auでんきの評判は?高い?メリットとデメリットを解説

auでんき評判 口コミ

「auでんきの評判は?」
「利用するメリットは?」
「乗り換えで安くなる?」

auでんきへの乗り換えを検討しているとき、今の電気代より安くなるのか、使ってみてお得になるのか気になりますよね。

auでんきに乗り換えても電気代は安くなりません

東京電力や関西電力の料金体系と0.1円しか差がないためです。

その代わり、Pontaポイントが付与されたり、UQモバイルとのセット割が利用できます。

この記事では、auでんきを実際に利用している人の口コミをベースに、具体的な評判を解説します。

auでんきならではのメリットやデメリットも解説しているので、ぜひ参考にしてください。

auでんきとは?基本情報

auでんきとは?基本情報
auでんき
基本情報
詳細
供給エリア全国
※離島と提供外エリアを除く
契約年数1年
サービスの特徴電気料金は一般電気事業者とほぼ同じ
Pontaポイントが付与される
UQモバイルとセット割できる
電気ガスセット割東電ガス for au
関電ガス for au
関電ガスO for au
中電ガス for au
ほくでんガス for au
ポイント還元Pontaポイント
オール電化プラン提供無し
解約金の有無無し
支払い方法口座振替
クレジットカード
運営会社auエネルギー&ライフ株式会社

auでんきは、KDDIグループのひとつである「auエネルギー&ライフ株式会社」が運営する新電力サービスです。

電力利用料に応じてPontaポイントが付与される点が最も大きな特徴な他、同グループの格安スマホ「UQモバイル」に加入しているとセット割引も受けられます。

電気料金は、東京電力や関西電力などの一般事業者の値段とほぼ一緒なため、ポイントやセット割に魅力を感じるかどうかが加入の決め手となるでしょう。

auでんきの料金プラン

auでんき料金プラン

auでんきの料金プランは、大きく分けると3つの種類に分類されます。

auでんき
主要プラン
詳細
でんき
Mプラン
・一般家庭向け
・スタンダードなプラン
でんき
Lプラン
・使用電力の多い家庭
・商店や事務所向け
ecoMプラン・環境配慮の電気を使用
・Pontaは付与されない

それぞれのプランの具体的な料金や、仕組みを解説します。

auでんきの基本プラン「でんきMプラン」

auでんきの「でんきMプラン」は最もスタンダードなプランで、離島などを除いた全国で利用できます。

料金は、各地域管轄の一般電気事業者の料金設定とほとんど一緒で、東京電力の従量電灯Bや関西電力の従量電灯Aに該当します。

料金項目auでんき
でんきM(東京D)
東京電力
従量電灯B
電力量料金
第1段階
(〜120kWh)
29.79円29.80円
第2段階
(120〜300kWh)
36.39円36.40円
第3段階
(300kWh〜)
40.48円40.49円
最低月額料金328.07円328.08円
基本料金
(10〜60A)
311.74〜
1,870.49円
311.75〜
1,870.50円
料金項目auでんき
でんきM(関西)
関西電力
従量電灯A
最低料金
(〜15kWh)
522.57円522.58円
電力量料金
第1段階
(〜120kWh)
20.20円20.21円
第2段階
(120〜300kWh)
25.60円25.61円
第3段階
(300kWh〜)
28.58円28.59円
料金項目auでんき
でんきM(北海道D)
北海道電力
従量電灯B
電力量料金
第1段階
(〜120kWh)
35.34円35.35円
第2段階
(120〜300kWh)
41.63円41.64円
第3段階
(300kWh〜)
45.35円45.36円
最低月額料金417.18円417.19円
基本料金
(10〜60A)
402.60〜
2,415.60円
402.60〜
2,415.60円
料金項目auでんき
でんきM(東北2)
東北電力
従量電灯B
電力量料金
第1段階
(〜120kWh)
29.61円29.62円
第2段階
(120〜300kWh)
36.36円36.37円
第3段階
(300kWh〜)
40.31円40.32円
最低月額料金358.94円358.95円
基本料金
(10〜60A)
369.60〜
2,217.60円
369.60〜
2,217.60円
料金項目auでんき
でんきM(北陸D)
北陸電力
従量電灯B
電力量料金
第1段階
(〜120kWh)
30.85円30.86円
第2段階
(120〜300kWh)
34.74円34.75円
第3段階
(300kWh〜)
36.45円36.46円
最低月額料金302.50円302.50円
基本料金
(10〜60A)
302.50〜
1,815.00円
302.50〜
1,815.00円
料金項目auでんき
でんきM(中部D)
中部電力
従量電灯B
電力量料金
第1段階
(〜120kWh)
21.19円21.20円
第2段階
(120〜300kWh)
25.66円25.67円
第3段階
(300kWh〜)
28.61円28.62円
最低月額料金277.09円277.09円
基本料金
(10〜60A)
321.13〜
1,926.83円
321.14〜
1,926.84円
料金項目auでんき
でんきM(中国)
中国電力
従量電灯A
最低料金
(〜15kWh)
759.67円759.68円
電力量料金
第1段階
(〜120kWh)
32.74円32.75円
第2段階
(120〜300kWh)
39.42円39.43円
第3段階
(300kWh〜)
41.54円41.55円
料金項目auでんき
でんきM(四国2)
四国電力
従量電灯A
最低料金
(〜15kWh)
666.88円666.89円
電力量料金
第1段階
(〜120kWh)
30.64円30.65円
第2段階
(120〜300kWh)
37.26円37.27円
第3段階
(300kWh〜)
40.77円40.78円
料金項目auでんき
でんきM(九州)
九州電力
従量電灯B
電力量料金
第1段階
(〜120kWh)
18.37円18.37円
第2段階
(120〜300kWh)
23.96円23.97円
第3段階
(300kWh〜)
26.96円26.97円
最低月額料金335.33円335.34円
基本料金
(10〜60A)
316.23〜
1,897.43円
316.24〜
1,897.44円
料金項目auでんき
でんきM(沖縄D)
沖縄電力
従量電灯
最低料金
(〜15kWh)
643.04円643.05円
電力量料金
第1段階
(〜120kWh)
40.19円40.20円
第2段階
(120〜300kWh)
45.73円45.74円
第3段階
(300kWh〜)
47.71円47.72円

基本料金や電力量料金を比べてみても、まったく一緒の値段になっているか、0.1円だけauでんきが安くなっているかの2パターンしかないわね。

電力量料金だけ0.1円安く基本料金は一緒など、地域別にいくつかのパターンはあるものの、基本的には一般電気事業者と0.1円しか安くなっていません。

auでんきに変えたとして、月額換算でも3〜4円しか安くならないため、シンプルに電気代を下げたいなら別の電力会社を選ぶ方が良いです。

商店や事務所向けの「でんきLプラン」

でんきLプランは、電気をよく利用する家庭や、商店・事務所向けのプランです。

利用できる地域は東京電力に代表されるアンペア制のエリアのみで、関西電力に代表される最低料金制のエリアでは利用できません。

価格帯は「でんきMプラン」と同様、管轄地域の一般電気事業者とほぼ一緒の値段帯なのが特徴で、東京電力を例にすると従量電灯Cに該当します。

料金項目auでんき
でんきL(東京D)
東京電力
従量電灯C
電力量料金
第1段階
(〜120kWh)
29.79円29.80円
第2段階
(120〜300kWh)
36.39円36.40円
第3段階
(300kWh〜)
40.48円40.49円
基本料金
(1kVAあたり)
311.74円311.75円

関西で「でんきLプラン」は設定無し

料金項目auでんき
でんきL(北海道D)
北海道電力
従量電灯C
電力量料金
第1段階
(〜120kWh)
35.34円35.35円
第2段階
(120〜300kWh)
41.63円41.64円
第3段階
(300kWh〜)
45.35円45.36円
基本料金
(1kVAあたり)
402.60円402.60円
料金項目auでんき
でんきL(東北2)
東北電力
従量電灯C
電力量料金
第1段階
(〜120kWh)
29.61円29.62円
第2段階
(120〜300kWh)
36.36円36.37円
第3段階
(300kWh〜)
40.31円40.32円
基本料金
(1kVAあたり)
369.60円369.60円
料金項目auでんき
でんきL(北陸D)
北陸電力
従量電灯C
電力量料金
第1段階
(〜120kWh)
30.85円30.86円
第2段階
(120〜300kWh)
34.74円34.75円
第3段階
(300kWh〜)
36.45円36.46円
基本料金
(1kVAあたり)
302.50円302.50円
料金項目auでんき
でんきM(中部D)
中部電力
従量電灯C
電力量料金
第1段階
(〜120kWh)
21.19円21.20円
第2段階
(120〜300kWh)
25.66円25.67円
第3段階
(300kWh〜)
28.61円28.62円
基本料金
(1kVAあたり)
321.13円321.14円

中国地方で「でんきLプラン」は設定無し

四国で「でんきLプラン」は設定無し

料金項目auでんき
でんきL(九州)
九州電力
従量電灯C
電力量料金
第1段階
(〜120kWh)
18.37円18.37円
第2段階
(120〜300kWh)
23.96円23.97円
第3段階
(300kWh〜)
26.96円26.97円
基本料金
(1kVAあたり)
316.23円316.24円

沖縄で「でんきLプラン」は設定無し

でんきMプランと同じく、一般電気事業者とまったく同じ値段か、0.1円だけ安くなっているかのいずれかね。

「でんきM」と「ecoMプラン」の違いは?

ecoMプランは環境に配慮した電力のみ利用できるプランで、再生可能エネルギー比率実質100%がウリです。

料金の仕組みは「でんきM」とまったく一緒な一方で、Pontaポイントは付与されない等の違いがあります。

比較内容でんきMecoMプラン
料金同じ同じ
Pontaポイント有り無し
非化石証書無し有り
環境保全団体
への寄付
無し有り

Pontaポイントが付与されない代わりに、電気料金の2%が環境保全活動に自動的に寄付される点も特徴的で、電気を利用するだけでSDGsやエコに貢献できます。

地球環境問題によほど積極的な人でなければ、あえて選ぶ意味はなさそうね。

非化石証書とは?

電気は火力発電などで発電された電力と、風力発電などのエコなグリーン電力が合体し、各家庭に供給されます。

「エコな電力だけ使いたい」と思っても、必ず途中でミックスされるため選択するのは不可能です。

そこで、グリーン電力などの再生可能なエネルギーの「環境価値」の部分をピックアップしたのが非化石証書です。

事業者は非化石証書を購入することで、再生可能エネルギー比率実質100%をアピールできます。

auでんきの評判・口コミ

auでんきの評判・口コミ

auでんきを実際に利用している人の評判や、口コミ情報を紹介します。

  • 電気料金が安い
  • 電気料金が高い
  • UQモバイルとセットでお得だった
  • Pontaポイントが改悪
  • ガチャでPontaポイントが当たった

それぞれの口コミ内容を詳しく解説します。

電気料金が安い

auでんき評判「電気料金が安い」

auでんきの電気料金部分だけを指して、料金が安いという口コミは、ほとんどありませんでした。

https://twitter.com/lily828lily/status/1756939114166018429

安いという口コミをよく見てみると、ガスとのセット料金でトータル的に安く感じている人や、アプリのシステム的な表示バグで安く見えているだけ等の内容です。

auでんきは東京電力や関西電力などの一般事業者と0.1円しか電気料金に差がないため、料金設計的にも安くも高くもなりません。

電気料金が高い

auでんき評判「電気料金が高い」

auでんきの利用者の中には、電気代が高いという口コミもいくつか見られました。

auでんき自体の値段が高いというよりも、政府による激変緩和措置終了などの煽りを受けて、電気代が高く感じてしまっているようです。

激変緩和措置は2024年の5月に終了しますが、その前に段階的に値引き額が調整されるため4月頃から高いと感じる人も増え始めます。

UQモバイルとセットでお得だった

auでんき評判「UQとセットでお得」

UQモバイルとauでんきを同時に契約した人の口コミを見ると、セット割にしてトータル的な安さを実感している声が多くありました。

https://twitter.com/Kurokistein/status/1732225443049398379

UQモバイルのスマホセット割を利用すると、1台契約あたり最大で1,100円も割引されます。

auでんきのPontaポイント付与等と比べても、かなり割引金額は大きくなるため、auでんきに契約する大きなメリットです。

実際にセット割にする際に、住所の細かな記載ミスで連携が取れないとの声もありました。

セット割を契約する際は、auでんきもUQモバイルも同一の住所である必要があるため、申込み時に入力する際に注意しましょう。

Pontaポイントが改悪

auでんき評判「Pontaポイントが改悪」

執筆時点で「Pontaポイントがたくさん貯まった!」というような、良い報告の口コミはほとんど見られませんでした。

Pontaポイントが付与に関わる項目は電気代全体ではなく、基本料金と電力量料金の2つのみです。

付与率も最大で1%程度しかないため、毎月貯まるPontaポイントも30〜70P程度と多くありません。

https://twitter.com/Ridley_gowest24/status/1633450902077202432

Pontaポイントの付与率は2023年の6月から見直しされており、5%付与だったものが1%へと改悪されています。

そのため、見直し以前の口コミではPontaポイントが貯まっている人の口コミもいくつか見られたものの、現状は減ってしまっているという状況です。

ガチャでPontaポイントが当たった

auでんき評判「ガチャでPontaが当たる」

auでんきの専用アプリで行える「auでんきガチャ」は、電気利用料1,000円ごとに1回引けるハズレ無しのガチャで、最低1Pから最大1,000Pまで当たります。

ガチャを利用している人はかなり多く、SNSでも利用者の当せん状況の口コミが頻繁に報告されていました。

https://twitter.com/assanchan/status/1787792799632613788

基本的には最低ランクの1Pしか当たらないようですが、稀にSランクなどの高ポイントの当せんも確認されています。

auでんきのメリット

auでんきのメリット

auでんきを利用するメリットは6つです。

  • Pontaポイントが貯まる
  • UQモバイル利用でお得になる
  • ガチャもあるauでんきアプリが使える
  • ガスとのセットプランがある
  • 解約金がなく手軽に契約しやすい
  • 環境に優しい電力を使えるプランがある

具体的に、どのような部分が利点になるのか解説します。

Pontaポイントが貯まる

auでんきのメリット「Pontaポイントが貯まる」

auでんきを選ぶ人の大半の理由は、Pontaポイントが付与される点でしょう。

付与されるPontaポイントは、基本料金と電力量料金の合計です。実際の電気料金ではない点には注意が必要です。

auでんきの料金は基本料金・電力量料金・燃料費調整額・再エネ賦課金の4つの合計で決まります。

auでんき
電気料金の内訳
Pontaポイント付与
計算に使用有無
基本料金ポイント計算対象
電力量料金ポイント計算対象
燃料費調整額ポイント計算対象外
再エネ賦課金ポイント計算対象外

電力量料金がポイント不要に関わるから…

単純に、電気をいっぱい使う人ほどPontaポイントも溜まりやすいと言えるわね。

auでんきのPontaポイント付与割合は、基本料金と電力量料金の合計が8,000円以上の場合のみ1%で、足りない場合は0.5%しか付与されません。

基本料金
+電力量料金
Pontaポイント
還元率
8,000円未満0.5%
8,000円以上1%

仮に1ヶ月で260kWhの電気を利用したとする場合、1ヶ月で貯まるPontaポイントは約28〜86Pほどです。

でんきMプラン
利用時
260kWh使用時
1ヶ月のPontaポイント
東京電力
エリア
約68P
関西電力
エリア
約28P

電気代だけのPontaポイントを見ると、あんまりポイント獲得できないように見えるわね。

ただし、後で紹介する…auでんき専用アプリやガスセット等も併用すれば、貰えるPontaポイントは増やせるわ!

UQモバイル利用でお得になる

auでんきのメリット「UQモバイル利用でお得になる」

UQモバイルを利用している場合は、auでんきを契約するとスマホセット割が適用されます。

割引金額はUQモバイルのプラン内容によって変わり、最大で1,100円もの割引が可能です。

UQモバイル
対象プラン
割引額
トクトクプラン
ミニミニプラン
1,100円
くりこしプラン
L +5G
858円
くりこしプラン
S/M +5G
638円

スマホセット割の割引額は、スマホ1台あたりの金額です。

例えば家族でトクトクプランに3台契約していた場合、割引される金額は3,300円にもなるため、かなりお得に利用できます。

スマホセット割は光回線等と一緒に契約するのが定番だけど、auでんきのように、電気会社と契約できるパターンも覚えておくと良いわね。

ガチャもあるauでんきアプリが使える

auでんきのメリット「ガチャもあるauでんきアプリが使える」

auでんきアプリは、auでんきに契約している人だけが利用できるアプリで、便利機能と「auでんきガチャ」と呼ばれるPontaポイントが貰えるゲームが特徴です。

auでんきアプリ
主要な機能
特徴
プッシュ通知電気の使いすぎをスマホに通知
電気料金予測月末の電気料金を予測表示
明細確認請求予定額と料金明細表示
家電内訳一般的な家電の電気料金を確認
世帯比較他の家との電気料金比較
auでんきガチャ1,000円ごとにガチャ
必ず1Pは当たる

auでんきガチャは、利用料金が1,000円に達するごとに利用できるガチャで、Cランクの1PからSSランクの1,000PまでPontaポイントが付与されます。

ガチャのほとんどは、1ポイントだけしか当たらないらしいけど、必ず当たるのは良いわね。

Sランクの100P当たったという声は、SNSでも見られたわよ!

ガスとのセットプランがある

auでんきのメリット「ガスとのセットプランがある」

東京ガス・大阪ガス・中電ガス・北電ガスエリアの4箇所のみ「for au」という名称で、電気ガスセットプランが用意されています。

利用地域は限定的ですが、すでに該当のガス会社を利用している場合は、auでんきとセットにするとお得です。

auでんきとセット
にするプラン
特典内容
東電ガス for au・東京ガスの一般料金より3%お得
・毎月Pontaポイント102P付与
関電ガス for au・大阪ガスの一般料金より10.2%お得
中電ガス for au・中電ガスの一般料金より5%お得
・毎月Pontaポイント2%付与
ほくでんガス for au・北電ガスの一般料金より2%お得
・毎月Pontaポイント5%付与

ガスの利用状況や原材料調整額によっては、セットにしてもお得にならないケースもあるため注意しましょう。

解約金がなく手軽に契約しやすい

auでんきは最低利用期間1年間という取り決めはありますが、1年未満に解約したからといって解約金等が発生することはありません。

auでんきでは違約金をいただいておりません。

auでんきを解約しても違約金はかかりませんので、ご安心してお試しください。

引用:auでんき みんなのよくある質問

自分の利用状況でPontaポイントをどれだけ貯められるのか?など、実際にauでんきに加入して試してみたい場合などにも、手軽に加入や解約ができます。

環境に優しい電力を使えるプランがある

auでんきには、ecoMプランと呼ばれる環境に優しい電力を使えるプランがあります。

ecoMプランは、非化石証書を利用した再生可能エネルギー比率実質100%の電気プランです。

Pontaポイントが付与されないなどのデメリットがある一方で、電気料金の2%が環境保全活動に寄付されるなど、電気を利用するだけでエコな活動に参加できます。

auでんきのデメリット

auでんきのデメリット

auでんきのデメリットは主に3つです。

  • オール電化向けプランがない
  • 電気料金そのものは安くならない
  • 燃料調整費額の上限がない

それぞれのデメリットの詳細を解説します。

オール電化向けプランがない

auでんきのオール電化プランは「現時点では提供していない」とされており、プランが用意されていません。

一般的なオール電化プランは、電気料金が安くなる深夜電力料金を活用したものが多く、もしauでんきに変更してしまうと逆に料金が値上がりしてしまう可能性があります。

電気料金そのものは安くならない

auでんきの特徴は、各種サービスや基本料金を利用したPontaポイントの付与や、UQモバイルのセット割が使える点です。

そのため、通常の電気料金は東京電力や関西電力などの一般事業者とほぼ同じ料金設定になります。

料金項目auでんき
でんきM(東京D)
東京電力
従量電灯B
電力量料金29.79〜
40.48円
29.80〜
40.49円
最低月額料金328.07円328.08円
基本料金
(10〜60A)
311.74〜
1,870.49円
311.75〜
1,870.50円

東京電力とauでんきを比べると、0.1円の差しかありません。

料金項目auでんき
でんきM(関西)
関西電力
従量電灯A
最低料金522.57円522.58円
電力量料金20.20〜
28.58円
20.21〜
28.59円

同様に関西電力でも0.1円の違いしかなく、全国どの地域においても「同じ値段」「0.1円だけauでんきが安い」の2択です。

電気料金の安さを求めているなら、別の電力会社を選ぶ方が良いでしょう。

燃料調整費額の上限がない

燃料費調整額とは、電気発電の材料となる原油・LNG・石炭などの燃料を調達する価格を「利用者全員の電気料金に負担」という形で反映する価格です。

調達料金が増えるほどプラス調整されて電気代は値上がりし、逆に調達料金が安い場合はマイナス調整されて値引きになります。

以前はプラス調整の上限が設定されていましたが、燃料価格の高騰により上限を撤廃する企業が増えており、auでんきもその一部です。

残念ながら、多くの電力会社が燃料調整費の上限を撤廃している現状ね。

auでんきと一般電気事業者の料金を比較

auでんきの料金を一般事業者と比較

auでんきと東京電力などの、一般事業者の電気料金を比較します。

  • 一般電気事業者と比較
  • Pontaポイントも含めて比較
  • UQモバイルのセット割も含めて比較

実際の利用シーンに合わせて、どちらの方が安くなるのか詳しく解説します。

一般電気事業者と比較

auでんきのスタンダードなプラン「でんきMプラン」と、東京電力で同等プランにあたる従量電灯Bの電気料金を計算し比較します。

電気使用量は東京都環境庁の「家庭のエネルギー消費動向実態調査」を参考に、1人から4人暮らしの平均的な使用量がベースです。

実際の料金に近くなるように、基本料金・電力量料金・燃調費・省エネ賦課金も含めて計算するよ!

1ヶ月の想定
電気使用量
auでんき
(料金)
東京電力
(料金)
1人暮らし
(219kWh)
7,543円7,545円
2人暮らし
(331kWh)
11,454円11,457円
3人暮らし
(386kWh)
13,537円13,541円
4人暮らし
(436kWh)
15,431円15,436円

auでんきの「でんきMプラン」は、一般事業者の料金と同じか0.1円しか差がないため、料金計算しても2〜5円程度の差にしかなりませんでした。

Pontaポイントも含めて比較

電気使用量に応じて付与されるPontaポイントを、電気料金の支払いに使用すると想定した場合に、本来の金額よりどれぐらい安くなるのか比較します。

1ヶ月の想定
電気使用量
auでんき
Ponta含む
東京電力
1人暮らし
(219kWh)
7,543円
7,506円
7,545円
2人暮らし
(331kWh)
11,454円
11,342円
11,457円
3人暮らし
(386kWh)
13,537円
13,424円
13,541円
4人暮らし
(436kWh)
15,431円
15,280円
15,436円

付与されるPontaポイントは、219kWhで37P、436kWhで151Pです。

基本料金と電力量料金の合計値が8,000円未満の場合、付与率は1%から0.5%へと下がってしまうため、1人暮らしの想定値219kWhで付与されるPontaポイントは他より低めです。

Pontaポイントを割引額と考えるなら、37から151円程度の割引にしかならないので、電気料金だけでは対してPontaが貯まらないんだね。

アプリの「でんきガチャ」や、ガスとのセットも踏まえると…もう少し貯めれる計算かな。

UQモバイルのセット割も含めて比較

UQモバイルのトクトクプランを1台契約していた場合、割引料金の1,100円を電気代に充当したと想定し東京電力の料金と比較します。

1ヶ月の想定
電気使用量
auでんき
UQ割有り
東京電力
1人暮らし
(219kWh)
7,543円
6,443円
7,545円
2人暮らし
(331kWh)
11,454円
10,354円
11,457円
3人暮らし
(386kWh)
13,537円
12,437円
13,541円
4人暮らし
(436kWh)
15,431円
14,331円
15,436円

もともとの0.1円安い部分や、Pontaポイント付与の微々たる割引に比べると、かなり明確に東京電力よりお得になります。

UQモバイルユーザーで、光回線などでセット割を利用していない人は…

本格的に、auでんきの契約を視野に入れた方が良さそうだね。

auでんきの申し込み方法

auでんき申込み方法

auでんきを申し込む手順を解説します。

申し込み画面に移動
auでんき申込み手順「申し込み画面に移動」

auでんきの公式ページへと移動し、auでんきに申し込むを選択します。

au IDにログイン
auでんき申込み手順「auIDにログイン」

auでんきの申し込みには、au IDが必要です。

au IDは、auユーザーでなくても誰でも契約でき、電話番号さえあれば無料で登録できます。

すでにau IDを持っている場合は、電話番号やメールアドレスとパスワードの入力でログインしましょう。

au IDに登録
auでんき申込み手順「auIDに登録」

au IDを持っていない場合は、同画面より登録手続きを行います。

電話番号を入力し送信するとSMSメッセージが送信されるため、メッセージの内容に従いながらau IDに登録してください。

au IDにログインの申し込み確認
auでんき申込み手順「auIDの申し込み確認」

au IDへの登録完了画面を確認したら、次へを選択します。

事前準備をする
auでんき申込み手順「事前準備をする」

事前準備として、最近の「電気使用量のお知らせ」などの書類を用意しておきましょう。

供給地点特定番号などの入力作業時に使用します。

お客様情報を入力
auでんき申込み手順「お客様情報を入力」

auでんきの申し込み時に必要な情報を入力します。

au IDにログインしている場合、すでにいくつかの項目は入力済みになっているため、不足している部分のみ記入しましょう。

申し込み画面に移動
auでんき申込み手順「申し込み画面に移動」

全て入力できたら「お客様内容の確認画面へ」を選択し、内容を確認します。

問題なければ情報を送信し申込み手続きは完了です。

auでんき評判によくある質問

5人家族の電気代でよくある質問

auでんきの評判で、よくある質問にお答えします。

auでんきの評判は?
電気料金は一般事業者と同じため、高い安いという評判はほとんどありません。
Pontaポイントが付与される専用アプリのガチャの口コミや、UQモバイルとのセット割でお得になったという口コミが多く見られます。
>> auでんきの評判をくわしく見る
auでんきのメリットは?
Pontaポイントが付与される点と、UQモバイルのセット割が適用できる点の2点です。
ただ、Pontaポイントの付与率は最大で1%と低く、毎月の割引換算しても30から70円程度と低いです。
一方、UQモバイルとのセット割は、スマホ1台あたり最大1,100円の割引きされるため大きな恩恵があります。
>> auでんきのメリットをくわしく見る
auでんきのデメリットは?
電気料金は東京電力や関西電力等の一般事業者と0.1円しか差がないため、電気料金そのものを下げたいときに選ぶ会社ではありません。
また、オール電化プランなどの用意はなく、実質的に選べるプランは「でんきMプラン」の1種類だけな点もデメリットです。
>> auでんきのデメリットをくわしく見る

まとめ

auでんきの評判を、おさらいします。

  • auでんきの電気料金は一般事業者とほぼ一緒で安くはならない
  • でんきMプランは最大1%の付与率でPontaポイントがもらえる
  • UQモバイルとのセット割可能で最大1,100円と割引額が大きい
  • グリーン電力のみを使えるプランがあるが、Pontaポイントは付与されない

auでんきは、東京電力や関西電力などの各一般事業者の料金体系とまったく同じ内容であり、電気料金を安くするために選ぶ電力事業者ではありません。

一般事業者との違いは、利用しているだけでPontaポイントが付与されたり、UQモバイルなどとのセット割が使える部分だけです。

専用アプリで、楽しみながら節電したり、利用金額1,000円ごとにPontaポイントが当たるガチャを引けるところもauでんきならではだね。

現在、東京電力や関西電力の一般的なプランを利用している人は、少ないながらもPontaポイントが付与されるメリットがあるため切り替えを検討しても良いです。

また、光回線などとのスマホセット割を使用しておらず、UQモバイルを利用している場合も割引恩恵の大きいauでんきとのセット利用を考えるべきでしょう。

最後までお読みいただき、ありがとうございました。