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「CDエナジーの料金は安い?」
「東電とどっちがお得?」
「各プランの違いは?」
CDエナジーの料金プランは、他社と比べてお得なのか、どのような特徴があるのか気になりますよね。
CDエナジーは三段階制の従量料金で、基本料金と電力量料金が安いです。
3つの標準プランがあり、推奨使用量にあったプランを選ぶとお得に利用できます。
この記事は、CDエナジーの料金プランやその特徴を解説します。
東電との比較や、ポイントを最大限に活用できるプランの選び方について、ぜひ参考にしてください。
CDエナジーは電気使用量にあわせれば安い
CDエナジーの基本プランは、一人暮らし向けのシングルでんき、家族向けのファミリーでんきと、電気の使用量によってプランが分かれているのが特徴です。
CDエナジーをさらにお得にするにはプラン選びに注目
CDエナジー ダイレクト | 詳細情報 |
---|---|
供給エリア | 東京電力区域内 |
初期費用 | 0円 |
支払方法 | クレジットカード 口座振替 |
解約費用 | 0円 ※一部プランを除く |
CDエナジーダイレクトは、中部電力ミライズと大阪ガスが50%ずつ出資して2018年に設立されました。
電気の提供エリアは東京電力管内のみですが、独自のポイント制度などが利用者から評価されており、2024年時点の契約実績は70万件(取次事業者の獲得も含む)を突破しています。
CDエナジーの標準的なプラン「ベーシックでんき」と、東京電力の自由料金の標準プラン「スタンダードS」を比べると、基本料金と電力量料金はCDエナジーの方が安いです。
料金プランも従量制からオール電化住宅向けまで多種多様に用意されているので、世帯人数やライフスタイルを問わず契約できるのが魅力です。
電気+ガスのセット割で、一般家庭向けのベーシックガスプランは0.5%割引になるなど、お得な電力会社です。
\首都圏で人気/
シングルでんき
シングルでんきは、使用量133kWh/月以下で安くなるプランで、毎月固定で100円の割引があります。
項目 | CDエナジー シングルでんき 133kWh〜推奨 |
---|---|
基本料金 (10A毎) | 295.24円 |
電力量料金 第1段階 ~120kWh/月 | 30.00円 |
第2段階 120~300kWh/月 | 36.60円 |
第3段階 300kWh/月〜 | 40.69円 |
例えば30アンペア契約で100kWh/月を使用した場合、シングルでんきを選ぶと年額40,967円となるのに対し、推奨量範囲外のベーシックでんきを選んでしまうと41,387円と割高になります。
30A契約で比較 | シングル 年間電気代 | ベーシック 年間電気代 |
---|---|---|
100kWh使用 シングルが適正 | ||
200kWh使用 ベーシックが適正 |
100kWh/月 (30Aで契約) | シングル 100kWh/月 | ベーシック 100kWh/月 | 年張飛 |
---|---|---|---|
2024年 9月 | -6.37円 | ||
8月 | -6.31円 | ||
7月 | -6.09円 | ||
6月 | -5.80円 | ||
5月 | -5.64円 | ||
4月 | -5.71円 | ||
3月 | -5.78円 | ||
2月 | -6.06円 | ||
1月 | -6.15円 | ||
2023年 12月 | -6.17円 | ||
11月 | -5.97円 | ||
10月 | -5.73円 | ||
合計 | ー | ||
平均 | ー |
▼CDエナジー「シングルでんき」料金計算の一例
(100kWh/月・30A契約・2024年9月の燃調費−6.37円と再エネ賦課金3.49円)
① 基本料金+(②電力量料金単価×使用量)+(③燃料費調整額×使用量)+(④再エネ賦課金× 使用量)ー100円(シングルでんき割引分)=電気料金
- ①基本料金:295.24円(10アンペアあたり)×30A(30アンペア分)=885.72円
- ②電力量料金:「30.00円×100kWh/月(第1段階)」=3,000円
- ③燃料調整額:−6.37円(燃調費)×100kWh/月= -637円
- ④再エネ賦課金:3.49円(再エネ賦課金)×100kWh/月=349円
- ⑤シングルでんきの割引:-100円
- ①から⑤の合計:885.72円+3,000円ー637円+349円-100円=3497.72円
逆パターンで、200kWh/月なのにシングルでんきを選ぶと割高になるため注意しましょう。
シングルでんきというプラン名から、一人暮らし用のイメージだけど、推奨量を超えるならベーシックやファミリーなど別のプランを選んだ方が結果的に安くなるわね。
ベーシックでんき
ベーシックでんきは2〜3人暮らし向けのプランで、133kWh〜400kWh/月未満が推奨使用量です。
料金項目 | CDエナジー ベーシックでんき 133〜400kWh/月推奨 |
---|---|
基本料金 (10A毎) | 276.90円 |
電力量料金 第1段階 ~120kWh/月 | 29.90円 |
第2段階 120~300kWh/月 | 35.59円 |
第3段階 300kWh/月〜 | 36.50円 |
シングルでんきのように100円割引や、ファミリーでんきのような固定料金部分はなく、最もスタンダードなプランです。
ファミリーでんき
ファミリーでんきは使用量が400kWh/月以上でお得になるプランです。
電力量料金の第2段階に相当する300kWh/月まで、10,085.20円と一律固定料金になっている点が特徴的です。
料金項目 | CDエナジー ベーシックでんき 400kWh/月〜推奨 |
---|---|
基本料金 (10A毎) | 276.90円 |
電力量料金 第1段階 ~120kWh/月 | – |
第2段階 120~300kWh/月 | 第1〜2段階まで 一律定額 10,085.20円 |
第3段階 300kWh/月〜 | 35.59円 |
なお、CDエナジーの各プランと東京電力のプランを比べると、CDエナジーの方がお得になりやすいです。
東京電力から乗り換え予定の人は、どのように安くなるのかチェックしておきましょう。
料金値上げはCDエナジーだけでなく全社共通
2023年にCDエナジーが料金を値上げしましたが、CDエナジーだけでなく、他の電力会社も同様に料金を値上げしてます。
会社名 | 値上げした時期 |
---|---|
東京電力 | 2023年6月1日 |
東京ガスの電気 | 2023年9月1日 |
idemitsuでんき | 2023年9月1日 |
Looopでんき | 2023年6月1日 |
エネワンでんき | 2023年9月1日 |
値上げの原因はレベニューキャップ制度の導入によって、電気を送る送配電網の利用料である託送料金が値上がりしたためです。
東京電力などの大手電力会社が値上げを実行した結果、それに付随する形で多くの電力会社が同時期に値上げをしました。
値上げは行われた一方で、従来の燃料費調整額の計算式も見直され、基準燃料価格が44,200円から86,100円に変更されています。
これにより、燃料費調整額が高騰しにくい計算方法となったため、トータルで試算するとある程度は値上がりの影響は抑えられている現状です。
料金計算でCDエナジーが安い理由が分かる
CDエナジーの料金計算は、基本料金・電力量料金・燃料費調整額・再エネ賦課金と4つの項目の合計です。
▼CDエナジー電気料金の計算方法
電気代=基本料金+電力量料金
+燃料費調整額+再エネ賦課金
東京電力の規制料金プラン「従量電灯B」や、同じ料金設計の自由料金タイプ「スタンダードS」と比べると、燃料費調整額と再エネ賦課金は同じ金額です。
一方、基本料金や電力量料金はCDエナジーの方が安い料金設計のため、トータルで試算するとCDエナジーが安くなります。
東京電力の従量電灯Bに関しては、燃料費調整額の上限があるため、燃料費が高騰した場合は上限のないCDエナジーの方が高くなるケースがある点は注意しましょう。
東電のスタンダードSは、CDエナジーと同じ自由料金で、燃調費の上限がないプランよ。
だから、スタンダードSに契約している人は、シンプルにCDエナジーの乗り換えた方がお得ね。
CDエナジー全プランの料金表
CDエナジーの料金プランは、3つの標準プラン以外にも複数のプランがあります。
料金項目 | シングル でんき | ベーシック でんき | ファミリー でんき | スマート でんき | ポイント でんき | エンタメ でんき | JO1 でんき | KODOMO 新聞でんき | radiko でんき |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
基本料金 (10A毎) | 295.24円 | 276.90円 | 276.90円 | 295.24円 | 295.24円 | 685.23円 | 691.90円 | 676.90円 | 661.90円 |
電力量料金 第1段階 〜120kWh | 30.00円 | 29.90円 | 午前6時~翌日午前1時 35.96円 | 30.00円 | 29.90円 | 29.90円 | 29.95円 | 29.90円 | |
第2段階 120〜300kWh | 36.60円 | 35.59円 | 第1〜2段階まで 一律定額 10,085.20円 | 午前1時~午前6時 28.06円 | 36.60円 | 35.91円 | 36.69円 | 36.50円 | 35.91円 |
第3段階 300kWh〜 | 40.69円 | 36.50円 | 35.59円 | 40.69円 | 40.69円 | 40.69円 | 39.00円 | 40.69円 |
プランを簡単に分類すると、標準的なプランがシングル・ベーシック・ファミリーの3種類です。
スマートでんきはオール電化プランで、ポイントでんきは楽天ポイントやdポイントなど共通ポイントが貯まるプランです。
その他のプランは、Amazon Primeやradikoなど、別サービスの特典がついているプランになります。
スマートでんき
オール電化プランのスマートでんきは、東京電力の類似プランのスマートライフSと比較すると、基本料金は安く電力量料金は東電より高いプランです。
料金項目 | CDエナジー スマートでんき | 東京電力 スマートライフS |
---|---|---|
基本料金 (10A毎) | ||
電力量料金 午前1時〜6時 (深夜帯) | ||
電力量料金 それ以外の時間 (主に日中) |
電力量料金は東電より高いものの、金額差は数銭レベルのため大差ありません。
それよりも、基本料金が15円以上差があるため、トータルで試算するとCDエナジーの方が安くなります。
ポイントでんき
ポイントでんきは、楽天ポイント・dポイント・Vポイントのいずれかの共通ポイントを選択し、電気の使用でポイントを貯められるプランです。
料金設計はシングルでんきとまったく同じですが、シングルでんきとは違って100円割引はありません。
料金項目 | ポイント でんき | シングル でんき |
---|---|---|
基本料金 (10A毎) | 295.24円 | 295.24円 |
電力量料金 第1段階 〜120kWh | 30.00円 | 30.00円 |
第2段階 120〜300kWh | 36.60円 | 36.60円 |
第3段階 300kWh〜 | 40.69円 | 40.69円 |
特徴 | 楽天ポイント dポイント Vポイントが貯まる | 定額で 100円割引 |
ポイント還元率は再エネ賦課金を除く電気料金の合計が5,000円なら1%、15,000円以上なら6%と使用量によって変わります。
ポイント還元率 | 必要な 電気料金の条件 |
---|---|
1% | 5,000円未満 |
2% | 5,000円〜 7,000円未満 |
3% | 7,000円〜 11,000円未満 |
4% | 11,000円〜 13,000円未満 |
5% | 13,000円〜 15,000円未満 |
6% | 15,000円以上 |
実際に電気料金を試算してみたところ、600kWh以上の使用量があれば、通常プランよりもポイントの差額分だけお得になるためおすすめです。
600kWh/月 30A契約の場合 | ポイントでんき | ファミリーでんき |
---|---|---|
電気代の年額 | ||
付与される ポイント | ||
ポイント分を 引いた場合 |
600kWhだと、東京エリアで1ヶ月の電気代で2万円ぐらいかかっている人が対象だね。
これより少ない量だと、標準プランを契約したい方がお得になるよ。
その他のプラン
CDエナジーは通常プラン以外にも、別会社のサービスと連携したプランも提供しています。
プラン名 | 特徴 |
---|---|
エンタメでんき | ・Amazonプライム年会費無料 |
JO1でんき | ・アイドルグループJO1の オリジナル特典付き |
KODOMO新聞でんき | ・読売KODOMO新聞無料 |
radikoでんき | ・radikoプレミアム無料 |
特典付きのプランは、各種無料特典がついている分、基本料金や電力量料金が標準プランよりも高めです。
また、通常プランとは違って、途中解約すると解約違約金が発生するため注意しましょう。
CDエナジーの電気ガスセットの料金は?
CDエナジーは電気とガスをセットにすると、毎月0.5%のセット割引があります。
電力プランは「スマートでんき」ガスプランは「ゆかぽかガス」「はつでんガス」の2種類だけが電気ガスセット対象外で、それ以外であれば自由にプランを組み合わせられます。
ただ、CDエナジーに限ったことではありませんが、電気ガスセットはどの会社も割引率は低いです。
ガスのプラン | 電気ガスセット 割引内容 |
---|---|
CDエナジー ベーシックガス | 毎月0.5%割引 |
東京電力 とくとくガスプラン | 毎月102円割引 |
東京ガス 一般契約料金 | 毎月0.5%割引 |
ガスセット割はスマートでんきが対象外で、電気セット割はゆかぽかガス・はつでんガスが対象外。
スマホと光回線のセット割みたいに、毎月何千円もの割引にはならないのね。
電気ガスセット目的で、無理に同じ電力会社で統一しなくても、電気とガスそれぞれ別の会社で最安のプランを探す方が結果的にお得です。
毎月の光熱費を1つの請求書にまとめたい人以外は、無理に電気ガスセットにする必要はありません。
CDエナジー料金でよくある質問
CDエナジーの料金プランでよくある質問にお答えします。
- CDエナジーのプランの特徴は?
- CDエナジーは標準プランが3種類あり、それぞれ電気の使用量にあわせて推奨使用量が決められています。
電気使用量が推奨使用量の範囲に収まるようにプランを選ぶと、最も安くできます。
>> CDエナジーのプランをくわしく見る
- CDエナジーが高くなった理由は?
- 値上げしたのはCDエナジーだけではなく、同時期に他の電力会社も一斉に値上げを発表しました。
値上がりの理由は、新しく設定されたレベニューキャップ制度によって容量拠出金が値上げしたためです。
>> 値上げの理由をくわしく見る
- CDエナジーの電気料金の計算方法は?
- CDエナジーの電気料金の計算方法は、基本料金・電力量料金・燃料費調整額+再エネ賦課金の合算です。
計算方法は東京電力などの一般的な電気料金と同じ仕組みです。
>> CDエナジーの電気料金計算方法を見る
まとめ
最後にCDエナジーの料金をおさらいしましょう。
- 133kWh/月以下の使用量ならシングルでんきがおすすめ
- 400kWh/月以下の使用量ならベーシックでんきがおすすめ
- 400kWh/月以上の使用量ならファミリーでんきがおすすめ
- ポイントプランは600kWh/月なら検討
CDエナジーは3つの標準プランがあり、それぞれ電気の推奨使用量が設定されています。
推奨使用量内であれば、大手電力会社よりも安くなるためおすすめです。
標準プラン以外にも、オール電化プランや楽天ポイントやdポイントが貯まるポイントプランもあるよ。
オール電化プランは東電より安いけど、ポイントプランは使用量が少ないと損するから注意しよう。
ポイントでんきは楽天ポイント・dポイント・Vポイントのいずれかを選べるプランで、還元率は最大6%と高いです。
使用量が600kWh/月を超えるなら、同じくCDエナジー内のファミリプランよりも総額でお得になります。
乗り換えで大手より安くなりやすい一方、使用量にあわせたプラン選びが大事なので、契約前にしっかり確認しましょう。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。