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「小田急でんきの評判は?」
「本当に安くなる?」
「小田急でんきのデメリットは?」
小田急でんきへの契約を考えているとき、実際に利用している人の評判が気になりますよね。
小田急でんきは、500kWh/月を超える電気をよく使う場合に東電より安くなります。
また、小田急ポイントカードを持っているなら、小田急ポイントも付与されるため契約しましょう。
本記事では、小田急でんきの評判や料金プランについて解説します。
小田急でんきのメリットデメリットの説明や、他社との料金比較もしているので、ぜひ契約の参考にしてください。
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小田急でんきとは
電気使用料が多い人や小田急カード持ちの人におすすめ
小田急でんきは、電気使用量500kWh/月以上と電気をよく使う人や、小田急ポイントカードを持っている人におすすめです。基本プランのSプランとMプランの料金設計は東電と同じですが、燃料費調整額の代わりに電源調達調整費を使用しています。電力量料金だけみると、東電の基本プランよりかなり安く見えますが、電源調達調整費は東電の燃調費よりも高いため、トータルで試算すると同程度です。昨今は、燃料費に上限のある東電の方がお得な時期が続いていましたが、そんな時期でも500kWhを超える使用料であれば小田急でんきの方がお得になっていました。この理由は、小田急でんきの料金は使用料が増えるほど、東電より安くなる設計のためです。なお、小田急ポイントで付与されるのは通常0.5%還元とさほど多くないため、ポイント狙いで無理に契約する必要はありません。
小田急でんきの基本情報
小田急でんき | |
---|---|
提供エリア | 東京電力エリア |
電気料金 | 電力使用量が少ない世帯向け「S(スモール)プラン」 ファミリー世帯向け「M(ミディアム)プラン」 実質的にCO2フリーの電気が使える「グリーンプラン」 |
電気ガス セット割 | なし |
追加特典 | 電気料金から 毎月50~100円を割引 |
初期費用 | 0円 |
解約金 | 0円 |
契約期間 | 1年間 (自動更新) |
支払い方法 | 口座振替 クレジットカード払い |
ポイント還元 | 小田急ポイント |
販売会社 運営会社 | 販売会社:小田急電鉄株式会社 運営会社:株式会社イーネットワークシステムズ |
小田急でんきは一般家庭用向けに3種類のプランを提供しており、いずれも3段階制の料金プランで、市場連動型プランはありません。
初期費用や解約金がないのに加え、小田急ガスとのセット割が可能なので、初めて新電力に乗り換える人でも契約しやすいのがポイントです。
オーソドックスな段階制料金プランでかつガスとのセット割も可能。
初期費用もかからず違約金もないなんて、使いやすい条件が全部揃っているわね。
しかし小田急でんきは提供が東京電力エリアに限定されており、またオール電化プランがありません。
また前述のように市場連動型プランなどもないため、これらのプランを探している人は、他の新電力サービスを検討してみましょう。
小田急でんきに向いている人
下記の6つの特徴に当てはまる人は、小田急でんきに向いています。
- 電気料金を安くしたい
- 段階制料金プランを契約したい
- 環境に配慮した電気を使いたい
- 小田急ポイントを貯めたい
- 小田急ガスとセット契約したい
- アイカサをよく使う
小田急でんきは、基本料金と電力量料金単価が安いので、電気料金を安く抑えたい人に向いています。
しかし燃料費や電力の調達コストが上昇すると、電気代の内訳に含まれる電源調達調整費単価が高くなってしまうことがあります。
その場合は電気代の総額が高騰してしまうケースがあるので、燃料費の動向をチェックしながら利用しましょう。
小田急でんきは、東京電力と同じ3段階制の従量プランで、使用量が少なければ単価が安く、使用量が増えるほど単価上がっていく合理的なプランだね。
また小田急でんきは、電気の利用を通して環境に貢献したい人向けに、実質CO2排出ゼロの「グリーンプラン」を提供しています。
費用の一部は森林整備費用に使われるので、電気を安く使いながら、環境問題に貢献できます。
また他のサービスではあまり見ない優待特典として、傘のシェアリングサービス「アイカサ」が無料で使えるというものがあります。
傘を持ち歩くのが面倒に感じる人や、すでにアイカサをよく利用している人にも、小田急でんきはおすすめです。
小田急でんきの評判・口コミ
小田急でんきはサービスを開始してまだ間もないため、インターネット上で確認できる口コミはあまり多くありません。
しかし当サイト独自で調査を進めるなかで、以下の口コミが見つかりました。
- 電気代が安い
- 小田急ポイントが貯まってお得
- 20A以下は契約できないのが難点
「電気代が安い」「小田急ポイントが貯まりやすい」というポジティブな評価が見られるなかで、契約アンペア数についての声があがっていました。
小田急でんきにすると2000+500+500もらえて、2ヶ月15%オフ。単価は東電より安いみたいだけど、プランが30Aからからしかないから基本料金が毎月281円上がっちゃうけどトータルでどうなのか。試算するか。。。ブツブツ。
上記は「キャンペーンはお得だけど、30Aからしか対応していないから、申し込むか迷っている」という投稿で、おそらく一人暮らしの人かと思われます。
一人暮らしの場合、30Aでも容量が大きくて不要と感じる人も一定数おり、契約容量を20Aに下げて節約している人もいます。
小田急でんきの料金やサービスを魅力的に感じる一方で、30A以上からしか契約できず基本料金が高くついてしまうことをデメリットと感じる人もいるようです。
一般的に従量電灯型の料金プランの場合、契約アンペア数を下げると、基本料金も下がるんだ。
だいたい数百円安くなるので、年間で計算するとそこそこの違いになるよ。
小田急でんきの料金プラン
小田急でんきのプランは4つです。
- S(スモール)プラン
- M(ミディアム)プラン
- L(ラージ)プラン ※法人向け
- グリーンプラン
本記事では、一般家庭向けのSプラン・Mプラン・グリーンプランを解説します。
S(スモール) プラン | M(ミディアム) プラン | グリーン プラン | |
---|---|---|---|
概要 | 1〜2人暮らし 向け | 3人暮らし以上 向け | 実質CO2排出0 環境にやさしいプラン |
契約容量 | 30〜60A | 30〜60A | 30〜60A 1kVA〜 |
ガスとの セット割 | 50円/月 | 150円/月 | 50円/月 |
ポイント付与 | 最大1.5% | 最大1.5% | 最大1.5% |
基本料金 (10Aあたり) | 295.24円 | 295.24円 | 295.24円 |
電力量料金単価 (1〜120kWh) | 19.33円 | 23.12円 (1〜150kWh) | 19.37円 |
電力量料金単価 (121〜300kWh) | 24.83円 | 23.32円 (151〜350kWh) | 25.95円 |
電力量料金単価 (301kWh〜) | 26.68円 | 25.87円 (351kWh〜) | 30.06円 |
S(スモール)プラン
小田急でんきのSプランは、電気の使用量が361kWh以下の1〜2人暮らし向けプランです。
基本料金と単価が安く、特に1〜120kWhの単価が東京電力よりも10.47円も安いため、月々の電力使用量が少ない世帯に向いています。
▼S(スモールプラン)がおすすめな人
- 1〜2人暮らし
- 単身赴任
- 共働き世帯で昼に電気を使わない
電力量料金単価にもとづいて試算すると、毎月の電気の使用量が362kWh以上になると、Mプランの方が安くなります。
東京都が実施した「平成26年家庭のエネルギー消費動向実態調査」によると、2人暮らしと3人暮らしの電気の平均使用量はそれぞれ331kWh、386kWhなので、3人暮らし以上になると割高になる可能性が出てくるでしょう。
S(スモール) プラン | |
---|---|
概要 | 1〜2人暮らし 向け |
契約容量 | 30〜60A |
ガスとの セット割 | 50円/月 |
ポイント付与 | 最大1.5% |
契約アンペア数 | 基本料金 (1契約あたり) |
---|---|
30A | 885.72円 |
40A | 1,180.96円 |
50A | 1,476.20円 |
60A | 1,771.44円 |
使用電力量 | 電力量料金単価 (1kWhあたり) |
---|---|
1〜120kWh | 19.33円 |
121〜300kWh | 24.83円 |
301kWh〜 | 26.68円 |
電気料金 = 基本料金 + (電力量料金単価 × 使用量) + (電源調達調整費 × 使用量) + (再エネ発電賦課金単価 × 使用量)
M(ミディアム)プラン
小田急でんきのMプランは、電気の使用量が362kWh以上の3人暮らし向けプランです。
基本料金と単価が安くなり、特に151〜300kWhの単価が13.08円も安く、351kWh以上の単価は14.62円も安いので、使用量が多いほどお得になります。
▼M(ミディアム)プランがおすすめな人
- 3人暮らし以上
- ペットを買っている
- 在宅ワークをしている
東京都が実施した「平成26年家庭のエネルギー消費動向実態調査」によると、3人暮らしの電気の平均使用量は386kWhなので、3人暮らし以上に向いています。
M(ミディアム) プラン | |
---|---|
概要 | 3人暮らし以上 向け |
契約容量 | 30〜60A |
ガスとの セット割 | 150円/月 |
ポイント付与 | 最大1.5% |
契約アンペア数 | 基本料金 (1契約あたり) |
---|---|
30A | 885.72円 |
40A | 1,180.96円 |
50A | 1,476.20円 |
60A | 1,771.44円 |
使用電力量 | 電力量料金単価 (1kWhあたり) |
---|---|
1〜150kWh | 23.12円 |
151〜350kWh | 23.32円 |
351kWh〜 | 25.87円 |
電気料金 = 基本料金 + (電力量料金単価 × 使用量) + (電源調達調整費 × 使用量) + (再エネ発電賦課金単価 × 使用量)
グリーンプラン
小田急でんきのグリーンプランはCO2排出量が実質0の環境にやさしい環境問題に貢献できるプランです。
グリーンプランは下記の理由で環境にやさしい発電を実現しています。
- 実質的にCO2排出ゼロの発電
- 費用の一部を森林整備費用として使用
グリーンプランは収益の一部を森林整備費用として使用しているので、グリーンプランに契約することで、自分の支払った電気代の一部が森林設備費用にあてられることになります。
CO2の排出問題が気になる人や環境に貢献したい人は、グリーンプランを契約しましょう。
グリーンプラン | |
---|---|
概要 | 実質CO2排出0環境に やさしいプラン |
契約容量 | 30〜60A 1kVA〜 |
ガスとの セット割 | 50円/月 |
ポイント付与 | 最大1.5% |
契約アンペア数 | 基本料金 (1契約あたり) |
---|---|
30A | 885.72円 |
40A | 1,180.96円 |
50A | 1,476.20円 |
60A | 1,771.44円 |
6〜49kVA | 295.24円 (1kVAあたり) |
使用電力量 | 電力量料金単価 (1kWhあたり) |
---|---|
1〜120kWh | 19.37円 |
121〜300kWh | 25.95円 |
301kWh〜 | 30.06円 |
電気料金 = 基本料金 + (電力量料金単価 × 使用量) + (電源調達調整費 × 使用量) + (再エネ発電賦課金単価 × 使用量)
小田急でんきの料金を世帯別に他社と比較
小田急でんきはどれくらい安くなるのか、世帯人数別で東京電力と比較します。
世帯人数ごとの電気の使用量は、東京都が実施した「平成26年家庭のエネルギー消費動向実態調査」をもとに、以下の条件で計算します。
燃料費調整単価と再生エネルギー発電促進賦課金は、以下の2024年8月分で計算しています。
小田急でんき | 東京電力 | |
---|---|---|
燃料費調整単価 | 3.75円 (電源調達調整費) | -6.31円 |
再エネ発電 促進賦課金 | 3.49円 | 3.49円 |
①1人暮らし
1人暮らしを想定し、以下の条件で計算すると、東京電力と比べて小田急でんきの方が248円安くなります。
- 契約容量30A
- 1ヶ月で219kWhの電気を使用
差額 | 小田急でんき (Sプラン) | 東京電力 (従量電灯B) | |
---|---|---|---|
基本料金 | -49.53円 | 885.72円 | 935.25円 |
電力量料金 第1段階 1〜120kWh | -10.47円 | 19.33円 | 29.80円 |
電力量料金 第2段階 121〜300kWh | -11.57円 | 24.83円 | 36.40円 |
電力量料金 第3段階 301kWh〜 | -13.81円 | 26.68円 | 40.49円 |
燃料費調整額 (8月分) | 10.06円 | 3.75円 (電源調達調整費) | -6.31円 |
再エネ発電 賦課金 (8月分) | 0.00円 | 3.49円 | 3.49円 |
電気料金 (8月分) | -248円 | 7,249円 | 7,497円 |
小田急でんきは、1〜2人暮らし向けのSプランで比較しています。
一般的に会社ごとの電力量料金単価の差額は0.1〜4円程度ですが、小田急でんきのSプランは東京電力と比べると、電力量料金単価が10円以上安いです。
しかし、小田急でんきは「電源調達調整費」を設けているので、電力市場の価格によっては、電気代が高くなる月もあります。
小田急でんきの場合、電源調達調整費に燃料費調整額が含まれており、8月分の単価は3.75円です。
一方、東京電力の燃料費調整額は-6.31円で、この差が広がれば東京電力の方が安くなります。
小田急でんきの電源調達調整費は、主に3〜6ヶ月前の電力市場価格の平均で単価が決まります。
電力市場が高騰し始めたら、電力会社を切り替えるなどの対策をとりましょう。
②2~3人暮らし
2〜3人暮らしを想定し、以下の条件で計算すると、東京電力と比べて小田急でんきの方が604円安くなります。
- 契約容量40A
- 1ヶ月で358kWhの電気を使用
差額 | 小田急でんき (Sプラン) | 東京電力 (従量電灯B) | |
---|---|---|---|
基本料金 | -66.04円 | 1180.96円 | 1247.00円 |
電力量料金 第1段料金 1〜120kWh | -10.47円 | 19.33円 | 29.80円 |
電力量料金 第2段階 121〜300kWh | -11.57円 | 24.83円 | 36.40円 |
電力量料金 第3段階 301kWh〜 | -13.81円 | 26.68円 | 40.49円 |
燃料費調整額 (8月分) | 10.06円 | 3.75円 (電源調達調整費) | -6.31円 |
再エネ発電 賦課金 (8月分) | 0.00円 | 3.49円 | 3.49円 |
電気料金 (8月分) | -604円 | 12,109円 | 12,714円 |
小田急でんきは、電気の使用量が361kWh以下向けのSプランで比較しています。
小田急でんきの方が電力量料金単価が10円以上安いので、電気料金の総額でも小田急でんきの方が安くなっています。
しかし小田急でんきは「電源調達調整費」を設けていて、電力市場の価格の変動が電気代に反映されます。
電力市場の動向によっては電源調達調整費が高騰し、小田急でんきの方が東京電力よりも高くなる可能性があります。
電力市場が高騰し始めたら、電力会社を切り替えるなどの対策をとればお得に使えるわ。
③4人暮らし
4人暮らしを想定し、以下の条件で計算すると、東京電力と比べて小田急でんきの方が974円安くなります。
- 契約容量50A
- 1ヶ月で436kWhの電気を使用
差額 | 小田急でんき (Sプラン) | 東京電力 (従量電灯B) | |
---|---|---|---|
基本料金 | -82.55円 | 1476.20円 | 1558.75円 |
電力量料金 第1段料金 1〜120kWh | -6.68円 | 23.12円 (1〜150kWh) | 29.80円 |
電力量料金 第2段階 121〜300kWh | -13.08円 | 23.32円 (151〜350kWh) | 36.40円 |
電力量料金 第3段階 301kWh〜 | -14.62円 | 25.87円 (351kWh〜) | 40.49円 |
燃料費調整額 (8月分) | 10.06円 | 3.75円 (電源調達調整費) | -6.31円 |
再エネ発電 賦課金 (8月分) | 0.00円 | 3.49円 | 3.49円 |
電気料金 (8月分) | -974円 | 14,990円 | 15,964円 |
小田急でんきは、3人暮らし以上向けのMプランで比較しています。
小田急でんきは、基本料金と電力量料金単価のどちらも東京電力より安く、特に351kWh以上の単価が14.62円も安いので、使用量が多い家庭ほど割安になります。
しかし小田急でんきは「電源調達調整費」を設けていて、電力市場の価格によっては、電気代が高くなる可能性もあります。
使用量が多い4人暮らしは、電気料金が高騰した時の差額も大きいわ。
電力市場が高騰し始めたら電力会社を切り替えましょう。
小田急でんきのメリット
小田急でんきのメリットは6つです。
- 電気の使用量に合わせてプランを選べる
- 電気とガスのセット割がある
- 初期費用か解約違約金がかからない
- 条件によってはアイカサを無料で利用できる
- OPカードがあるとポイントが最大1.5%還元
- 24時間365日対応の駆けつけサービスがある
順番に解説します。
電気の使用量に合わせてプランを選べる
小田急でんきは、自分の電気の使用量に合わせて、以下の最適なプランを選べるのがメリットです。
プラン | 使用量 |
---|---|
S(スモール) プラン | 361kWh以下向け |
M(ミディアム) プラン | 362kWh以上向け |
L(ラージ) プラン | 法人向け |
プランが1つしかない電力会社は、満遍なくメリットが出る代わりに、お得になる額が小さいケースもあります。
小田急でんきは自分のライフスタイルにあったプランを選べるため、使い方や電気の使用量にあわせてメリットを大きくできます。
電気とガスのセット割がある
小田急でんきは、電気とガスのセット割があるので、東京ガスエリアに住んでいる人は大きなメリットです。
電力会社にはガスのプランを提供していない会社も多く、電気単体ではお得でもガスの方がお得にならなければ、総合的なメリットは少なくなります。
小田急ガスは、東京ガスの一般料金よりもガス代が3%お得になり、小田急でんきとセットにすると以下のセット割が適用されます。
S(スモール) プラン | M(ミディアム) プラン | グリーン プラン | |
---|---|---|---|
ガスとの セット割 | 50円/月 | 150円/月 | 50円/月 |
例えば以下のケースで考えると、電気のお得額が少なくても、小田急でんきのように電気もガスもお得になり、セット割引が付く会社の方が総合的にお得になります。
【電気だけ安くなるケース】
- 年間お得額 = 電気(5,000円) + ガス(0円) + セット割(0円) = 5,000円
【電気とガスでセット割が付くケース】
- 年間お得額 = 電気(3,000円) + ガス(3,000円) + セット割(1,800円) = 7,800円
小田急でんきのセット割は固定金額なので、使用量が少ない家庭にもおすすめです。
初期費用や解約違約金がかからない
小田急でんきは、初期費用や解約金がかからないのがメリットです。
電力会社によっては初期費用や解約違約金がかかるプランがあり、気軽に申し込みづらい場合があります。
例えば東京電力のプレミアムプランは、契約期間内に解約すると最大5,000円の解約金がかかります。
小田急でんきなら申し込むことによるリスクが少ないので、お試し感覚でもスタートできるよ。
条件によってはアイカサを無料で利用できる
小田急でんきに契約すると、傘のシェアリングサービス「アイカサ」を、契約者を含む家族4人まで無料で利用できます。
専用アプリで簡単にレンタルできるので、「よく傘を忘れる」「折り畳み傘を持ち歩きたくない」という人におすすめです。
アイカサは、小田急ONEに会員登録したうえで、小田急ONEと小田急でんきとアイカサを連携すると利用できます。
アイカサは本来1人あたり月額280円のサービスなので、家族4人で使えば実質1,120円分お得です。
アイカサを利用する人は、小田急でんきを優先的に検討してみましょう。
OPカードがあるとポイントが最大1.5%還元
小田急でんきは、OPカードがあるとポイント還元率が最大1.5%と大変お得です。
小田急でんきで最大1.5%還元を受けるための手順は、下記の4ステップです。
- 小田急でんきの支払い方法をOPカードにする
- 小田急ONEの会員登録(無料)
- 小田急でんきと小田急ONEを連携
- 小田急ONEとOPカードを連携
小田急でんきをOPカードで支払うと、通常のポイント還元率0.5%に加え、小田急でんきの電気代に対して+0.5%ポイントが追加で還元されます。
さらに、小田急ONEの会員登録で0.5%分のポイントが貯まるので、実質1.5%の還元です。
小田急ポイントを貯めたい人は、OPカードと小田急でんきを利用しましょう。
24時間365日対応の駆けつけサービスがある
小田急でんきは、電気にトラブルが起きた時の駆けつけサービスが無料で付いています。
- 電気がつかない
- ブレーカーが落ちる
- コンセントが焦げ臭い …etc
24時間365日対応しているので、安心して電気を利用できるのも小田急でんきのメリットです。
しかし、以下のサービスは対象外なので確認しておきましょう。
- 電球交換
- 照明器具の故障対応
- 家電製品の故障対応
- 配線等の本格的な工事
小田急でんきのデメリット
小田急でんきのデメリットは3つです。
- 20アンペア以下で契約できない
- 電力の販売とサービスの運営元が別で分かりにくい
- 小田急電鉄に関連する特典がない
デメリットは、申し込み前にしっかり確認しましょう。
20アンペア以下で契約できない
小田急でんきは、20A以下の容量では契約できません。
一般家庭用の電気の契約には10〜60Aの契約があり、集合住宅の1人暮らしは20〜30Aの契約が多いので、建物によっては契約できない場合があります。
アンペアが20Aの人は、30Aに上げないと小田急でんきを契約できないわ。
だけど、30Aに上げると基本料金が262.22円上がるので、逆に損をしてしまう可能性もあるわ。
自宅のアンペアが20A以下の人は、別の電力会社を検討しましょう。
電力の販売とサービスの運営元が別で分かりにくい
小田急でんきは、電力の販売とサービスの運営元が異なります。
小田急でんきというサービス名から、小田急電鉄が提供していると思われるかもしれませんが、サービスを提供しているのは「株式会社イーネットワークシステムズ」です。
請求書は株式会社イーネットワークシステムズから届くので、契約がややこしいと思う人もいるようです。
小田急電鉄に関連する特典がない
小田急でんきは、小田急電鉄の割引や特典がないので、小田急電鉄関連の特典を期待していた人にとってはデメリットです。
鉄道系の新電力「東急でんき」は、東急線の定期券の割引サービスがあるのに対し、小田急でんきは小田急電鉄の割引サービスはありません。
しかし小田急ポイントは貯まるうえ、還元率も高いので、小田急線沿いに住んでいる人にとっては小田急でんきのメリットは大きいでしょう。
小田急でんきの申し込み方
小田急でんきを申し込む際は、以下の情報が必要なので、検針票かWeb明細で事前に確認しておきましょう。
【電力会社を乗り換える場合】
- 供給地点特定番号
- お客様番号
- 契約プラン
- 契約アンペア
- 契約名義
- 契約住所
【引越し先で新規で申し込む場合】
- 引越し先住所
画像を使いながら手順を解説します。
まずは、小田急でんきのホームページを開き、申し込みページへアクセスします。
申し込み前に、約款・重要事項説明・プライバシーポリシーの同意を行います。
必ず目を通してから、次に進みましょう。
電力会社の切り替えか、引越し先で新規申し込みかを選びます。
電力会社の切り替えの場合は、供給地点特定番号などの既存電力会社の必要情報を入力するページに移るので、順番に入力しましょう。
既存電力会社が東京電力の場合は、検針票の画像をアップロードでき、入力の手間を省けます。
引越し先で新規で申し込む場合は、利用開始希望日や引越し先住所を入力するページに移るので、順番に入力してください。
新規での申し込みは、供給地点特定番号などの情報は不要です。
すでに小田急ガスを契約している人は、セット割を適応するボタンにチェックを入れましょう。
「申し込み内容の入力」ボタンを押して、入力内容に間違いがないか確認したら、申し込み完了です。
小田急でんきによくある質問
小田急でんきの評判について、よくある質問に回答します。
- 小田急でんきの評判・口コミは?
- 小田急でんきは、口コミサイトやWeb上の評判を見ると、以下のような意見があります。
・電気代が安い
・小田急ポイントが貯まってお得
・30A以上からしか契約できないのが難点
提供エリアが関東のみなので口コミは多くありませんが、小田急ポイントを貯めている人や、30A以上の人なら、おすすめの新電力と言えるでしょう。
>> 小田急でんきの評判・口コミを詳しく見る
- 小田急でんきに向いている人は?
- 以下の6つのいずれかに該当する人は、小田急でんきに向いています。
・電気料金を安くしたい
・段階制料金プランを契約したい
・環境に配慮した電気を使いたい
・小田急ポイントを貯めたい
・小田急ガスとセット契約したい
・アイカサをよく使う
特に小田急ポイントを貯めている人や、傘のシェアリングサービス「アイカサ」を利用する人は、小田急でんきをお得に利用できます。
>> 小田急でんきに向いている人を詳しく見る
- 小田急でんきのメリットは?
- 小田急でんきのメリットは6つです。
・電気の使用量に合わせてプランを選べる
・電気とガスのセット割がある
・初期費用か解約違約金がかからない
・条件によってはアイカサを無料で利用できる
・OPカードがあるとポイントが最大1.5%還元
・24時間365日対応の駆けつけサービスがある
自分の電気の使用量に合わせてプランを選べるうえ、東京ガスエリアの人はガスもセットで契約ができます。
初期費用や解約金も発生しないので、上記のメリットに魅力を感じた人は小田急でんきを利用してみましょう。
>> 小田急でんきのメリットを詳しく見る
まとめ
小田急でんきの評判について、おさらいします。
- 小田急でんきは使用量帯によって2つのプランが選べる
- 環境問題に貢献できるグリーンプランも選べる
- 基本料金と電力量料金単価が非常に安い
- 電源調達調整費を導入しているため電力市場が高騰すれば電気代も高くなる
- 小田急ポイントが最大1.5%還元
- 傘のシェアリングサービス「アイカサ」が無料
- 24時間365日対応の駆けつけサービスがある
小田急でんきの評判・口コミは多くありませんが、電力量料金の単価の安さや、小田急ポイントが貯まる点が人気を集めています。
また家族でアイカサを利用する人はよりお得に利用できるので、ぜひ小田急でんきを検討してみましょう。
良い口コミが多く、電気代も安くなる可能性が高いので、興味があればチェックしてみてください。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。