CDエナジーと東京ガスの電気はどっちがおすすめ?

CDエナジーと東京ガスの電気どっちがおすすめ?

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「CDエナジーと東京ガスの電気はどっちがおすすめ?」
「安いのはどっちは?」
「東電から切り替えならどっち?」

東京電力からの切り替えや引っ越しで、CDエナジーか東京ガスの電気か迷っているとき、どちらが安く利用できるか気になりますよね。

三浦 瞬
三浦 瞬

CDエナジーと東京ガスの電気を比べると、CDエナジーが安くおすすめです。

この記事では、CDエナジーと東京ガスの電気の料金をケース別で比較します。

燃調費なども含めた1年分の料金計算と比較をしているので、ぜひ参考にしてください。

基本プランはCDエナジーが東京ガスの電気より安い

基本プランはCDエナジーが東京ガスの電気より安い

CDエナジーと東京ガスの電気の基本的なプランを比べると、基本料金と従量料金の三段階目の金額はCDエナジーが安く、二段階目の料金のみ東京ガスの電気が安いです。

一見すると比較しにくいですが、実際の料金で試算するとCDエナジーが安くなります。

料金項目CDエナジーダイレクト ロゴ
ベーシックでんき
東京ガスの電気ロゴ
基本プラン
基本料金
(10A毎)
276.90円295.24円
電力量料金
第1段階

(〜120kWh)
29.90円29.90円
第2段階
(120〜300kWh)
35.59円35.41円
第3段階
(300kWh〜)
36.50円37.48円

なお、両者とよく比較される東京電力EPの金額は、基本料金が10アンペア毎に311.75円で電力量料金は29.8〜40.49円と高いです。

CDエナジーや東京ガスの電気は自由料金タイプで、燃料費調整額の上限設定されておらず、燃料費が高騰した場合は従来の規制料金タイプである東電の従量電灯Bの方がお得になるケースもあります。

三浦 瞬(小売電気アドバイザー)
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三浦 瞬(小売電気アドバイザー)
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 (4.5)

関東エリアで基本プランならCDエナジーがおすすめ

東京電力の自由電力プラン「スタンダードS」より、CDエナジーや東京ガスの基本プランの方が安いです。CDエナジーと東京ガスの電気の基本プランを比べると、CDエナジーが安くなりおすすめです。東京電力・CDエナジー・東京ガスのでんきの3社はいずれも三段階性の従量料金タイプです。基本料金と電力量料金は、東電よりもCDエナジーや東京ガスの電気がかなり安めに設定されています。CDエナジーと東京ガスの電気は、平均的な200〜300kWh/月程度の電気使用量利用だとCDエナジーが年間500円ほど安くなる程度でそこまで料金差はありません。ただし、オール電化プランだと東京ガスの電気の方がお得でおすすめです。しっかりと見極めましょう。

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cdエナジーダイレクト公式
CDエナジー
ダイレクト
詳細情報
供給エリア東京電力区域内
初期費用0円
支払方法クレジットカード
口座振替
解約費用0円
※一部プランを除く

CDエナジーダイレクトは、中部電力ミライズと大阪ガスが50%ずつ出資して2018年に設立されました。

電気の提供エリアは東京電力管内のみですが、独自のポイント制度などが利用者から評価されており、2024年時点の契約実績は70万件(取次事業者の獲得も含む)を突破しています。

CDエナジーがおすすめな理由
  • 電気の使用量がわかりやすい
  • プランが豊富にある

CDエナジーの標準的なプラン「ベーシックでんき」と、東京電力の自由料金の標準プラン「スタンダードS」を比べると、基本料金と電力量料金はCDエナジーの方が安いです。

料金プランも従量制からオール電化住宅向けまで多種多様に用意されているので、世帯人数やライフスタイルを問わず契約できるのが魅力です。

電気+ガスのセット割で、一般家庭向けのベーシックガスプランは0.5%割引になるなど、お得な電力会社です。

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世帯別でCDエナジーと東京ガスの電気の料金比較

CDエナジーと東京ガスの電気 世帯別で料金比較
プラン名CDエナジー
代表的なプランの特徴
シングル
でんき
(一人暮らし)
・使用量133kWh/月以下で安い
・定額で毎月100円割引
ベーシック
でんき
(2〜3人向け
・使用量133〜400kWh/月で安い
・CDエナジーの標準プラン
ファミリー
でんき
(4人〜向け
・使用量400kWh/月以上で安い
・300kWh/月まで定額10085.25円

東京ガスの電気の標準プランは「基本プラン」の1種類なのに対し、CDエナジーは電気の使用量に応じて3つのプランに分かれます。

1人暮らし・2人暮らし・3〜4人暮らしと各世帯の電気使用量を想定し、東京ガスの電気の基本プランと、CDエナジーの使用帯にあわせたプランの電気料金を比較します。

  • CDエナジーと東京ガスの電気の料金計算は、基本料金・電力量料金・燃料費調整額・再生可能エネルギー発電促進賦課金と全ての項目を、実際の電気料金計算と同じように使用し実態に近いリアルな数値で試算します。
  • 燃料費調整額は、CDエナジー・東京ガスの電気の2023年10月から2024年9月まで1年分の数値を使用します。
  • 燃料費調整額は、国による激変緩和措置を適用した割引は使用せず、シンプルなデータで試算します

料金シミュレーションは本当にあってる?という人も注目!

「燃調費は含みません…」のような架空の計算ではなくて、全項目を含めた実際の電気料金計算で比較したわよ。

一人暮らしのケース

CDエナジーと東京ガスの電気 料金比較「一人暮らしのケース」

CDエナジーの一人暮らし向けプラン「シングルでんき」と、東京ガスの電気の「基本プラン」を比較します。

電気をあまり使わない100kWh/月想定と、やや多めの200kWh/月で計算すると、100kWh/月はCDエナジーが安くおすすめです。

200kWh/月はCDエナジーのシングルでんきの推奨量を超えているため、シングルでんき契約だと東京ガスの電気が安くなりますが、推奨量にあわせベーシックでんきで契約するとCDエナジーが安いです。

1ヶ月100kWh/月使用で30Aで契約の場合

100kWh/月使用
(30Aで契約)
CDエナジーダイレクト ロゴ
シングルでんき
東京ガスの電気ロゴ
基本プラン
お得度東京ガスより
年間1,080円安い
CDエナジー
より高い
電気代合計
(1年間)
40,967円42,047円
電気代平均
(1ヶ月)
3,414円3,504円
100kWh/月
(30Aで契約)
CDエナジー
シングルでんき
東京ガスの電気
基本プラン
燃調費
両社共通
2024年
9月
3,497円3,587円-6.37円
8月3,503円3,593円-6.31円
7月3,525円3,615円-6.09円
6月3,554円3,644円-5.80円
5月3,570円3,660円-5.64円
4月3,354円3,444円-5.71円
3月3,347円3,437円-5.78円
2月3,319円3,409円-6.06円
1月3,310円3,400円-6.15円
2023年
12月
3,308円3,398円-6.17円
11月3,328円3,418円-5.97円
10月3,352円3,442円-5.73円
合計40,967円42,047円
平均3,414円3,504円
2024年4月までの再エネ賦課金は1.4円で計算。2024年5月分からは3.49円で計算。

▼CDエナジー「シングルでんき」2024年9月の料金計算の一例

(100kWh/月・30A契約・2024年9月の燃調費−6.37円と再エネ賦課金3.49円)

① 基本料金+(②電力量料金単価×使用量)+(③燃料費調整額×使用量)+(④再エネ賦課金× 使用量)ー100円(シングルでんき割引分)=電気料金

  • ①基本料金:295.24円(10アンペアあたり)×30A(30アンペア分)=885.72円
  • ②電力量料金:30円(第1段階)×100kWh/月=3,000円
  • ③燃料調整額:−6.37円(燃調費)×100kWh/月= -637円
  • ④再エネ賦課金:3.49円(再エネ賦課金)×100kWh/月=349円
  • ⑤シングルでんきの割引:-100円
  • ①から⑤の合計:885.72円+3,000円ー637円+349円ー100円=3497.72円

30A契約で1ヶ月100kWh/月使用する場合、CDエナジーの「シングルでんき」と東京ガスの電気の「基本プラン」を比較すると、年間で1,080円CDエナジーの方が安くなります。

1ヶ月200kWh/月使用で30Aで契約の場合

200kWh/月使用
(30Aで契約)
CDエナジーダイレクト ロゴ
シングルでんき
東京ガスの電気ロゴ
基本プラン
お得度東京ガスより
年間84円高い
CDエナジー
より安い
電気代合計
(1年間)
78,850円78,766円
電気代平均
(1ヶ月)
6,571円6,564円
200kWh/月
(30Aで契約)
CDエナジー
シングルでんき
東京ガスの電気
基本プラン
燃調費
両社共通
2024年
9月
6,737円6,730円-6.37円
8月6,749円6,742円-6.31円
7月6,793円6,786円-6.09円
6月6,851円6,844円-5.80円
5月6,883円6,876円-5.64円
4月6,451円6,444円-5.71円
3月6,437円6,430円-5.78円
2月6,381円6,374円-6.06円
1月6,363円6,356円-6.15円
2023年
12月
6,359円6,352円-6.17円
11月6,399円6,392円-5.97円
10月6,447円6,440円-5.73円
合計78,850円78,766円
平均6,571円6,564円
2024年4月までの再エネ賦課金は1.4円で計算。2024年5月分からは3.49円で計算。

▼CDエナジー「シングルでんき」料金計算の一例

(200kWh/月・30A契約・2024年9月の燃調費−6.37円と再エネ賦課金3.49円)

① 基本料金+(②電力量料金単価×使用量)+(③燃料費調整額×使用量)+(④再エネ賦課金× 使用量)ー100円(シングルでんき割引分)=電気料金

  • ①基本料金:295.24円(10アンペアあたり)×30A(30アンペア分)=885.72円
  • ②電力量料金:「30.00円×120kWh/月(第1段階)」+「36.60円×80kWh/月(第2段階)」=6,528円
  • ③燃料調整額:−6.37円(燃調費)×200kWh/月= -1,274円
  • ④再エネ賦課金:3.49円(再エネ賦課金)×200kWh/月=698円
  • ⑤シングルでんきの割引:-100円
  • ①から⑤の合計:885.72円+6,528円ー1,274円+698円=6837.72円

30A契約で1ヶ月200kWh/月使用する場合、CDエナジーの「シングルでんき」と東京ガスの電気の「基本プラン」を比較すると、年間で84円東京ガスの電気が安くなります。

CDエナジーのシングルでんきの推奨量は133kWh/月以下であり、200kWh/月だと推奨量を超えているため、計算結果でも割高となってしまいます。

CDエナジーで200kWh/月の推奨量であるベーシックプランを契約すると、東京ガスの電気よりも492円安くなります。

200kWh/月使用
(30Aで契約)
CDエナジーダイレクト ロゴ
ベーシックでんき
東京ガスの電気ロゴ
基本プラン
お得度東京ガスより
年間492円安い
CDエナジー
より高い
電気代合計
(1年間)
78,274円78,766円
電気代平均
(1ヶ月)
6,523円6,564円
200kWh/月
(30Aで契約)
CDエナジー
ベーシックでんき
東京ガスの電気
基本プラン
燃調費
両社共通
2024年
9月
6,689円6,730円-6.37円
8月6,701円6,742円-6.31円
7月6,745円6,786円-6.09円
6月6,803円6,844円-5.80円
5月6,835円6,876円-5.64円
4月6,403円6,444円-5.71円
3月6,389円6,430円-5.78円
2月6,333円6,374円-6.06円
1月6,315円6,356円-6.15円
2023年
12月
6,311円6,352円-6.17円
11月6,351円6,392円-5.97円
10月6,399円6,440円-5.73円
合計¥78,274円78,766円
平均¥6,523円6,564円
2024年4月までの再エネ賦課金は1.4円で計算。2024年5月分からは3.49円で計算。

CDエナジーは電気の推奨量にあわせたプランを選ばないと、安くならない場合もあるのね。

2人暮らしのケース

CDエナジーと東京ガスの電気 料金比較「2人暮らしのケース」

CDエナジーで電気使用量133〜400kWh/月で推奨の「ベーシックでんきB」と、東京ガスの電気「基本プラン」を比較します。

40A契約で300kWh/月想定と、50A契約で400kWh/月想定の2つのケースで1年分の料金計算をしたところ、どちらもCDエナジーの方が安くなりおすすめです。

1ヶ月300kWh/月使用で40Aで契約の場合

300kWh/月使用
(40Aで契約)
CDエナジーダイレクト ロゴ
ベーシックでんき
東京ガスの電気ロゴ
基本プラン
お得度東京ガスより
年間492円安い
CDエナジー
より高い
電気代合計
(1年間)
119,853円120,345円
電気代平均
(1ヶ月)
9,988円10,029円
300kWh/月CDエナジー
ベーシックでんきB
東京ガスの電気
基本プラン
燃調費
両社共通
2024年
9月
10,237円10,278円-6.37円
8月10,255円10,296円-6.31円
7月10,321円10,362円-6.09円
6月10,408円10,449円-5.80円
5月10,456円10,497円-5.64円
4月9,808円9,849円-5.71円
3月9,787円9,828円-5.78円
2月9,703円9,744円-6.06円
1月9,676円9,717円-6.15円
2023年
12月
9,670円9,711円-6.17円
11月9,730円9,771円-5.97円
10月9,802円9,843円-5.73円
合計119,853円120,345円
平均9,988円10,029円
2024年4月までの再エネ賦課金は1.4円で計算。2024年5月分からは3.49円で計算。

▼CDエナジー「ベーシックでんきB」料金計算の一例

(300kWh/月・40A契約・2024年9月の燃調費−6.37円と再エネ賦課金3.49円)

① 基本料金+(②電力量料金単価×使用量)+(③燃料費調整額×使用量)+(④再エネ賦課金× 使用量)=電気料金

  • ①基本料金:276.90円(10アンペアあたり)×40A(40アンペア分)=1107.60円
  • ②電力量料金:「29.90円×120kWh/月(第1段階)」+「35.59円×180kWh/月(第2段階)」=9994.2円
  • ③燃料調整額:−6.37円(燃調費)×300kWh/月= -1,911円
  • ④再エネ賦課金:3.49円(再エネ賦課金)×300kWh/月=1,047円
  • ①から④の合計:1107.6円+9994.2円ー1,911円+1,047円=10,237.8円

40A契約で1ヶ月300kWh/月使用する場合、CDエナジーの「ベーシックでんき」と東京ガスの電気の「基本プラン」を比較すると、年間で492円CDエナジーの方が安くなります。

1ヶ月400kWh/月使用で50Aで契約の場合

400kWh/月使用
(50Aで契約)
CDエナジーダイレクト ロゴ
ベーシックでんき
東京ガスの電気ロゴ
基本プラン
お得度東京ガスより
年間1,896円安い
CDエナジー
より高い
電気代合計
(1年間)
162,524円164,420円
電気代平均
(1ヶ月)
13,544円13,702円
400kWh/月
(50Aで契約)
CDエナジー
ベーシックでんきB
東京ガスの電気
基本プラン
燃調費
両社共通
2024年
9月
13,876円14,034円-6.37円
8月13,900円14,058円-6.31円
7月13,988円14,146円-6.09円
6月14,104円14,262円-5.80円
5月14,168円14,326円-5.64円
4月13,304円13,462円-5.71円
3月13,276円13,434円-5.78円
2月13,164円13,322円-6.06円
1月13,128円13,286円-6.15円
2023年
12月
13,120円13,278円-6.17円
11月13,200円13,358円-5.97円
10月13,296円13,454円-5.73円
合計162,524円164,420円
平均13,544円13,702円
2024年4月までの再エネ賦課金は1.4円で計算。2024年5月分からは3.49円で計算。

▼CDエナジー 「ベーシックでんきB」料金計算の一例

(400kWh/月・50A契約・2024年9月の燃調費−6.37円と再エネ賦課金3.49円)

① 基本料金+(②電力量料金単価×使用量)+(③燃料費調整額×使用量)+(④再エネ賦課金× 使用量)=電気料金

  • ①基本料金:276.90円(10アンペアあたり)×50A(50アンペア分)=1384.50円
  • ②電力量料金:「29.90×120kWh/月(第1段階)」+「35.59×180kWh/月(第2段階)」+「36.5×100kWh/月(第3段階)」=13,644.2円
  • ③燃料調整額:−6.37円(燃調費)×400kWh/月= -2,548円
  • ④再エネ賦課金:3.49円(再エネ賦課金)×400kWh/月=1,396円
  • ①から④の合計:1384.5円+13644.2円ー2,548円+1,396円=13876.7円

50A契約で1ヶ月400kWh/月使用する場合、CDエナジーの「ベーシックでんき」と東京ガスの電気「基本プラン」を比較すると、年間で1,896円CDエナジーの方が安くなります。

3〜4人以上のケース

CDエナジーと東京ガスの電気 料金比較「3〜4人以上のケース」

CDエナジーで電気をよく使う家庭向けのプラン「ファミリーでんき」と、東京ガスの電気の「基本プラン」を比較します。

60A契約で500kWh/月想定と、70A契約で600kWh/月想定の2つのケースで比較すると、どちらもCDエナジーの方が安くおすすめです。

1ヶ月500kWh/月使用で60Aで契約の場合

500kWh/月使用
(60Aで契約)
CDエナジーダイレクト ロゴ
ファミリーでんき
東京ガスの電気ロゴ
基本プラン
お得度東京ガスより
年間4,380円安い
CDエナジー
より高い
電気代合計
(1年間)
204,103円208,483円
電気代平均
(1ヶ月)
17,009円17,374円
500kWh/月
(60Aで契約)
CDエナジー
ファミリーでんき
東京ガスの電気
基本プラン
燃調費
両社共通
2024年
9月
17,424円17,789円-6.37円
8月17,454円17,819円-6.31円
7月17,564円17,929円-6.09円
6月17,709円18,074円-5.80円
5月17,789円18,154円-5.64円
4月16,709円17,074円-5.71円
3月16,674円17,039円-5.78円
2月16,534円16,899円-6.06円
1月16,489円16,854円-6.15円
2023年
12月
16,479円16,844円-6.17円
11月16,579円16,944円-5.97円
10月16,699円17,064円-5.73円
合計204,103円208,483円
平均17,009円17,374円
2024年4月までの再エネ賦課金は1.4円で計算。2024年5月分からは3.49円で計算。

▼CDエナジー 「ファミリーでんき」料金計算の一例

(500kWh/月・60A契約・2024年9月の燃調費−6.37円と再エネ賦課金3.49円)

① 基本料金+(②電力量料金単価×使用量)+(③燃料費調整額×使用量)+(④再エネ賦課金× 使用量)=電気料金

  • ①基本料金:276.90円(10アンペアあたり)×60A(60アンペア分)=1661.40円
  • ②電力量料金:「10,085.20円(第1〜第2段階の固定分)」+「35.59円×200kWh/月(第3段階)」=17203.2円
  • ③燃料調整額:−6.37円(燃調費)×500kWh/月= ー3,185円
  • ④再エネ賦課金:3.49円(再エネ賦課金)×500kWh/月=1,745円
  • ①から④の合計:1661.40円+17203.2円ー3,185円+1,745円=17424.6円

60A契約で1ヶ月500kWh/月使用する想定で、CDエナジー「ファミリーでんき」と、東京ガスの電気「基本プラン」を比較すると、年間4380円CDエナジーの方が安くなります。

1ヶ月600kWh/月使用で60Aで契約の場合

600kWh/月使用
(70Aで契約)
CDエナジーダイレクト ロゴ
ファミリーでんき
東京ガスの電気ロゴ
基本プラン
お得度東電より年間
6,648円安い
CDエナジー
より高い
電気代合計
(1年間)
242,358円249,006円
電気代平均
(1ヶ月)
20,197円20,751円
600kWh/月
(60Aで契約)
CDエナジー
ファミリーでんき
東京ガスの電気
基本プラン
燃調費
両社共通
2024年
9月
20,695円21,249円-6.37円
8月20,731円21,285円-6.31円
7月20,863円21,417円-6.09円
6月21,037円21,591円-5.80円
5月21,133円21,687円-5.64円
4月19,837円20,391円-5.71円
3月19,795円20,349円-5.78円
2月19,627円20,181円-6.06円
1月19,573円20,127円-6.15円
2023年
12月
19,561円20,115円-6.17円
11月19,681円20,235円-5.97円
10月19,825円20,379円-5.73円
合計242,358円249,006円
平均20,197円20,751円
2024年4月までの再エネ賦課金は1.4円で計算。2024年5月分からは3.49円で計算。

▼CDエナジー 「ファミリーでんき」料金計算の一例

(600kWh/月・60A契約・2024年9月の燃調費−6.37円と再エネ賦課金3.49円)

① 基本料金+(②電力量料金単価×使用量)+(③燃料費調整額×使用量)+(④再エネ賦課金× 使用量)=電気料金

  • ①基本料金:276.90円(10アンペアあたり)×60A(60アンペア分)=1661.4円
  • ②電力量料金:「10,085.20(第1〜第2段階の固定分)」+「35.59円×300kWh/月(第3段階)」=20,762.20円
  • ③燃料調整額:−6.37円(燃調費)×600kWh/月= -3,822.00円
  • ④再エネ賦課金:3.49円(再エネ賦課金)×600kWh/月=2,094円
  • ①から④の合計:1661.4円+20,762.20円ー3,822.00円+2,094.00円=20695.6円

60A契約で1ヶ月600kWh/月使用する想定で、CDエナジー「ファミリーでんき」と、東京ガスの電気「基本プラン」を比較すると、年間6,648円CDエナジーの方が安くなります。

オール電化プランは東京ガスの電気が安い

CDエナジーと東京ガスの電気 オール電化で料金比較

CDエナジーと東京ガスの電気のオール電化プランを比較すると、基本料金や時間帯別の電力量料金ともに東京ガスの電気が安く設定されています。

CDエナジーのオール電化プランはスマートでんき、東京ガスの電気は時間帯別プランです。

料金項目CDエナジーダイレクト ロゴ
スマートでんき
東京ガスの電気ロゴ
時間帯別プラン
基本料金
(10A毎)
295.24円292.28円
電力量料金
午前1〜6時

(深夜帯)
28.06円27.77円
電力量料金
午前16時以外
(主に日中)
35.96円35.60円

実際の利用シーンを想定して1年分の料金計算をすると、いずれの使用帯でも東京ガスの電気の時間帯別プランが安くおすすめです。

年間の
電気代比較
CDエナジーダイレクト ロゴ
スマートでんき
東京ガスの電気ロゴ
時間帯別プラン
1人暮らしで
200kWh/月使用
(30Aで契約)
86,971円86,035円
2人暮らしで
400kWh/月使用
(50Aで契約)
170,399円168,564円
4人暮らしで
600kWh/月使用
(60Aで契約)
250,284円247,585円
  • 燃料費調整額は、CDエナジー・東京ガスの電気の2023年10月から2024年9月まで1年分の数値を使用します。
  • 終日電気を使用したと想定し、午前6時から翌日午前1時までの使用量を79%、それ以外の深夜帯の時間を21%として使用量を按分し各時間帯の単価で試算します。

ちなみに、同じ計算を東電のオール電化プラン「スマートライフS」でもやってみると、3社の中で最も高くなったわ。

関東エリアでオール電化を検討しているなら、東京ガスの電気「時間帯別プラン一択」ね!

\オール電化におすすめ/

電気ガスセットのCDエナジーと東京ガスの料金比較

CDエナジーと東京ガスの電気 電気ガスセットで料金比較

CDエナジーは電気だけではなく「ベーシックガス」というガスプランも提供しており、東京ガスの一般契約料金よりも安い料金設定です。

基本料金(円/月)CDエナジー
ベーシックガス
東京ガス
一般契約料金
~20m³735.46円759.00円
21~80m³1,022.38円1,056.00円
81~200m³1,193.39円1,232.00円
201~500m³1,833.02円1,892.00円
501~800m³6,100.61円6,292.00円
801m³以上12,065.05円12,452.00円
※原料費調整単価はCDエナジーは上限がないが、東電ガスの一般料金は上限設定されているため、
原料価格高騰で上限を超えた場合はCDエナジーの方が割高になる可能性あり。
基準単位料金(円/m³)CDエナジー
ベーシックガス
東京ガス
一般契約料金
~20m³140.76円145.31円
21~80m³126.42円130.46円
81~200m³124.28円128.26円
201~500m³121.08円124.96円
501~800m³112.54円116.16円
801m³以上105.09円108.46円
※原料費調整単価はCDエナジーは上限がないが、東電ガスの一般料金は上限設定されているため、
原料価格高騰で上限を超えた場合はCDエナジーの方が割高になる可能性あり。

また、CDエナジーも東京ガスも電気とガスをセットにすると毎月0.5%の割引が適用されます。

電気とガスセットの補足

※電気セット割引が適用されるのは燃料費調整額を除いた基本料金および従量料金。

ただし、ガスセット割はスマートでんきが対象外で、電気セット割はゆかぽかガス・はつでんガスが対象外。

割引額だけに注目すると、例えば電気とガスの支払いが15,000円だった場合、電気ガスセットの割り引き額は75円にしかなりません。

そのため、無理に電気とガスをセットにするより、電気とガスの会社を分けて個別で最安のプランを契約する方がおすすめです。

電気とガス料金の明細をまとめたい!という人以外は、電気とガスは個別契約した方が安くなるわね。

CDエナジーと東京ガスの電気その他の違い

CDエナジーと東京ガスの電気の料金面以外の違いを解説します。

  • ポイントの貯まり方が違う
  • 提供エリアは同じ
  • どちらも大手なので安心して選べる

特に独自ポイントの貯め方は大きな違いがあるため、しっかり確認しておきましょう。

ポイントの貯まり方が違う

CDエナジーと東京ガスの電気比較「ポイントの貯まり方が違う」

CDエナジーと東京ガスの電気の独自ポイントは、CDエナジーの方が貯まりやすくおすすめです。

CDエナジーのカテエネポイントは電気代100円で1ポイント貯まるのに対し、パッチョポイントは会員サイト内で電気使用量を確認し毎月1回50ポイント付与される固定制です。

CDエナジーは1%還元のため使用量200kWh/月を超えるだけで、東京ガスの電気よりも多くポイントが多く付与されます。

独自ポイント
貯めやすさ比較
CDエナジーダイレクト ロゴ
カテエネポイント
東京ガスの電気ロゴ
パッチョポイント
貯め方電気代100円で1P会員サイト内で
使用量確認で50P
100kWh/月使用
(30Aで契約)
32ポイント50ポイント
200kWh/月使用時
(30Aで契約)
61ポイント50ポイント
300kWh/月使用時
(40Aで契約)
93ポイント50ポイント
400kWh/月使用時
(50Aで契約)
126ポイント50ポイント
500kWh/月使用時
(60Aで契約)
160ポイント50ポイント
※ポイント還元を受けるには、CDエナジーの家庭向けWEBサービス「カテエネ」への会員登録と、電気契約情報の登録が必要。ポイント対象は、再生可能エネルギー発電促進賦課金を除く。セット割からの割引適用を受ける場合は割引後の料金から算出。

以前は、東京ガスの電気も「ずっとも電気」というプランで、1,000円毎に15ポイント貯まる1.5%還元をやってたけど、残念ながら2023年3月にサービス終了してしまったんだ。

今は1%還元のCDエナジーの方がお得だね。

ポイント利用方法で最大の違いは、CDエナジーはポイントで電気代を支払えるのに対し、東京ガスの電気は支払いには使えない点です。

基本的な貯め方以外のポイント付与方法も、CDエナジーの方が複数の手段があるため、ポイントサービス全体的にもCDエナジーのカテエネポイントをおすすめします。

その他の比較ポイントで
電気代支払い
基本以外の貯め方ポイント交換先
CDエナジーダイレクト ロゴ
カテエネポイント
利用可能・祝割 ※1
誕生日で100P、子供の進学で1,000P、
結婚・出産・新居購入で3,000P
・家族割 ※2
二親等以内の親族がCDエナジーや
中部電力利用で1,200P
・LINE登録
LINE&カテエネ登録で1,000P
楽天ポイント/Vポイント/JALマイル/
Ponta/nanaco/WAON/dポイント/
MEITETSU POINT/LuLuCaポイント/
enetetsu ポイント/マナカチャージ券/
エディオン/デリシア/Luvit/MI POINT
東京ガスの電気ロゴ
パッチョポイント
利用不可・クイズ回答で50P
・1日1回パッチョスロットで1〜100P
楽天ポイント/Vポイント/Ponta/
nanaco/WAON/dポイント/MI POINT/
京王ポイント/京急プレミアムポイント
※1 家族の契約情報も必要
※2複数の方と家族ポイント割に加入できますが、進呈するポイント数は1契約につき原則として年間1,200ポイント。

京王ポイントで貯めたい…という人以外は、ポイント交換先も多いCDエナジーの方が良いね。

提供エリアは同じ

CDエナジーと東京ガスの電気比較「電力の提供エリアは同じ」

CDエナジーと東京ガスの電気の提供エリアは、東京電力EPとまったく同じです。

▼CDエナジーと東京ガスの電気の提供エリア

東京都、神奈川県、埼玉県、千葉県、栃木県、群馬県、茨城県、山梨県、静岡県の富士川以東

※ マンション一括受電は供給対象外。 離島を除く。

関東エリア全域に加えて、山梨県や静岡県など一部の中部エリアでも利用できます。

どちらも大手なので安心して選べる

東京ガスの電気は、関東を代表する大手インフラの東京ガスが運営しており、電力の販売量も業界1位と圧倒的です。

社名低圧電力需要量
CDエナジーダイレクト ロゴ107MWh
東京ガスの電気ロゴ1,013MWh
資源エネルギー庁による電力需要実績(事業者別供給実績2024年5月分)より

CDエナジーは、中部電力と大阪ガスという都市圏を代表する大手インフラ同士が50%づつ出資して誕生したサービスであり大手の会社です。

CDエナジーの販売量は少なく見えますが、関東地方をホームとする東京ガスの電力に対し、いわゆるアウェイ的なポジションにもかかわらず107MWhもの販売量がある点を踏まえるなら十分影響力のある企業と言えます。

CDエナジーも東京ガスの電気も、超大手のインフラ企業が運営しているから安心!と言えるね。

新電力に契約する際の注意点

新電力に契約する際の注意点

CDエナジーや東京ガスの電気のような新電力プランに契約する際は、燃料費調整額の上限がない点を理解しておきましょう。

また、CDエナジーは「電気の推奨量」でプランが分かれているため、使用量にあったプラン選びも重要です。

自由料金プランは燃料費調整額の上限がない

CDエナジーや東京ガスの電気は新しいタイプの「自由料金」に分類され、従来の古いプランは東電の従量電灯Bなどの「規制料金」です。

自由料金プランは各社で自由に料金設定できる一方、燃料費調整額の上限がない点が特徴です。

たとえ東京電力であっても、自由料金タイプの「スタンダードS」プランは、他社の新電力と同様に燃調費上限がありません。

双方の違い自由料金規制料金
サービス例・CDエナジー
・東京ガスの電気
・東京電力EPの
スタンダードS
・東京電力の
従量電灯B
料金比較規制料金より安い
ケースが多い
自由料金より高い
ケースが多い
燃調費上限無し有り
料金の変更自由に設定できる国の許可が必要

自由料金は基本的には規制料金よりお得になるケースがある一方で、燃料費が高騰する際は、上限のある規制料金が安くなる可能性がある点を覚えておきましょう。

燃料費調整額の上限を突破するようなケースは、2022年に国際情勢が悪化した際など特殊なケースね。

ただし突破したときも、国の「激変緩和措置」対策で、電気料金が値上がりしすぎないような施策も行われるわ。

CDエナジーは使用量にあわせたプランを選ぶ

CDエナジーの基本プランは、電気の使用量にあわせて3つに分かれています。

もし、推奨量範囲外で使ってしまった場合、本来の推奨量時の電気料金より高くなってしまうケースがあります。

30A契約で比較シングルでんき
で契約した場合
ベーシックでんき
で契約した場合
推奨使用量133kWh/月
以下
133から
400kwh/月
100kWh/月使用
年間電気代
42,430円
適正
42,850円
適正より高い
200kWh/月使用
年間電気代
81,776円
適正より高い
81,200円
適正

シングルでんきの推奨量は133kWh/月以下に対し、200kWh/月を利用してしまうと、適正使用量のベーシックでんきより500円ほど高くなります。

逆パターンでベーシックでんき推奨量133kWh/月以上で、100kWh/月しか使わなかった場合にも、適正使用量のシングルでんきより400円ほど高くなってしまいます。

CDエナジーの基本プランは、推奨量より多すぎたり少なすぎたりするプランを選んではダメなのね。

CDエナジーと東京ガスの電気の比較でよくある質問

5人家族の電気代でよくある質問

CDエナジーと東京ガスの電気の比較で、よくある質問にお答えします。

CDエナジーと東京ガスの電気はどっちが安い?
CDエナジーと東京ガスの電気の基本的なプランを比較すると、CDエナジーの方が安くおすすめです。
CDエナジーは推奨使用量別に3つのプランがあり、適切なプランさえ選べば、どの使用帯でもCDエナジーがお得になります。
>> CDエナジーは東京ガスの電気より安い理由を見る
CDエナジーと東京ガスでオール電化プランが安いのは?
東京ガスの電気のオール電化プラン「時間帯別プラン」と、CDエナジーの「スマートでんき」を比べると、東京ガスの電気の方が安くなります。
なお、東電のスマートライフSと比べると両社ともに安いため、東電のオール電化切り替えでも東京ガスの電気がおすすめです。
>> オール電化プランは東京ガスの電気が安い理由を見る
電気ガスセットはCDエナジーと東京ガスの電気のどっちが安い?
CDエナジーのベーシックガスは、東京ガスの一般契約料金よりも安く設定されています。
ただし、電気ガスセットは両社とも0.5%の還元しかなく、割引金額は少ないです。
よって、無理にセットにするよりも、電気とガスは個別で最安のプランへの契約がおすすめです。
>> CDエナジーと東京ガスの電気ガスセットを見る

まとめ

CDエナジーと東京ガスの電気の比較を、おさらいします。

  • 基本プランは東京ガスの電気よりCDエナジーの方が安い
  • オール電化プランは東京ガスの電気の方がCDエナジーより安い
  • 電気ガスセットはCDエナジーも東京ガスも0.5%還元しかないため無理にセットにしなくても良い
  • CDエナジーは東京ガスの電気よりポイントが貯まりやすい

CDエナジーと東京ガスの電気の基本プランを比べると、CDエナジーの方が安くなります。

両社と同じ提供エリアの東京電力EPと比べても安くなるため、東電からの切り替えを検討している人にもCDエナジーがおすすめです。

CDエナジーは3つの基本プランは、電気の推奨量が決まっているから、自分の使用量とあわせたプランを選ぼう!

基本プランはCDエナジーに軍配が上がりますが、オール電化プランは、反対に東京ガスの電気の方がお得になります。

東電の同タイププラン「スマートライフS」と比べると、1万円以上も東京ガスの電気が安くなるケースもあるため、関東地方でオール電化プランを選ぶなら「東京ガスの電気」一択です。

最後までお読みいただき、ありがとうございました。