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「新電力会社に詐欺まがいな営業があるって本当?」
「営業が来たらどうすれば良い?」
「電力会社の申し込み方法は?」
新電力会社から電話営業や訪問営業を受けると、詐欺なのではないかと不安になりますよね。
魅力的な提案をされて、ついつい契約してしまいそうなるになる人も多いでしょう。
お得な電力会社を選ぶなら、インターネットでしっかり調べて確認しましょう。
この記事では新電力の営業詐欺について解説します。
営業された場合の正しい対処法やお得に使える新電力会社まで紹介していますので、電力会社の乗り換えを検討している人は参考にしてみてください。
電力会社を営業で申し込むのはおすすめできない
結論として、電力会社を営業で申し込むのはおすすめできません。
- 電気料金が高くなる
- 不要なオプションが付属する
- 無駄な工事費などが発生する
いずれも可能性の話ではありますが、営業からの申し込みでは損するケースが非常に多いです。
実際に国民生活センターでも電力会社の悪質な営業について話題に上がっています。
「アパート全体の電気契約が変更になる」と言われて契約したのに、実際は全体の変更はなく、自分だけ料金が高くなった事例もあります。
自分にぴったりの電力会社を契約するなら、営業からではなくインターネットからの申し込みがベストです。
インターネットであれば、電力プランや料金体系、契約条件が明確に提示されているため、安心して申し込めます。
営業の口頭説明とは違い、後から条件が変更になったり、騙されたりするリスクが低いので、お得に契約するならネットから申し込みましょう。
電力会社の詐欺まがいな営業パターン
電力会社の営業詐欺を紹介します。
電話営業
電力会社の詐欺まがいな営業パターンのうち、最も多いのが電話営業です。
電話営業は突然かかってきて、魅力的なセールストークをされます。
今利用している電力会社よりも安くなります!
東京電力と同じ電気が安く使えるようになりますよ。
検針票に記載されている情報を教えてもらうだけで乗り換えできます!
営業手法はさまざまですが、「とにかく安くなる」というニュアンスで営業をかけてくるケースが多いです。
電話営業を受けた場合は、その場で即決しないことが大切です。
まずは落ち着いて話を聞き、「インターネットで内容を確認します」と伝えて電話を終えましょう。
その後にインターネットで新電力の公式サイトを見れば、基本料金や契約条件を確認できます。
もちろん本当に安くなる場合もあるけど、結果的に料金が高くなる可能性もあるから気を付けてね。
訪問営業
訪問営業もよくある営業パターンのひとつです。
さまざまな理由を付けて、前触れなく訪問してきます。
電力設備(スマートメーター)の交換に来ました!
お住いのマンションの電力を一括管理しています。
電気代が安くなるご案内に来ました。
電気料金が安くなるといったセールストークもありますが、突然の訪問に違和感のない理由を付けることが多いです。
本当に電力設備の交換を行うこともあるけど、一括変更されるような場合は、張り紙などでお知らせされるのが一般的だよ。
マンションの場合、なんの告知もなく担当者が訪問してくることはほとんどありません。
もし担当者や作業員が来た場合は、担当者名や会社名を聞き、名刺の提示を求めましょう。
その場で契約せず「一度検討します」と伝えて帰ってもらうのが賢明です。
管理会社に確認して、信頼できる情報をもとに判断しようね。
チラシ営業
チラシを利用した営業もよく見られる手法のひとつです。
基本的には電気料金が安くなることが記載されていますが、急かせるための煽り文句が用いられることが多いです。
〇月〇日までの限定特典です!
○○地域限定です!
煽り文句は内容を慎重に検討させないための手段として使われることがあるため、注意が必要です。
電力会社のチラシを受け取った際は、記載事項を鵜呑みにしないようにしましょう。
インターネットで公式サイトや口コミを確認しておくと安心です。
本当にお得な場合でも、必ず信頼できる情報源からプランを確認してから申し込むようにしましょう。
電力営業が来たときの正しい対処法
電力会社の営業の正しい対処法を解説します。
個人情報を絶対に教えない
電力会社の営業が来たときは、絶対に個人情報を伝えてはいけません。
特に注意したいのが検針票で、検針票に記載された情報は乗り換え手続きに必要なので、悪用される危険性があります。
例えば、訪問営業で検針票を見せてしまうと、記載された情報を基に契約を進められてしまうかもしれません。
検針票には名前や住所などの個人情報も記載されているから、安易に見せてはいけないよ。
さらに、個人情報が流出すると他の営業や詐欺に利用されるリスクも高まります。
営業を受けた際は「検討しますので資料をください」と対応し、絶対にその場で個人情報を教えないようにしましょう。
電力会社名と担当者を確認する
電話営業や訪問営業を受けた際は、まず電力会社名と担当者名を確認しましょう。
信頼できる営業担当者であれば、会社名や担当者名をしっかり答えてくれます。
もし「東京の電力会社です」や「新しい電力サービスのご案内です」などと曖昧な表現で社名をごまかされた場合は、要注意です。
曖昧な対応を受けた場合は、詐欺の営業の可能性があるわよ。
その場で契約したり、個人情報を提供したりしないようにしようね。
料金プランの詳細を確認する
基本的におすすめはしませんが、もし仮に契約する場合、どんな料金体系になっているのかを確認するのもひとつの方法です。
例えば、固定料金型プランなら契約期間中は料金が一定しているため、予算管理がしやすいです。
一方で、市場連動型プランは電力市場の価格に連動して料金が変動するため、契約当初は安く見えても、後々大幅に値上がりする可能性があります。
プランについてよく知らないまま契約すると、予想以上に値上がりする場合があるよ。
次に注目したいのが、解約金の有無です。
解約金が設定されていると、高額な解約金を請求され、簡単に切り替えられないケースがあります。
解約金については、あらかじめ営業担当者に明確な説明を求めましょう。
解約金が設定されていない場合は、仮に切り替え後に料金が高くなっても簡単に解約できるんだ。
管理会社や大家さんに確認する
もし「マンションで一括管理しています」「棟内全員が切り替えています」などの営業トークを受けた場合、一度保留にして必ず管理会社や大家さんに確認しましょう。
一般的に、建物全体で電力会社を乗り換える場合は、事前に共有施設への掲示や住民への通知があります。
突然の営業訪問や電話でこうした話が持ち上がることは少ないと考えられます。
前情報なしに来る営業には注意しよう。
信用できそうでも一度保留にする
電力会社の営業が親切で信用できそうに思えても、その場で契約を決めずに一度保留にするのが賢明です。
実際に利用してみると料金が上がるケースや、高額な解約金が設定されている場合もあります。
例えば「月々500円安くなります」と言われて契約を変更したのに、実際には1,000円以上の値上がりが発生することもあり得ます。
営業トークが魅力的でも、提示されたプランで本当に安くなるかどうかは別問題だよ。
せっかく電力会社を乗り換えるなら、少しでもお得な選択をするために、自分で情報収集するのがおすすめです。
どのような場合も、その場で即決するのは避けるよう心がけましょう。
万が一営業から契約してしまった場合の対策
営業から契約してしまった場合には、3つの対策があります。
消費生活センターに相談する
電力会社の営業から契約してしまった場合、消費生活センターに相談すると解決策が見つかることがあります。
相談する際は、最寄りの消費生活センターに電話やインターネットを通じて連絡します。
多くのセンターでは、専門の相談員が親身になってアドバイスをしてくれるので、初めて利用する方も安心です。
また、センターによっては、書面での正式な相談も受け付けています。
契約の解除や詐欺的な営業の対応についてもアドバイスをくれる場合が多いから、気軽に問い合わせてみましょう。
申し込みをキャンセルできるか問い合わせる
申し込みしている電力会社名が分かる場合は、直接問い合わせてキャンセルもしくは解約できるか確認しましょう。
電力会社は解約金がかからないサービスも多いので、無料で解約できる可能性があります。
電力会社の社名や問い合わせ先については、営業の際にもらった契約書類などを確認しましょう。
クーリングオフを活用する
電話営業や訪問営業で契約した場合、クーリングオフを活用すると契約を解除できる可能性があります。
クーリングオフを利用するには、2つの条件を満たす必要があります。
- 訪問営業または電話勧誘で契約していること
- 契約書が発行されてから8日以内であること
条件を満たしていれば、クーリングオフを利用して契約を解除できます。
手続き方法は簡単で、はがきやメール、電力会社のWebサイトから契約解除が可能です。
クレジット契約している場合は、クレジットカード会社にも同様に通知します。
クーリングオフは発信主義だから、期間内に発信、発送すれば効力が発生するよ。
クーリングオフできるかどうか迷ったときは、消費生活センターに相談してみましょう。
実際にあった電力会社の営業手口
実際にあった電力会社の営業手口について紹介します。
電気代が安くなるという電話営業
「電気代が安くなる」という電話営業では、巧妙な手口が使われることがあります。
例えば「手続きは不要」「国の補助金を使うから簡単に安くなる」などと伝えられ、利用者は何もせずに電力料金が安くなると信じ込ませる事例がありました。
電気代安くなるよ〜特に手続きいらんよ〜携帯にかけ直して詳細連絡するね〜って電話が母に来たらしく、手続きいらない?国の補助金の話?なら勝手にやれ??と調べたらそんな電話やっぱないし…
何か最終的に電力会社乗り換えの営業だったオチの様子。子会社みたいな言い方すんの狡すぎんか…???
(Xより引用)
ほかにも、自動音声電話による電話営業も増えています。
自動音声電話が増えてきました。
関西電力の電気代が安くなるお知らせといって、持ち家かそうでないかなど個人情報をまず抜きとる悪質な。
単なる知らん会社の営業。あるいは、詐欺的な情報抜き取りですから。
(Xより引用)
例えば「電気代が安くなる」と持ち掛け、持ち家かどうかなどの質問を通じて、利用者の情報を不正に取得しようとする事例がありました。
自動音声電話であっても、安易に個人情報を伝えないように注意が必要です。
お得な話を受けても、後から自分で調べることが大切だよ。
電気の確認をしますという訪問営業
訪問営業に関しては、「電気の確認をします」という理由で来ることが多いです。
検針票に記載された情報は乗り換え手続きに必要なため、悪用される危険性があります。
この時間に家にいると
めちゃめちゃ訪問営業が来る
昨日はガス業者
さっきは電力会社、しかも詐欺紛い
「電気の確認できました」とか抜かしやがって
いまはネットスーパー(これは平和だった)
(Xより引用)
この場合、「確認のために」と言って検針票を要求し、勝手に切り替えようとします。
張り紙などでお知らせを見ていなかった場合は、詐欺まがいの訪問営業の可能性があるよ。
ほかにも、「電力会社の検診方法が変更されます」と言って訪問する手口もありました。
「このマンションの電力の管理を担当している〜です。今回変更点があって説明に上がりました」という自己紹介でドア開けさせるも、別会社のに契約変更させに来た営業で「は?」ってなった
(Xより引用)
しかし、実際には契約中の電力会社とは関係なく、別の電力会社に契約変更させようとした事例です。
訪問営業でも、巧妙な手口を使って個人情報を入手したり、勝手に切り替えたりすることがあります。
自分で契約するのにおすすめの電力会社
電気代を今よりも安くしたいなら、営業を受けるよりも自分でリサーチして契約する方がおすすめです。
自分で調べることで、詐欺まがいな営業を受けることがなく、自分のライフスタイルに合う電力会社を見つけられます。
中でもおすすめの電力会社は3つあります。
それぞれの電力会社について紹介するので、切り替えを検討している方はぜひ参考にしてください。
シン・エナジー
シン・エナジー | 詳細情報 |
---|---|
供給エリア | 全国 離島など一部除く |
初期費用 | 0円 |
支払方法 | クレジットカード 口座振替 |
解約費用 | 0円 |
シン・エナジーは、シン・エナジー株式会社が提供する新電力サービスです。国内のほぼ全域を対象にしている新電力サービスなので、居住地域に縛られずに契約できます。
他社を圧倒する料金の安さが特徴で、資源エネルギー庁が公表している省エネコミュニケーションランキングで最高ランクを獲得しています。
シン・エナジーは、業界トップクラスの安さで、電気代を節約したい全ての人におすすめです。
\最安クラスに安い/
シン・エナジーは国内ほぼ全域で契約できる新電力会社で、業界トップクラスに安い料金単価で設定されています。
ライフスタイルに合わせて「【夜】生活フィットプラン」や「【昼】生活フィットプラン」などのプランを選ぶと、さらにお得です。
また、電気料金の支払額に応じてJALのマイルが貯まる点が特徴で、旅行や出張が多い人におすすめです。
Looopでんき
Looop でんき | 詳細情報 |
---|---|
提供エリア | 全国 離島など一部除く |
電気料金 | エリア毎の料金確認 |
初期費用 | 0円 |
支払方法 | クレジットカード |
解約費用 | 0円 |
Looopでんきは、株式会社Looopが提供している電力サービスで東日本大震災をきっかけに2011年に設立されています。
株式会社Looopは非上場企業ですが、多くの電力会社と関係を強めており、今後さらに注目を集めるでしょう。
供給エリアは離島など一部を除き全国です。
Looopでんきの乗り換えた人のほとんどが、電気料金が安くなったと実感するサービスです。
料金の安い時間帯に多く使用すれば、電気料金を大幅に抑えることができますよ。
\新電力におすすめ/
Looopでんきは市場連動型プランを採用しているため、自分のライフスタイルに合わせて電力使用量を調整できる人におすすめです。
電力使用量が少ない時間帯に電気を使うことで、大幅に電気代を節約できます。
全国各地に対応しているため、広いエリアで利用可能です。
CDエナジーダイレクト
CDエナジー ダイレクト | 詳細情報 |
---|---|
供給エリア | 東京電力区域内 |
初期費用 | 0円 |
支払方法 | クレジットカード 口座振替 |
解約費用 | 0円 ※一部プランを除く |
CDエナジーダイレクトは、中部電力ミライズと大阪ガスが50%ずつ出資して2018年に設立されました。
電気の提供エリアは東京電力管内のみですが、独自のポイント制度などが利用者から評価されており、2024年時点の契約実績は70万件(取次事業者の獲得も含む)を突破しています。
CDエナジーの標準的なプラン「ベーシックでんき」と、東京電力の自由料金の標準プラン「スタンダードS」を比べると、基本料金と電力量料金はCDエナジーの方が安いです。
料金プランも従量制からオール電化住宅向けまで多種多様に用意されているので、世帯人数やライフスタイルを問わず契約できるのが魅力です。
電気+ガスのセット割で、一般家庭向けのベーシックガスプランは0.5%割引になるなど、お得な電力会社です。
\首都圏で人気/
電気とガスを統一したい人には、CDエナジーダイレクトが向いています。
合わせて申し込むとセット割が適用されるため、光熱費の節約になります。
電気料金のプランも世帯人数ごとに用意されていて、一人暮らし向けの「シングルでんき」や4人以上の家庭に向けた「ファミリーでんき」などがあります。
電力会社の営業によくある質問
電力会社の営業について、よくある質問にお答えします。
- 電力会社の営業は信用できる?
- 電力会社の営業は、必ずしも信用できるわけではありません。
・電気料金が高くなる
・不要なオプションが付属する
・無駄な工事費などが発生する
営業で契約するよりも、自分でリサーチし、比較検討してからインターネットや電話で申し込むことをおすすめします。
>> 電力会社の営業について見る
- 電力会社の営業の対処法は?
- 電力会社の営業を受けた際は、5つの対処法を実行しましょう。
・個人情報を絶対に教えない
・電力会社名と担当者を確認する
・料金プランの詳細を確認する
・管理会社や大家さんに確認する
・信用できそうでも一度保留にする
その場で判断するのではなく、一度帰ってもらい冷静に検討することが重要です。
>> 電力営業が来たときの正しい対処法を見る
- 電力会社を営業で契約してしまったときの対処法?
- 万が一電力会社の営業で契約してしまった場合は、3つの対処法を活用しましょう。
・消費生活センターに相談する
・申し込みをキャンセルできるか問い合わせする
・クーリングオフを活用する
場合によっては、無料で契約を解除できることがあります。
>> 万が一営業から契約してしまった場合の対策を見る
まとめ
最後に、新電力の詐欺まがいな営業についておさらいしましょう。
- 電力会社は営業で申し込むよりもネットで申し込んだ方がお得
- 電気代を節約したい方には業界トップクラスに安いシン・エナジーがおすすめ
- CDエナジーダイレクトなら電気とガスのセット割が適用される
電力会社は営業で申し込むよりも、自分でネットから申し込んだ方がお得です。
もし営業が来た場合は、個人情報は絶対に教えず、営業担当者や会社名をしっかり確認しましょう。
信用できそうでも、まずは一度保留にして自分で調べてから決断することが大切です。
万が一契約してしまった場合は、キャンセルやクーリングオフを検討し、不安な点があればすぐに消費生活センターに相談するようにしましょう。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。