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「ドコモでんきは中電より安い?」
「ドコモ回線でお得になる?」
「dポイントはどれぐらい貯まる?」
中国電力からドコモでんきに乗り換えたとき、どのくらい安くなるのか気になりますよね。
ドコモでんきと中国電力の電気代はまったく同じです。
その代わり、ドコモでんきはdポイントも付与されるため、ポイント分だけお得になります。
この記事では詳細なシュミレーションをもとに中国電力とドコモでんきのプランをくわしく比較します。
複数のケースに分けて比較しているので、ぜひ参考にしてみてください。
\dポイントが貯まる/
ドコモユーザーなら中国電力よりドコモでんきがお得
ドコモでんきの標準的なプラン「ドコモでんきBasic」で400kWh/月利用した場合、年間最大で3,166円分のdポイントが付与されるため、中国電力よりもお得になります。
ドコモでんきのプランは、dポイント還元率が最大2%のBasicと、毎月500円割高になる代わりに還元率最大20%になるGreenの2種類です。
dポイント還元率はahamo・eximo・irumoなどドコモ回線を契約しつつ、電気代をdカードで支払うと最大還元になるため、ドコモ系でまとめている人はドコモでんきを契約しましょう。
ドコモでんき | 詳細情報 |
---|---|
提供エリア | 全国 沖縄と離島を除く |
電気料金 | 料金確認 |
初期費用 | 0円 |
支払方法 | クレジットカード 口座振替 |
解約費用 | 0円 |
ドコモでんきは、株式会社NTTドコモが提供する新電力サービスです。
ドコモでんきは「Basic」「Green」の2種類のプランがあります。
ドコモでんきのユーザーはdポイントを貯めたい人が多いため、dポイントが貯まりやすいGreenが人気です。
\dポイントを貯めやすい/
中国電力とドコモの基本プランは同じ価格
中国電力の基本プランは、ドコモでんきのBasicプランと同じ価格です。
最低料金と電力量料金がまったく同じ価格で、電気の調達コストの燃料費調整額や、どの電力会社でも発生する再エネ賦課金も同じ価格です。
そのため、トータルで電気代を計算しても料金はまったく変わりません。
ドコモユーザーはdポイント還元が多い
契約有無 | Basic dポイント還元率 | Green dポイント還元率 |
---|---|---|
ドコモ回線 契約あり | 1〜2% | 3〜12% |
ドコモ回線 契約なし | 0.5〜1% | 1〜2% |
dカードの種類 | ドコモでんき dポイント還元率 (Greenの場合) |
---|---|
PLATINUM (年会費29,700円) | 6%〜12% |
GOLD (年会費11,000円) | 5%〜6% |
通常カード | 1%〜4% |
ドコモでんきBasicは電気料金に対して最大2%のdポイント還元、ドコモでんきGreenは最大12%のdポイント還元があり、その分実質的に電気代がお得になるのが特徴です。
ドコモでんきBasicはドコモ回線(eximo、ahamo、irumo等)利用かつ、電気代をdカード払いにした場合に還元率が2%になります。
ドコモでんきGreenは還元率最大12%とお得に見えますが、月額で500円分、料金も追加されています。
追加分の料金も含めて、ポイントでお得になるかで計算するようにしましょう。
dポイント還元は最低料金と電力料金が対象で、燃料費等調整額、再エネ賦課金などはポイント対象外です。
標準プランの電気代を比較
プラン名 | ドコモでんき 代表的なプランの特徴 |
---|---|
Basic | ・ドコモ回線契約で最大2%ポイント還元 ・中国電力と同じ価格 |
Green | ・ドコモ回線契約で最大20%ポイント還元 ・九州電力より月額500円高い ・再生エネルギー由来のエコな電力 |
Basicプランは中国電力と最低料金・電力量料金がまったく同じですが、最大2%のdポイントが付与されるため、ポイント分だけ中国電力よりもお得になります。
GreenプランはBasicより月額500円高いプランで、料金が高い分、dポイント付与率は最大12%とBasicよりも高還元です。
ドコモでんきBasicと、中国電力の標準プラン「従量電灯B」で、どちらがお得になるか比較計算します。
- ドコモでんきと中国電力の電気の料金計算は、最低料金・電力量料金・燃料費調整額・再生可能エネルギー発電促進賦課金と全ての項目を、実際の電気料金計算と同じように使用し実態に近いリアルな数値で試算します。
- 燃料費調整額は、ドコモでんき・中国電力の電気の2024年1月から2024年12月まで1年分の数値を使用します。
- 燃料費調整額は、国による激変緩和措置を適用した割引は使用せず、シンプルなデータで試算します。
標準プランで比較すると同じ金額
30Aで契約 | Basic | 従量電灯B |
---|---|---|
200kWh/月 | ||
400kWh/月 |
200kWh/月 (30A契約) | 中国電力 従量電灯B | ドコモでんき Basic | 燃調費 両社共通 |
---|---|---|---|
2024年 1月 | 6,158円 | 6,158円 | -7.53円 |
2月 | 6,170円 | 6,170円 | -7.47円 |
3月 | 6,166円 | 6,166円 | -7.49円 |
4月 | 6,104円 | 6,104円 | -7.80円 |
5月 | 6,082円 | 6,082円 | -7.91円 |
6月 | 6,052円 | 6,052円 | -8.06円 |
7月 | 6,039円 | 6,039円 | -8.12円 |
8月 | 6,400円 | 6,400円 | -8.25円 |
9月 | 6,412円 | 6,412円 | -8.19円 |
10月 | 6,424円 | 6,424円 | -8.13円 |
11月 | 6,412円 | 6,412円 | -8.19円 |
12月 | 6,361円 | 6,361円 | -8.44円 |
合計 | 74,780円 | 74,780円 | ー |
平均 | 6,231円 | 6,231円 | ー |
中国電力の従量電灯BとドコモでんきBasicプランは、最低料金と電力量料金など計算項目の数値が同じなため、両社の電気代を計算しても同じ金額になります。
dポイント還元を加えるとドコモがお得
400kWh/月 (30A契約) | 年間電気代 | 年間割引額 dポイント還元分 |
---|---|---|
中国電力 従量電灯B | – | |
ドコモでんき Basic | – | |
ドコモでんき Basic 1%還元 | 1,583円 | |
ドコモでんき Basic 2%還元 | 3,166円 |
ドコモでんきBasicで毎月400kWh/月想定のdポイントは、1%還元で年額1583円分・2%で3166円分になるため、dポイント分だけドコモでんきがお得です。
ドコモ回線の利用、dカードで電気代を支払うという2つの条件を満たすと、Basicの最大還元2%を適用できます。
中国電力の自由料金プランと比較
中国電力の自由料金プラン「スマートコース」「シンプルコース」は、使用する電力量によってはドコモでんきよりもお得です。
電力量が150kWh以下ならスマートコース、1200kWh以上ならシンプルコースを選ぶとドコモでんきより安くなります。
150kWh以下ならスマートコースが安い
30A契約 年額比較 | スマートコース | Basic+2%還元 |
---|---|---|
150kWh/月 | ||
200kWh/月 |
150kWh 30A契約 | 中国電力 スマートコース | ドコモでんきBasic | 燃調費 両社共通 |
---|---|---|---|
2024年 1月 | 4,470円 | 4,544円 | -7.53円 |
2月 | 4,586円 | 4,582円 | -7.47円 |
3月 | 4,595円 | 4,591円 | -7.49円 |
4月 | 4,586円 | 4,582円 | -7.80円 |
5月 | 4,577円 | 4,574円 | -7.91円 |
6月 | 4,314円 | 4,316円 | -8.06円 |
7月 | 4,323円 | 4,325円 | -8.12円 |
8月 | 4,346円 | 4,347円 | -8.25円 |
9月 | 4,362円 | 4,363円 | -8.19円 |
10月 | 4,409円 | 4,409円 | -8.13円 |
11月 | 4,412円 | 4,412円 | -8.13円 |
12月 | 4,403円 | 4,403円 | -8.19円 |
合計 | 53,383円 | 53,449円 | -8.44円 |
平均 | 4,448円 | 4,454円 |
中国電力のスマートコースと、ドコモでんきBasicの電気料金を年額で比較すると、1カ月の使用量が150kWh以下でスマートコースの方が66円安くなります。
中国電力では「1ヶ月に400kWh以下ならスマートコースがお得」と設定していますが、ドコモでんきと比べた場合は150kWh以下にならないとお得にはなりません。
1,200kWh以上ならシンプルコースがお得
30A契約 年額比較 | シンプルコース | Basic+2%還元 |
---|---|---|
1,000kWh/月 | ||
1,200kWh/月 |
1,000kWh 30A契約 | 中国電力 シンプルコース | ドコモでんきBasic | 燃調費 両社共通 |
---|---|---|---|
2024年 1月 | 33,956円 | 33,596円 | -7.53円 |
2月 | 34,015円 | 33,655円 | -7.47円 |
3月 | 33,995円 | 33,636円 | -7.49円 |
4月 | 33,686円 | 33,332円 | -7.80円 |
5月 | 33,576円 | 33,224円 | -7.91円 |
6月 | 33,426円 | 33,077円 | -8.06円 |
7月 | 33,365円 | 33,017円 | -8.12円 |
8月 | 35,294円 | 34,908円 | -8.25円 |
9月 | 35,354円 | 34,966円 | -8.19円 |
10月 | 35,414円 | 35,025円 | -8.13円 |
11月 | 35,354円 | 34,966円 | -8.13円 |
12月 | 35,103円 | 34,720円 | -8.19円 |
合計 | 412,538円 | 408,123円 | -8.44円 |
平均 | 34,378円 | 34,010円 |
1カ月あたりの使用量が1200kWh以上の場合、ドコモでんきより中国電力のシンプルコースの方が年間で1,880円ほど安くなります。
1200kWh以上であればシンプルコースがお得ですが、実際はこんな大量の電気を使うケースはかなり稀なため、ほとんどの人はシンプルコースを選ぶ必要はありません。
ドコモでんきGreenは中国電力より割高
ドコモでんきGreenは再エネ系のエコな電力で、ドコモでんきBasicより最低料金がプラス500円高いプランです。
dポイント還元率は、Basicの最大2%に対しGreenは最大12%あるので、還元率だけみるとお得に見えます。
ただし、最低料金が500円高いことに加え、最大還元の12%を適用するには年会費29,700円のdカードPRUTINUMの契約も必要なため注意しましょう。
ポイント還元だけで、カード年会費分を賄うのは…かなり大変そうね。
ドコモでんきとと中国電力の比較でよくある質問
ドコモでんきと中国電力の比較について、よくある質問にお答えします。
- ドコモでんきと中国電力はどちらが安い?
- ドコモでんきと中国電力の基本的なプランはまったく同じ電気料金です。ただし、ドコモでんきはdポイント還元があるため、実質的に中国電力よりお得になります。特にドコモユーザーは、還元率が最大で12%にまで上がるためおすすめです。
>> ドコモユーザーがお得な理由をくわしく見る
- 基本的なプランは中国電力とドコモでんきどっちがお得?
- 中国電力の従量電灯AとドコモでんきのBasicを比べると、価格設計は全く一緒ですが、dポイント還元があるためドコモでんきがポイント分だけ安くなります。Basicの還元率は最大2%でGreenの還元率は最大12%です。
>> 標準プランの電気代を比較した結果を見る
- スマートコースとドコモでんきはどちらが良い?
- 中国電力の使用料が400kWh以下向けのプラン「スマートコース」と、ドコモでんきBasicで2%ポイント還元があるケースを比べると、使用料150kWh以下なら、スマートコースが安く、それ以上はドコモでんきがお得です。
>> ドコモでんきとスマートコースの比較結果を見る
まとめ
ドコモでんきと中国電力の比較をおさらいをしましょう。
- ドコモでんきと中国電力の標準的なプランは料金設計が全く同じ
- 電気代は同額だがdポイント還元分だけドコモでんきがお得
- ドコモユーザーならドコモでんきのdポイント還元率が高くなる
ドコモでんきと中国電力の基本プランを比べると、電気代は同じ金額で変わりませんが、ドコモでんきはdポイントも付与されるためポイント分だけお得になります。
dポイント還元率は、プラン・ドコモ回線の有無・dカード払いの有無で変化します。
具体的には、ドコモ回線契約者がドコモでんきGreenに契約しdカードPLATINUMで電気代を支払うったとき最大還元率の12%まで上がる仕組みです。
ドコモでんきはdポイント分を含めて、中国電力よりお得になります。
ドコモユーザーは高還元になるため、ぜひドコモでんきで契約しましょう。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。