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「CDエナジーと東京ガスの電気はどっちがおすすめ?」
「安いのはどっちは?」
「東電から切り替えならどっち?」
東京電力からの切り替えや引っ越しで、CDエナジーか東京ガスの電気か迷っているとき、どちらが安く利用できるか気になりますよね。
CDエナジーと東京ガスの電気を比べると、CDエナジーが安くおすすめです。
この記事では、CDエナジーと東京ガスの電気の料金をケース別で比較します。
燃調費なども含めた1年分の料金計算と比較をしているので、ぜひ参考にしてください。
基本プランはCDエナジーが東京ガスの電気より安い
CDエナジーと東京ガスの電気の基本的なプランを比べると、基本料金と従量料金の三段階目の金額はCDエナジーが安く、二段階目の料金のみ東京ガスの電気が安いです。
一見すると比較しにくいですが、実際の料金で試算するとCDエナジーが安くなります。
なお、両者とよく比較される東京電力EPの金額は、基本料金が10アンペア毎に311.75円で電力量料金は29.8〜40.49円と高いです。
CDエナジーや東京ガスの電気は自由料金タイプで、燃料費調整額の上限設定されておらず、燃料費が高騰した場合は従来の規制料金タイプである東電の従量電灯Bの方がお得になるケースもあります。
関東エリアで基本プランならCDエナジーがおすすめ
東京電力の自由電力プラン「スタンダードS」より、CDエナジーや東京ガスの基本プランの方が安いです。CDエナジーと東京ガスの電気の基本プランを比べると、CDエナジーが安くなりおすすめです。東京電力・CDエナジー・東京ガスのでんきの3社はいずれも三段階性の従量料金タイプです。基本料金と電力量料金は、東電よりもCDエナジーや東京ガスの電気がかなり安めに設定されています。CDエナジーと東京ガスの電気は、平均的な200〜300kWh/月程度の電気使用量利用だとCDエナジーが年間500円ほど安くなる程度でそこまで料金差はありません。ただし、オール電化プランだと東京ガスの電気の方がお得でおすすめです。しっかりと見極めましょう。
CDエナジー ダイレクト | 詳細情報 |
---|---|
供給エリア | 東京電力区域内 |
初期費用 | 0円 |
支払方法 | クレジットカード 口座振替 |
解約費用 | 0円 ※一部プランを除く |
CDエナジーダイレクトは、中部電力ミライズと大阪ガスが50%ずつ出資して2018年に設立されました。
電気の提供エリアは東京電力管内のみですが、独自のポイント制度などが利用者から評価されており、2024年時点の契約実績は70万件(取次事業者の獲得も含む)を突破しています。
CDエナジーの標準的なプラン「ベーシックでんき」と、東京電力の自由料金の標準プラン「スタンダードS」を比べると、基本料金と電力量料金はCDエナジーの方が安いです。
料金プランも従量制からオール電化住宅向けまで多種多様に用意されているので、世帯人数やライフスタイルを問わず契約できるのが魅力です。
電気+ガスのセット割で、一般家庭向けのベーシックガスプランは0.5%割引になるなど、お得な電力会社です。
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世帯別でCDエナジーと東京ガスの電気の料金比較
プラン名 | CDエナジー 代表的なプランの特徴 |
---|---|
シングル でんき (一人暮らし) | ・使用量133kWh/月以下で安い ・定額で毎月100円割引 |
ベーシック でんき (2〜3人向け) | ・使用量133〜400kWh/月で安い ・CDエナジーの標準プラン |
ファミリー でんき (4人〜向け) | ・使用量400kWh/月以上で安い ・300kWh/月まで定額10085.25円 |
東京ガスの電気の標準プランは「基本プラン」の1種類なのに対し、CDエナジーは電気の使用量に応じて3つのプランに分かれます。
1人暮らし・2人暮らし・3〜4人暮らしと各世帯の電気使用量を想定し、東京ガスの電気の基本プランと、CDエナジーの使用帯にあわせたプランの電気料金を比較します。
- CDエナジーと東京ガスの電気の料金計算は、基本料金・電力量料金・燃料費調整額・再生可能エネルギー発電促進賦課金と全ての項目を、実際の電気料金計算と同じように使用し実態に近いリアルな数値で試算します。
- 燃料費調整額は、CDエナジー・東京ガスの電気の2023年10月から2024年9月まで1年分の数値を使用します。
- 燃料費調整額は、国による激変緩和措置を適用した割引は使用せず、シンプルなデータで試算します。
料金シミュレーションは本当にあってる?という人も注目!
「燃調費は含みません…」のような架空の計算ではなくて、全項目を含めた実際の電気料金計算で比較したわよ。
一人暮らしのケース
CDエナジーの一人暮らし向けプラン「シングルでんき」と、東京ガスの電気の「基本プラン」を比較します。
電気をあまり使わない100kWh/月想定と、やや多めの200kWh/月で計算すると、100kWh/月はCDエナジーが安くおすすめです。
200kWh/月はCDエナジーのシングルでんきの推奨量を超えているため、シングルでんき契約だと東京ガスの電気が安くなりますが、推奨量にあわせベーシックでんきで契約するとCDエナジーが安いです。
1ヶ月100kWh/月使用で30Aで契約の場合
100kWh/月使用 (30Aで契約) | シングルでんき | 基本プラン |
---|---|---|
お得度 | 東京ガスより 年間1,080円安い | CDエナジー より高い |
電気代合計 (1年間) | ||
電気代平均 (1ヶ月) |
100kWh/月 (30Aで契約) | CDエナジー シングルでんき | 東京ガスの電気 基本プラン | 燃調費 両社共通 |
---|---|---|---|
2024年 9月 | -6.37円 | ||
8月 | -6.31円 | ||
7月 | -6.09円 | ||
6月 | -5.80円 | ||
5月 | -5.64円 | ||
4月 | -5.71円 | ||
3月 | -5.78円 | ||
2月 | -6.06円 | ||
1月 | -6.15円 | ||
2023年 12月 | -6.17円 | ||
11月 | -5.97円 | ||
10月 | -5.73円 | ||
合計 | ー | ||
平均 | ー |
▼CDエナジー「シングルでんき」2024年9月の料金計算の一例
(100kWh/月・30A契約・2024年9月の燃調費−6.37円と再エネ賦課金3.49円)
① 基本料金+(②電力量料金単価×使用量)+(③燃料費調整額×使用量)+(④再エネ賦課金× 使用量)ー100円(シングルでんき割引分)=電気料金
- ①基本料金:295.24円(10アンペアあたり)×30A(30アンペア分)=885.72円
- ②電力量料金:30円(第1段階)×100kWh/月=3,000円
- ③燃料調整額:−6.37円(燃調費)×100kWh/月= -637円
- ④再エネ賦課金:3.49円(再エネ賦課金)×100kWh/月=349円
- ⑤シングルでんきの割引:-100円
- ①から⑤の合計:885.72円+3,000円ー637円+349円ー100円=3497.72円
30A契約で1ヶ月100kWh/月使用する場合、CDエナジーの「シングルでんき」と東京ガスの電気の「基本プラン」を比較すると、年間で1,080円CDエナジーの方が安くなります。
1ヶ月200kWh/月使用で30Aで契約の場合
200kWh/月使用 (30Aで契約) | シングルでんき | 基本プラン |
---|---|---|
お得度 | 東京ガスより 年間84円高い | CDエナジー より安い |
電気代合計 (1年間) | ||
電気代平均 (1ヶ月) |
200kWh/月 (30Aで契約) | CDエナジー シングルでんき | 東京ガスの電気 基本プラン | 燃調費 両社共通 |
---|---|---|---|
2024年 9月 | -6.37円 | ||
8月 | -6.31円 | ||
7月 | -6.09円 | ||
6月 | -5.80円 | ||
5月 | -5.64円 | ||
4月 | -5.71円 | ||
3月 | -5.78円 | ||
2月 | -6.06円 | ||
1月 | -6.15円 | ||
2023年 12月 | -6.17円 | ||
11月 | -5.97円 | ||
10月 | -5.73円 | ||
合計 | ー | ||
平均 | ー |
▼CDエナジー「シングルでんき」料金計算の一例
(200kWh/月・30A契約・2024年9月の燃調費−6.37円と再エネ賦課金3.49円)
① 基本料金+(②電力量料金単価×使用量)+(③燃料費調整額×使用量)+(④再エネ賦課金× 使用量)ー100円(シングルでんき割引分)=電気料金
- ①基本料金:295.24円(10アンペアあたり)×30A(30アンペア分)=885.72円
- ②電力量料金:「30.00円×120kWh/月(第1段階)」+「36.60円×80kWh/月(第2段階)」=6,528円
- ③燃料調整額:−6.37円(燃調費)×200kWh/月= -1,274円
- ④再エネ賦課金:3.49円(再エネ賦課金)×200kWh/月=698円
- ⑤シングルでんきの割引:-100円
- ①から⑤の合計:885.72円+6,528円ー1,274円+698円=6837.72円
30A契約で1ヶ月200kWh/月使用する場合、CDエナジーの「シングルでんき」と東京ガスの電気の「基本プラン」を比較すると、年間で84円東京ガスの電気が安くなります。
CDエナジーのシングルでんきの推奨量は133kWh/月以下であり、200kWh/月だと推奨量を超えているため、計算結果でも割高となってしまいます。
CDエナジーで200kWh/月の推奨量であるベーシックプランを契約すると、東京ガスの電気よりも492円安くなります。
200kWh/月使用 (30Aで契約) | ベーシックでんき | 基本プラン |
---|---|---|
お得度 | 東京ガスより 年間492円安い | CDエナジー より高い |
電気代合計 (1年間) | ||
電気代平均 (1ヶ月) |
200kWh/月 (30Aで契約) | CDエナジー ベーシックでんき | 東京ガスの電気 基本プラン | 燃調費 両社共通 |
---|---|---|---|
2024年 9月 | -6.37円 | ||
8月 | -6.31円 | ||
7月 | -6.09円 | ||
6月 | -5.80円 | ||
5月 | -5.64円 | ||
4月 | -5.71円 | ||
3月 | -5.78円 | ||
2月 | -6.06円 | ||
1月 | -6.15円 | ||
2023年 12月 | -6.17円 | ||
11月 | -5.97円 | ||
10月 | -5.73円 | ||
合計 | ー | ||
平均 | ー |
CDエナジーは電気の推奨量にあわせたプランを選ばないと、安くならない場合もあるのね。
2人暮らしのケース
CDエナジーで電気使用量133〜400kWh/月で推奨の「ベーシックでんきB」と、東京ガスの電気「基本プラン」を比較します。
40A契約で300kWh/月想定と、50A契約で400kWh/月想定の2つのケースで1年分の料金計算をしたところ、どちらもCDエナジーの方が安くなりおすすめです。
1ヶ月300kWh/月使用で40Aで契約の場合
300kWh/月使用 (40Aで契約) | ベーシックでんき | 基本プラン |
---|---|---|
お得度 | 東京ガスより 年間492円安い | CDエナジー より高い |
電気代合計 (1年間) | ||
電気代平均 (1ヶ月) |
300kWh/月 | CDエナジー ベーシックでんきB | 東京ガスの電気 基本プラン | 燃調費 両社共通 |
---|---|---|---|
2024年 9月 | -6.37円 | ||
8月 | -6.31円 | ||
7月 | -6.09円 | ||
6月 | -5.80円 | ||
5月 | -5.64円 | ||
4月 | -5.71円 | ||
3月 | -5.78円 | ||
2月 | -6.06円 | ||
1月 | -6.15円 | ||
2023年 12月 | -6.17円 | ||
11月 | -5.97円 | ||
10月 | -5.73円 | ||
合計 | ー | ||
平均 | 9,988円 | ー |
▼CDエナジー「ベーシックでんきB」料金計算の一例
(300kWh/月・40A契約・2024年9月の燃調費−6.37円と再エネ賦課金3.49円)
① 基本料金+(②電力量料金単価×使用量)+(③燃料費調整額×使用量)+(④再エネ賦課金× 使用量)=電気料金
- ①基本料金:276.90円(10アンペアあたり)×40A(40アンペア分)=1107.60円
- ②電力量料金:「29.90円×120kWh/月(第1段階)」+「35.59円×180kWh/月(第2段階)」=9994.2円
- ③燃料調整額:−6.37円(燃調費)×300kWh/月= -1,911円
- ④再エネ賦課金:3.49円(再エネ賦課金)×300kWh/月=1,047円
- ①から④の合計:1107.6円+9994.2円ー1,911円+1,047円=10,237.8円
40A契約で1ヶ月300kWh/月使用する場合、CDエナジーの「ベーシックでんき」と東京ガスの電気の「基本プラン」を比較すると、年間で492円CDエナジーの方が安くなります。
1ヶ月400kWh/月使用で50Aで契約の場合
400kWh/月使用 (50Aで契約) | ベーシックでんき | 基本プラン |
---|---|---|
お得度 | 東京ガスより 年間1,896円安い | CDエナジー より高い |
電気代合計 (1年間) | ||
電気代平均 (1ヶ月) |
400kWh/月 (50Aで契約) | CDエナジー ベーシックでんきB | 東京ガスの電気 基本プラン | 燃調費 両社共通 |
---|---|---|---|
2024年 9月 | -6.37円 | ||
8月 | -6.31円 | ||
7月 | -6.09円 | ||
6月 | -5.80円 | ||
5月 | -5.64円 | ||
4月 | -5.71円 | ||
3月 | -5.78円 | ||
2月 | -6.06円 | ||
1月 | -6.15円 | ||
2023年 12月 | -6.17円 | ||
11月 | -5.97円 | ||
10月 | -5.73円 | ||
合計 | ー | ||
平均 | ー |
▼CDエナジー 「ベーシックでんきB」料金計算の一例
(400kWh/月・50A契約・2024年9月の燃調費−6.37円と再エネ賦課金3.49円)
① 基本料金+(②電力量料金単価×使用量)+(③燃料費調整額×使用量)+(④再エネ賦課金× 使用量)=電気料金
- ①基本料金:276.90円(10アンペアあたり)×50A(50アンペア分)=1384.50円
- ②電力量料金:「29.90×120kWh/月(第1段階)」+「35.59×180kWh/月(第2段階)」+「36.5×100kWh/月(第3段階)」=13,644.2円
- ③燃料調整額:−6.37円(燃調費)×400kWh/月= -2,548円
- ④再エネ賦課金:3.49円(再エネ賦課金)×400kWh/月=1,396円
- ①から④の合計:1384.5円+13644.2円ー2,548円+1,396円=13876.7円
50A契約で1ヶ月400kWh/月使用する場合、CDエナジーの「ベーシックでんき」と東京ガスの電気「基本プラン」を比較すると、年間で1,896円CDエナジーの方が安くなります。
3〜4人以上のケース
CDエナジーで電気をよく使う家庭向けのプラン「ファミリーでんき」と、東京ガスの電気の「基本プラン」を比較します。
60A契約で500kWh/月想定と、70A契約で600kWh/月想定の2つのケースで比較すると、どちらもCDエナジーの方が安くおすすめです。
1ヶ月500kWh/月使用で60Aで契約の場合
500kWh/月使用 (60Aで契約) | ファミリーでんき | 基本プラン |
---|---|---|
お得度 | 東京ガスより 年間4,380円安い | CDエナジー より高い |
電気代合計 (1年間) | ||
電気代平均 (1ヶ月) |
500kWh/月 (60Aで契約) | CDエナジー ファミリーでんき | 東京ガスの電気 基本プラン | 燃調費 両社共通 |
---|---|---|---|
2024年 9月 | -6.37円 | ||
8月 | -6.31円 | ||
7月 | -6.09円 | ||
6月 | -5.80円 | ||
5月 | -5.64円 | ||
4月 | -5.71円 | ||
3月 | -5.78円 | ||
2月 | -6.06円 | ||
1月 | -6.15円 | ||
2023年 12月 | -6.17円 | ||
11月 | -5.97円 | ||
10月 | -5.73円 | ||
合計 | ー | ||
平均 | ー |
▼CDエナジー 「ファミリーでんき」料金計算の一例
(500kWh/月・60A契約・2024年9月の燃調費−6.37円と再エネ賦課金3.49円)
① 基本料金+(②電力量料金単価×使用量)+(③燃料費調整額×使用量)+(④再エネ賦課金× 使用量)=電気料金
- ①基本料金:276.90円(10アンペアあたり)×60A(60アンペア分)=1661.40円
- ②電力量料金:「10,085.20円(第1〜第2段階の固定分)」+「35.59円×200kWh/月(第3段階)」=17203.2円
- ③燃料調整額:−6.37円(燃調費)×500kWh/月= ー3,185円
- ④再エネ賦課金:3.49円(再エネ賦課金)×500kWh/月=1,745円
- ①から④の合計:1661.40円+17203.2円ー3,185円+1,745円=17424.6円
60A契約で1ヶ月500kWh/月使用する想定で、CDエナジー「ファミリーでんき」と、東京ガスの電気「基本プラン」を比較すると、年間4380円CDエナジーの方が安くなります。
1ヶ月600kWh/月使用で60Aで契約の場合
600kWh/月使用 (70Aで契約) | ファミリーでんき | 基本プラン |
---|---|---|
お得度 | 東電より年間 6,648円安い | CDエナジー より高い |
電気代合計 (1年間) | ||
電気代平均 (1ヶ月) |
600kWh/月 (60Aで契約) | CDエナジー ファミリーでんき | 東京ガスの電気 基本プラン | 燃調費 両社共通 |
---|---|---|---|
2024年 9月 | -6.37円 | ||
8月 | -6.31円 | ||
7月 | -6.09円 | ||
6月 | -5.80円 | ||
5月 | -5.64円 | ||
4月 | -5.71円 | ||
3月 | -5.78円 | ||
2月 | -6.06円 | ||
1月 | -6.15円 | ||
2023年 12月 | -6.17円 | ||
11月 | -5.97円 | ||
10月 | -5.73円 | ||
合計 | ー | ||
平均 | ー |
▼CDエナジー 「ファミリーでんき」料金計算の一例
(600kWh/月・60A契約・2024年9月の燃調費−6.37円と再エネ賦課金3.49円)
① 基本料金+(②電力量料金単価×使用量)+(③燃料費調整額×使用量)+(④再エネ賦課金× 使用量)=電気料金
- ①基本料金:276.90円(10アンペアあたり)×60A(60アンペア分)=1661.4円
- ②電力量料金:「10,085.20(第1〜第2段階の固定分)」+「35.59円×300kWh/月(第3段階)」=20,762.20円
- ③燃料調整額:−6.37円(燃調費)×600kWh/月= -3,822.00円
- ④再エネ賦課金:3.49円(再エネ賦課金)×600kWh/月=2,094円
- ①から④の合計:1661.4円+20,762.20円ー3,822.00円+2,094.00円=20695.6円
60A契約で1ヶ月600kWh/月使用する想定で、CDエナジー「ファミリーでんき」と、東京ガスの電気「基本プラン」を比較すると、年間6,648円CDエナジーの方が安くなります。
オール電化プランは東京ガスの電気が安い
CDエナジーと東京ガスの電気のオール電化プランを比較すると、基本料金や時間帯別の電力量料金ともに東京ガスの電気が安く設定されています。
CDエナジーのオール電化プランはスマートでんき、東京ガスの電気は時間帯別プランです。
料金項目 | スマートでんき | 時間帯別プラン |
---|---|---|
基本料金 (10A毎) | ||
電力量料金 午前1〜6時 (深夜帯) | ||
電力量料金 午前1〜6時以外 (主に日中) |
実際の利用シーンを想定して1年分の料金計算をすると、いずれの使用帯でも東京ガスの電気の時間帯別プランが安くおすすめです。
年間の 電気代比較 | スマートでんき | 時間帯別プラン |
---|---|---|
1人暮らしで 200kWh/月使用 (30Aで契約) | ||
2人暮らしで 400kWh/月使用 (50Aで契約) | ||
4人暮らしで 600kWh/月使用 (60Aで契約) |
- 燃料費調整額は、CDエナジー・東京ガスの電気の2023年10月から2024年9月まで1年分の数値を使用します。
- 終日電気を使用したと想定し、午前6時から翌日午前1時までの使用量を79%、それ以外の深夜帯の時間を21%として使用量を按分し各時間帯の単価で試算します。
ちなみに、同じ計算を東電のオール電化プラン「スマートライフS」でもやってみると、3社の中で最も高くなったわ。
関東エリアでオール電化を検討しているなら、東京ガスの電気「時間帯別プラン一択」ね!
\オール電化におすすめ/
電気ガスセットのCDエナジーと東京ガスの料金比較
CDエナジーは電気だけではなく「ベーシックガス」というガスプランも提供しており、東京ガスの一般契約料金よりも安い料金設定です。
基本料金(円/月) | CDエナジー ベーシックガス | 東京ガス 一般契約料金 |
---|---|---|
~20m³ | ||
21~80m³ | ||
81~200m³ | ||
201~500m³ | ||
501~800m³ | ||
801m³以上 |
原料価格高騰で上限を超えた場合はCDエナジーの方が割高になる可能性あり。
基準単位料金(円/m³) | CDエナジー ベーシックガス | 東京ガス 一般契約料金 |
---|---|---|
~20m³ | ||
21~80m³ | ||
81~200m³ | ||
201~500m³ | ||
501~800m³ | ||
801m³以上 |
原料価格高騰で上限を超えた場合はCDエナジーの方が割高になる可能性あり。
また、CDエナジーも東京ガスも電気とガスをセットにすると毎月0.5%の割引が適用されます。
割引額だけに注目すると、例えば電気とガスの支払いが15,000円だった場合、電気ガスセットの割り引き額は75円にしかなりません。
そのため、無理に電気とガスをセットにするより、電気とガスの会社を分けて個別で最安のプランを契約する方がおすすめです。
電気とガス料金の明細をまとめたい!という人以外は、電気とガスは個別契約した方が安くなるわね。
CDエナジーと東京ガスの電気その他の違い
CDエナジーと東京ガスの電気の料金面以外の違いを解説します。
- ポイントの貯まり方が違う
- 提供エリアは同じ
- どちらも大手なので安心して選べる
特に独自ポイントの貯め方は大きな違いがあるため、しっかり確認しておきましょう。
ポイントの貯まり方が違う
CDエナジーと東京ガスの電気の独自ポイントは、CDエナジーの方が貯まりやすくおすすめです。
CDエナジーのカテエネポイントは電気代100円で1ポイント貯まるのに対し、パッチョポイントは会員サイト内で電気使用量を確認し毎月1回50ポイント付与される固定制です。
CDエナジーは1%還元のため使用量200kWh/月を超えるだけで、東京ガスの電気よりも多くポイントが多く付与されます。
独自ポイント 貯めやすさ比較 | カテエネポイント | パッチョポイント |
---|---|---|
貯め方 | 電気代100円で1P | 会員サイト内で 使用量確認で50P |
100kWh/月使用時 (30Aで契約) | ||
200kWh/月使用時 (30Aで契約) | ||
300kWh/月使用時 (40Aで契約) | ||
400kWh/月使用時 (50Aで契約) | ||
500kWh/月使用時 (60Aで契約) |
以前は、東京ガスの電気も「ずっとも電気」というプランで、1,000円毎に15ポイント貯まる1.5%還元をやってたけど、残念ながら2023年3月にサービス終了してしまったんだ。
今は1%還元のCDエナジーの方がお得だね。
ポイント利用方法で最大の違いは、CDエナジーはポイントで電気代を支払えるのに対し、東京ガスの電気は支払いには使えない点です。
基本的な貯め方以外のポイント付与方法も、CDエナジーの方が複数の手段があるため、ポイントサービス全体的にもCDエナジーのカテエネポイントをおすすめします。
その他の比較 | ポイントで 電気代支払い | 基本以外の貯め方 | ポイント交換先 |
---|---|---|---|
カテエネポイント | ・祝割 ※1 誕生日で100P、子供の進学で1,000P、 結婚・出産・新居購入で3,000P ・家族割 ※2 二親等以内の親族がCDエナジーや 中部電力利用で1,200P ・LINE登録 LINE&カテエネ登録で1,000P | 楽天ポイント/Vポイント/JALマイル/ Ponta/nanaco/WAON/dポイント/ MEITETSU POINT/LuLuCaポイント/ enetetsu ポイント/マナカチャージ券/ エディオン/デリシア/Luvit/MI POINT | |
パッチョポイント | ・クイズ回答で50P ・1日1回パッチョスロットで1〜100P | 楽天ポイント/Vポイント/Ponta/ nanaco/WAON/dポイント/MI POINT/ 京王ポイント/京急プレミアムポイント |
※2複数の方と家族ポイント割に加入できますが、進呈するポイント数は1契約につき原則として年間1,200ポイント。
京王ポイントで貯めたい…という人以外は、ポイント交換先も多いCDエナジーの方が良いね。
提供エリアは同じ
CDエナジーと東京ガスの電気の提供エリアは、東京電力EPとまったく同じです。
▼CDエナジーと東京ガスの電気の提供エリア
東京都、神奈川県、埼玉県、千葉県、栃木県、群馬県、茨城県、山梨県、静岡県の富士川以東
※ マンション一括受電は供給対象外。 離島を除く。
関東エリア全域に加えて、山梨県や静岡県など一部の中部エリアでも利用できます。
どちらも大手なので安心して選べる
東京ガスの電気は、関東を代表する大手インフラの東京ガスが運営しており、電力の販売量も業界1位と圧倒的です。
社名 | 低圧電力需要量 |
---|---|
107MWh | |
1,013MWh |
CDエナジーは、中部電力と大阪ガスという都市圏を代表する大手インフラ同士が50%づつ出資して誕生したサービスであり大手の会社です。
CDエナジーの販売量は少なく見えますが、関東地方をホームとする東京ガスの電力に対し、いわゆるアウェイ的なポジションにもかかわらず107MWhもの販売量がある点を踏まえるなら十分影響力のある企業と言えます。
CDエナジーも東京ガスの電気も、超大手のインフラ企業が運営しているから安心!と言えるね。
新電力に契約する際の注意点
CDエナジーや東京ガスの電気のような新電力プランに契約する際は、燃料費調整額の上限がない点を理解しておきましょう。
また、CDエナジーは「電気の推奨量」でプランが分かれているため、使用量にあったプラン選びも重要です。
自由料金プランは燃料費調整額の上限がない
CDエナジーや東京ガスの電気は新しいタイプの「自由料金」に分類され、従来の古いプランは東電の従量電灯Bなどの「規制料金」です。
自由料金プランは各社で自由に料金設定できる一方、燃料費調整額の上限がない点が特徴です。
たとえ東京電力であっても、自由料金タイプの「スタンダードS」プランは、他社の新電力と同様に燃調費上限がありません。
双方の違い | 自由料金 | 規制料金 |
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サービス例 | ・CDエナジー ・東京ガスの電気 ・東京電力EPの スタンダードS | ・東京電力の 従量電灯B |
料金比較 | ||
燃調費上限 | ||
料金の変更 |
自由料金は基本的には規制料金よりお得になるケースがある一方で、燃料費が高騰する際は、上限のある規制料金が安くなる可能性がある点を覚えておきましょう。
燃料費調整額の上限を突破するようなケースは、2022年に国際情勢が悪化した際など特殊なケースね。
ただし突破したときも、国の「激変緩和措置」対策で、電気料金が値上がりしすぎないような施策も行われるわ。
CDエナジーは使用量にあわせたプランを選ぶ
CDエナジーの基本プランは、電気の使用量にあわせて3つに分かれています。
もし、推奨量範囲外で使ってしまった場合、本来の推奨量時の電気料金より高くなってしまうケースがあります。
30A契約で比較 | シングルでんき で契約した場合 | ベーシックでんき で契約した場合 |
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推奨使用量 | 133kWh/月 以下 | 133から 400kwh/月 |
100kWh/月使用 年間電気代 | ||
200kWh/月使用 年間電気代 |
シングルでんきの推奨量は133kWh/月以下に対し、200kWh/月を利用してしまうと、適正使用量のベーシックでんきより500円ほど高くなります。
逆パターンでベーシックでんき推奨量133kWh/月以上で、100kWh/月しか使わなかった場合にも、適正使用量のシングルでんきより400円ほど高くなってしまいます。
CDエナジーの基本プランは、推奨量より多すぎたり少なすぎたりするプランを選んではダメなのね。
CDエナジーと東京ガスの電気の比較でよくある質問
CDエナジーと東京ガスの電気の比較で、よくある質問にお答えします。
- CDエナジーと東京ガスの電気はどっちが安い?
- CDエナジーと東京ガスの電気の基本的なプランを比較すると、CDエナジーの方が安くおすすめです。
CDエナジーは推奨使用量別に3つのプランがあり、適切なプランさえ選べば、どの使用帯でもCDエナジーがお得になります。
>> CDエナジーは東京ガスの電気より安い理由を見る
- CDエナジーと東京ガスでオール電化プランが安いのは?
- 東京ガスの電気のオール電化プラン「時間帯別プラン」と、CDエナジーの「スマートでんき」を比べると、東京ガスの電気の方が安くなります。
なお、東電のスマートライフSと比べると両社ともに安いため、東電のオール電化切り替えでも東京ガスの電気がおすすめです。
>> オール電化プランは東京ガスの電気が安い理由を見る
- 電気ガスセットはCDエナジーと東京ガスの電気のどっちが安い?
- CDエナジーのベーシックガスは、東京ガスの一般契約料金よりも安く設定されています。
ただし、電気ガスセットは両社とも0.5%の還元しかなく、割引金額は少ないです。
よって、無理にセットにするよりも、電気とガスは個別で最安のプランへの契約がおすすめです。
>> CDエナジーと東京ガスの電気ガスセットを見る
まとめ
CDエナジーと東京ガスの電気の比較を、おさらいします。
- 基本プランは東京ガスの電気よりCDエナジーの方が安い
- オール電化プランは東京ガスの電気の方がCDエナジーより安い
- 電気ガスセットはCDエナジーも東京ガスも0.5%還元しかないため無理にセットにしなくても良い
- CDエナジーは東京ガスの電気よりポイントが貯まりやすい
CDエナジーと東京ガスの電気の基本プランを比べると、CDエナジーの方が安くなります。
両社と同じ提供エリアの東京電力EPと比べても安くなるため、東電からの切り替えを検討している人にもCDエナジーがおすすめです。
CDエナジーは3つの基本プランは、電気の推奨量が決まっているから、自分の使用量とあわせたプランを選ぼう!
基本プランはCDエナジーに軍配が上がりますが、オール電化プランは、反対に東京ガスの電気の方がお得になります。
東電の同タイププラン「スマートライフS」と比べると、1万円以上も東京ガスの電気が安くなるケースもあるため、関東地方でオール電化プランを選ぶなら「東京ガスの電気」一択です。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。