中部エリアでおすすめの新電力会社は?電気料金プランを比較

「中部電力エリアでおすすめの新電力は?」
「中部電力と比べてどのくらい安くなる?」
「家族の人数に合った安い新電力は?」

中部電力エリアに住んでいて、おすすめの電力会社を探している人も多いでしょう。

しかし乗り換えのために、複数の電力会社を試算して比較するのも大変ですよね。

中部電力エリアの新電力会社のおすすめは5社です。

どの会社も中部電力エリアで最安クラスの電気料金を期待できますよ。

本記事では、中部電力エリアでおすすめの新電力を解説します。

家族の人数ごとのおすすめの新電力サービスや、新電力会社選びで気を付けるべきポイントなども解説するので、ぜひ参考にしてください。

\ピークシフトで電気代を抑えられる/

中部エリアでおすすめの電力会社

中部エリアでおすすめの電力会社

中部電力エリアでおすすめの新電力会社は5社です。

それぞれ詳しく解説します。

Looopでんき

Looopでんき
  Looopでんき 
供給エリア離島を除く全国エリア
料金プラン市場連動型「スマートタイムONE」
電気ガス
セット割
電気料金単価が1円/kWhの割引
初期費用なし
解約金なし
契約期間1年
支払方法クレジットカード
デビットカード
プリペイドカード
ポイント還元なし
運営会社株式会社Looop
Looopでんきがおすすめな人
  • 電気の料金単価をチェックして、電気が安い時間帯にあわせて電気を使える人
  • 基本料金がかからない料金体系を希望する人

Looopでんきの「スマートタイムONE」は、電力市場の価格に応じて電力量料金単価が変動する「市場連動型」の料金プランです。

電力の市場取引価格に連動して30分ごとに料金単価が変動するため、単価の安くなったタイミングで電気を使うことで、電気代を削減できます。

また基本料金、燃料費調整額がなく、基本的に料金単価と使用電力量だけで電気代が決まるので、利用者にとっては非常に納得感の強い料金体系と言えるでしょう。

Looopでんきでは専用アプリを配信しており、料金単価の変動もアプリ内で確認できるので、ピークシフトに簡単に取り組めるのも特徴です。

ピークシフト

ピークシフトとは、電気を使う時間帯をピークタイムから他の時間帯へシフトすることです。

夜間などの電力量料金単価が上がる時間帯は節電をして、単価が下がる日中などに電気を使うことで、電気代を節約できます。

市場連動型プランの場合、単価が下がった時間帯に集中して電気を使うことで、電気代を大きく削減できるわ。

ただし市場連動型プランは電力市場の動向に影響を受けるため、電力量料金単価が思いのほか上昇することもあります。

直近の数ヶ月を見る限りでは目立った単価の上昇はありませんが、市場連動型の特徴の1つとして把握しておくと、失敗がありません。

昼間の在宅時間が比較的長く、単価の変動に柔軟に合わせられる人にはおすすめの新電力サービスです。

\ピークシフトで電気代を抑えられる/

オクトパスエナジー

オクトパスエナジー
 オクトパスエナジー
提供エリア沖縄電力エリアと離島を除く全国エリア
(北海道、東北、東京、
中部、北陸、関西、
中国、四国、九州電力エリア)
電気料金・環境にやさしい「グリーンオクトパス」
・固定単価制の「シンプルオクトパス」
・朝や夜間に安くなる「ソーラーオクトパス」
・深夜に安くなる「EVオクトパス」
・段階制プランの「スタンダードオクトパス」
など
電気ガス
セット割
なし
追加特典友達からの紹介で5,000円割引
初期費用0円
解約金0円
契約期間なし
支払い方法口座振替
クレジットカード払い
コンビニ払い
ポイント還元なし
運営会社TGオクトパスエナジー株式会社
オクトパスエナジーがおすすめな人
  • 環境に配慮した電気を使いたい人
  • 夜間に単価が安くなる料金プランを契約したい人
  • 最安クラスの段階制プランを契約したい人

オクトパスエナジーは日本を含む9か国で展開している新電力サービスです。

代表的なプラン「グリーンオクトパス」は、実質再生可能エネルギーを100%使用しているにもかかわらず、電力料金は最安クラスなのが特徴です。

「安い新電力サービスを利用したいけれど、環境貢献にも取り組みたい」という人にはうってつけのサービスでしょう。

一般的に、環境に配慮した電気を使うプランは単価が高くなりがちだけど、オクトパスエナジーは料金が安く、中部電力の料金よりも安くなる可能性が高いよ。

またオクトパスエナジーはプランも豊富で、一般的な従量料金プラン以外にも、固定単価制のプランや時間帯によって単価が安くなるプランなど、さまざまな種類のプランを用意しています。

タイプの違う複数のプランを試してみたい人にもおすすめできる新電力サービスです。

\環境に配慮した電気が安い/

TERASELでんき

TERASELでんき
  TERASELでんき
供給エリア沖縄電力と離島を除く全国エリア
(北海道、東北、東京、
中部、北陸、関西、
中国、四国、九州電力エリア)
料金プラン・電気使用量が多い人向け「超TERASELプラン」
・電気使用量が少ない人向け「TERASELプラン」
・市場連動型「TERASELマーケットプラン」
電気ガス
セット割
なし
初期費用なし
解約金0円
※供給設備の新設・増設から
1年未満の解約は、
工事費等の請求が発生する場合あり
契約期間1年
(自動更新)
支払い方法口座振替
クレジットカード払い
ポイント還元月々の支払額に応じて楽天ポイントを付与
以下の税込み合計額200円につき1ポイント
・基本料金または最低料金
・従量料金
・燃料調整費額
運営会社株式会社エネクスライフサービス
(伊藤忠エネクスグループ)
TERASELでんきがおすすめな人
  • 段階制料金プランを選びたい人
  • 状況に応じて市場連動型プランも試したい人
  • 月々の電気料金の安さを重視したい人

TERASELでんきは伊藤忠グループの関連会社であるエネクスライフサービスの運営する新電力です。

伊藤忠グループの企業が運営するサービスなので、インフラとしての安定性や運営企業の信頼性を重視する人には、非常に魅力的なサービスです。

また電気料金も非常に安価に設定されており、電力量料金単価が中部電力よりも安いため、同じ使用電力量の場合は中部電力よりも電気料金が安くなる可能性が非常に高いです。

燃料費調整単価の動向によっては中部電力と料金が逆転する可能性もあるけど、直近の状況ではTERASELでんきの方が安いわ。

またTERASELでんきは段階制プランとして「超TERASEL中部B」と「TERASEL中部B」の2種類があり、使用する電力量によってプランのお得さが変わります。

オーソドックスな段階制料金プランを選びながら、使用電力量に応じてさらに最適なプラン選びができるので、安さをより追及したい人にもおすすめです。

またその他にも市場連動型の「TERASELマーケットプラン」も提供されているので、興味のある人はぜひチェックしてみましょう。

\料金の安い段階制料金プラン/

idemitsuでんき

idemitsuでんき
 idemitsuでんき
提供エリア沖縄電力エリアと離島を除く全国エリア
(北海道、東北、東京、
中部、北陸、関西、
中国、四国、九州電力エリア)
電気料金・くらしのための「Sプラン」
・深夜におトクな「オール電化プラン」
・しごとのための「低圧電力プラン」
電気ガス
セット割
なし
追加特典車のガソリン代や電気代が
年間最大2,400円割引される
初期費用0円
解約金0円
※供給設備の新設・増設から
1年未満の解約は、
工事費等の請求が発生する場合あり
契約期間1年間
(自動更新)
支払い方法口座振替
クレジットカード払い
ポイント還元・楽天ポイント
・Ponta
・dポイント
(継続利用や節電ポイントで付与)
運営会社出光興産株式会社
idemitsuでんきがおすすめな人
  • 段階制で低価格の料金プランを選びたい人
  • オール電化プランを選びたい人
  • ガソリンや軽油の代金を割引したい人

idemitsuでんきは、一般家庭向けの「Sプラン」から、オール電化住宅向けの「オール電化プラン」、法人向けの「低圧電力プラン」と、異なるタイプのプランが揃っているのが特徴です。

このなかで一般的な家庭向けプランとしておすすめなのは、段階制料金プランの「Sプラン」です。

中部電力の従量電灯Bプランよりも料金単価が安いので、燃料費調整額の高騰などの例外的な事情さえなければ、毎月の電気代は中部電力よりも安くなる可能性が高いです。

今は燃料費調整額が中部電力とほぼ同額なので、電気の使用量に関わらず中部電力よりも電気代を抑えられる可能性が高いよ。

また、idemitsuでんきならではの特典として自動車のガソリン代や電気代の割引が用意されているのも特徴です。

ガソリンや軽油の場合、1リットルあたり最大10円が割引されるうえ、クレジットカードやアプリの給油値引、ポイントサービスなどとも併用が可能です。

生活の足に自家用車を使っている家庭には特におすすめしたい新電力サービスです。

出光興産と言えば、ガソリンスタンドを思い浮かべる人が多いはず。

EV車向けの割引も用意されているので、自動車のタイプに関わらずぜひチェックしてみよう。

\ガソリン代割引やEV車割引もある/

ミツウロコでんき

ミツウロコでんき
 ミツウロコでんき
提供エリア沖縄電力エリアと離島を除く全国エリア
(北海道、東北、東京、
中部、北陸、関西、
中国、四国、九州電力エリア)
電気料金・3段階制プランの「従量電灯B」
・単身者にお得な「シングル応援プラン」
・夜間の5時間の単価が安い「とくとくナイト」
・夜間の8時間の単価が安い「とくとくナイト8」
・夜間の12時間の単価が安い「とくとくナイト12」
など
電気ガス
セット割
なし
追加特典電気トラブルの通常作業費0円
初期費用0円
解約金0円
契約期間なし
支払い方法口座振替
クレジットカード払い
ポイント還元・2年間で最大5,000Pontaポイント
プレゼント
運営会社ミツウロコヴェッセル
ミツウロコでんきがおすすめな人
  • 安い3段階制プランを選びたい人
  • 夜間帯の電気料金を抑えたい人
  • 単身者で電気代を安く抑えたい人

ミツウロコでんきはミツウロコヴェッセルの提供する新電力サービスです。

ミツウロコグループは電力小売事業のほか、再生可能エネルギー発電事業も手がけているのが特徴で、自社発電分に加えて市場から安価に電力を調達することで、安価な電力を供給しています。

使用電力量の少ない人向けの「シングル応援プラン」もありますが、基本的なプランである「従量電灯B」は使用電力量がある程度多い場合にお得になるため、多人数世帯に向いています。

使用電力量にあわせて選ぶプランを変えよう。

またミツウロコでんきは、時間帯別プランが豊富に用意されているのも特徴です。

エリアによっては最大3種類のプランが用意されており、午後10時~翌午前8時までの単価が低くなる「とくとくナイト」や午後9時~翌午前9時までの単価が安くなる「とくとくナイト12」などが選べます。

在宅時間にあわせてプランを検討してみましょう。

\夜間割引プランも豊富/

家族の人数別でおすすめする中部電力エリアの電力会社

家族の人数別でおすすめする中部電力エリアのおすすめ電力会社

中部電力エリアでおすすめの電力会社について、家族の人数別に紹介します。

家族の人数が同じでも、家族のライフスタイルや使う家電の種類によっては使用電力量や使用時間帯が大きく異なります。

試算に用いた条件も掲載しているので、ご自身の環境と照らし合わせながら参考にしてください。

1人暮らしでおすすめの電力会社

1人暮らしでおすすめの電力会社

中部電力エリアの1人暮らしでおすすめの電力会社は「Looopでんき」と「オクトパスエナジー」です。

中部電力との
年間差額
1人暮らし
電気代平均月額
Looopでんき
スマートタイムONE
-4,188円5,150円
オクトパスエナジー
グリーンオクトパス
-1,608円5,365円
中部電力(参考)
従量電灯B
5,499円
2024年8月時点での価格です。またLooopでんきの電気代平均月額は公式サイトのシミュレーションを参考にしています。
1人暮らしで想定する電気の使用条件

上記の試算は、中部電力エリアでの1人暮らしを想定して、契約アンペアを30A、使用する電力量を160kWhとして試算しています。

中部電力エリアの1人暮らしにおすすめの新電力はLooopでんきです。

当サイト編集部の試算によると、Looopでんきから中部電力への乗り換えで、年間4,188円が節約できる計算です。

ただしLooopでんきのプラン「スマートタイムONE」は市場連動型なので、市場価格の動向によっては、実際の料金が想定よりも高くなる場合があります。

一般的に市場連動型プランの場合、昼間の単価の方が低く、需要が上がる夜間になると単価が上がるよ。

昼間に在宅する機会の多い人にはLooopでんきはおすすめだね。

ただし市場連動型プランでも、通年では地域の大手電力会社よりも安くなることが多いです。

またLooopでんきの場合、電気料金に基本料金が含まれないため、「どんなに節約しても必ずかかってしまう費用」がありません。

1人暮らしの電気代は相対的に基本料金の割合が高くなりがちなので、電気代を手堅く節約したい人には、Looopでんきはおすすめです。

\ピークシフトで電気代を抑えられる/

2~3人暮らしでおすすめの電力会社

2~3人暮らしでおすすめの電力会社

中部電力エリアの2~3人暮らしでおすすめの電力会社は「Looopでんき」と「オクトパスエナジー」です。

中部電力との
年間差額
2人暮らし
電気代平均月額
Looopでんき
スマートタイムONE
-2,664円8,573円
オクトパスエナジー
グリーンオクトパス
-2,568円8,581円
中部電力(参考)
従量電灯B
8,795円
2024年8月時点での価格です。またLooopでんきの電気代平均月額は公式サイトのシミュレーションを参考にしています。
2人暮らしで想定する電気の使用条件

上記の試算は、中部電力エリアでの2人暮らしを想定して、契約アンペアを30A、使用する電力量を264kWhとして試算しています。

中部電力エリアの2~3人暮らしにおすすめの新電力はLooopでんきです。

Looopでんきは、市場連動型のプラン「スマートタイムONE」を提供しており、電力の市場価格にあわせて単価が30分ごとに変わります。

2~3人暮らしでそれぞれの在宅時間がズレている場合は、電力料金単価の安い時間帯を狙って家電を使えるので、無理なく節約が可能です。

単価の安い時間帯に家電を集中して使うと、電気代を節約できるよ。

単価はLooopでんきの専用アプリで確認できるので、手間をかけることなく簡単にピークシフトに取り組めます。

ピークシフト

ピークシフトとは、電気を使う時間帯をピークタイムから他の時間帯へシフトすることです。

Looopでんきの場合は、電力量料金単価が上がる夜間などは節電をして、電力量料金単価が下がる日中などに電気を使う行動を指します。

家族のライフスタイルと相談しながら、申し込みを検討してみましょう。

\ピークシフトで電気代を抑えられる/

4人暮らしでおすすめの電力会社

4人暮らしでおすすめの電力会社

中部電力エリアの4人暮らしでおすすめの電力会社は「Looopでんき」と「オクトパスエナジー」です。

中部電力との
年間差額
4人暮らし
電気代平均月額
Looopでんき
スマートタイムONE
-11,568円11,867円
オクトパスエナジー
グリーンオクトパス
-5,076円12,408円
中部電力(参考)
従量電灯B
12,831円
2024年8月時点での価格です。またLooopでんきの電気代平均月額は公式サイトのシミュレーションを参考にしています。
4人暮らしで想定する電気の使用条件

上記の試算は、中部電力エリアでの4人暮らしを想定して、契約アンペアを50A、使用する電力量を365kWhとして試算しています。

中部電力エリアの4人暮らしにおすすめの新電力はLooopでんきです。

Looopでんきは市場連動型なので、電力の市場価格に応じて単価が変動します。

料金単価は昼間に下がり夜に上がるので、家族の在宅が長いなら、電気の安い時間帯に集中して家電を使うことで電気代を節約できます。

市場連動型プランは、電力量料金単価の安い時間帯にまとめて電気を使うのが節約のコツだよ。

また市場連動型プランではなく、段階制の料金プランがよければ、オクトパスエナジーがおすすめです。

環境に配慮した電気を使っているにもかかわらず料金単価が安いため、中部電力からの乗り換えで、年間で5,076円程度が節約できる見込みです。

\ピークシフトで電気代を抑えられる/

中部電力エリアで電気とガスのセット割がある電力会社

中部電力エリアで電気とガスのセット割がある電力会社

中部電力エリアで電気とガスのセット割がある電力会社は4社です。

ガスセット割の内容
東邦ガスの電気
※愛知・岐阜・三重3県のみ
・LPガスとセットで毎月最大330円を割引
・対象のガス機器を使用すると電気基本料金から最大10%を割引
エルピオでんき・プロパンガスとセットで毎月200円を割引
・都市ガスとセットで毎月100円を割引
auでんき
※東邦ガスの都市ガス
提供エリアのみ
・中電ガス for auとauでんき加入で、
毎月のガス料金2%分のPontaポイントが還元
ミツウロコでんき・ガスの料金から毎月220円を割引

ただしセット割は一見お得に見えますが、必ずしも最安の組み合わせとは限りません。

むしろ最安にならないパターンの方が多いので、電気とガスを別々の会社で契約するパターンも含めて、実際に試算してみることが重要です。

たとえばガス会社系の新電力は電気代が安く、電力会社が展開しているガスサービスはガス会社よりも料金が安い場合があるわ。

セット割よりもそれぞれを個別に組み合わせた方が得になる場合もあるので、イメージに捉われず必ず試算してね。

長野県、岐阜県、静岡県、愛知県、三重県の年間の平均電気代は?

長野県、岐阜県、静岡県、愛知県、三重県の年間の平均電気代は?

総務省統計局が実施した家計調査によると、2023年7月~2024年6月の中部電力エリアの県庁所在地における2人以上世帯の年間電気代はおよそ129,244円です。

地域区分年間電気代
2023年7月~2024年6月
年間電気代
2022年7月~2023年6月
長野県長野市129,757円154,463円
岐阜県岐阜市147,670円182,228円
静岡県静岡市136,517円169,820円
愛知県名古屋市124,015円154,514円
三重県津市108,262円147,556円
中部電力エリア129,244円161,716円
全国エリア133,121円159,093円
※中部電力エリアの年間電気代は表中の県庁所在地の年間電気代を平均したものです。

全国エリアの同期間の年間電気代が133,121円なので、中部電力エリアの年間電気代は、全国平均よりも約4,000円安いです。

これは中部電力エリアで最大シェアを占める中部電力の電源構成において、原子力発電の割合が低く、火力発電の割合が高いためです。

当社の電源構成|中部電力

また2022~2023年は燃料費調整額の上昇により、一部の新電力において電気代の高騰が生じましたが、2024年の現在はおおむね落ち着いてきています。

2024年に入って以降、「電気代が何倍にも跳ね上がった」という話は聞かないわ。

ただしこれは、政府によって2024年5月まで実施されていた激変緩和措置や、同8月から3ヶ月間にわたって実施される「酷暑乗り切り緊急支援」による効果も大きいです。

2024年に入って以降、電気料金における託送料金の追加や再エネ賦課金単価の上昇などがあり、電気料金はさらに上昇することが見込まれます。

特にこれまで中部電力を契約していて、電気料金の高さに不満を感じている方は、新電力会社への乗り換えを真剣に検討してみましょう。

中部エリアで即日開通が可能な新電力会社は?

中部エリアで即日開通が可能な新電力会社は?

中部電力エリアで即日開通が可能な新電力会社は2社です。

即日開通が可能な新電力会社内容問い合わせ先
楽々でんき当日12時までの申し込みで開通可能。0800-700-9777
ドリームでんき当日12時までの申し込みで開通可能。0800-777-7773

ただし時間間近の連絡の場合、電力会社で対応ができない場合もあります。

余裕をもって、なるべく早めに連絡するようにしましょう。

また転居先にスマートメーターが設置されていないと手続きできない場合もあるので、開通可能な条件を事前にしっかりと確認しましょう。

新築一戸建てなど、スマートメーターが設置されていない場合は、中部電力での手続きが必要な場合があるわ。

その分日数がかかることがあるので気をつけてね。

中部電力エリアの電力会社によくある質問

中部エリアでおすすめの電力会社によくある質問

中部電力エリアでおすすめの電力会社によくある質問を回答します。

中部電力エリアでおすすめの新電力は?
中部電力エリアでおすすめの新電力は6社です。
・シン・エナジー
・Looopでんき
・オクトパスエナジー
・TERASELでんき
・idemitsuでんき
・ミツウロコでんき

それぞれ長所が異なるので、自身の優先したい事柄にあわせて選ぶのがおすすめです。
>> 中部電力エリアでおすすめの新電力を詳しく見る
家族の人数別でおすすめの新電力は?
中部電力エリアの1~4人家族におすすめの新電力は下記の組み合わせです。
・1人暮らし:Looopでんき・TERASELでんき
・2~3人暮らし:Looopでんき・TERASELでんき
・4人暮らし:Looopでんき・ミツウロコでんき

ただしここでおすすめしている新電力は、家族の人数ごとの一般的な条件で試算した結果にもとづいています。
すべての人が当てはまるわけではないので、在宅時間や家電の使用時間なども含めて、実績に基づいた詳細な試算をおすすめします。
>> 家族の人数別でおすすめの新電力を詳しく見る
中部電力と東邦ガスはどちらが安い?
中部電力の従量電灯Bプランと東邦ガスのシンプルプランⅠ・ファミリープランを比べた場合、試算上は東邦ガスが安くなることが多いです。
ただしこれは燃料費調整額単価によっても変わります。
直近の数ヶ月では燃料費調整額の高騰はありませんが、乗り換え前には最新の単価を用いて試算することをおすすめします。

まとめ

最後に中部電力エリアでおすすめの電力会社についておさらいしましょう。

  • 中部の1人暮らしにおすすめの新電力はLooopでんき、オクトパスエナジー
  • 中部の2~3人暮らしにおすすめの新電力はLooopでんき、オクトパスエナジー
  • 中部の4人暮らしにおすすめの新電力はLooopでんき、オクトパスエナジー
  • 中部の2023年7月~2024年6月の1ヶ月の平均電気代は129,244円

中部電力エリアは全国平均と比較して電気代がやや高めです。

これは中部電力の電源構成において、原子力発電所の稼働率が低く火力発電所の稼働割合が高いことが理由です。

全国的に見ても、7割近くの世帯が地域の大手電力会社と契約しているので、地域の電気代の平均額は、大手電力会社の電気料金に大きく影響されるよ。

将来的な電源構成の変更は期待したいところですが、直近の電気代の高騰に対応するためには、大手電力会社以外のいわゆる「新電力会社」への乗り換えがおすすめです。

新電力ベスト編集部が最新の料金単価にもとづいておすすめする新電力は6社です。

それぞれの料金構成やプラン内容によっても料金は変わりますが、燃料費調整額や電力の市場価格が落ち着いている最近の状況を見ると、中部電力よりも電気代が安く収まるでしょう。

ただし選ぶべき会社やプランは、生活スタイルや世帯人数などによって異なります。

電力会社の特色をしっかりと把握して、自身の電気の使い方に合う電力会社に乗り換えましょう。

最後までご覧いただきありがとうございました。