東京ガスの電気は一人暮らしでもおすすめ?リアルな料金計算で解説

東京ガスの電気 一人暮らしにおすすめ?

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「一人暮らしでも東京ガスの電気を利用すれば安くなる?」
「東電と比べてどれくらいお得?」
「一人暮らしの平均電気代は?」

一人暮らしで東京ガスの電気を契約したいとき、乗り換えでどれくらい安くなるのか気になりますよね。

柴田今日子
柴田今日子

賃貸の一人暮らしで、東京ガスの電気に切り替えると、東電より年額約1,000円安くなります。

この記事では、一人暮らしで利用する想定で東京ガスの電気と東京電力の料金を比較します。

一人暮らしの平均電気代や、乗り換え時の注意点も紹介するので、ぜひ申し込み前の参考にしてください。

\新電力におすすめ/

一人暮らしで東京ガスの電気にすると東電より安い

一人暮らしで電気代比較 東京ガスの電気が東京電力より安い

東京電力の従量電灯Bと、東京ガスの電気の基本プランを一人暮らし想定で試算すると、東京ガスの電気の方が年間最大で1,400円ほどお得です。

賃貸の一人暮らしなら、年間約1,000円ぐらい安くなるよ。

電気代の安さだけ重視するなら東京ガスよりお得な新電力もあるため、電気代が安い新電力から検討しましょう。

東京ガスの電気は、大手の東京ガスが運営しており、東京エリアのみの提供にも関わらず新電力の販売量で6年連続1位を獲得しています。

信頼も実績もある大手のため、東電より安くて安心して使える新電力を選びたい「バランス重視」の人に、東京ガスの電気がおすすめです。

東京ガスの新電力
東京ガスの
新電力
詳細情報
提供エリア東京電力区域内
初期費用0円
支払方法口座振替
クレジットカード払い
払込書払い
解約費用0円

東京ガスは、ガス屋のイメージがありますが、自社で大規模発電所を持ち、電気の販売にも本格的に取り組んでいます。

新電力では全国No.1の販売量※1で、多くの人から選ばれています。
※資源エネルギー庁電力調査統計「電力需要実績」(2023年11月時点)におけるみなし小売電気事業者以外の事業者(新電力)での低圧電力の需要実績値

供給エリアは、茨城、栃木、群馬、埼玉、千葉、東京、神奈川、山梨、静岡(富士川以東)です。

東京ガスの新電力がおすすめな理由
  • 全国No1の販売実績がある
  • 割引やサービスが充実している

電気代を節約したいなら、東京ガスの電気「基本プラン」にしておけば間違いないよ!

\新電力におすすめ/

一人暮らし東京の電気料金平均

一人暮らしの電気料金平均は?
項目月額電気料金
単身世帯平均
(関東)
6,635円
単身世帯の民営借家平均
(全国)
5,687円

関東の一人暮らしの平均電気代は、政府統計の家計調査を参考にすると6,635円です。

一方で、マンションやアパートなどの民営借家に限定すると、全国の平均電気代は5,687円と、関東平均より1,000円ほど低くなります。

水道光熱費の中で電気代が占める割合は、ガスが占める割合の2倍近くもあり高いです。

そのため、光熱費を抑えるなら、まず電気代節約に取り組むのがおすすめです。

単身世帯の東京ガスと東京電力の電気代を比較

単身世帯の東京ガスの電気と、東京電力の電気代を比較
契約容量・
電力使用量
東京ガス
基本プラン
年額電気代
東京電力
従量電灯B
年額電気代
差額
30A・
100kWh/月
(電力使用量少なめ)
42,592円43,072円480円
30A・
170kWh/月
マンション/アパート
68,281円69,325円1,044円
30A・
200kWh/月
(関東平均)
79,856円81,260円1,404円

170kWh/月をマンション・アパートの電力使用量と想定している理由は、民営借家の平均料金(5,687円)が東電の月額平均(69,325円÷12ヶ月)とほぼ同額のためです。

同様の考え方で、200kWh/月も関東平均と想定しています。

30A契約・
170kWh/月
東京ガス
基本プラン
東京電気
従量電灯B
燃料費調整額
(両者共通)
2024年
12月
5,761円5,848円-6.33円
11月5,788円5,875円-6.17円
10月5,785円5,872円-6.19円
9月5,754円5,841円-6.37円
8月5,764円5,851円-6.31円
7月5,802円5,889円-6.09円
6月5,851円5,938円-5.8円
5月5,878円5,965円-5.64円
4月5,511円5,598円-5.71円
3月5,499円5,586円-5.78円
2月5,452円5,539円-6.06円
1月5,436円5,523円-6.15円

▼東京ガス「基本プラン」2024年12月の料金計算の一例

  • ①基本料金(30A契約):885.72円
  • ②電力量料金(③+④):5,358.50円
    • ③1段階:29.90円×120kWh/月=3,588.00円
    • ④2段階:35.41円×50kWh/月=1,770.50円
  • ⑤燃料費調整額:-6.33円×170kWh/月= -1,076.10円
  • ⑥再エネ賦課金:3.49円×170kWh/月=593.30円
  • 電気代合計(①+②+⑤+⑥):
    885.72円+5,358.50円+(-1,076.10円)+593.30円=5,761.42円

東京ガスの電気と東電の基本的なプランを比較すると、東京ガスの電気の方が安いです。

東京ガスは電力量料金の第2と第3段階が東電より安いため、電力使用量が多いほど東電より安くなります。

加えて、東京ガスは共通ポイントにも交換できるパッチョポイントも貯まるため、さらにポイント分もお得です。

賃貸で東京ガスの電気にする際の注意点

賃貸で東京ガスの電気にする際の注意点

一人暮らしで、東京ガスの電気を契約する際の注意点は3つです。

  • 電気ガスセットは不要
  • 契約アンペアの決め方
  • 引っ越しなら解約手続きが必要

それぞれ詳しく解説します。

電気ガスセットは不要

ガス・電気セット割は割引率が低いため、基本的に不要
東京ガス
「ガス・電気セット割」
概要
割引対象電気の
基本料金+電力量料金
割引額
(基本プラン)
0.5%

東京ガスの「電気とガスのセット」の割引額は、たった0.5%しかないため、無理に契約する必要はありません。

一人暮らしで1ヶ月200kWh使用した場合、電気ガスセット割引は約37円とかなり少ないです。

割引されるのは電気代のみで、ガス代が安くならない点にも注意が必要ね。

すでに、ガス契約中で東京ガスの電気とセットにしやすい人や、電気ガスの請求書を1枚にまとめたい人のみ検討しましょう。

セット割の金額重視の人は、CDエナジーLooopでんきがおすすめです。

契約アンペアの決め方は?

契約アンペアは、同時に使用する家電を考慮して決める
家電の種類必要なアンペア数
エアコンの暖房6.6A
(電源を入れてすぐは20A必要)
エアコンの冷房5.8A
(電源を入れてすぐは14A必要)
ドライヤー12A
IH炊飯器13A
電子レンジ15A

一人暮らしで契約するアンペア数の目安は、一般的に20~30アンペアと言われます。

東電の「電気機器のアンペア目安」を参考にすると、エアコンの暖房をつけるだけでも20アンペア必要なため、エアコンと他の家電を同時使用するなら30アンペアは必要です。

東京ガスの電気は、一度アンペア変更手続きを行うと1年間変更できないため注意しましょう。

契約アンペア数の決め方は、1年で最も電力消費量が多い冬場を基準に考えると良いわね!

引っ越しなら解約手続きが必要

引っ越しを伴う乗り換えの場合は、解約手続きが必要

引っ越しと同時に東京ガスの電気へ乗り換える場合は、現在契約中の電力会社の解約手続きが必要です。

東京電力を解約するなら、混雑しやすい電話よりも、「引越しのお手続き」ページでWEB申し込みする方法がおすすめです。

東電は解約違約金は発生せず、解約時点の電気料金も日割り計算されるため、月末まで待つ必要もありません。

東電は、引っ越しの約1ヶ月前から電気の停止手続きを受け付けているわ。

手続きでは「お客さま番号」などの契約情報が必要だから、事前に準備しておいてね。

なお、現住所のまま乗り換える場合は東京ガスが解約手続きを代行してくれるため、利用者が東電へ解約の連絡をする必要はありません。

一人暮らしで東京ガスの電気より安い新電力

一人暮らしで東京ガスの電気より安い新電力

東京ガスより電気料金が安い、一人暮らしにおすすめの新電力を3社紹介します。

  • シン・エナジー
  • CDエナジーダイレクト
  • Looopでんき

東京ガスとの料金比較表も掲載するので、ぜひ乗り換える際の参考にしてください。

圧倒的に電気代が安くなるシン・エナジー

契約容量・
電力使用量
シン・エナジー
年額電気代
きほんプラン
東京ガス
年額電気代
基本プラン
差額
30A・
100kWh/月
40,373円42,592円2,219円
30A・
170kWh/月
65,009円68,281円3,272円
30A・
200kWh/月
76,090円79,856円3,766円

シン・エナジーは、他社を圧倒する電気料金の安さが魅力で、東京ガスと比較しても年間で2,000円以上お得です。

市場連動型の電源調達調整費を導入しているため、電力の市場価格によっては電気代が高騰する可能性もありますが、過去に大幅にプラス調整されたケースはありません。

たとえプラス調整されたとしても、元々の料金設定が安いため、電気代の総額で比較すると他社より安くなります。

電気代の安さを重視する、全ての人におすすめの新電力です。

シン・エナジー
シン・エナジー詳細情報
供給エリア全国
離島など一部除く
初期費用0円
支払方法クレジットカード
口座振替
解約費用0円

シン・エナジーは、シン・エナジー株式会社が提供する新電力サービスです。国内のほぼ全域を対象にしている新電力サービスなので、居住地域に縛られずに契約できます。

シン・エナジーがおすすめな理由
  • JALマイルが貯まる
  • 毎月の電気代が安い
  • プランが豊富にある

他社を圧倒する料金の安さが特徴で、資源エネルギー庁が公表している省エネコミュニケーションランキングで最高ランクを獲得しています。

シン・エナジーは、業界トップクラスの安さで、電気代を節約したい全ての人におすすめです。

\最安クラスに安い/

電気の使用量が少ないならCDエナジーがおすすめ

契約容量・
電力使用量
CDエナジー
年額電気代
シングルでんき
東京ガス
年額電気代
基本プラン
差額
30A・
100kWh/月
41,512円42,592円1,080円
30A・
170kWh/月
67,941円68,281円340円
30A・
200kWh/月
79,940円79,856円84円

CDエナジーの一人暮らし向けプラン「シングルでんき」は、毎月の電気代から無条件で100円割引されるため、電力使用量が少ない人に向いています。

逆に電力使用量が多いと東京ガスより割高になるため、単身世帯の平均使用量170kWh/月を超えるなら、他のプランを検討しましょう。

CDエナジーは電気の使用量に合わせて適切な選択をすれば、賢く電気代を抑えられます。

電気使用量が200kWh/月の場合は、CDエナジーのベーシックがお得だよ!

cdエナジーダイレクト公式
CDエナジー
ダイレクト
詳細情報
供給エリア東京電力区域内
初期費用0円
支払方法クレジットカード
口座振替
解約費用0円
※一部プランを除く

CDエナジーダイレクトは、中部電力ミライズと大阪ガスが50%ずつ出資して2018年に設立されました。

電気の提供エリアは東京電力管内のみですが、独自のポイント制度などが利用者から評価されており、2024年時点の契約実績は70万件(取次事業者の獲得も含む)を突破しています。

CDエナジーがおすすめな理由
  • 電気の使用量がわかりやすい
  • プランが豊富にある

CDエナジーの標準的なプラン「ベーシックでんき」と、東京電力の自由料金の標準プラン「スタンダードS」を比べると、基本料金と電力量料金はCDエナジーの方が安いです。

料金プランも従量制からオール電化住宅向けまで多種多様に用意されているので、世帯人数やライフスタイルを問わず契約できるのが魅力です。

電気+ガスのセット割で、一般家庭向けのベーシックガスプランは0.5%割引になるなど、お得な電力会社です。

\首都圏で人気/

安い時間帯に使えるならLooopでんき

契約容量・
電力使用量
Looopでんき
年額電気代
スマートタイムONE
東京ガス
年額電気代
基本プラン
差額
30A・
100kWh/月
38,237円(参考値)42,592円4,355円
30A・
170kWh/月
63,706円(参考値)68,281円4,575円
30A・
200kWh/月
74,621円(参考値)79,856円5,235円

Looopでんきは30分おきに電力量料金が変わる市場連動型プランのため、安い時間帯に電気を使うように工夫すると電気代を安くできます。

電力量料金は夕方から20時頃までが高いため、この時間以外の深夜や昼間に電気を使うと最もお得になります。

一人暮らしだと、電気を使う時間を自分の都合で調整しやすいため、一人暮らしの人に特におすすめな新電力です。

Looopでんき
Looop
でんき
詳細情報
提供エリア全国
離島など一部除く
電気料金エリア毎の料金確認
初期費用0円
支払方法クレジットカード
解約費用0円

Looopでんきは、株式会社Looopが提供している電力サービスで東日本大震災をきっかけに2011年に設立されています。

株式会社Looopは非上場企業ですが、多くの電力会社と関係を強めており、今後さらに注目を集めるでしょう。

供給エリアは離島など一部を除き全国です。

Looopでんきがおすすめな理由
  • 燃料費調整額が0円
  • 安い時間に使えば節約できる
  • 最大10,000円分プレゼント実施中

Looopでんきの乗り換えた人のほとんどが、電気料金が安くなったと実感するサービスです。

料金の安い時間帯に多く使用すれば、電気料金を大幅に抑えることができますよ。

\新電力におすすめ/

東京ガスの電気一人暮らしでよくある質問

一人暮らしで東京ガスの電気を使う際に、よくある質問と回答をまとめました。

東京ガスの電気は東電より安い?
東京ガスの電気は、電力使用量に関わらず東京電力より安いです。賃貸の一人暮らしの場合は、東電と比べて1,000円以上お得です。
>> 東京ガスがお得な理由を見る
一人暮らしの電気料金の平均は?
一人暮らしの電気料金は、関東平均で6,635円、全国の賃貸平均で5,687円です。電気代は季節により変動し、夏や冬は他の季節に比べて高くなる傾向にあります。
>> 一人暮らしの平均電気代を見る
東京ガスの電気にする注意点は?
東京ガスで電気ガスセットにしても0.5%しか割引されないため、無理にセット契約する必要はありません。また、一度決めた契約アンペアは、1年間変更できないため注意しましょう。
>> 東京ガスの電気の注意点を見る

まとめ

一人暮らし東京ガスの電気のおさらいです。

  • 一人暮らしで東電から東京ガスにすると電気代が年間1,400円ほど安くなる
  • 東京ガスの電気ガスセットは割引率0.5%しかないため利用しなくて良い

一人暮らしで、東電から東京ガスの電気に乗り換えると、年額1,000〜1,400円安くなります。

東京エリア限定の電力サービスながら、新電力の販売量で6年連続1位を獲得するほど人気の新電力なので、信頼や実績も申し分ありません。

パッチョポイントなど独自ポイント制度もあるため、電気代でポイントもしっかり貯めたい人にもおすすめです。

柴田今日子
柴田今日子

東電より電気代が安い大手なら東京ガスの電気一択です。

最後までお読みいただき、ありがとうございました。