小田急でんきの評判は?メリットとデメリットを解説

「小田急でんきの評判は?」
「本当に安くなる

「小田急でんきのデメリットは?」

小田急でんきは、小田急線の車内や駅などに広告をよく出しているので、興味を持っている人も多いでしょう。

しかし利用者の実際の声や、本当に安くなるのかなど、気になる点も多いですよね。

小田急でんきはユーザーから、電気代の安さや小田急ポイントが貯まる点が評価されていたよ。

ほかにも、小田急でんきは傘のシェアリングサービスや駆けつけサービスが付いていて、特典が充実しているんだ。

本記事では、小田急でんきの評判や料金プランについて解説します。

小田急でんきのメリットデメリットの説明や、他社との料金比較もしているので、ぜひ契約の参考にしてください。

\小田急ONE連携でお得がいっぱい/

小田急でんきとは

小田急でんきとは

小田急でんきとは、小田急電鉄が2019年4月からスタートした新電力サービスです。

小田急ブランドのサービスではありますが、販売会社は小田急電鉄で、サービスを提供している小売電気事業者は株式会社イーネットワークシステムズと、やや複雑な提供体制なのが特徴です。

小田急でんきという名称から、小田急線沿いに住んでいる人向けのイメージもありますが、電力量料金単価が安く優待サービスも充実しているため、これらの点に魅力を感じる人には利用するメリットがあるでしょう。

小田急でんきの基本情報

小田急でんき
 小田急でんき
提供エリア東京電力エリア
電気料金電力使用量が少ない世帯向け「S(スモール)プラン」
ファミリー世帯向け「M(ミディアム)プラン」
実質的にCO2フリーの電気が使える「グリーンプラン」
電気ガス
セット割
なし
追加特典電気料金から
毎月50~100円を割引
初期費用0円
解約金0円
契約期間1年間
(自動更新)
支払い方法口座振替
クレジットカード払い
ポイント還元小田急ポイント
販売会社
運営会社
販売会社:小田急電鉄株式会社
運営会社:株式会社イーネットワークシステムズ

小田急でんきは一般家庭用向けに3種類のプランを提供しており、いずれも3段階制の料金プランで、市場連動型プランはありません。

初期費用や解約金がないのに加え、小田急ガスとのセット割が可能なので、初めて新電力に乗り換える人でも契約しやすいのがポイントです。

オーソドックスな段階制料金プランでかつガスとのセット割も可能。

初期費用もかからず違約金もないなんて、使いやすい条件が全部揃っているわね。

しかし小田急でんきは提供が東京電力エリアに限定されており、またオール電化プランがありません。

また前述のように市場連動型プランなどもないため、これらのプランを探している人は、他の新電力サービスを検討してみましょう。

小田急でんきに向いている人

小田急でんきに向いている人

下記の6つの特徴に当てはまる人は、小田急でんきに向いています。

  • 電気料金を安くしたい
  • 段階制料金プランを契約したい
  • 環境に配慮した電気を使いたい
  • 小田急ポイントを貯めたい
  • 小田急ガスとセット契約したい
  • アイカサをよく使う

小田急でんきは、基本料金と電力量料金単価が安いので、電気料金を安く抑えたい人に向いています。

しかし燃料費や電力の調達コストが上昇すると、電気代の内訳に含まれる電源調達調整費単価が高くなってしまうことがあります。

その場合は電気代の総額が高騰してしまうケースがあるので、燃料費の動向をチェックしながら利用しましょう。

小田急でんきは、東京電力と同じ3段階制の従量プランで、使用量が少なければ単価が安く、使用量が増えるほど単価上がっていく合理的なプランだね。

また小田急でんきは、電気の利用を通して環境に貢献したい人向けに、実質CO2排出ゼロの「グリーンプラン」を提供しています。

費用の一部は森林整備費用に使われるので、電気を安く使いながら、環境問題に貢献できます。

また他のサービスではあまり見ない優待特典として、傘のシェアリングサービス「アイカサ」が無料で使えるというものがあります。

傘を持ち歩くのが面倒に感じる人や、すでにアイカサをよく利用している人にも、小田急でんきはおすすめです。

小田急でんきの評判・口コミ

小田急でんきの評判・口コミ

小田急でんきはサービスを開始してまだ間もないため、インターネット上で確認できる口コミはあまり多くありません。

しかし当サイト独自で調査を進めるなかで、以下の口コミが見つかりました。

  • 電気代が安い
  • 小田急ポイントが貯まってお得
  • 20A以下は契約できないのが難点

「電気代が安い」「小田急ポイントが貯まりやすい」というポジティブな評価が見られるなかで、契約アンペア数についての声があがっていました。

上記は「キャンペーンはお得だけど、30Aからしか対応していないから、申し込むか迷っている」という投稿で、おそらく一人暮らしの人かと思われます。

一人暮らしの場合、30Aでも容量が大きくて不要と感じる人も一定数おり、契約容量を20Aに下げて節約している人もいます。

小田急でんきの料金やサービスを魅力的に感じる一方で、30A以上からしか契約できず基本料金が高くついてしまうことをデメリットと感じる人もいるようです。

一般的に従量電灯型の料金プランの場合、契約アンペア数を下げると、基本料金も下がるんだ。

だいたい数百円安くなるので、年間で計算するとそこそこの違いになるよ。

小田急でんきの料金プラン

小田急でんきの料金プラン

小田急でんきのプランは4つです。

  • S(スモール)プラン
  • M(ミディアム)プラン
  • L(ラージ)プラン ※法人向け
  • グリーンプラン

本記事では、一般家庭向けのSプラン・Mプラン・グリーンプランを解説します。

S(スモール)
プラン
M(ミディアム)
プラン
グリーン
プラン
概要1〜2人暮らし
向け
3人暮らし以上
向け
実質CO2排出0
環境にやさしいプラン
契約容量30〜60A30〜60A30〜60A
1kVA〜
ガスとの
セット割
50円/月150円/月50円/月
ポイント付与最大1.5%最大1.5%最大1.5%
基本料金
(10Aあたり)
295.24円295.24円295.24円
電力量料金単価
(1〜120kWh)
19.33円23.12円
(1〜150kWh)
19.37円
電力量料金単価
(121〜300kWh)
24.83円23.32円
(151〜350kWh)
25.95円
電力量料金単価
(301kWh〜)
26.68円25.87円
(351kWh〜)
30.06円

S(スモール)プラン

小田急でんきのSプランは、電気の使用量が361kWh以下の1〜2人暮らし向けプランです。

基本料金と単価が安く、特に1〜120kWhの単価が東京電力よりも10.47円も安いため、月々の電力使用量が少ない世帯に向いています。

▼S(スモールプラン)がおすすめな人

  • 1〜2人暮らし
  • 単身赴任
  • 共働き世帯で昼に電気を使わない

電力量料金単価にもとづいて試算すると、毎月の電気の使用量が362kWh以上になると、Mプランの方が安くなります。

東京都が実施した「平成26年家庭のエネルギー消費動向実態調査」によると、2人暮らしと3人暮らしの電気の平均使用量はそれぞれ331kWh、386kWhなので、3人暮らし以上になると割高になる可能性が出てくるでしょう。

S(スモール)プランの概要

S(スモール)
プラン
概要1〜2人暮らし
向け
契約容量30〜60A
ガスとの
セット割
50円/月
ポイント付与最大1.5%

S(スモール)プランの基本料金

契約アンペア数基本料金
(1契約あたり)
30A885.72円
40A1,180.96円
50A1,476.20円
60A1,771.44円

S(スモール)プランの電力量料金単価

使用電力量電力量料金単価
(1kWhあたり)
1〜120kWh19.33円
121〜300kWh24.83円
301kWh〜26.68円

電気料金 = 基本料金 + (電力量料金単価 × 使用量) + (電源調達調整費 × 使用量) + (再エネ発電賦課金単価 × 使用量)

M(ミディアム)プラン

小田急でんきのMプランは、電気の使用量が362kWh以上の3人暮らし向けプランです。

基本料金と単価が安くなり、特に151〜300kWhの単価が13.08円も安く、351kWh以上の単価は14.62円も安いので、使用量が多いほどお得になります。

▼M(ミディアム)プランがおすすめな人

  • 3人暮らし以上
  • ペットを買っている
  • 在宅ワークをしている

東京都が実施した「平成26年家庭のエネルギー消費動向実態調査」によると、3人暮らしの電気の平均使用量は386kWhなので、3人暮らし以上に向いています。

M(ミディアム)プランの概要

M(ミディアム)
プラン
概要3人暮らし以上
向け
契約容量30〜60A
ガスとの
セット割
150円/月
ポイント付与最大1.5%

M(ミディアム)プランの基本料金

契約アンペア数基本料金
(1契約あたり)
30A885.72円
40A1,180.96円
50A1,476.20円
60A1,771.44円

M(ミディアム)プランの電力量料金単価

使用電力量電力量料金単価
(1kWhあたり)
1〜150kWh23.12円
151〜350kWh23.32円
351kWh〜25.87円

電気料金 = 基本料金 + (電力量料金単価 × 使用量) + (電源調達調整費 × 使用量) + (再エネ発電賦課金単価 × 使用量)

グリーンプラン

小田急でんきのグリーンプランはCO2排出量が実質0の環境にやさしい環境問題に貢献できるプランです。

グリーンプランは下記の理由で環境にやさしい発電を実現しています。

  • 実質的にCO2排出ゼロの発電
  • 費用の一部を森林整備費用として使用

グリーンプランは収益の一部を森林整備費用として使用しているので、グリーンプランに契約することで、自分の支払った電気代の一部が森林設備費用にあてられることになります。

CO2の排出問題が気になる人や環境に貢献したい人は、グリーンプランを契約しましょう。

グリーンプランの概要

グリーンプラン
概要実質CO2排出0環境に
やさしいプラン
契約容量30〜60A
1kVA〜
ガスとの
セット割
50円/月
ポイント付与最大1.5%

グリーンプランの基本料金

契約アンペア数基本料金
(1契約あたり)
30A885.72円
40A1,180.96円
50A1,476.20円
60A1,771.44円
6〜49kVA295.24円
(1kVAあたり)

グリーンプランの電力量料金単価

使用電力量電力量料金単価
(1kWhあたり)
1〜120kWh19.37円
121〜300kWh25.95円
301kWh〜30.06円

電気料金 = 基本料金 + (電力量料金単価 × 使用量) + (電源調達調整費 × 使用量) + (再エネ発電賦課金単価 × 使用量)

小田急でんきの料金を世帯別に他社と比較

小田急でんきの料金を世帯別に他社と比較

小田急でんきはどれくらい安くなるのか、世帯人数別で東京電力と比較します。

世帯人数ごとの電気の使用量は、東京都が実施した「平成26年家庭のエネルギー消費動向実態調査」をもとに、以下の条件で計算します。

世帯アンペア使用量
1人暮らし30A219kWh
2〜3人暮らし40A358kWh
4人暮らし50A436kWh

燃料費調整単価と再生エネルギー発電促進賦課金は、以下の2024年8月分で計算しています。

小田急でんき東京電力
燃料費調整単価3.75円
(電源調達調整費)
-6.31円
再エネ発電
促進賦課金
3.49円3.49円

①1人暮らし

1人暮らしを想定し、以下の条件で計算すると、東京電力と比べて小田急でんきの方が248円安くなります

  • 契約容量30A
  • 1ヶ月で219kWhの電気を使用
差額小田急でんき
(Sプラン)
東京電力
(従量電灯B)
基本料金-49.53円885.72円935.25円
電力量料金
第1段階
1〜120kWh
-10.47円19.33円29.80円
電力量料金
第2段階
121〜300kWh
-11.57円24.83円36.40円
電力量料金
第3段階
301kWh〜
-13.81円26.68円40.49円
燃料費調整額
(8月分)
10.06円3.75円
(電源調達調整費)
-6.31円
再エネ発電
賦課金
(8月分)
0.00円3.49円3.49円
電気料金
(8月分)
-248円7,249円7,497円

小田急でんきは、1〜2人暮らし向けのSプランで比較しています。

一般的に会社ごとの電力量料金単価の差額は0.1〜4円程度ですが、小田急でんきのSプランは東京電力と比べると、電力量料金単価が10円以上安いです。

しかし、小田急でんきは「電源調達調整費」を設けているので、電力市場の価格によっては、電気代が高くなる月もあります。

電源調達調整費とは

電源調達調整費とは、一定期間の電力市場価格の平均を電気料金に反映させる料金のことです。基本料金や電力量料金単価と別に設定されます。各電力会社が独自で料金基準を設定することから、「独自燃調」とも言われています。

小田急でんきの場合、電源調達調整費に燃料費調整額が含まれており、8月分の単価は3.75円です。

一方、東京電力の燃料費調整額は-6.31円で、この差が広がれば東京電力の方が安くなります。

燃料費調整額とは

燃料費調整額とは、発電に使う燃料(液化天然ガス、原油、石炭など)の価格変動を電気料金に反映させるための料金です。基本的には各エリアごとに同じ金額が設定されています。しかし、特定小売供給約款が適応されるプラン(東京電力の従量電灯Bなど)は、燃料費調整額に上限が設定されている一方、新電力会社や旧一般電気事業者の新プランは燃料費調整額に上限がありません。

小田急でんきの電源調達調整費は、主に3〜6ヶ月前の電力市場価格の平均で単価が決まります。

電力市場が高騰し始めたら、電力会社を切り替えるなどの対策をとりましょう。

②2~3人暮らし

2〜3人暮らしを想定し、以下の条件で計算すると、東京電力と比べて小田急でんきの方が604円安くなります

  • 契約容量40A
  • 1ヶ月で358kWhの電気を使用
差額小田急でんき
(Sプラン)
東京電力
(従量電灯B)
基本料金-66.04円1180.96円1247.00円
電力量料金
第1段料金
1〜120kWh
-10.47円19.33円29.80円
電力量料金
第2段階
121〜300kWh
-11.57円24.83円36.40円
電力量料金
第3段階
301kWh〜
-13.81円26.68円40.49円
燃料費調整額
(8月分)
10.06円3.75円
(電源調達調整費)
-6.31円
再エネ発電
賦課金
(8月分)
0.00円3.49円3.49円
電気料金
(8月分)
-604円12,109円12,714円

小田急でんきは、電気の使用量が361kWh以下向けのSプランで比較しています。

小田急でんきの方が電力量料金単価が10円以上安いので、電気料金の総額でも小田急でんきの方が安くなっています。

しかし小田急でんきは「電源調達調整費」を設けていて、電力市場の価格の変動が電気代に反映されます。

電力市場の動向によっては電源調達調整費が高騰し、小田急でんきの方が東京電力よりも高くなる可能性があります。

電力市場が高騰し始めたら、電力会社を切り替えるなどの対策をとればお得に使えるわ。

③4人暮らし

4人暮らしを想定し、以下の条件で計算すると、東京電力と比べて小田急でんきの方が974円安くなります

  • 契約容量50A
  • 1ヶ月で436kWhの電気を使用
差額小田急でんき
(Sプラン)
東京電力
(従量電灯B)
基本料金-82.55円1476.20円1558.75円
電力量料金
第1段料金
1〜120kWh
-6.68円23.12円
(1〜150kWh)
29.80円
電力量料金
第2段階
121〜300kWh
-13.08円23.32円
(151〜350kWh)
36.40円
電力量料金
第3段階
301kWh〜
-14.62円25.87円
(351kWh〜)
40.49円
燃料費調整額
(8月分)
10.06円3.75円
(電源調達調整費)
-6.31円
再エネ発電
賦課金
(8月分)
0.00円3.49円3.49円
電気料金
(8月分)
-974円14,990円15,964円

小田急でんきは、3人暮らし以上向けのMプランで比較しています。

小田急でんきは、基本料金と電力量料金単価のどちらも東京電力より安く、特に351kWh以上の単価が14.62円も安いので、使用量が多い家庭ほど割安になります。

しかし小田急でんきは「電源調達調整費」を設けていて、電力市場の価格によっては、電気代が高くなる可能性もあります。

使用量が多い4人暮らしは、電気料金が高騰した時の差額も大きいわ。

電力市場が高騰し始めたら電力会社を切り替えましょう。

小田急でんきのメリット

小田急でんきのメリット

小田急でんきのメリットは6つです。

  • 電気の使用量に合わせてプランを選べる
  • 電気とガスのセット割がある
  • 初期費用か解約違約金がかからない
  • 条件によってはアイカサを無料で利用できる
  • OPカードがあるとポイントが最大1.5%還元
  • 24時間365日対応の駆けつけサービスがある

順番に解説します。

電気の使用量に合わせてプランを選べる

小田急でんきは、自分の電気の使用量に合わせて、以下の最適なプランを選べるのがメリットです。

プラン使用量
S(スモール)
プラン
361kWh以下向け
M(ミディアム)
プラン
362kWh以上向け
L(ラージ)
プラン
法人向け

プランが1つしかない電力会社は、満遍なくメリットが出る代わりに、お得になる額が小さいケースもあります。

小田急でんきは自分のライフスタイルにあったプランを選べるため、使い方や電気の使用量にあわせてメリットを大きくできます。

電気とガスのセット割がある

小田急でんきは、電気とガスのセット割があるので、東京ガスエリアに住んでいる人は大きなメリットです。

電力会社にはガスのプランを提供していない会社も多く、電気単体ではお得でもガスの方がお得にならなければ、総合的なメリットは少なくなります。

小田急ガスは、東京ガスの一般料金よりもガス代が3%お得になり、小田急でんきとセットにすると以下のセット割が適用されます。

S(スモール)
プラン
M(ミディアム)
プラン
グリーン
プラン
ガスとの
セット割
50円/月150円/月50円/月

例えば以下のケースで考えると、電気のお得額が少なくても、小田急でんきのように電気もガスもお得になり、セット割引が付く会社の方が総合的にお得になります。

【電気だけ安くなるケース】

  • 年間お得額 = 電気(5,000円) + ガス(0円) + セット割(0円) = 5,000円

【電気とガスでセット割が付くケース】

  • 年間お得額 = 電気(3,000円) + ガス(3,000円) + セット割(1,800円) = 7,800円

小田急でんきのセット割は固定金額なので、使用量が少ない家庭にもおすすめです。

初期費用や解約違約金がかからない

小田急でんきは、初期費用や解約金がかからないのがメリットです。

電力会社によっては初期費用や解約違約金がかかるプランがあり、気軽に申し込みづらい場合があります。

例えば東京電力のプレミアムプランは、契約期間内に解約すると最大5,000円の解約金がかかります。

小田急でんきなら申し込むことによるリスクが少ないので、お試し感覚でもスタートできるよ。

条件によってはアイカサを無料で利用できる

小田急でんきに契約すると、傘のシェアリングサービス「アイカサ」を、契約者を含む家族4人まで無料で利用できます。

専用アプリで簡単にレンタルできるので、「よく傘を忘れる」「折り畳み傘を持ち歩きたくない」という人におすすめです。

アイカサとは

日本初のNo.1の傘シェアリングサービスです。駅を中心とした全国のシェアリングスポットで傘をレンタルできます。レンタル方法やシェアリングスポットは公式サイトから確認できます。

アイカサは、小田急ONEに会員登録したうえで、小田急ONEと小田急でんきとアイカサを連携すると利用できます。

アイカサは本来1人あたり月額280円のサービスなので、家族4人で使えば実質1,120円分お得です。

アイカサを利用する人は、小田急でんきを優先的に検討してみましょう。

OPカードがあるとポイントが最大1.5%還元

小田急でんきは、OPカードがあるとポイント還元率が最大1.5%と大変お得です。

OPクレジットカードとは

OPクレジットカードとは、小田急電鉄株式会社が発行する、クレジット機能付きのOPカードのことです。OPカード(小田急ポイントカード)は、小田急ポイントが貯まるポイントカードです。

小田急でんきで最大1.5%還元を受けるための手順は、下記の4ステップです。

  1. 小田急でんきの支払い方法をOPカードにする
  2. 小田急ONEの会員登録(無料)
  3. 小田急でんきと小田急ONEを連携
  4. 小田急ONEとOPカードを連携

小田急でんきをOPカードで支払うと、通常のポイント還元率0.5%に加え、小田急でんきの電気代に対して+0.5%ポイントが追加で還元されます。

さらに、小田急ONEの会員登録で0.5%分のポイントが貯まるので、実質1.5%の還元です。

小田急ポイントを貯めたい人は、OPカードと小田急でんきを利用しましょう。

24時間365日対応の駆けつけサービスがある

小田急でんきは、電気にトラブルが起きた時の駆けつけサービスが無料で付いています。

  • 電気がつかない
  • ブレーカーが落ちる
  • コンセントが焦げ臭い …etc

24時間365日対応しているので、安心して電気を利用できるのも小田急でんきのメリットです。

しかし、以下のサービスは対象外なので確認しておきましょう。

  • 電球交換
  • 照明器具の故障対応
  • 家電製品の故障対応
  • 配線等の本格的な工事

小田急でんきのデメリット

小田急でんきのデメリット

小田急でんきのデメリットは3つです。

  • 20アンペア以下で契約できない
  • 電力の販売とサービスの運営元が別で分かりにくい
  • 小田急電鉄に関連する特典がない

デメリットは、申し込み前にしっかり確認しましょう。

20アンペア以下で契約できない

小田急でんきは、20A以下の容量では契約できません

一般家庭用の電気の契約には10〜60Aの契約があり、集合住宅の1人暮らしは20〜30Aの契約が多いので、建物によっては契約できない場合があります。

アンペアが20Aの人は、30Aに上げないと小田急でんきを契約できないわ。

だけど、30Aに上げると基本料金が262.22円上がるので、逆に損をしてしまう可能性もあるわ。

自宅のアンペアが20A以下の人は、別の電力会社を検討しましょう。

電力の販売とサービスの運営元が別で分かりにくい

小田急でんきは、電力の販売とサービスの運営元が異なります

小田急でんきというサービス名から、小田急電鉄が提供していると思われるかもしれませんが、サービスを提供しているのは「株式会社イーネットワークシステムズ」です。

株式会社イーネットワークシステムズとは

LPガスや電力事業を主軸に構える「三ッ輪ホールディングス」のグループ会社です。小田急電鉄と提携し、小田急でんきを提供しています。

請求書は株式会社イーネットワークシステムズから届くので、契約がややこしいと思う人もいるようです。

小田急電鉄に関連する特典がない

小田急でんきは、小田急電鉄の割引や特典がないので、小田急電鉄関連の特典を期待していた人にとってはデメリットです。

鉄道系の新電力「東急でんき」は、東急線の定期券の割引サービスがあるのに対し、小田急でんきは小田急電鉄の割引サービスはありません。

しかし小田急ポイントは貯まるうえ、還元率も高いので、小田急線沿いに住んでいる人にとっては小田急でんきのメリットは大きいでしょう。

小田急でんきの申し込み方

小田急でんきの申し込み方

小田急でんきを申し込む際は、以下の情報が必要なので、検針票かWeb明細で事前に確認しておきましょう。

【電力会社を乗り換える場合】

  • 供給地点特定番号
  • お客様番号
  • 契約プラン
  • 契約アンペア
  • 契約名義
  • 契約住所

【引越し先で新規で申し込む場合】

  • 引越し先住所

画像を使いながら手順を解説します。

小田急でんきの電気の申し込みフォームにアクセスする

まずは、小田急でんきのホームページを開き、申し込みページへアクセスします。

小田急でんきの電気の申し込みフォームにアクセスする
約款・重要事項説明・プライバシーポリシーに同意する

申し込み前に、約款・重要事項説明・プライバシーポリシーの同意を行います。

必ず目を通してから、次に進みましょう。

約款・重要事項説明・プライバシーポリシーに同意する
電力会社の切り替えか、引越し先で新規申し込みかを選ぶ

電力会社の切り替えか、引越し先で新規申し込みかを選びます。

電力会社の切り替えの場合は、供給地点特定番号などの既存電力会社の必要情報を入力するページに移るので、順番に入力しましょう。

既存電力会社が東京電力の場合は、検針票の画像をアップロードでき、入力の手間を省けます。

電力会社の切り替えか、引越し先で新規申し込みかを選ぶ

引越し先で新規で申し込む場合は、利用開始希望日や引越し先住所を入力するページに移るので、順番に入力してください。

新規での申し込みは、供給地点特定番号などの情報は不要です。

電力会社の切り替えか、引越し先で新規申し込みかを選ぶ
ガスとセット契約になるか確認する

すでに小田急ガスを契約している人は、セット割を適応するボタンにチェックを入れましょう。

「申し込み内容の入力」ボタンを押して、入力内容に間違いがないか確認したら、申し込み完了です。

ガスとセット契約になるか確認する
申し込み完了

小田急でんきによくある質問

小田急でんきによくある質問

小田急でんきの評判について、よくある質問に回答します。

小田急でんきの評判・口コミは?
小田急でんきは、口コミサイトやWeb上の評判を見ると、以下のような意見があります。
・電気代が安い
・小田急ポイントが貯まってお得
・30A以上からしか契約できないのが難点

提供エリアが関東のみなので口コミは多くありませんが、小田急ポイントを貯めている人や、30A以上の人なら、おすすめの新電力と言えるでしょう。
>> 小田急でんきの評判・口コミを詳しく見る
小田急でんきに向いている人は?
以下の6つのいずれかに該当する人は、小田急でんきに向いています。
・電気料金を安くしたい
・段階制料金プランを契約したい
・環境に配慮した電気を使いたい
・小田急ポイントを貯めたい
・小田急ガスとセット契約したい
・アイカサをよく使う

特に小田急ポイントを貯めている人や、傘のシェアリングサービス「アイカサ」を利用する人は、小田急でんきをお得に利用できます。
>> 小田急でんきに向いている人を詳しく見る
小田急でんきのメリットは?
小田急でんきのメリットは6つです。
・電気の使用量に合わせてプランを選べる
・電気とガスのセット割がある
・初期費用か解約違約金がかからない
・条件によってはアイカサを無料で利用できる
・OPカードがあるとポイントが最大1.5%還元
・24時間365日対応の駆けつけサービスがある

自分の電気の使用量に合わせてプランを選べるうえ、東京ガスエリアの人はガスもセットで契約ができます。
初期費用や解約金も発生しないので、上記のメリットに魅力を感じた人は小田急でんきを利用してみましょう。
>> 小田急でんきのメリットを詳しく見る

まとめ

小田急でんきの評判について、おさらいします。

  • 小田急でんきは使用量帯によって2つのプランが選べる
  • 環境問題に貢献できるグリーンプランも選べる
  • 基本料金と電力量料金単価が非常に安い
  • 電源調達調整費を導入しているため電力市場が高騰すれば電気代も高くなる
  • 小田急ポイントが最大1.5%還元
  • 傘のシェアリングサービス「アイカサ」が無料
  • 24時間365日対応の駆けつけサービスがある

小田急でんきの評判・口コミは多くありませんが、電力量料金の単価の安さや、小田急ポイントが貯まる点が人気を集めています。

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