/10A
電力量料金27.75円/kWh
その他の費用・再エネ賦課金:3.14円/kWh
・電源調達調整費:毎月変動
・容量拠出金:3.28円/kWh
契約期間2年
契約手数料3,850円
解約金0円
内容
最低料金~15kWh:470.322円
電力量料金16kWh~:33.98円/kWh
その他の費用・再エネ賦課金:3.14円/kWh
・電源調達調整費:毎月変動
・容量拠出金:3.28円/kWh
・燃料費調整額:毎月変動
契約期間2年
契約手数料3,850円
解約金0円
内容
最低料金~15kWh:683.712円
電力量料金16kWh~:29.55円/kWh
その他の費用・再エネ賦課金:3.14円/kWh
・電源調達調整費:毎月変動
・容量拠出金:3.28円/kWh
契約期間2年
契約手数料3,850円
解約金0円
内容
最低料金~11kWh:600.20円
電力量料金12kWh~:27.59円/kWh
その他の費用・再エネ賦課金:3.14円/kWh
・電源調達調整費:毎月変動
・容量拠出金:3.28円/kWh
契約期間2年
契約手数料3,850円
解約金0円
内容
基本料金284.616円/10A
電力量料金23.89円/kWh
その他の費用・再エネ賦課金:3.14円/kWh
・電源調達調整費:毎月変動
・容量拠出金:3.28円/kWh
・燃料費調整額:毎月変動
契約期間2年
契約手数料3,850円
解約金0円

新生活安心プランの特徴は、電力量料金が固定されている点です。

加えて基本料金は大手電力会社の10%引きに設定されており、無料のかけつけサービスも付いてきます。

かけつけサービスは、電気などのライフラインに関するトラブルに無料で対応してくれるサービスだよ。

基本料金と電力量料金は割安な「新生活安心プラン」ですが、電源調達調整費や容量拠出金などの影響で高くなる可能性がある点は注意しましょう。

新生活安心プランの電気代の算出方法は、以下の通りです。

40A・200kWh/月
(北海道エリア)
料金
基本料金362.34円 × 4=1,449.36円
電力量料金31.9円 × 200kWh=6,380円
再エネ賦課金3.49円 × 200kWh=698円
電源調達調整費
(2024年の平均値)
2.32円 × 200kWh=464円
容量拠出金3.28円 × 200kWh=656円
合計の電気代9,647円

上記は北海道エリアを例に掲載していますが、計算方法は全エリアで共通です。

また、電源調達調整費と燃料調整費(一部エリアのみ)は、毎月変動するので注意してください。

ライトシングルMプラン

ライトシングルMプラン

「ライトシングルMプラン」は、「新生活安心プラン」と同様に一般家庭を対象にしたプランですが、基本料金や電力量料金が大きく異なります。

内容
基本料金0円
電力量料金35.44円/kWh
その他の費用・再エネ賦課金:3.14円/kWh
・電源調達調整費:毎月変動
・容量拠出金:3.28円/kWh
契約期間2年
契約手数料3,850円
解約金5,000円
内容
基本料金0円
電力量料金29.71円/kWh
その他の費用・再エネ賦課金:3.14円/kWh
・電源調達調整費:毎月変動
・容量拠出金:3.28円/kWh
契約期間2年
契約手数料3,850円
解約金5,000円
内容
基本料金0円
電力量料金30.85円/kWh
その他の費用・再エネ賦課金:3.14円/kWh
・電源調達調整費:毎月変動
・容量拠出金:3.28円/kWh
契約期間2年
契約手数料3,850円
解約金5,000円
内容
基本料金0円
電力量料金28.90円/kWh
その他の費用・再エネ賦課金:3.14円/kWh
・電源調達調整費:毎月変動
・容量拠出金:3.28円/kWh
・燃料費調整額:毎月変動
契約期間2年
契約手数料3,850円
解約金5,000円
内容
基本料金0円
電力量料金30.86円/kWh
その他の費用・再エネ賦課金:3.14円/kWh
・電源調達調整費:毎月変動
・容量拠出金:3.28円/kWh
契約期間2年
契約手数料3,850円
解約金5,000円
内容
基本料金0円
電力量料金25.54円/kWh
その他の費用・再エネ賦課金:3.14円/kWh
・電源調達調整費:毎月変動
・容量拠出金:3.28円/kWh
・燃料費調整額:毎月変動
契約期間2年
契約手数料3,850円
解約金5,000円
内容
基本料金0円
電力量料金32.83円/kWh
その他の費用・再エネ賦課金:3.14円/kWh
・電源調達調整費:毎月変動
・容量拠出金:3.28円/kWh
契約期間2年
契約手数料3,850円
解約金5,000円
内容
基本料金0円
電力量料金30.66円/kWh
その他の費用・再エネ賦課金:3.14円/kWh
・電源調達調整費:毎月変動
・容量拠出金:3.28円/kWh
契約期間2年
契約手数料3,850円
解約金5,000円
内容
基本料金0円
電力量料金25.49円/kWh
その他の費用・再エネ賦課金:3.14円/kWh
・電源調達調整費:毎月変動
・容量拠出金:3.28円/kWh
・燃料費調整額:毎月変動
契約期間2年
契約手数料3,850円
解約金5,000円

「ライトシングルMプラン」の基本料金は全エリアで0円ですが、電力量料金は「新生活安心プラン」より高めに設定されています。

また契約から2年以内の解約で違約金も発生するため、契約期間の縛りに注意が必要です。

電源調達調整費・再エネ賦課金・容量拠出金などの費用がかかる点は、「新生活安心プラン」と同じよ。

また無料のかけつけサービスは付いてこないから、注意してね。

「ライトシングルMプラン」は、基本料金0円のメリットが活かせる電力使用量が少ない人におすすめです。

ライトビジネスMプラン

ライトビジネスMプラン

「ライトビジネスMプラン」は小規模な事務所や商店など、主に法人を対象にしたプランです。

内容
基本料金0円
電力量料金37.44円/kWh
その他費用・再エネ賦課金:3.14円/kWh
・電源調達調整費:毎月変動
・容量拠出金:3.28円/kWh
契約期間2年
契約手数料3,850円
解約金5,000円
内容
基本料金0円
電力量料金31.71円/kWh
その他費用・再エネ賦課金:3.14円/kWh
・電源調達調整費:毎月変動
・容量拠出金:3.28円/kWh
契約期間2年
契約手数料3,850円
解約金5,000円
内容
基本料金0円
電力量料金32.85円/kWh
その他費用・再エネ賦課金:3.14円/kWh
・電源調達調整費:毎月変動
・容量拠出金:3.28円/kWh
契約期間2年
契約手数料3,850円
解約金5,000円
内容
基本料金0円
電力量料金30.90円/kWh
その他費用・再エネ賦課金:3.14円/kWh
・電源調達調整費:毎月変動
・容量拠出金:3.28円/kWh
・燃料費調整額:毎月変動
契約期間2年
契約手数料3,850円
解約金5,000円
内容
基本料金0円
電力量料金32.86円/kWh
その他費用・再エネ賦課金:3.14円/kWh
・電源調達調整費:毎月変動
・容量拠出金:3.28円/kWh
契約期間2年
契約手数料3,850円
解約金5,000円
内容
基本料金0円
電力量料金27.54円/kWh
その他費用・再エネ賦課金:3.14円/kWh
・電源調達調整費:毎月変動
・容量拠出金:3.28円/kWh
・燃料費調整額:毎月変動
契約期間2年
契約手数料3,850円
解約金5,000円
内容
基本料金0円
電力量料金34.83円/kWh
その他費用・再エネ賦課金:3.14円/kWh
・電源調達調整費:毎月変動
・容量拠出金:3.28円/kWh
契約期間2年
契約手数料3,850円
解約金5,000円
内容
基本料金0円
電力量料金32.66円/kWh
その他費用・再エネ賦課金:3.14円/kWh
・電源調達調整費:毎月変動
・容量拠出金:3.28円/kWh
契約期間2年
契約手数料3,850円
解約金5,000円
内容
基本料金0円
電力量料金27.63円/kWh
その他費用・再エネ賦課金:3.14円/kWh
・電源調達調整費:毎月変動
・容量拠出金:3.28円/kWh
・燃料費調整額:毎月変動
契約期間2年
契約手数料3,850円
解約金5,000円

プラン名に「ビジネス」と付いているけど、大手電力会社の「従量電灯C/B」に相当するプランだから、電力使用量の多い一般家庭でも使えるよ。

基本料金が0円で解約の際に違約金が発生する点など、料金体系は「ライトシングルMプラン」と全く同じです。

ただし電力量料金は「ライトシングルMプラン」より2円/kWhほど高くなっているので、電気を多く使うほど割高になる点に注意しましょう。

また電気代に含まれる再エネ賦課金や容量拠出金などの費用は1kWhにつき加算されるため、電力使用量が多いと総額の電気代も高くなることも注意してください。

オール電化プラン

オール電化プラン

オール電化プランはオール電化住宅に住んでいる人に向けたプランで、季節や時間帯によって電気料金が変わるのが特徴です。

内容
基本料金466.40円/kW
電力量料金平日・土日8時~22時:32.93円/kWh
夜間・祝日:23.99円/kWh
その他費用・再エネ賦課金:3.14円/kWh
・電源調達調整費:毎月変動
・容量拠出金:3.28円/kWh
契約期間2年
契約手数料3,850円
解約金0円
内容
基本料金~10kVA:3,856円
11kVA~:435.6円/kVA
電力量料金平日8時~22時:31.86円/kWh
夜間・祝日:24.86円/kWh
その他費用・再エネ賦課金:3.14円/kWh
・電源調達調整費:毎月変動
・容量拠出金:3.28円/kWh
契約期間2年
契約手数料3,850円
解約金0円
内容
基本料金311.75円/kVA
電力量料金6時~翌1時:30.76円/kWh
1時~6時:22.86円/kWh
その他費用・再エネ賦課金:3.14円/kWh
・電源調達調整費:毎月変動
・容量拠出金:3.28円/kWh
契約期間2年
契約手数料3,850円
解約金0円
内容
基本料金~10kVA:1470.75円
11kVA~:256.91円/kVA
電力量料金デイタイム:38.02円/kWh
ホームタイム:16.19円/kWh
ナイトタイム:28.04円/kWh
その他費用・再エネ賦課金:3.14円/kWh
・電源調達調整費:毎月変動
・容量拠出金:3.28円/kWh
・燃料費調整額:毎月変動
契約期間2年
契約手数料3,850円
解約金0円
  • デイタイム:平日10時~17時
  • ホームタイム:平日デイタイム以外の8時~22時、土日祝8時~22時
  • ナイトタイム:22時~翌8時
内容
基本料金~10kVA:2,255円
11kVA~:302.5円/kVA
電力量料金昼間時間:34.87円/kWh
ウィークエンド時間:28.80円/kWh
夜間時間:21.98円/kWh
その他費用・再エネ賦課金:3.14円/kWh
・電源調達調整費:毎月変動
・容量拠出金:3.28円/kWh
契約期間2年
契約手数料3,850円
解約金0円
  • 昼間時間:休日等(※)以外の8時~22時
  • ウィークエンド時間:休日等(※)の8時~22時
  • 夜間時間:昼間時間・ウィークエンド時間以外の時間

※土曜日、国民の祝日に関する法律で規定する休日、12月31日~1月3日

内容
基本料金~10kW:1204.70円
11kW~:416.94円/kW
電力量料金デイタイム(夏季):28.87円/kWh
デイタイム(その他):26.24円/kWh
リビングタイム:22.80円/kWh
ナイトタイム:15.37円/kWh
その他費用・再エネ賦課金:3.14円/kWh
・電源調達調整費:毎月変動
・容量拠出金:3.28円/kWh
・燃料費調整額:毎月変動
契約期間2年
契約手数料3,850円
解約金0円
  • 時間帯区分
    • デイタイム:平日10時~17時
    • リビングタイム:デイタイム以外の7時~23時
    • ナイトタイム:23時~翌7時
  • 季節区分
    • 夏季:毎年7月1日~9月30日
    • その他季:毎年10月1日~翌年の6月30日
内容
基本料金~10kW:1,413.10円
11kW~:480.37円/kW
電力量料金デイタイム(夏季):41.46円/kWh
デイタイム(その他):39.40円/kWh
ナイトタイム:25.35円/kWh
ホリデータイム:25.35円/kWh
その他費用・再エネ賦課金:3.14円/kWh
・電源調達調整費:毎月変動
・容量拠出金:3.28円/kWh
契約期間2年
契約手数料3,850円
解約金0円
  • 時間帯区分
    • デイタイム:平日9時~21時
    • ナイトタイム:平日21時~翌9時
    • ホリデータイム:土、日、祝日、1月2日~4日、5月1日~2日、12月30日~31日
  • 季節区分
    • 夏季:毎年7月1日~9月30日
    • その他季:毎年10月1日~翌年の6月30日
内容
基本料金~10kW:1085.70円
11kW~:470.56円/kW
電力量料金平日9時~23時:41.71円/kWh
23時~翌9時、土日祝:26.99円/kWh
その他費用・再エネ賦課金:3.14円/kWh
・電源調達調整費:毎月変動
・容量拠出金:3.28円/kWh
契約期間2年
契約手数料3,850円
解約金0円
内容
基本料金~10kW:1794.36円
11~15kW:4520.29円
16kW~:545.19円/kW
電力量料金平日8~22時(夏冬):26.25円/kWh
平日8~22時(春秋):23.50円/kWh
休日8~22時(夏冬):20.91円/kWh
休日8~22時(春秋):17.68円/kWh
22時~翌8時:13.68円/kWh
その他費用・再エネ賦課金:3.14円/kWh
・電源調達調整費:毎月変動
・容量拠出金:3.28円/kWh
・燃料費調整額:毎月変動
契約期間2年
契約手数料3,850円
解約金0円
  • 休日:土日祝日、1月2日~3日、4月30日~5月2日、12月30~31日
  • 夏冬:7月1日~9月30日、12月1日~2月28日
  • 春秋:3月1日~6月30日、10月1日~11月30日

時間帯や季節の区分は大手電力会社と全く同じですが、基本料金や電力量料金は各社のオール電化プランより2~50%安く設定されています。

そのためオール電化住宅に住んでいる人は、楽々でんきに乗り換え後も大手電力会社と同じ感覚でお得に電気を使えます。

ただし電源調達調整費や容量拠出金などの楽々でんき独自の費用により、他社のオール電化プランより割高になるリスクがある点は把握しておきましょう。

オール電化住宅の場合は一般的な住宅と比べて電力使用量が多くなるから、燃料費調整額など「1kWhにつき加算される費用」が複数設けられている場合は要注意よ。

楽々でんきの通常料金プランの特徴

楽々でんきの通常料金プランの特徴

楽々でんきが提供する「オール電化プラン」以外の料金プランについて、特徴をまとめました。

  • 基本料金が大手電力会社より安い
  • 電力量料金が大手電力会社より安く分かりやすい
  • かけつけサービスが無料で使える
  • 電源調達調整費がかかる
  • 一部エリアで燃料調整費がかかる
  • 容量拠出金がかかる
  • 再エネ賦課金がかかる

大手電力会社の料金プランとの違いを把握して、プラン選びに役立ててください。

基本料金が大手電力会社より安い

楽々でんきの基本料金は大手電力会社より安い

楽々でんきの基本料金は、以下のように大手電力会社より安く設定されています。

  • 新生活安心プラン:大手電力会社より10%引き
  • ライトシングルMプラン/ライトビジネスMプラン:0円
契約アンペア北海道電力楽々でんき
新生活安心
プラン
楽々でんき
ライトシングル
Mプラン
10A402.60円契約不可0円
20A805.20円724.68円0円
30A1207.80円1087.02円0円
40A1610.40円1449.36円0円
50A2013.00円1811.7円0円
60A2415.60円2174.04円0円
契約アンペア東北電力楽々でんき
新生活安心プラン
楽々でんき
ライトシングルMプラン
10A369.60円契約不可0円
20A739.20円665.28円0円
30A1,108.80円997.92円0円
40A1,478.40円1330.56円0円
50A1,848.00円1663.20円0円
60A2,217.60円1995.84円0円
契約アンペア東京電力楽々でんき
新生活安心プラン
楽々でんき
ライトシングルMプラン
10A311.75円契約不可0円
20A623.50円561.15円0円
30A935.25円841.73円0円
40A1247.00円1122.30円0円
50A1558.75円1402.88円0円
60A1870.50円1683.45円0円
契約アンペア中部電力楽々でんき
新生活安心プラン
楽々でんき
ライトシングルMプラン
10A321.14円契約不可0円
20A642.28円578.05円0円
30A963.42円867.08円0円
40A1284.56円1156.10円0円
50A1605.70円1445.13円0円
60A1926.84円1734.16円0円
契約アンペア北陸電力楽々でんき
新生活安心プラン
楽々でんき
ライトシングルMプラン
10A302.50円契約不可0円
20A605.00円544.50円0円
30A907.50円816.75円0円
40A1210.00円1089.00円0円
50A1512.50円1361.25円0円
60A1815.00円1633.50円0円
電力使用量関西電力楽々でんき
新生活安心プラン
楽々でんき
ライトシングルMプラン
~15kWh522.58円470.32円0円
電力使用量中国電力楽々でんき
新生活安心プラン
楽々でんき
ライトシングルMプラン
~15kWh759.68円683.71円0円
電力使用量四国電力楽々でんき
新生活安心プラン
楽々でんき
ライトシングルMプラン
~11kWh666.89円600.20円0円
契約アンペア九州電力楽々でんき
新生活安心プラン
楽々でんき
ライトシングルMプラン
10A316.24円契約不可0円
20A632.48円569.23円0円
30A948.72円853.85円0円
40A1264.96円1138.46円0円
50A1581.20円1423.08円0円
60A1897.44円1707.70円0円

基本料金は電力使用量に関係なく毎月一定額が請求されるため、世帯人数や電気の使い方に関わらず、誰でも割引によるメリットを得られます。

特に電力使用量が少ない人の場合、電気代全体に占める基本料金の割合が大きくなるので、楽々でんきに乗り換えれば大手電力会社よりお得になる可能性が高いです。

電気をほとんど使わない人は、基本料金が0円の「ライトシングルMプラン」がおすすめだよ。

ただし「新生活安心プラン」では10Aの契約ができないので、低用量で契約したい人は注意しましょう。

電力量料金が大手電力会社より安く分かりやすい

大手電力会社と楽々でんきの電力量料金体系比較

楽々でんきの電力量料金は一律に設定されており、非常に分かりやすいです。

電力使用量北海道電力楽々でんき
新生活安心
プラン
楽々でんき
ライトシングル
Mプラン
〜120kWh35.35円31.90円35.44円
121~280kWh41.64円31.90円35.44円
281kWh~45.36円31.90円35.44円
電力使用量東北電力楽々でんき
新生活安心
プラン
楽々でんき
ライトシングル
Mプラン
〜120kWh29.62円26.74円29.71円
121~300kWh36.37円26.74円29.71円
301kWh~40.32円26.74円29.71円
電力使用量東京電力楽々でんき
新生活安心
プラン
楽々でんき
ライトシングル
Mプラン
〜120kWh29.80円27.00円30.85円
121~300kWh36.40円27.00円30.85円
301kWh~40.49円27.00円30.85円
電力使用量中部電力楽々でんき
新生活安心
プラン
楽々でんき
ライトシングル
Mプラン
〜120kWh21.20円26.74円28.90円
121~300kWh25.67円26.74円28.90円
301kWh~28.62円26.74円28.90円
電力使用量北陸電力楽々でんき
新生活安心
プラン
楽々でんき
ライトシングル
Mプラン
〜120kWh30.83円27.75円30.86円
121~300kWh34.72円27.75円30.86円
301kWh~36.43円27.75円30.86円
電力使用量関西電力楽々でんき
新生活安心
プラン
楽々でんき
ライトシングル
Mプラン
16〜120kWh20.21円25.54円25.54円
121~300kWh25.61円25.54円25.54円
301kWh~28.59円25.54円25.54円
電力使用量中国電力楽々でんき
新生活安心
プラン
楽々でんき
ライトシングル
Mプラン
16〜120kWh32.75円29.55円32.83円
121~300kWh39.43円29.55円32.83円
301kWh~41.55円29.55円32.83円
電力使用量四国電力楽々でんき
新生活安心
プラン
楽々でんき
ライトシングル
Mプラン
12〜120kWh30.65円27.59円30.66円
121~300kWh37.27円27.59円30.66円
301kWh~40.78円27.59円30.66円
電力使用量九州電力楽々でんき
新生活安心
プラン
楽々でんき
ライトシングル
Mプラン
〜120kWh18.37円23.89円25.49円
121~300kWh23.97円23.89円25.49円
301kWh~26.97円23.89円25.49円

大手電力会社の従量電灯プランは料金区分が3段階に分かれており、電力使用量が多くなるほど料金単価も上がる仕組みです。

対して楽々でんきは電力使用量に関わらず料金単価が一定なので、シンプルで分かりやすく、電気代の計算もしやすくなります。

一部のエリアでは、楽々でんきの電力量料金の方が割高になっているから注意してね。

例えば中部エリアでは、「新生活安心プラン」よりも中部電力の1~2段階料金の方が安いの。

また基本料金と電力量料金が安くても、電源調達調整費など他の費用によっては大手電力会社より電気代が高くなる場合もあります。

電力会社を比較する際は「基本料金0円」などのワードに目が行きがちですが、電気代に含まれる費用も必ずチェックしましょう。

かけつけサービスが無料で使える

「新生活安心プラン」には無料のかけつけサービスが付いてくる

楽々でんきの「新生活安心プラン」にはかけつけサービスが付帯し、電気・ガス・水のトラブル時に無料で応急処置などの対応をしてくれます。

サービス内容
電気のトラブルスイッチ、コンセント、換気設備などの不具合の原因調査および応急処置
ガスのトラブル対象機器の故障時の応急処置
水のトラブルトイレや洗面所の不具合、給水管や排水管の詰まり・水漏れ解消

電気やガスなどのトラブルは頻繁に起こるものではありませんが、ライフラインが止まると日常生活に支障が生じるため、万が一の事態には常に備えておきたいところです。

例えば急に電気が点かなくなった場合、電気系統に詳しくないと原因が分からず途方に暮れてしまい、数日間電気なしの生活を送ることになるかもしれません。

夏場にエアコンや水が止まると健康への影響も危惧されるため、無料でいつでも駆けつけてくれるサービスはとても心強い存在です。

ただし、60分を超える作業や消耗品などの交換では料金が発生する場合があるよ。

他にも、応急処置の範囲を超える大掛かりな工事などもサービス対象外だから注意しよう。

電源調達調整費がかかる

電源調達調整費の概要図

楽々でんきの電気代には、電源調達調整費という市場連動型の費用が含まれています。

電源調達調整費

電源調達調整費とは、JEPX(一般社団法人 日本御電力取引所)から仕入れた電力の価格に応じて電気代に加算または減算される費用です。

電力の平均調達価格が基準値より高かった場合はプラス調整され、逆に基準値より低かった場合はマイナス調整されます。

電源調達調整費は電力の市場価格に左右される費用のため、電気が安くなるケースもありますが、直近のデータを見るといずれもプラス調整されています。

2024年電源調達調整費単価
4月0.486円
5月1.641円
6月2.422円
7月4.391円
8月4.842円
9月5.601円
2024年電源調達調整費単価
4月0.486円
5月1.487円
6月2.433円
7月4.028円
8月5.315円
9月6.789円
2024年電源調達調整費単価
4月0.97円
5月2.026円
6月2.807円
7月7.878円
8月6.393円
9月7.141円
2024年電源調達調整費単価
4月0円
5月0円
6月1.146円
7月7.372円
8月8.01円
9月7.944円
2024年電源調達調整費単価
4月0円
5月0円
6月0.409円
7月6.932円
8月7.933円
9月6.272円
2024年電源調達調整費単価
4月0円
5月0円
6月0.365円
7月6.932円
8月7.933円
9月5.436円
2024年電源調達調整費単価
4月0円
5月0円
6月0.255円
7月6.921円
8月7.911円
9月5.436円
2024年電源調達調整費単価
4月0円
5月0円
6月0円
7月6.316円
8月7.977円
9月5.425円
2024年電源調達調整費単価
4月0円
5月0円
6月0.156円
7月5.821円
8月7.207円
9月4.424円

2024年度の場合、電力の平均仕入れ価格が5円を下回ったらマイナス調整される仕組みなんだけど、JEPXの市場価格を見ると、5円を下回っている時期はほとんど見られないわ。

大手電力会社は電源調達調整費を導入していないため、今後電力の市場価格が高騰した際は、他社より電気代が高くなるリスクがある点も把握しておきましょう。

一部エリアで燃料調整費がかかる

中部・関西・九州エリアは燃料費調整額が追加で発生する

楽々でんきでは中部・関西・九州エリアに限り燃料費調整額を導入しているため、他エリアに比べて電気代が高くなる可能性があります。

燃料費調整額

燃料費調整額とは、火力発電の燃料となる石油や液化天然ガスなどの平均価格によって毎月変動する費用です。

燃料価格が上がるとプラス調整されて電気代に加算され、逆に燃料価格が下がるとマイナス調整されて電気代が割引されます。

燃料費調整額は電源調達調整費とは違い、社会情勢によって大きく左右される費用です。

例えば2022年のロシアによるウクライナ侵攻の時期には燃料価格が高騰したため、政府が補助金を支給する事態にまで発展しました。

政府による激変緩和措置の補助金支給は2023年1月から始まり、2024年6月まで続いたよ。

もちろん燃料価格が下がればマイナス調整されて電気代も安くなるのですが、単価の予想が困難なうえ、個人の努力で節約できる費用でもありません。

そのため中部・関西・九州エリアにおいて電気代高騰のリスクを抑えたい人は、楽々でんき以外の新電力も検討すると良いでしょう。

容量拠出金がかかる

容量市場の概要図

楽々でんきでは容量拠出金という費用も導入しており、2024年度は電気代に3.28円/kWhが加算されます。

容量拠出金

容量拠出金とは、容量市場で電力会社が支払う料金を利用者に転嫁した費用です。

容量市場とは「将来の電力供給力を取引する場」であり、電力供給力を応札した電力会社は、4年後に電力を実需給された際に容量拠出金を支払う仕組みになっています。

容量拠出金は多くの新電力で導入されている費用ですが、利用者への転嫁方法は電力会社がある程度自由に決められるため、単価は会社によって異なります。

例えば2024年度の場合、楽々でんきでは3.28円/kWhだけど、シン・エナジーでは1.65円/kWh、サステナブルエナジーでは2.35円/kWhと、各社で差があるの。

大手電力会社のように容量拠出金を導入していない電力会社もあるため、乗り換えの際は電気代に含まれる費用を細かくチェックしましょう。

再エネ賦課金がかかる

楽々でんきを含む全ての電力会社では電気代に再エネ賦課金が含まれており、2024年度は3.49円/kWhが課税されます。

再エネ賦課金(再生可能エネルギー発電促進賦課金)

再エネ賦課金とは、電力会社が再生可能エネルギーを購入した際に発生する費用を利用者が負担する制度です。

再エネ賦課金の単価は、再生エネルギーの導入状況や卸電力市場の価格などを踏まえて、経済産業大臣により毎年度改定されます。

再エネ賦課金は他の費用と同じく1kWhにつき課税されるため、電力使用量の多い家庭ほど負担は増します。

しかし太陽光発電をはじめとする再生可能エネルギー発電の促進や、国が推進する脱炭素社会の実現には欠かせない費用です。

電気の利用者全員が公平に負担することで、未来の地球環境を守ることにも繋がることが期待されています。

楽々でんきのオール電化プランの特徴

楽々でんきのオール電化プランの特徴

楽々でんきの「オール電化プラン」の特徴は3つです。

  • 基本料金が大手電力会社より安くなるケースが多い
  • 電力量料金が安くなる
  • その他の費用は変わらず発生する

「オール電化プラン」は他のプランとはやや異なる特徴をもつため、乗り換え予定の人はぜひ参考にしてください。

基本料金が大手電力会社より安くなるケースが多い

オール電化プランの基本料金は、大手電力会社より5~50%安い

楽々でんきのオール電化プランは、大手電力会社のオール電化住宅向けのプランより基本料金が最大50%安く設定されています。

単位北海道電力楽々でんき
1kW466.40円466.40円
区分東北電力楽々でんき
~10kVA4,356.00円3,856.00円
11kVA~435.60円/kVA435.60円/kVA
単位東京電力楽々でんき
1kVA311.75円311.75円
区分中部電力楽々でんき
~10kVA1,838.44円1470.75円
11kVA~321.14円/kVA256.91円/kVA
区分北陸電力楽々でんき
~10kVA2,255.00円2,255.00円
11kVA~302.50円/kVA302.50円/kVA
区分関西電力楽々でんき
~10kW2,409.40円1204.70円
11kW~416.94円/kW416.94円/kW
区分中国電力楽々でんき
~10kW2,018.72円1,413.10円
11kW~480.37円/kW480.37円/kW
区分四国電力楽々でんき
~10kW1,551.00円1085.70円
11kW~470.56円/kW470.56円/kW
区分九州電力楽々でんき
~10kW1,888.80円1794.36円
11~15kW4,758.20円4520.29円
16kW~573.88/kW545.19/kW

通常プランの基本料金は「大手電力会社から10%引き」や「0円」で統一されていますが、オール電化プランの場合はエリアごとに割引率が異なります。

例えば、関西エリアの楽々でんきの基本料金は関西電力の半額に設定されているため、乗り換えることで大幅に電気代を節約できる可能性があります。

一方で北海道・東京・北陸エリアでは大手電力会社と全く同じ基本料金なので、他のエリアより楽々でんきに乗り換えるメリットは薄いです。

もちろん基本料金だけで電気代が決まるわけではないけど、毎月一定の金額を支払う基本料金の違いは、年間に換算すると大きな差が生じるよ。

オール電化プランに乗り換え予定の人は、上記の表をもとに各エリアの料金差を必ずチェックしておきましょう。

電力量料金が安くなる

オール電化プランの電力量料金は、大手電力会社より最大で5円/kWh安い

オール電化プランの電力量料金は、関西以外の全てのエリアで大手電力会社より安く設定されています。

区分北海道電力楽々でんき
平日・土日
8時~22時
37.93円/kWh32.93円/kWh
夜間・祝日28.99円/kWh23.99円/kWh
区分東北電力楽々でんき
平日
8時~22時
36.86円/kWh31.86円/kWh
夜間・祝日29.86円/kWh24.86円/kWh
区分東京電力楽々でんき
6時~翌1時35.76円/kWh30.76円/kWh
1時~6時27.86円/kWh22.86円/kWh
区分(※)中部電力楽々でんき
デイタイム38.80円/kWh38.02円/kWh
ホームタイム28.61円/kWh28.04円/kWh
ナイトタイム16.52円/kWh16.19円/kWh
  • デイタイム:平日10時~17時
  • ホームタイム:平日デイタイム以外の8時~22時、土日祝8時~22時
  • ナイトタイム:22時~翌8時
区分北陸電力楽々でんき
昼間時間39.87円/kWh34.87円/kWh
ウィークエンド
時間
33.80円/kWh28.80円/kWh
夜間時間26.98円/kWh21.98円/kWh
  • 昼間時間:休日等(※)以外の8時~22時
  • ウィークエンド時間:休日等(※)の8時~22時
  • 夜間時間:昼間時間・ウィークエンド時間以外の時間

※土曜日、国民の祝日に関する法律で規定する休日、12月31日~1月3日

区分関西電力楽々でんき
デイタイム
(夏季)
28.87円/kWh28.87円/kWh
デイタイム
(その他季)
26.24円/kWh26.24円/kWh
リビングタイム22.80円/kWh22.80円/kWh
ナイトタイム15.37/kWh15.37/kWh
  • 時間帯区分
    • デイタイム:平日10時~17時
    • リビングタイム:デイタイム以外の7時~23時
    • ナイトタイム:23時~翌7時
  • 季節区分
    • 夏季:毎年7月1日~9月30日
    • その他季:毎年10月1日~翌年の6月30日
区分中国電力楽々でんき
デイタイム
(夏季)
46.46円/kWh41.46円/kWh
デイタイム
(その他季)
44.40円/kWh39.40円/kWh
ナイトタイム30.35円/kWh25.35円/kWh
ホリデータイム30.35円/kWh25.35円/kWh
  • 時間帯区分
    • デイタイム:平日9時~21時
    • ナイトタイム:平日21時~翌9時
    • ホリデータイム:土、日、祝日、1月2日~4日、5月1日~2日、12月30日~31日
  • 季節区分
    • 夏季:毎年7月1日~9月30日
    • その他季:毎年10月1日~翌年の6月30日
区分東京電力楽々でんき
平日
9時~23時
46.71円/kWh41.71円/kWh
23時~翌9時
休日
31.99円/kWh26.99円/kWh
区分(※)九州電力楽々でんき
平日8時~22時
(夏冬)
27.63円/kWh26.25円/kWh
平日8時~22時
(春秋)
24.74円/kWh23.50円/kWh
休日8時~22時
(夏冬)
22.01円/kWh20.91円/kWh
休日8時~22時
(春秋)
18.61円/kWh17.68円/kWh
22時~翌8時14.59円/kWh13.86円/kWh
  • 休日:土日祝日、1月2日~3日、4月30日~5月2日、12月30~31日
  • 夏冬:7月1日~9月30日、12月1日~2月28日
  • 春秋:3月1日~6月30日、10月1日~11月30日

上の表を見ると、ほぼ全てのエリアで大手電力会社より5円/kWh安い電力量料金になっているのが分かります。

中部・九州エリアの割引率は2~5%とやや低いものの、大手電力会社よりお得であることに変わりはありません。

大量に電気を消費するオール電化住宅でも、電力量料金が割安な楽々でんきならお得にオール電化の生活を送れるでしょう。

唯一、関西エリアは大手電力会社と全く同じ電力量料金だけど、基本料金は50%引きだから、関西電力より大幅に安くなる可能性が高いわ。

その他の費用は変わらず発生する

オール電化プランでも、楽々でんきの通常プランと同様に以下の費用が発生します。

  • 再エネ賦課金
  • 電源調達調整費
  • 容量拠出金
  • 燃料費調整額(※)
    ※中部・関西・九州エリアのみ

上記は全て1kWhにつき加算される費用なので、電力使用量の多いオール電化住宅の場合はやや負担が増すかもしれません。

ただし、先述したように基本料金や電力量料金は割安なので、大手電力会社と比べるとトータルの電気代が安くなる可能性は充分にあります。

本記事に掲載している大手電力会社との電気料金比較表も、あわせて参考にしてください。

楽々でんきと大手電力会社の料金を比較

楽々でんきと大手電力会社の料金を比較

楽々でんきと大手電力会社の電気料金を、通常プランとオール電化プランそれぞれで比較します。

新生活安心プランとライトシングルMプランを比較

従量電灯相当プランで比較したところ、全エリアで大手電力会社の方が安い結果になりました。

北海道電力楽々でんき
新生活安心プラン
楽々でんき
ライトシングルMプラン
基本料金402.60円/10A362.34円/10A0円
電力量料金1~120kWh:35.35円
121~280kWh:41.64円
281kWh~:45.36円
31.9円35.44円
燃料調整費
(2024年の平均)
-5.45円/kWh0円0円
再エネ賦課金3.49円/kWh3.49円/kWh3.49円/kWh
電源調達調整費
(2024年の平均)
0円2.32円2.32円
容量拠出金0円3.28円/kWh3.28円/kWh
推定料金
40A・200kWh
8791円9,647円8,906円
推定料金
40A・400kWh
17174円17,845円17,812円
東北電力楽々でんき
新生活安心プラン
楽々でんき
ライトシングルMプラン
基本料金369.60円/10A332.64円/10A0円
電力量料金1~120kWh:29.62円
121~300kWh:36.37円
301kWh~:40.32円
26.74円29.71円
燃料調整費
(2024年の平均)
-6.82円/kWh0円0円
再エネ賦課金3.49円/kWh3.49円/kWh3.49円/kWh
電源調達調整費
(2024年の平均)
0円2.01円2.01円
容量拠出金0円3.28円/kWh3.28円/kWh
推定料金
40A・200kWh
7,276円8,435円7,698円
推定料金
40A・400kWh
14,279円15,539円15,396円
東京電力楽々でんき
新生活安心プラン
楽々でんき
ライトシングルMプラン
基本料金311.75円/10A280.575円/10A0円
電力量料金1~120kWh:29.80円
121~300kWh:36.40円
301kWh~:40.49円
27円30.85円
燃料調整費
(2024年の平均)
-6.02円/kWh0円0円
再エネ賦課金3.49円/kWh3.49円/kWh3.49円/kWh
電源調達調整費
(2024年の平均)
0円3.16円/kWh3.16円/kWh
容量拠出金0円3.28円/kWh3.28円/kWh
推定料金
40A・200kWh
7,229円8,508円8,156円
推定料金
40A・400kWh
14,412円15,894円16,312円
中部電力楽々でんき
新生活安心プラン
楽々でんき
ライトシングルMプラン
基本料金321.14円/10A289.026円/10A0円
電力量料金1~120kWh:21.20円
121~300kWh:25.67円
301kWh~:28.62円
26.74円28.9円
燃料調整費
(2024年の平均)
2.90円/kWh2.90円/kWh2.90円/kWh
再エネ賦課金3.49円/kWh3.49円/kWh3.49円/kWh
電源調達調整費
(2024年の平均)
0円2.79円2.79円
容量拠出金0円3.28円/kWh3.28円/kWh
推定料金
40A・200kWh
7,160円8,996円8,272円
推定料金
40A・400kWh
13,867円16,836円16,544円
北陸電力楽々でんき
新生活安心プラン
楽々でんき
ライトシングルMプラン
基本料金302.50円/10A272.25 円/10A0円
電力量料金1~120kWh:30.86円
121~300kWh:34.75円
301kWh~:36.46円
27.75円30.86円
燃料調整費
(2024年の平均)
-6.25円/kWh0円0円
再エネ賦課金3.49円/kWh3.49円/kWh3.49円/kWh
電源調達調整費
(2024年の平均)
0円2.39円2.39円
容量拠出金0円3.28円/kWh3.28円/kWh
推定料金
40A・200kWh
7,141円8,471円8,004円
推定料金
40A・400kWh
13,710円15,853円16,008円
関西電力楽々でんき
新生活安心プラン
楽々でんき
ライトシングルMプラン
最低料金522.58円
(~15kWhまで)
470.322円0円
電力量料金16~120kWh:20.21円
121~300kWh:25.61円
301kWh~:28.59円
25.54 円25.54円
燃料調整費
(2024年の平均)
3.17円/kWh3.17円/kWh3.17円/kWh
再エネ賦課金3.49円/kWh3.49円/kWh3.49円/kWh
電源調達調整費
(2024年の平均)
0円2.3円2.3円
容量拠出金0円3.28円/kWh3.28円/kWh
推定料金
40A・200kWh
6,025円8,026円7,556円
推定料金
40A・400kWh
12,777円15,582円15,112円
中国電力楽々でんき
新生活安心プラン
楽々でんき
ライトシングルMプラン
最低料金759.68円
(~15kWhまで)
683.712円0円
電力量料金16~120kWh:32.75円
121~300kWh:39.43円
301kWh~:41.55円
29.55円32.83円
燃料調整費
(2024年の平均)
-7.92円/kWh0円0円
再エネ賦課金3.49円/kWh3.49円/kWh3.49円/kWh
電源調達調整費
(2024年の平均)
0円2.28円2.28円
容量拠出金0円3.28円/kWh3.28円/kWh
推定料金
40A・200kWh
6,466円8,404円8,376円
推定料金
40A・400kWh
13,678円16,124円16,752円
四国電力楽々でんき
新生活安心プラン
楽々でんき
ライトシングルMプラン
最低料金666.89円
(~15kWhまで)
600.2円0円
電力量料金16~120kWh:30.65円
121~300kWh:37.27円
301kWh~:40.78円
27.59円30.66円
燃料調整費
(2024年の平均)
-5.52円/kWh0円0円
再エネ賦課金3.49円/kWh3.49円/kWh3.49円/kWh
電源調達調整費
(2024年の平均)
0円2.19円2.19円
容量拠出金0円3.28円/kWh3.28円/kWh
推定料金
40A・200kWh
6,561円7,910円7,924円
推定料金
40A・400kWh
13,960円15,220円15,848円
九州電力楽々でんき
新生活安心プラン
楽々でんき
ライトシングルMプラン
基本料金316.24円/10A284.616 円/10A0円
電力量料金1~120kWh:18.37円
121~300kWh:23.97円
301kWh~:26.97円
23.89円25.49円
燃料調整費
(2024年の平均)
1.86円/kWh1.86円/kWh1.86円/kWh
再エネ賦課金3.49円/kWh3.49円/kWh3.49円/kWh
電源調達調整費
(2024年の平均)
0円1.96円1.96円
容量拠出金0円3.28円/kWh3.28円/kWh
推定料金
40A・200kWh
6,456円8,034円7,216円
推定料金
40A・400kWh
12,620円14,930円14,432円

楽々でんきと大手電力会社の電気代を比較した結果、最も差が開いたのは中国エリアで、電力使用量が多い場合は中国電力の方が月3,000円以上安くなります。

直近だと、中国電力の燃料費調整額で大幅なマイナス調整が続いていることも、今回の結果に影響しているよ。

また楽々でんきの「新生活安心プラン」と「ライトシングルMプラン」では大きな料金差はなく、どちらのプランを選んでも大手電力会社より高くなりました。

ただし50kWh/月未満など極端に電力使用量が少ない場合は、大手電力会社より基本料金0円の「ライトシングルMプラン」の方が安くなるケースもあります。

自身の電気の使い方を考慮したうえで、どちらの電力会社が最適か判断しましょう。

毎月発行される電気代の請求書を見れば、1ヶ月にどれくらいの電力を使ったかが分かるから、電気の使い方の把握に役立ててね。

オール電化プランを比較

オール電化プランの料金を比較した結果、一部のエリアに限り楽々でんきの方が安くなることが分かりました。

北海道電力楽々でんき
基本料金466.40円/kW466.40円/kW
電力量料金日中:37.93円
夜間・祝日:28.99円
日中:32.93円
夜間・祝日:23.99円
燃料調整費
(2024年の平均)
-5.45円/kWh0円
再エネ賦課金3.49円/kWh3.49円/kWh
電源調達調整費
(2024年の平均)
0円2.32円
容量拠出金0円3.28円/kWh
推定料金
10kVA・200kWh
10,964円12,174円
推定料金
10kVA・400kWh
17,264円19,684円
東北電力楽々でんき
基本料金~10kVA:4,356.00円
11kVA~:435.60円/kVA
~10kVA:3,856.00円
11kVA~:435.60円/kVA
電力量料金日中:36.86円
夜間・祝日:29.86円
日中:31.86円
夜間・祝日:24.86円
燃料調整費
(2024年の平均)
-6.82円/kWh0円
再エネ賦課金3.49円/kWh3.49円/kWh
電源調達調整費
(2024年の平均)
0円2.01円
容量拠出金0円3.28円/kWh
推定料金
10kVA・200kWh
10,362円11,284円
推定料金
10kVA・400kWh
16,368円18,712円
東京電力楽々でんき
基本料金311.75円/kVA311.75円/kVA
電力量料金日中:35.76円
夜間:27.86円
日中:30.76円
夜間:22.86円
燃料調整費
(2024年の平均)
-6.02円/kWh0円
再エネ賦課金3.49円/kWh3.49円/kWh
電源調達調整費
(2024年10月時点の平均)
0円3.16円/kWh
容量拠出金0円3.28円/kWh
推定料金
10kVA・200kWh
8,974円10,466円
推定料金
10kVA・400kWh
14,830円17,814円
中部電力楽々でんき
基本料金~10kVA:1,838.44円
11kVA~:321.14円/kVA
~10kVA:1,470.75円
11kVA~:256.91円/kVA
電力量料金デイタイム:38.80円
ホームタイム:28.61円
ナイトタイム:16.52円
デイタイム:38.02円
ホームタイム:28.04円
ナイトタイム:16.19円
燃料調整費
(2024年の平均)
2.90円/kWh2.90円/kWh
再エネ賦課金3.49円/kWh3.49円/kWh
電源調達調整費
(2024年の平均)
0円2.79円
容量拠出金0円3.28円/kWh
推定料金
10kVA・200kWh
8,712円9,446円
推定料金
10kVA・400kWh
15,585円17,421円
北陸電力楽々でんき
基本料金~10kVA:2,255.00円
11kVA~:302.50円/kVA
~10kVA:2,255.00円
11kVA~:302.50円/kVA
電力量料金昼間:39.87円
ウィークエンド:33.80円
夜間:26.98円
昼間:34.87円
ウィークエンド:28.80円
夜間:21.98円
燃料調整費
(2024年の平均)
-6.25円/kWh0円
再エネ賦課金3.49円/kWh3.49円/kWh
電源調達調整費
(2024年の平均)
0円2.39円
容量拠出金0円3.28円/kWh
推定料金
10kVA・200kWh
8,413円9,797円
推定料金
10kVA・400kWh
14,571円17,339円
関西電力楽々でんき
最低料金~10kW:2,409.40円
11kW~:416.94円/kW
~10kW:1204.7円
11kW~:416.94円/kW
電力量料金デイタイム夏季:28.87円
デイタイムその他:26.24円
リビングタイム:22.80円
ナイトタイム:15.37円
デイタイム夏季:28.87円
デイタイムその他:26.24円
リビングタイム:22.80円
ナイトタイム:15.37円
燃料調整費
(2024年の平均)
3.17円/kWh3.17円/kWh
再エネ賦課金3.49円/kWh3.49円/kWh
電源調達調整費
(2024年の平均)
0円2.3円
容量拠出金0円3.28円/kWh
推定料金
10kVA・200kWh
8,405円8,317円
推定料金
10kVA・400kWh
14,401円15,429円
中国電力楽々でんき
最低料金~10kW:2,018.72円
11kW~:480.37円/kW
~10kW:1,413.10円
11kW~:480.37円/kW
電力量料金デイタイム夏季:46.46円
デイタイムその他:44.40円
ナイトタイム:30.35円
ホリデータイム:30.35円
デイタイム夏季:41.46円
デイタイムその他:39.40円
ナイトタイム:25.35円
ホリデータイム:25.35円
燃料調整費
(2024年の平均)
-7.92円/kWh0円
再エネ賦課金3.49円/kWh3.49円/kWh
電源調達調整費
(2024年の平均)
0円2.28円
容量拠出金0円3.28円/kWh
推定料金
10kVA・200kWh
8,711円8,531円
推定料金
10kVA・400kWh
15,403円16,919円
四国電力楽々でんき
最低料金~10kW:12,338.56円
11kW~:617.22円/kW
~10kW:1085.7円
11kW~:470.56円/kW
電力量料金昼間:44.47円
(70kWh以降に適用)
夜間・休日:33.78円
(240kWh以降に適用)
昼間:41.71円
夜間・休日:26.99円
燃料調整費
(2024年の平均)
-5.52円/kWh0円
再エネ賦課金3.49円/kWh3.49円/kWh
電源調達調整費
(2024年の平均)
0円2.19円
容量拠出金0円3.28円/kWh
推定料金
10kVA・200kWh
12,822円9,748円
推定料金
10kVA・400kWh
17,308円18,410円
九州電力楽々でんき
基本料金~10kW:1,888.80円
11kw~15kw:4,758.20円
16kw~:573.88円
~10kW:1794.36円
11kw~15kw:4520.29円
16kw~:545.19円
電力量料金平日昼間 夏冬:27.63円
平日昼間 春秋:24.74円
休日昼間 夏冬:22.01円
休日昼間 春秋:18.61円
夜間:14.59円
平日昼間 夏冬:26.25円
平日昼間 春秋:23.50円
休日昼間 夏冬:20.91円
休日昼間 春秋:17.68円
夜間:13.86円
燃料調整費
(2024年の平均)
1.86円/kWh1.86円/kWh
再エネ賦課金3.49円/kWh3.49円/kWh
電源調達調整費
(2024年の平均)
0円1.96円
容量拠出金0円3.28円/kWh
推定料金
10kVA・200kWh
7,262円8,000円
推定料金
10kVA・400kWh
12,634円14,206円

関西・中国・四国エリアは楽々でんきの基本料金が大幅に安いため、電力使用量が少ない場合は楽々でんきの方が総額の電気代も安くなります。

特に関西エリアの場合、楽々でんきの基本料金は関西電力の半額だから、電力使用量が比較的少ないオール電化住宅なら大きな節約効果を得られるよ。

ただし他のエリアでは通常プランと同様に大手電力会社の方が割安なので、楽々でんきに乗り換えるメリットは薄いでしょう。

なおオール電化プランは時間帯や季節により電力量料金が変わるので、各料金単価の平均値で試算しています。

そのため電気の使い方によっては上記の試算結果から大幅に金額が変わる場合もありますが、大手電力会社と楽々でんきの料金差は変わりません。

楽々でんきの注意点

楽々でんきを契約する際の注意点

楽々でんきを契約する前に知っておきたい注意点を解説します。

  • 大手電力会社よりも料金は高くなる
  • 契約期間内の解約は解約手数料がかかる
  • 燃料調整費と電源調達調整費が高騰するリスクがある

楽々でんきは他社とは異なる点が複数あるので、必ず乗り換え前に確認しておきましょう。

大手電力会社よりも料金は高くなる

本記事に掲載している電気料金の比較表を見れば分かる通り、楽々でんきの電気代が大手電力会社より安くなることはまずありません

そのため、単純に電気料金の安さを求める人は、楽々でんき以外の新電力会社をがおすすめです。

ただし、以下のような楽々でんきならではのサービスやメリットに魅力を感じるなら、乗り換え先として検討する価値はあります。

  • 無料のかけつけサービス
  • 基本料金0円
  • 割安料金のオール電化プラン

無料のかけつけサービスについては、1回利用するだけで大手電力会社よりお得になる可能性があります。

例えば東京電力が提供している「安全点検サービス」の料金は9,000~13,000円だから、東京エリアにおいては楽々でんきで無料のかけつけサービスを1回利用するだけで、1~2ヶ月分の電気代が浮く計算になるよ。

また「ライトシングルMプラン」の基本料金は0円なので、電気をほとんど使わない人は楽々でんきの方が安くなるケースが多いです。

このように、大手電力会社より楽々でんきの方がお得になる場合もあるので、自身のライフスタイルなども考慮しながら乗り換え先を決めましょう。

契約期間内の解約は解約手数料がかかる

契約時や契約期間内の解約は手数料が発生する

楽々でんきの「ライトシングルMプラン」と「ライトビジネスMプラン」では、5,000円の解約金が設定されています。

具体的には2年の契約期間中、契約期間満了日から遡った1か月の間以外に解約をすると、違約金が発生します。

例えば2024年12月1日に契約した場合、2026年11月1日~11月30日の間に解約すれば、違約金は発生しないわ。

つまり契約期間中(24ヶ月)に解約金が発生するのは23ヶ月、解約金が発生しないのは最後の1ヶ月のみ、ということね。

現在は解約金を設定していない新電力が多いので、上記のようなリスクがあるのは楽々でんきのデメリットと言えます。

契約期間も2年とやや長いため、リスクを背負わずに電気を使いたい場合は解約金が0円の「新生活安心プラン」や、他社の新電力を検討しましょう。

契約手数料も発生する

楽々でんきでは、契約時にも全プランで3,850円の事務手数料が発生します。

契約手数料が0円の新電力と比べると乗り換える際の敷居が高いため、本記事も参考にしっかり電気代の試算を行い、乗り換えの判断をしましょう。

燃料調整費と電源調達調整費が高騰するリスクがある

燃料調整費と電源調達調整費が高騰するリスクがある

楽々でんきの燃料費調整額や電源調達調整費には、上限の設定がありません。

そのため、燃料価格や電力の市場価格が高騰すると電気料金が大幅に高くなる可能性があります。

例えば、ロシアによるウクライナ侵攻のような戦争が起こると燃料価格が高騰する傾向にあるよ。

また電力需要が高まる夏季や冬季は市場価格も上がるから、電源調達調整費もプラス調整が続きやすくなるんだ。

ただし、新電力会社はほぼ全て燃料費調整額などに上限を設定していないので、楽々でんきだけの注意点ではありません。

新電力会社を契約するなら、高騰のリスクがあることを理解しておきましょう。

楽々でんきの料金でよくある質問

楽々でんきの料金でよくある質問

楽々でんきの料金に関して、よくある質問と回答をまとめました。

楽々でんきの料金プランは?
楽々でんきでは、下記4種類の料金プランが用意されています。
・新生活安心プラン
・ライトシングルMプラン
・ライトビジネスMプラン
・オール電化プラン

一般家庭を対象にしたプランは「新生活安心プラン」と「ライトビジネスMプラン」で、それぞれ無料のかけつけサービスが付帯、基本料金0円などの特徴があります。
ライフスタイルや住まい環境に合わせたプラン選び、賢く電気代を節約しましょう。
>> 楽々でんきの料金プランを詳しく見る
楽々でんきは大手電力会社より安い?
楽々でんきの電気代は、全体的に大手電力会社より高いです。
エリアによって異なりますが、1ヶ月で数千円の差が開くこともあるので、本記事も参考にしながら比較してみましょう。
ただし電力使用量が少ない人は、基本料金が0円の「ライトビジネスMプラン」を選べば大手電力会社より安くなる可能性が高いです。
>> 楽々でんきと大手電力会社の電気代比較表を見る
楽々でんきの料金の特徴は?
楽々でんきの料金は、「基本料金や電力量料金が大手電力会社より割安」という特徴があります。
ただし電源調達調整費や容量拠出金などの費用も導入しているため、電気代の総額で比較すると大手電力会社より高くなる傾向にあります。
加えて一部のエリアでは燃料費調整額も発生するので、料金体系はしっかりチェックしておきましょう。
>> 楽々でんきの料金の特徴を詳しく見る

まとめ

最後に、楽々でんきの料金をおさらいしましょう。

  • 楽々でんきには4つの料金プランが用意されている
  • 大手電力会社よりも料金が高くなる
  • 無料のかけつけサービスなどに魅力を感じる人にはおすすめ

楽々でんきは基本料金や電力量料金は割安なものの、独自の費用も導入されているため、電気代の総額は大手電力会社より高くなる可能性が高いです。

一部のプランでは解約金も発生するため、他社の新電力と比べてもおすすめしにくい面があります。

ただし「新生活安心プラン」に付いてくる無料のかけつけサービスや、基本料金0円の「ライトシングルMプラン」などに魅力を感じるなら、検討する価値は充分にあります。

楽々でんきは料金重視の人には向いていませんが、ライフラインのトラブルに備えたい人や、電力使用量が極端に少ない人にとってはコスパが良い新電力です。

楽々でんきの申し込み手続きはネットから簡単に行え、早ければ数分で完了します。

本記事を参考に大手電力会社や他社の新電力と比較したうえで、乗り換え手続きを済ませましょう。

最後までお読みいただき、ありがとうございました。