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「ONEでんきの評判は?」
「ONEでんきの電気代は安い?」
「メリットとデメリットは?」
ONEでんきの口コミを見ていて料金が高いという声が多く、評判が気になった人も多いかもしれません。
ONEでんきは、基本料金0円で電力量単価は一律固定で分かりやすい料金設計です。
一方、独自項目の市場価格調整費の影響で、大手と比べると電気代は割高になります。
本記事ではONEでんきの評判や口コミ、料金プランなど詳しく解説します。
他社と比較して電気代がお得なのか、またONEでんきのメリットとデメリットが分かるので、ぜひ参考にしてください。
\基本料金0円/
ONEでんきとは?
ONEでんきの基本情報
ONEでんきの基本情報 | |
---|---|
運営会社 | 株式会社ストエネ |
住所 | 〒171-0014 東京都豊島区 池袋二丁目36-1 |
電力供給エリア | 北海道・東北・東京・中部・北陸・関西・中国・四国・九州 ※沖縄・離島は除く |
料金プラン | スタンダードプラン |
オール電化プラン | なし |
ガスセット割 | なし |
契約手数料 | なし |
解約金 | なし |
支払い方法 | クレジットカード、口座振替 |
ポイント還元 | なし |
キャンペーン | なし |
ONEでんきを運営するストエネ株式会社は、池袋に本社を置いており、ONEでんきだけでなくストエネ電気も運営しています。
ONEでんきの電力供給エリアは、沖縄や離島を除いた全エリアです。
またONEでんきにはポイント還元やキャンペーンがないため、電気代以外はお得になりにくいです。
キャンペーンや特典がなく、プランも1つだけとシンプルな新電力よ。
契約の判断は「電気代が安いかどうか」になるわね。
ONEでんきの料金プランの種類
ONEでんきの料金プランはスタンダードプランのみです。
スタンダードプランは初期費用、解約手数料、基本料金がいずれも0円で、電力単価は一律で固定のため、地域電力と比較して電気代が分かりやすいのが特徴です。
エリア | 基本料金 | 電力量料金 (1kWhあたり) |
---|---|---|
北海道電力 | 0円 | 32円00銭 |
東北電力 | 0円 | 28円00銭 |
東京電力 | 0円 | 28円80銭 |
中部電力 | 0円 | 28円50銭 |
北陸電力 | 0円 | 25円50銭 |
関西電力 | 0円 | 25円50銭 |
中国電力 | 0円 | 26円50銭 |
四国電力 | 0円 | 26円90銭 |
九州電力 | 0円 | 25円40銭 |
ONEでんきの電力量料金の単価は地域によって異なり、北陸電力、関西電力、九州電力の25円50銭に対して、北海道エリアは32円00銭と地域差はかなり大きいです。
ただしエリアによる電力量料金の単価の差は他の電力会社も同様なので、契約前にしっかりと他社比較を行うことが大切です。
ONEでんきの料金の算定方法
ONEでんきの料金は「電力量料金」「市場価格調整額」「再生可能エネルギー発電促進賦課金」の合算から算出されます。
▼ONEでんきの料金の算定式
- 電気代 = 電力量料金(電力量料金単価 ✕ 電力使用量) + 市場価格調整費(市場価格調整単価 ✕ 電力使用量) + 再エネ賦課金(再エネ賦課金単価 ✕ 電力使用量)
またONEでんきには基本料金がなく、電力量料金単価も一律なので、電気を使った量に比例して電気代が上がっていくシンプルな料金設計です。
またONEでんきは一般の電力会社と異なり、料金内訳に「燃料費調整額」がなく、代わりに「市場価格調整額」を設けています。
ONEでんき | 一般の電力会社 | |
---|---|---|
料金内訳 | ・電力量料金 ・市場価格調整額 ・再生可能エネルギー 発電促進賦課金 | ・基本料金 ・電力量料金 ・燃料費調整額 ・再生可能エネルギー 発電促進賦課金 |
市場価格調整額は、日本卸電力取引所の電力価格を価格に反映させるための項目です。
発電に使用する燃料価格に変動があるため、卸電力取引所のエリアプライスに連動しています。
▼市場価格調整額の内訳
・市場価格調整単価✕電力使用量
市場価格調整単価は電力の使用量を掛けて、算定されます。
一方、燃料費調整額は燃料費の価格変動に応じて、電気料金を調整する費用です。
▼燃料費調整額の内訳
・燃料費調整単価✕電力使用量
燃料費調整単価は電力使用量を掛けて、電気代に上乗せされます。
市場価格調整額と燃料費調整額はともに、燃料費の影響を受けているよ!
ONEでんきの電気料金を他社と比較
ONEでんきの電気料金を東京電力エナジーパートナーと比較します。
基本料金
東京電力EPは10~60Aで契約で、10アンペアあたりの基本料金は311円75銭です。
これに可能に対して、ONEでんきは20Aからサービスを提供しており、どのアンペア数でも基本料金はゼロ円です。
契約アンペア | ONEでんき 基本料金 | 東京電力EP 基本料金 |
---|---|---|
10A | 提供なし | 311円75銭 |
15A | 提供なし | 467円63銭 |
20A | 0円 | 623円50銭 |
30A | 0円 | 935円25銭 |
40A | 0円 | 1,247円00銭 |
50A | 0円 | 1,558円75銭 |
60A | 0円 | 1,870円50銭 |
電力量料金
東京電力EPの電力量料金は、使用量に応じて段階的に単価が変化する3段階料金制です。
一方、ONEでんきのスタンダードプランは、単価が一律に固定された固定単価制です。
単価だけを見ると、すべての電力量において、ONEでんきの方が単価は安いです。
電力量料金 | ONEでんき スタンダードプラン | 東京電力 従量電灯B |
---|---|---|
120kWhまで | 28円80銭 | 29円80銭 |
120kWh~ 300kWh | 28円80銭 | 36円40銭 |
300kWh超 | 28円80銭 | 40円49銭 |
電気代総額
しかしONEでんきと東京電力EPの電気代を総額ベースで比較すると、すべての電力使用量で東京電力EPの方が電気代が安いです。
これはONEでんきの電気料金に含まれる市場価格調整額の単価が、東京電力の燃料費調整額よりも圧倒的に高いためです。
電力使用量 (アンペア) | ONEでんき スタンダードプラン | 東京電力EP 従量電灯B |
---|---|---|
100kWh(20A) | ||
150kWh(20A) | ||
200kWh(30A) | ||
250kWh(30A) | ||
300kWh(30A) | ||
350kWh(40A) | ||
400kWh(40A) | ||
450kWh(50A) | ||
500kWh(50A) |
ONEでんきは市場価格調整額が電気代にプラスされるため、現状は東京電力EPより電気代が高くなります。
一方、東京電力EPは電気代に含まれる燃料費調整額がマイナス調整されるため、ONEでんきより電気代が安くなります。
電力量料金が一律固定タイプで安い電力会社を探しているなら、ONEでんきよりも「しろくま電力」の方がおすすめです。
ONEでんきの評判・口コミ
ONEでんきに関する口コミを調査した結果、主に3つの評判が分かりました。
- 電力量料金単価が固定で分かりやすい
- 乗り換えで料金が高くなった
- サポートの対応が悪い
それぞれ詳しく解説します。
電力量料金単価が固定で分かりやすい
ONEでんきの評判として、電力量料金単価の分かりやすさを評価する声も見られました。
ONE でんき
基本料金が無料な上に、従量料金もそこまで高くない。エネルギー料金が高騰してる中で固定料金はありがたいのかも。
Loopでんきが良かったけど、新規契約打ち切っているので仕方なくONEでんき。
固定料金制は電気代算出の計算式が複雑でなく、電気代がどのように決まっているかが分かりやすいため、安心感を感じる利用者も多いようです。
ONEでんきの評判から電力量料金が固定されているから、電気代が分かりやすいね!
乗り換えで料金が高くなった
一方で、ONEでんきに乗り換えて、電気代が高くなったという口コミも多数見られました。
新電力の「グランデータ(ONEでんき)」がやばすぎた。冬期とはいえ、#民泊 の12月~1月の電気代が20万円超。早く解約しなかった自分をタコ殴りしたい。
東電の従量電灯Bに変えたら2月分は4万円切ってました。ただ、夏には東電も値上げですね( ノД`)
グランデータ の #ONEでんき の12月の使用料。高すぎます。
燃料費調整額に、なんで追加調整がさらに上乗せされてるの?この内訳は何??
速攻、他社に乗り換えましたがもっと早く乗り換えれば良かった
最近楽天でんきからONEでんきに変えたのですが、使用電気量は昨年とほぼ同じなのに、金額が2倍になっていて愕然としています…市場連動形を理解しておくべきでした。
以前のONEでんきは、電気代の一部として燃料費調整額を設けていました。
2022年頃からの燃料費の調達コストの増大が電気代を大きく上昇させたため、電気代の高騰を非難する声が多数上がりました。
また時期によっては、燃料調整費のほかに追加調整が電気代に上乗せされたため、電気代の総額が大幅に上昇しています。
ONEでんきは、2024年4月に燃料費調整額から市場価格調整費に変更しているわよ。
サポートの対応が悪い
ONEでんきはサポートの対応が悪く、やる気がないとの口コミも見られました。
エルピオでんきからONEでんきに2か月かけてやっと本日契約完了…そしたら「太陽光付けてるからやっぱ無理でした」で、契約解消…結果、地域電力と契約するハメに。対応も最悪
グランデータのONEでんき、対応が酷すぎる。電気の事業者とは思えない。3月に申し込んで、5月末になっても切り替わらない。サポートは話し中で全然繋がらない。繋がっても全くやる気が無く、明日でいいですかと言われる。
たとえば上記の口コミでは、申込者はONEでんきと契約完了しましたが、太陽光発電を設置していることを理由に、ONEでんきから一方的に契約を解消されています。
太陽光発電を設置しているなら、売電契約できる電力会社でないと契約はできないよ。
またONEでんきのサポートは混雑しており、対応が悪いとの書き込みも見られました。
ONEでんきのメリット
ONEでんきのメリットは3つです。
- 基本料金が0円
- 解約金や最低利用期間がない
- 電力量料金単価が一律で電気代を管理しやすい
ONEでんきのメリットでは、やはり料金に関することが多いです。
初期費用もかからず、基本料金、解約金が0円のため、はじめての方でも乗り換えしやすい新電力です。
基本料金が0円
ONEでんきは基本料金が0円に設定されているため、使用する電気代が少ない人にとっては、電気代を節約しやすいのがメリットです。
基本料金は使用する電力量に関わらず、一定の金額を毎月支払う必要があります。
基本料金の有無は、契約する電力会社によって異なるので、契約前に確認しましょう。
解約金や最低利用期間がない
ONEでんきは最低利用期間がないため、いつ解約しても解約金が発生しません。
他社は契約期間内に解約してしまうと、高額な解約金が発生する場合もあります。
ONEでんきでは解約金がないため、電気代が高騰した場合でも費用をかけずに他社へ乗り換えができます。
電力量料金単価が一律で電気代を管理しやすい
ONEでんきは電力量の料金単価がエリア別に一律で固定されています。
料金単価が一律であれば、電気代が明瞭でわかりやすいため、電気代の管理がしやすいです。
ONEでんきは電気代の内訳がわかりやすく、納得して電気代の支払いができます。
ONEでんきのデメリット
ONEでんきのデメリットは、5つです。
- 選べるプランが1種類のみ
- 電気代の一部の市場価格調整額が市場連動型
- 使用電力量が少ない人は安くなりにくい
- ガスとのセット割引がない
- キャンペーンや特典がない
ONEでんきの料金プランは1種類のみで、ライフスタイルに合わせてプランを選ぶなら不向きです。
また電気代の一部に市場価格調整額を持つため、卸電力市場の高騰によって、電気代が高額になる場合があります。
選べるプランが1種類のみ
ONEでんきの料金プランは1種類のみで、オール電化プランなどもありません。
豊富な料金プランを用意している新電力もあるなかで、料金プランに選択肢がないのはデメリットです。
新電力の料金プラン | 料金プラン詳細 |
---|---|
CDエナジーダイレクト (シングルでんき) | 単身世帯の電気代が安くなりやすい |
idemitsuでんき (オール電化プラン) | 深夜の電気代がお得になりやすい |
HTBエナジー (ママトクプラン) | 毎日2時間の電気代が無料になる |
シン・エナジー (生活フィットプラン) | 昼や夜などの生活スタイルに合わせて、電気代の安いプランを選択できる |
親指電気 (わんにゃんプラン+) | 基本料金や従量料金が安くなり、ペットの補償保険に加入できる |
ライフスタイルに合わせて、料金プランを選べる新電力は優良と言えるよ!
電気代の一部の市場価格調整額が市場連動型
ONEでんきの電気代の一部である「市場価格調整額」は、市場価格に連動する「市場連動型」です。
そのため、卸電力市場の電力単価の動向によっては、電気代を大きく上昇させる場合があります。
ONEでんきの口コミでも電気代が跳ね上がったとの声があるので、価格変動のリスクが心配であれば、避けるべき新電力です。
使用電力量が少ない人は安くなりにくい
ONEでんきは料金単価の特徴から、電力使用量が少ない方が契約しても、電気代は安くなりにくいです。
地域電力の段階的な従量電灯と比べて、ONEでんきの電力量料金は全段階で安く設定されていますが、120kWh以下の単価はそれほど変わりません。
電力量料金 | ONEでんき スタンダードプラン | 東京電力 従量電灯B |
---|---|---|
120kWhまで | 28円80銭 | 29円80銭 |
120kWh超えて 300kWh | 28円80銭 | 36円40銭 |
300kWh超 | 28円80銭 | 40円49銭 |
ONEでんきの電力使用量は、120kWh以上から大きな差額が現れるため、毎月120kWh以下の使用量しかない世帯では、電気代の大きな削減は難しいです。
また現状では、市場価格調整額が高騰してるため、市場価格調整額を含めた電気代の総額は、地域電力と比べて割高です。
ただし、市場価格が今後落ち着くことで、地域電力よりONEでんきの電気代が安くなる可能性は十分にありえます。
ガスとのセット割引がない
ONEでんきは電気とガスのセット割引がありません。
セット割を利用して、ガス代と電気代を同時に節約したい人には、ONEでんきは向きません。
他社では電気とガスのセット割を設けている新電力もあるため、セット割を希望する人はそちらを検討してみましょう。
電気とガスをセットで契約できると、管理が楽になるわよ。
キャンペーンや特典がない
ONEでんきにはキャンペーンや特典がないので、お得になりにくいがデメリットです。
他社ではキャンペーンや特典が充実している新電力があり、電気代の削減以外にもメリットがあります。
契約中の電力会社にキャンペーンや特典があると、楽しみの1つになるわよ!
ONEでんきの申し込み方
ONEでんきの申し込み方法を解説します。
申し込みするなら、契約中の電力会社の解約は必要ありません。
契約中の電力会社を解約してしまうと、ONEでんきの申し込み手続きが面倒になるから注意してね。
ONEでんきの公式サイトにアクセスします。
ONEでんきの公式サイト内にある「電気の乗り換えを試してみる」をタップします。
申込みフォームが表示されるので、必要事項を入力します。
お客様番号、供給地点番号などは、現在契約中の電力会社の電気明細書やマイページに記載があります。
「重要事項説明書」「料金表」「電気供給約款」「個人情報の取り扱いについて」を確認して、全てにチェックを入れます。
ONEでんきの注意事項などを確認したら、「同意の上、お申し込み内容を確認する」をタップします。
入力した内容が表示されるので、申し込みの内容に間違いがないか、入念に確認しましょう。
申し込み内容に間違いがなければ、「お申し込み内容を送信する」をタップします。
以上でONEでんきの申し込みは完了です。
ONEでんきの申し込みが完了後に、契約中の電力会社とONEでんきで引き継ぎが行なわれて、1〜2ヶ月程度で乗り換えが完了します。
申し込み時に入力したメール宛てに開通日のお知らせなどが届くので、確認しておきましょう。
ONEでんきによくある質問
ONEでんきの評判に関するよくある質問に回答します。
- ONEでんきとは?
- ONEでんきとは株式会社ストエネが運営する新電力会社です。
初期費用、基本料金、解約金がないのが特徴の新電力です。
料金プランはスタンダードプランのみで、電気代の一部に市場連動型が含まれます。
>> ONEでんきについて詳しく見る
- ONEでんきの料金の算定方法
- ONEでんきの料金の算定方法は以下です。
「電力量料金(電力量料金単価✕電力使用量)+市場価格調整費(市場価格調整単価✕電力使用量)+再エネ賦課金(再エネ賦課金単価✕電力使用量)=電気代」として算定します。
基本料金が0円で、エリア別に電力量料金が一律に固定されています。
また市場価格調整額は、市場連動型のため卸電力市場の単価が連動して電気代に反映します。
>> ONEでんきの料金の算定方法を詳しく見る
- ONEでんきの解約金はいくらですか?
- ONEでんきに契約期間は設けられていないため、解約金は発生しません。
まとめ
最後にONEでんきの評判について、おさらいします。
- ONEでんきはストエネ株式会社が運営する新電力
- ONEでんきを東京電力EPと比較した場合、東京電力EPの方が電気代は安い
- ONEでんきの口コミからは電気代が高くなったとの声が目立つ
- 電気代の一部に市場価格調整額を含むため、卸電力市場価格の影響を受けやすい
ONEでんきは基本料金が0円で、電力量料金が一律に固定されているため、電気代が把握しやすいです。
ただし市場価格調整額によって、大手と比べるとかなり電気代が高くなってしまう現状です。
電力量単価が一律で電気代計算がしやすいプランを探しているなら、500kWh/月の使用で安くなるしろくま電力をおすすめします。
最後までお読みいただきありがとうございました。