HTBエナジー(たのしいでんき)の評判は?メリットとデメリットを解説

HTBエナジー評判 口コミ

「HTBエナジーの評判は?」
「HTBエナジーのメリット・デメリットは?」
「HTBエナジーは他の電力会社と何が違う?」

HTBエナジーは豊富なプランや無料の駆けつけサービスなど魅力の多い新電力会社ですが、乗り換え前に評判はチェックしておきたいですよね。

口コミの中には「電気代が高くなった」などネガティブな声も見られるので、なかなか契約まで踏み出せない人も多いのではないでしょうか。

HTBエナジーは料金に関する悪い口コミが多く、大手電力会社と比べてもやや割高です。

無料オプションの「安心サポート365」などに魅力を感じれば、乗り換えるのもアリです。

本記事ではHTBエナジーの評判に加えて、料金プランやメリットやデメリットなどを詳しく紹介します。

大手電力会社との料金比較も掲載しているので、電気代を節約したい人もぜひ参考にしてください。

HTBエナジーとは

HTBエナジーとは

HTBエナジーは東京に本店を置く小売電気事業者で、電気のほかガスの提供も行っています。

HTBエナジーは、旅行事業を営むエイチ・アイ・エスのグループ会社として2015年に設立されましたが、電力調達価格の高騰などにより2020年以降は電力事業の業績が落ち込み始めました。

2021年には債務超過に陥ったため、2022年5月にエイチ・アイ・エスはHTBエナジーの全株式をHBDに譲渡し、連結子会社から除外しています。

株式会社HBDは、インターネット回線などを提供している株式会社光通信の子会社だよ。

親会社が変わってもHTBエナジーの電力サービスは継続され、現在まで続いているんだ。

HTBエナジーの基本情報

HTBエナジーHTBエナジー
供給エリア沖縄を除く全エリア
契約年数1年
サービスの特徴プランの種類が多い
駆けつけサービスが無料
電気ガスセット割ガス料金102円/月割引
ポイント還元なし
オール電化住宅向けプランぜんぶでんき
解約金の有無有(2,200円)
支払い方法クレジットカード
口座振替
コンビニ払い
運営会社HTBエナジー株式会社

HTBエナジーが提供する「たのしいでんき」は沖縄を除く国内全域に対応しており、利用者のニーズに合わせた様々なプランを提供しています。

特定のプランには駆けつけサービスが無料で付いてくるなど、他社ではあまり見られないサービスも魅力の1つです。

年間で1,200円以上お得になる、電気とガスのセット割も用意されています。

ガス提供サービスの「まじめなガス」は、東京・東邦・大阪エリアに対応しているよ。

大手ガス会社より最大5%安い料金になっているので、電気とガスのセット利用が断然お得!

HTBエナジーの料金プラン

HTBエナジーの料金プラン

HTBエナジーは、料金や内容が異なる5つのプランを提供しています。

プラン名特徴提供エリア無料オプション
ベーシックプラン基本料金と電力量料金が一律で分かりやすい全エリアあんしんサポート365 プラス
ぜんぶでんき夜間の電気代が安くオール電化住宅に最適中部を除く全エリアあんしんサポート365
ママトクプラン1日のうち2時間無料の時間帯がある北海道・北陸を除く全エリアなし
MUSUBIプロジェクト電気代の一部を自動的に寄付全エリアなし
LOVE地球再生可能エネルギーの電気のみを利用できる全エリアあんしんサポート365 プラス

プランによって無料オプションの有無や提供エリアが異なるため、ライフスタイルや居住エリアと照らし合わせて自分に最適なプランを見つけてみましょう。

ベーシックプラン

ベーシックプラン

ベーシックプランは1人暮らしから2世帯住宅まで幅広い家庭に対応したプランで、基本料金と電力量料金単価が固定されているのが特徴です。

項目料金単価
基本料金550円
電力量料金31円80銭/kWh
項目料金単価
基本料金550円
電力量料金27円80銭/kWh
項目料金単価
基本料金550円
電力量料金28円60銭/kWh
項目料金単価
基本料金550円
電力量料金28円30銭/kWh
項目料金単価
基本料金550円
電力量料金25円30銭/kWh
項目料金単価
基本料金330円
電力量料金26円30銭/kWh
項目料金単価
基本料金330円
電力量料金27円30銭/kWh
項目料金単価
基本料金330円
電力量料金27円70銭/kWh
項目料金単価
基本料金550円
電力量料金25円20銭/kWh

電力量料金に関しては、1段階料金で比べるとほとんどのエリアで大手電力会社の従量電灯プランより安く、HTBエナジーの方が最大で6.83円/kWhお得です。

また使用電力量に関わらず料金が一律なので電気代の計算がしやすく、契約アンペアによって基本料金が変わらないのもメリットです。

例えば東京電力の従量電灯Bプランの場合、契約アンペア数に比例して基本料金が上がって、60A契約だと基本料金は1,870円50銭になるの。

でもHTBエナジーのベーシックプランでは、契約アンペアが30Aでも60Aでも基本料金は一律で550円と割安よ。

そのため、契約アンペア数が大きく基本料金が高いプランからベーシックプランに乗り換えれば、電気代が安くなる可能性があります。

駆けつけサービスの「安心サポート365プラス」も無料で付いてくるため、電気代は高くなっても修理費用などが浮いて、結果的に得をするケースも考えられます。

安心サポート365プラス

「安心サポート365プラス」は、電気やガスなど生活に関する様々なトラブルを解決してくれるサービスです。

ライフラインだけでなく窓ガラスや玄関鍵のトラブルにも対応してくれるので、万が一の事態が発生した際に大きな助けになります。

なお「ぜんぶでんき」プランに付いてくる「安心サポート365」は、「安心サポート365プラス」からスマホ保険を除いたサービスです。

詳しくは本記事の「駆け付けサービスが無料で付いてくる」でも解説しているので、あわせて読んでみましょう。

ぜんぶでんき

ぜんぶでんき

ぜんぶでんきはオール電化住宅向けのプランで、休日や夜間に電気代が安くなるのが特徴です。

基本料金

区分料金単価
~10kVA3,628円80銭
10kVA~435円60銭/kVA

電力量料金単価

区分料金単価
平日昼間27円28銭/kWh
夜間・休日19円78銭/kWh

基本料金

区分料金単価
基本料金458円33銭/kW

電力量料金単価

区分料金単価
午前6時〜翌午前1時25円28銭/kWh
午前1時〜午前6時17円78銭/kWh

基本料金

区分料金単価
~10kVA1,487円4銭
10kVA~286円/kVA

電力量料金単価

区分料金単価
デイタイム37円94銭/kWh
ホームタイム27円95銭/kWh
ナイトタイム16円30銭/kWh

基本料金

区分料金単価
~10kW2,068円
10kW~396円/kW

電力量料金単価

区分料金単価
デイタイム(夏季)27円22銭/kWh
デイタイム(夏季以外)24円75銭/kWh
リビングタイム21円52銭/kWh
ナイトタイム14円29銭/kWh

基本料金

区分料金単価
~10kW1,650円
10kW~407円/kW

電力量料金単価

区分料金単価
デイタイム(夏季)32円3銭/kWh
デイタイム(夏季以外)30円1銭/kWh
ナイトタイム14円87銭/kWh
ホリデータイム14円87銭/kWh

基本料金

区分料金単価
~10kW1,196円55銭
10kW~415円56銭/kW

電力量料金単価

区分料金単価
平日昼間31円12銭/kWh
夜間・休日17円88銭/kWh

基本料金

区分料金単価
~10kW1,650円
10~15kW4,400円
15kW~550円/kW

電力量料金単価

区分料金単価
平日昼間(夏冬)26円30銭/kWh
平日昼間(春秋)23円47銭/kWh
休日昼間(夏冬)20円80銭/kWh
休日昼間(春秋)17円46銭/kWh
夜間13円21銭/kWh

オール電化住宅には、エコキュートなど夜間に稼働する家電が多いため、夜に電気代が安くなるプランとの相性が良いです。

またぜんぶでんきプランもベーシックプランと同様に、駆けつけサービスが無料で付いてきます。

オール電化住宅の場合は、電気系統のトラブルが起きると日常生活に支障をきたす可能性が高いので、プランに加入するだけで万が一の事態に備えられるのは大きなメリットです。

電力量料金単価で比較しても、東京電力のオール電化プランより10円/kWhほど安くてお得よ。

でも北海道と北陸エリアの人はぜんぶでんきプランを選べないから、注意してね。

ママトクプラン

ママトクプラン

ママトクプランは1日のうち2時間、電気代が無料になる時間帯が存在するプランです。

無料の時間帯は以下の3つから選べるので、ライフスタイルに合わせた選択をすれば電気代を大幅に節約できるでしょう。

プラン種別無料の時間帯
朝ママトクプラン6~8時
ママトクプラン19~21時
ミッドナイトママトクプラン22~24時

ただし基本料金はかなり高く設定されているので、「2時間無料」という要素だけでプランを選ばないように注意が必要です。

基本料金

区分料金単価
30A1,943円70銭
40A2,591円60銭
50A3,239円50銭
60A3,887円40銭

電力量料金単価

区分料金単価
~120kWh22円78銭/kWh
120~280kWh28円77銭/kWh
280kWh~32円30銭/kWh

基本料金

区分料金単価
30A1,881円
40A2,508円
50A3,135円
60A3,762円

電力量料金単価

区分料金単価
~120kWh17円66銭/kWh
120~300kWh24円7銭/kWh
280kWh~27円83銭/kWh

基本料金

区分料金単価
30A1,630円20銭
40A2,173円60銭
50A2,717円
60A3,260円40銭

電力量料金単価

区分料金単価
~120kWh18円80銭/kWh
120~300kWh25円8銭/kWh
280kWh~28円96銭/kWh

基本料金

区分料金単価
30A1,379円40銭
40A1,839円20銭
50A2,299円
60A2,758円80銭

電力量料金単価

区分料金単価
~120kWh16円92銭/kWh
120~300kWh20円60銭/kWh
280kWh~22円24銭/kWh

基本料金

区分料金単価
~15kWh2,037円4銭

電力量料金単価

区分料金単価
15~120kWh19円71銭/kWh
120~300kWh25円93銭/kWh
300kWh~29円87銭/kWh

基本料金

区分料金単価
~15kWh2,037円4銭

電力量料金単価

区分料金単価
15~120kWh19円69銭/kWh
120~300kWh26円4銭/kWh
300kWh~28円5銭/kWh

基本料金

区分料金単価
~11kWh2,037円4銭

電力量料金単価

区分料金単価
11~120kWh19円35銭/kWh
120~300kWh25円64銭/kWh
300kWh~28円97銭/kWh

基本料金

区分料金単価
30A1,692円90銭
40A2,257円20銭
50A2,821円50銭
60A3,385円80銭

電力量料金単価

区分料金単価
~120kWh16円58銭/kWh
120~300kWh21円90銭/kWh
280kWh~24円75銭/kWh

電力量料金の1段階料金は比較的安いものの、基本料金を加えると総額が高くなるため、あまり電気を使わない人には向いていないプランです。

料金が一律のベーシックプランと比べると、基本料金の高さがより際立つね。

60A契約の場合は基本料金だけで3,000円以上もの差が開く場合もあるので、電気代が無料の時間帯を有効活用する必要があるよ。

またベーシックプランやぜんぶでんきプランとは異なり、無料の駆けつけサービスが付帯しない点もデメリットです。

以上を踏まえると、「特定の時間帯のみ大量の電気を使う」という家庭でもない限り、ママトクプランを選ぶメリットは薄いでしょう。

MUSUBIプロジェクト

MUSUBIプロジェクト

MUSUBIプロジェクトは、毎月の電気代の一部を特定の団体に寄付できるプランです。

基本料金

区分合計料金単価預り金
30A1,023円976円97銭46円03銭
40A1,364円1,302円62銭61円38銭
50A1,705円1,628円28銭76円72銭
60A2,046円1,953円93銭92円07銭

電力量料金単価

区分合計料金単価預り金
~120kWh23円97銭/kWh22円89銭/kWh1円08銭/kWh
120~280kWh30円26銭/kWh28円90銭/kWh1円36銭/kWh
280kWh~33円98銭/kWh32円45銭/kWh1円53銭/kWh

基本料金

区分合計料金単価預り金
30A990円945円45銭44円55銭
40A1,320円1,260円60銭59円40銭
50A1,650円1,575円75銭74円25銭
60A1,980円1,890円90銭89円10銭

電力量料金単価

区分合計料金単価預り金
~120kWh18円58銭/kWh17円74銭/kWh0円84銭/kWh
120~300kWh25円33銭/kWh24円19銭/kWh25円33銭/kWh
300kWh~29円28銭/kWh27円96銭/kWh18円58銭/kWh

基本料金

区分合計料金単価預り金
30A858円819円39銭38円61銭
40A1,144円1,092円52銭51円48銭
50A1,430円1,365円65銭64円35銭
60A1,716円1,638円78銭77円22銭

電力量料金単価

区分合計料金単価預り金
~120kWh19円88銭/kWh18円99銭/kWh0円89銭/kWh
120~300kWh26円48銭/kWh26円29銭/kWh1円19銭/kWh
300kWh~30円57銭/kWh29円19銭/kWh1円38銭/kWh

基本料金

区分合計料金単価預り金
30A858円819円39銭38円61銭
40A1,144円1,092円52銭51円48銭
50A1,430円1,365円65銭64円35銭
60A1,716円1,638円78銭77円22銭

電力量料金単価

区分合計料金単価預り金
~120kWh21円4銭/kWh20円9銭/kWh0円95銭/kWh
120~300kWh25円51銭/kWh24円36銭/kWh1円15銭/kWh
300kWh~28円46銭/kWh27円18銭/kWh1円28銭/kWh

基本料金

区分合計料金単価預り金
30A726円693円33銭32円67銭
40A968円924円44銭43円56銭
50A1,210円1,155円65銭54円45銭
60A1,452円1,386円66銭65円34銭

電力量料金単価

区分合計料金単価預り金
~120kWh17円84銭/kWh17円4銭/kWh0円80銭/kWh
120~300kWh21円73銭/kWh20円75銭/kWh0円98銭/kWh
300kWh~23円44銭/kWh22円39銭/kWh1円5銭/kWh

最低料金

区分合計料金単価預り金
~15kWh341円1銭325円66銭15円35銭

電力量料金単価

区分合計料金単価預り金
15~120kWh20円31銭/kWh19円40銭/kWh0円91銭/kWh
120~300kWh25円71銭/kWh24円55銭/kWh1円16銭/kWh
300kWh~28円70銭/kWh27円41銭/kWh1円29銭/kWh

最低料金

区分合計料金単価預り金
~15kWh336円87銭321円71銭15円16銭

電力量料金単価

区分合計料金単価預り金
15~120kWh20円76銭/kWh19円83銭/kWh0円93銭/kWh
120~300kWh27円44銭/kWh26円21銭/kWh1円23銭/kWh
300kWh~29円56銭/kWh28円23銭/kWh1円33銭/kWh

最低料金

区分合計料金単価預り金
~11kWh411円40銭392円89銭18円51銭

電力量料金単価

区分合計料金単価預り金
11~120kWh20円37銭/kWh19円45銭/kWh0円92銭/kWh
120~300kWh26円99銭/kWh25円78銭/kWh1円21銭/kWh
300kWh~30円50銭/kWh29円13銭/kWh1円37銭/kWh

基本料金

区分合計料金単価預り金
30A891円850円91銭40円9銭
40A1,188円1,134円54銭53円46銭
50A1,485円1,418円18銭66円82銭
60A1,782円1,701円81銭80円19銭

電力量料金単価

区分合計料金単価預り金
~120kWh17円46銭/kWh16円67銭/kWh0円79銭/kWh
120~300kWh23円6銭/kWh22円2銭/kWh1円4銭/kWh
300kWh~26円6銭/kWh24円89銭/kWh1円17銭/kWh

寄付できる金額は基本料金と電力量料金のそれぞれ4.5%分で、電力量料金の寄付額は「預り金単価×電力使用量」で計算されます。

例えば東京エリアで30A契約している家庭の電力使用量が260kWhだった場合、寄付金額は合計額を四捨五入して311円になります。

項目預り金
基本料金38円61銭
電力量料金
(1段階)
106円08銭
(0円89銭×120kWh)
電力量料金
(2段階)
166円06銭
(1円19銭×140kWh)
合計310円75銭

このように毎月の電気代に寄付金額が上乗せされるため、料金の安さを重視する人が選ぶべきプランではありません。

寄付の手間を省きつつ少しでも社会に貢献したい人や特定の団体を応援したい人、HTBエナジーが提唱するMUSUBIプロジェクトの理念に賛同できる人におすすめです。

寄付の対象は4団体から選べるわ。

HTBエナジーワンダーサポートへ問い合わせれば、自分が寄付した金額の確認も可能よ。

LOVE地球

LOVE地球

LOVE地球は、実質再生可能エネルギーで発電された電力のみを提供するプランです。

再生可能エネルギー

再生可能エネルギーとは、太陽光や風力など自然由来のエネルギーのことです。

石油や天然ガスなどの化石エネルギーとは違いCO2を排出せず、エネルギー源も枯渇しないことから世界的に電力への導入が進められています。

ベーシックプランと同様に基本料金と電力量料金が一律で分かりやすい料金体系ですが、基本料金はベーシックプランより330円上乗せされています。

項目料金単価
基本料金880円
電力量料金31円80銭/kWh
項目料金単価
基本料金880円
電力量料金27円80銭/kWh
項目料金単価
基本料金880円
電力量料金28円60銭/kWh
項目料金単価
基本料金880円
電力量料金28円30銭/kWh
項目料金単価
基本料金880円
電力量料金25円30銭/kWh
項目料金単価
基本料金660円
電力量料金26円30銭/kWh
項目料金単価
基本料金660円
電力量料金27円30銭/kWh
項目料金単価
基本料金660円
電力量料金27円70銭/kWh
項目料金単価
基本料金880円
電力量料金25円20銭/kWh

MUSUBIプロジェクトと同じく料金の安さを求めて選ぶプランではなく、環境問題に関心のある人や脱炭素社会の実現に貢献したい人におすすめです。

LOVE地球プランには、「あんしんサポート365プラス」が無料で付いてくるよ。

電気やガスのトラブルに対応してくれるだけでなく、年額3万円まで補償してくれるスマホ保険も利用できるんだ。

HTBエナジーの料金を世帯別に他社と比較

HTBエナジーの電気料金を世帯別に大手電力会社と比較

HTBエナジーと大手電力会社10社の電気代を、世帯別に下記の2通りで比較しました。

項目HTBエナジー大手電力会社
比較プラン1ベーシックプラン従量電灯B(A)
比較プラン2ぜんぶでんき各社のオール電化プラン

なお北海道と北陸エリアは「ぜんぶでんき」を選べないため、「ベーシックプラン」でのみ比較しています。

「料金が高い」という口コミが多いHTBエナジーですが、実際にどれくらいの差があるのか確認してみてましょう。

比較表の各項目は、以下の電気料金の内訳を反映しています。

  • 基本料金:1契約ごとに発生する料金
  • 電力量料金:電気の使用量に応じて加算される料金
  • 燃料費調整額:燃料の市場価格に応じて加算・減算される料金
  • 再生可能エネルギー発電促進賦課金(再エネ賦課金):電力会社が再生可能エネルギーを購入する際の費用を利用者に転嫁した料金
  • 容量拠出金:電力会社が容量市場で電力を購入する際の費用を利用者に転嫁した料金

①1人暮らし

以下の条件で1人暮らしの1ヶ月の電気代を試算した結果、ほぼ全てのケースで大手電力会社の方が安く、最大で2,000円以上もの差が開きました。

  • 契約アンペア:30A
  • 電力使用量:200kWh
項目HTBエナジー北海道電力
基本料金550円1,207円80銭
電力量料金6,360円7,573円20銭
燃料費調整額1,076円-1,138円
再エネ賦課金698円698円
容量拠出金408円
合計9,092円8,341円

ベーシックプラン

項目HTBエナジー東北電力
基本料金550円1,108円80銭
電力量料金5,560円6,464円
燃料費調整額1,378円-1,426円
再エネ賦課金698円698円
容量拠出金408円
合計8,594円6,844円80銭

ぜんぶでんきプラン

項目HTBエナジー東北電力
基本料金3628円80銭4,356円
電力量料金4,706円6,672円
燃料費調整額1,378円-1,426円
再エネ賦課金698円698円
容量拠出金408円
合計10,818円80銭10,300円

ベーシックプラン

項目HTBエナジー東京電力
基本料金550円935円25銭
電力量料金5,720円6,488円
燃料費調整額1,590円-1,218円
再エネ賦課金698円698円
容量拠出金408円
合計8,966円6,903円25銭

ぜんぶでんきプラン

項目HTBエナジー東京電力
基本料金458円33銭935円25銭
電力量料金4,306円6,362円
燃料費調整額1,590円-1,218円
再エネ賦課金698円698円
容量拠出金408円
合計7,460円33銭6,777円25銭

ベーシックプラン

項目HTBエナジー中部電力
基本料金550円963円42銭
電力量料金5,660円4,597円60銭
燃料費調整額1,444円508円
再エネ賦課金698円698円
容量拠出金408円
合計8,760円6,767円2銭

ぜんぶでんきプラン

項目HTBエナジー中部電力
基本料金1,487円4銭1,838円44銭
電力量料金4,605円40銭5,366円20銭
燃料費調整額1,444円508円
再エネ賦課金698円698円
容量拠出金408円
合計8,642円44銭8,410円64銭
項目HTBエナジー北陸電力
基本料金550円907円50銭
電力量料金5,060円6,483円20銭
燃料費調整額1,494円-1,300円
再エネ賦課金698円698円
容量拠出金408円
合計8,210円6,788円70銭

ベーシックプラン

項目HTBエナジー関西電力
基本料金330円0円
電力量料金5,260円4,693円43銭
燃料費調整額1,218円448円6銭
再エネ賦課金698円698円
容量拠出金408円
合計7,914円5,839円49銭

ぜんぶでんきプラン

項目HTBエナジー関西電力
基本料金2,068円2,409円40銭
電力量料金4,067円6銭4,329円80銭
燃料費調整額1,218円778円
再エネ賦課金698円698円
容量拠出金408円
合計8,459円60銭8,215円20銭

ベーシックプラン

項目HTBエナジー中国電力
基本料金330円0円
電力量料金5,460円7,352円83銭
燃料費調整額1,498円-1,624円19銭
再エネ賦課金698円698円
容量拠出金408円
合計7,914円6,426円64銭

ぜんぶでんきプラン

項目HTBエナジー中国電力
基本料金1,650円2,018円72銭
電力量料金3,994円60銭7,036円60銭
燃料費調整額1,498円-1,972円15銭
再エネ賦課金698円698円
容量拠出金408円
合計8,248円60銭7,781円17銭

ベーシックプラン

項目HTBエナジー四国電力
基本料金330円0円
電力量料金5,540円6,989円34銭
燃料費調整額1,200円-1,139円98銭
再エネ賦課金698円698円
容量拠出金408円
合計8,176円6,547円36銭

ぜんぶでんきプラン

項目HTBエナジー四国電力
基本料金1,196円55銭1,551円
電力量料金4,900円7,870円
燃料費調整額1,200円-1,139円98銭
再エネ賦課金698円698円
容量拠出金408円
合計8,402円55銭8,979円2銭
(割引後:8,081円12銭)

ベーシックプラン

項目HTBエナジー九州電力
基本料金550円948円72銭
電力量料金5,040円4,122円
燃料費調整額1,198円372円
再エネ賦課金698円698円
容量拠出金408円
合計7,894円6,140円72銭

ぜんぶでんきプラン

項目HTBエナジー九州電力
基本料金1,650円1,888円80銭
電力量料金4,710円4,964円
燃料費調整額1,444円462円
再エネ賦課金698円698円
容量拠出金408円
合計8,910円7,734円80銭

HTBエナジーのベーシックプランは基本料金が安いけど、燃料費調整額が高いことが大きく影響して、大手電力会社と比べて総額が上がっているよ。

燃料費調整額

燃料費調整額とは、平均燃料価格をもとに決定される電気代の項目の1つです。

燃料費調整額は「燃料費調整単価×電力使用量」で算出され、燃料費調整単価がプラスの値なら電気代に加算、マイナスの値なら電気代から減算されます。

なお燃料費調整単価は毎月変動し、金額も電力会社によって異なりますが、各社の公式サイトなどで事前に発表されます。

唯一、四国エリアのオール電化住宅向けプランで比較した場合はHTBエナジーの方が安くなりましたが、四国電力の「でんか割引」を適用すると結果は逆転します。

以上のことから1人暮らしの場合は、HTBエナジーの駆けつけサービスに魅力を感じないのであれば大手電力会社を選んだ方が良いでしょう。

②2人暮らし

以下の条件で2人世帯の電気代を試算した結果、HTBエナジーのベーシックプランより大手電力会社の従量電灯プランを選んだ方が最大で2,687円安いことが分かりました。

  • 契約アンペア:30A
  • 電力使用量:300kWh
項目HTBエナジー北海道電力
基本料金550円1,207円80銭
電力量料金9,540円11,811円60銭
燃料費調整額1,614円-1,707円
再エネ賦課金1,047円1,047円
容量拠出金408円
合計13,159円12,359円40銭

ベーシックプラン

項目HTBエナジー東北電力
基本料金550円1,108円80銭
電力量料金8,340円10,101円
燃料費調整額2,067円-2,139円
再エネ賦課金1,047円1,047円
容量拠出金408円
合計12,412円10,117円80銭

ぜんぶでんきプラン

項目HTBエナジー東北電力
基本料金3628円80銭4,356円
電力量料金7,059円10,008円
燃料費調整額2,067円-2,139円
再エネ賦課金1,047円1,047円
容量拠出金408円
合計14,209円80銭13,272円

ベーシックプラン

項目HTBエナジー東京電力
基本料金550円935円25銭
電力量料金8,580円10,128円
燃料費調整額2,385円-1,827円
再エネ賦課金1,047円1,047円
容量拠出金408円
合計12,970円10,283円25銭

ぜんぶでんきプラン

項目HTBエナジー東京電力
基本料金458円33銭935円25銭
電力量料金6,459円9,543円
燃料費調整額2,385円-1,827円
再エネ賦課金1,047円1,047円
容量拠出金408円
合計10,757円33銭9,698円25銭

ベーシックプラン

項目HTBエナジー中部電力
基本料金550円963円42銭
電力量料金8,490円7,164円60銭
燃料費調整額2,166円762円
再エネ賦課金1,047円1,047円
容量拠出金408円
合計12,661円9,937円2銭

ぜんぶでんきプラン

項目HTBエナジー中部電力
基本料金1487円4銭1,838円44銭
電力量料金8,219円8,393円
燃料費調整額2,166円762円
再エネ賦課金1,047円1,047円
容量拠出金408円
合計13,327円40銭12,040円44銭
項目HTBエナジー北陸電力
基本料金550円907円50銭
電力量料金7,590円9,958円20銭
燃料費調整額2,241円-1,950円
再エネ賦課金1,047円1,047円
容量拠出金408円
合計11,836円9,962円70銭

ベーシックプラン

項目HTBエナジー関西電力
基本料金330円0円
電力量料金7,890円7,254円43銭
燃料費調整額1,827円672円6銭
再エネ賦課金1,047円1,047円
容量拠出金408円
合計11,502円8,973円49銭

ぜんぶでんきプラン

項目HTBエナジー関西電力
基本料金2,068円2,409円40銭
電力量料金6,303円6,704円
燃料費調整額1,827円1,167円
再エネ賦課金1,047円1,047円
容量拠出金408円
合計11,653円11,327円40銭

ベーシックプラン

項目HTBエナジー中国電力
基本料金330円0円
電力量料金8,190円11,295円83銭
燃料費調整額2,247円-2,436円19銭
再エネ賦課金1,047円1,047円
容量拠出金408円
合計12,222円9,906円64銭

ぜんぶでんきプラン

項目HTBエナジー中国電力
基本料金1,650円2,018円72銭
電力量料金6,177円10,716円
燃料費調整額2,247円-2,436円19銭
再エネ賦課金1,047円1,047円
容量拠出金408円
合計11,529円11,345円53銭

ベーシックプラン

項目HTBエナジー四国電力
基本料金330円0円
電力量料金8,310円10,716円34銭
燃料費調整額1,800円-1,709円98銭
再エネ賦課金1,047円1,047円
容量拠出金408円
合計11,895円10,053円36銭

ぜんぶでんきプラン

項目HTBエナジー四国電力
基本料金1,196円55銭1,551円
電力量料金7,350円11,805円
燃料費調整額1,800円-1,709円98銭
再エネ賦課金1,047円1,047円
容量拠出金408円
合計11,801円55銭12,693円2銭
(割引後:11,423円70銭)

ベーシックプラン

項目HTBエナジー九州電力
基本料金550円948円72銭
電力量料金7,560円6,519円
燃料費調整額1,797円558円
再エネ賦課金1,047円1,047円
容量拠出金408円
合計11,362円9,072円72銭

ぜんぶでんきプラン

項目HTBエナジー九州電力
基本料金1,650円1,888円80銭
電力量料金7,065円7,446円
燃料費調整額1,797円693円
再エネ賦課金1,047円1,047円
容量拠出金408円
合計11,967円11,074円80銭

今回は300kWh使用した場合を想定して試算したけど、もっと多くの電気を使えば従量プランの3段階料金が適用されるから、一部の大手電力会社の電気代はもう少し高くなるよ。

一方オール電化住宅向けのプランで比較すると、電気代の差は大きくありません。

そのため、ぜんぶでんきプランに付いてくる「安心サポート365」にメリットを感じる場合は、HTBエナジーを選ぶのもありです。

③5人暮らし

以下の条件で5人世帯の電気代を試算した結果、北海道エリアと四国エリアのオール電化住宅向けプランのみ、HTBエナジーの方が安くなりました。

  • 契約アンペア:50A
  • 電力使用量:450kWh
項目HTBエナジー北海道電力
基本料金550円2,013円
電力量料金14,310円18,615円60銭
燃料費調整額2,421円-2,560円50銭
再エネ賦課金1,570円50銭1,570円50銭
容量拠出金680円
合計19,531円50銭19,638円60銭

ベーシックプラン

項目HTBエナジー東北電力
基本料金550円1,848円
電力量料金12,510円16,149円
燃料費調整額3,100円50銭-3,208円50銭
再エネ賦課金1,570円50銭1,570円50銭
容量拠出金680円
合計18,411円16,359円

ぜんぶでんきプラン

項目HTBエナジー東北電力
基本料金3628円80銭4,356円
電力量料金10,588円50銭15,012円
燃料費調整額3,100円50銭-3,208円50銭
再エネ賦課金1,570円50銭1,570円50銭
容量拠出金680円
合計19,617円80銭17,730円

ベーシックプラン

項目HTBエナジー東京電力
基本料金550円1,558円75銭
電力量料金12,870円16,201円50銭
燃料費調整額3,577円50銭-2,740円50銭
再エネ賦課金1,570円50銭1,570円50銭
容量拠出金680円
合計19,248円16,590円25銭

ぜんぶでんきプラン

項目HTBエナジー東京電力
基本料金2,291円65銭1,558円75銭
電力量料金9,688円50銭14,314円50銭
燃料費調整額3,577円50銭-2,740円50銭
再エネ賦課金1,570円50銭1,570円50銭
容量拠出金680円
合計17,808円15銭14,703円25銭

ベーシックプラン

項目HTBエナジー中部電力
基本料金550円1,605円70銭
電力量料金12,735円11,457円60銭
燃料費調整額3,249円1,143円
再エネ賦課金1,570円50銭1,570円50銭
容量拠出金680円
合計18,784円50銭15,776円80銭

ぜんぶでんきプラン

項目HTBエナジー中部電力
基本料金1487円4銭1,838円44銭
電力量料金12,328円50銭12,589円50銭
燃料費調整額3,249円1,143円
再エネ賦課金1,570円50銭1,570円50銭
容量拠出金680円
合計19,315円4銭17,141円44銭
項目HTBエナジー北陸電力
基本料金550円1,512円50銭
電力量料金11,385円15,427円20銭
燃料費調整額3,361円50銭-2,925円
再エネ賦課金1,570円50銭1,570円50銭
容量拠出金680円
合計17,547円15,585円20銭

ベーシックプラン

項目HTBエナジー関西電力
基本料金330円0円
電力量料金11,835円11,542円93銭
燃料費調整額2,740円50銭1,008円6銭
再エネ賦課金1,570円50銭1,570円50銭
容量拠出金408円
合計16,884円14,121円49銭

ぜんぶでんきプラン

項目HTBエナジー関西電力
基本料金2,068円2,409円40銭
電力量料金9,454円50銭10,056円
燃料費調整額2,740円50銭1,750円50銭
再エネ賦課金1,570円50銭1,570円50銭
容量拠出金816円
合計16,649円50銭15,786円40銭

ベーシックプラン

項目HTBエナジー中国電力
基本料金330円0円
電力量料金12,285円17,528円33銭
燃料費調整額3,370円50銭-3,654円19銭
再エネ賦課金1,570円50銭1,570円50銭
容量拠出金408円
合計17,964円15,444円64銭

ぜんぶでんきプラン

項目HTBエナジー中国電力
基本料金1,650円2,018円72銭
電力量料金9,265円50銭16,074円
燃料費調整額3,370円50銭-3,654円19銭
再エネ賦課金1,570円50銭1,570円50銭
容量拠出金816円
合計16,672円50銭16,009円3銭

ベーシックプラン

項目HTBエナジー四国電力
基本料金330円0円
電力量料金12,465円16,833円34銭
燃料費調整額2,700円-2,564円98銭
再エネ賦課金1,570円50銭1,570円50銭
容量拠出金408円
合計17,473円50銭15,838円86銭

ぜんぶでんきプラン

項目HTBエナジー四国電力
基本料金1,196円55銭1,551円
電力量料金11,025円17,707円50銭
燃料費調整額2,700円-2,564円98銭
再エネ賦課金1,570円50銭1,570円50銭
容量拠出金816円
合計17,308円5銭18,264円2銭
(割引後:16,437円62銭)

ベーシックプラン

項目HTBエナジー九州電力
基本料金550円1,581円20銭
電力量料金11,340円10,564円50銭
燃料費調整額2,695円50銭837円
再エネ賦課金1,570円50銭1,570円50銭
容量拠出金680円
合計16,836円14,553円20銭

ぜんぶでんきプラン

項目HTBエナジー九州電力
基本料金1,650円1,888円80銭
電力量料金9,846円11,169円
燃料費調整額2,695円50銭1,039円50銭
再エネ賦課金1,570円50銭1,570円50銭
容量拠出金816円
合計16,578円14,097円30銭

HTBエナジーの方がお得になるケースは限られており、北海道・四国を除く全エリアで大手電力会社の方が電気代は安くなります。

また北海道エリアの電気代の差はわずか100円強で、四国エリアも「でんか割引」を適用すれば四国電力の方が安くなるため、「HTBエナジーの方が断然お得」とは言えません。

最も差が開いたのは東京エリアで、HTBエナジーの2つのプランより東京電力の方が3,000円以上安いです。

東京エリアは、燃料費調整額だけで6,000円以上の差があるよ。

燃料調整額は1kWhごとに加算または減算されるから、消費電力が多い家庭ほど差は大きくなるんだ。

ここまでの試算結果をまとめると、世帯人数に関わらず、基本的には大手電力会社を選んだ方がお得です。

無料で付いてくる駆けつけサービスや独自のMUSUBIプロジェクトなどに魅力を感じるなら、HTBエナジーを検討してみると良いでしょう。

HTBエナジーの評判・口コミ

HTBエナジーの評判・口コミ

HTBエナジーの評判を、テーマ別に調査しました。

  • HTBエナジーへの乗り換えで安くなったという口コミ
  • HTBエナジーの料金が高くなったという口コミ
  • HTBエナジーを使う一人暮らしの人の口コミ
  • HTBエナジーをファミリーで使う人の口コミ
  • HTBエナジーの営業がしつこいという口コミ

公式サイトからは分からない利用者のリアルな意見が満載なので、乗り換えする際の参考にしてください。

HTBエナジーへの乗り換えで安くなったという口コミ

HTBエナジーは大手電力会社より電気代が高めですが、利用者の中には料金の安さに満足している人も見られました。

HTBエナジーのベーシックプランは基本料金が安いので、上記のように電力使用量が極端に少ない場合は電気代の総額も安くなります。

ただし一般的には1人暮らしでも月に約200kWhを使用するため、HTBエナジーがお得に感じられるケースはごくわずかでしょう。

上記はおそらく東北エリアでママトクプランを契約している利用者による投稿ですが、使用電力の割に電気代は控えめです。

しかし口コミ投稿時期の2023年7月は、政府の激変緩和対策事業により最大7円/1kWhの補助金が支給されていました。

燃料費調整額が総じてマイナス調整されていた時期だったため、電気代の総額も安くなったのでしょう。

電気をほぼ使わない家庭や、政府による補助金など外的な要因によっては、HTBエナジーの料金は安くなるわ。

でもそれはHTBエナジーに限ったことではなく、他の電力会社でも同じことが言えるわね。

HTBエナジーの料金が高くなったという口コミ

HTBエナジーの料金については「高い」という声が圧倒的に多く、中には乗り換えを検討している利用者もいました。

引っ越しの際に不動産会社などからHTBを勧められたものの、契約後の電気代の高さを不満に思っている利用者も見られました。

契約後に後悔しないように、電力会社を変える時は1ヶ月の電気代がどれくらい安くなるのかシミュレーションすることが大切です。

本記事でもエリアごとの料金目安を紹介しているので、参考にしてください。

上記のような、「HTBエナジーから他社に乗り換えたら電気代が安くなった」という口コミも多く見られました。

HTBエナジーの電気代が高い理由として、燃料費調整額と電源調達調整費の存在が挙げられます。

電源調達調整費

電源調達調整費は、電力会社が電源を調達する際に発生した費用に応じて加算・減算される料金です。

HTBエナジーでは、燃料費調整額と電源調達調整費を合わせた「燃料等調整額」という項目として請求されます。

電源調達調整費について詳しく知りたい人は、本記事の「市場連動型の電源調達調整費の負担が重い」も参考にしてください。

燃料費調整額は他社でも電気代の項目に入っていますが、HTBエナジーは他社より割高に設定されているため、電気代底上げの要因になっています。

電源調達調整費も2022年10月の導入以来マイナス調整になったことはないから、電気代の値上げに直結しているよ。

HTBエナジーを使う一人暮らしの人の口コミ

一人暮らしの利用者の中にはHTBエナジーをおすすめする人も見られましたが、高い電気代を不満に思っている人の方が多かったです。

上記の口コミ投稿時期である2023年1月ごろは、ほぼ全てのエリアでHTBエナジーの燃料費等調整額は10円/kWhを超えていました。

例えば東京エリアでは約18円/kWhだったので、電力使用量によっては口コミのように燃料費等調整額だけで5,000円を超えることも充分に考えられます。

https://twitter.com/qj2mRzoMSa7yxwP/status/1625778274717814784

政府が発表した2023年の家計調査のデータによると、単身世帯の電気代平均は6,726円です。

上記口コミの電気代を見ると平均値を下回っていますが、月の途中で契約したためか検針期間が27日間とやや短いため、実際はもう少し高くなるでしょう。

HTBエナジー利用者の中には、一人暮らしでも電気代が1万円を超えているケースも見られたわ。

一人暮らしで1万円超えは平均値と比べても大幅に高いので、乗り換えを検討するのがおすすめよ。

HTBエナジーをファミリーで使う人の口コミ

家族でHTBエナジーを使っているという口コミは少なかったものの、料金に満足しているファミリーもいました。

上記は他社と比較したうえでHTBエナジーに乗り換え、以降ずっと契約し続けている4人世帯による口コミです。

2022年10月に投稿されていますが、現在は電気代の項目に電源調達調整費などが加わったため、試算結果も変わってくるかもしれません。

HTBエナジーから他社への乗り換えを検討している家族も見られました。

口コミの通り、節電しながら生活できる場合は従量制のプランに乗り換えた方が安くなる可能性が高いです。

例えば東京電力の従量電灯Bプランの場合、1ヶ月の使用電力を300kWh以内に抑えれば3段階目の料金単価が適用されないため、電気代の節約に繋げられます。

ファミリー利用の口コミは2件しか見つからなかったけど、両家族とも節約志向という共通点があったよ。

賢く節電をすれば燃料費のプラス調整額も最小限に抑えられるので、駆けつけサービスがあるHTBエナジーを利用し続けるのも1つの方法だよ。

HTBエナジーの営業がしつこいという口コミ

HTBエナジーの親会社がエイチ・アイ・エスだった2022年頃までは、しつこい営業に対する不満の口コミが多数見られました。

HTBエナジーが株式会社HBDの傘下に入った後は、上記のような不満の声は少なくなったものの、しつこい営業に悩まされている人は未だに一定数いるようです。

電気やガスなど光熱費に関わることは電話のやり取りだけで即決せず、一度保留にして自分で調べるクセをつけましょう。

HTBエナジーの公式サイトでも料金シミュレーションができるので、現在契約中の電力会社と比べて安くなるのか確認してみてください。

「安くなると言われて契約したけど、結局以前より高くなった」という口コミも多かったので、勧誘にのせられないように注意してね。

HTBエナジーのメリット

HTBエナジーのメリット

HTBエナジーならではのメリットを、以下の6つを中心に解説します。

  • オール電化プランがある
  • 駆け付けサービスが無料で付いてくる
  • マイページで電気使用量を管理しやすい
  • 電気とガスのセットでお得に使える
  • クーポンサービスを利用できる
  • 支払い方法に口座振替が選べる

ネガティブな口コミが多いHTBエナジーですが、魅力に感じるメリットがないか確認してみてください。

オール電化プランがある

HTBエナジーは夜間に電気代が安くなる「ぜんぶでんき」プランがあるため、オール電化住宅との相性が良いです。

新電力でオール電化住宅向けプランを提供している会社は少ないので、大手電力会社からの乗り換え先として貴重な存在です。

プラン料金も比較的安く、例えばCDエナジーで提供している「スマートでんき」プランと比べると、電力量料金は10円/kWhほど低く設定されています。

項目HTBエナジーCDエナジー
基本料金458円33銭295円24銭
電力量料金
(午前6時~翌午前1時)
25円28銭35円96銭
電力量料金
(午前1時~午前6時)
17円78銭28円06銭

基本料金はCDエナジーより高いものの、夜間の電気代はかなり安いので、蓄電池を導入して深夜に必要な電力を充電するのもおすすめです。

「ぜんぶでんき」プランは、次で解説する駆けつけサービスが無料で付いてくるのもメリットよ。

ただし北海道と北陸エリアはプランの選択自体ができないので注意してね。

駆け付けサービスが無料で付いてくる

駆け付けサービスが無料で付いてくるプランがある

HTBエナジーの特定のプランには、「あんしんサポート365(プラス)」という駆けつけサービスが無料で付いてきます

プラン名無料オプション
ベーシックプランあんしんサポート365プラス
ぜんぶでんきあんしんサポート365
ママトクプラン
MUSUBIプロジェクト
LOVE地球あんしんサポート365プラス

「あんしんサポート365」と「あんしんサポート365プラス」の違いはスマホ保険の有無のみで、電気やガスなどライフラインのトラブルに対応してくれる点に違いはありません。

項目サポート内容あんしんサポート365プラスあんしんサポート365
電気のトラブル電気スイッチなどの不具合の応急処置対応対応
水のトラブルトイレ詰まりや水漏れなどの応急処置対応対応
ガスのトラブルガスコンロや給湯器などの不具合の応急処置対応対応
窓のトラブル窓ガラスの破片処理や養生作業など対応対応
玄関鍵のトラブル鍵紛失時の開錠作業など対応対応
スマホ保険スマホ修理代金を最大3万円まで補償対応利用不可

電力サービスの契約をするだけで、電気以外のトラブルにも即座に対応してくれるサービスを利用できるのは大きなメリットです。

大手電力会社と比べて料金が高めのHTBエナジーですが、駆けつけサービスをフル活用すれば、コスパは他社を大きく上回るでしょう。

各トラブルの応急処置は無料だけど、部品が必要な場合や30分を超える作業になった場合は料金を請求されるよ。

またスマホ保険の補償額には3万円という上限がある点も覚えておこう。

マイページで電気使用量を管理しやすい

HTBエナジーのマイページでは電力使用量の確認のほか契約変更などが可能で、口コミでも使いやすいと好評です。

時間帯ごとの電力使用量を見れば自分の電気の使い方が把握でき、節電対策やプラン変更する際の参考になります。

例えば夜の電力使用量が極端に多い場合は、夜間に電気代が安くなる時間帯別電灯プランに変更すれば電気代が安くなる可能性があります。

マイページはHTBエナジーの公式サイトから簡単にアクセスできるので、こまめに確認して電気を使いすぎていないかチェックしましょう。

電気とガスのセットでお得に使える

HTBエナジーが提供する「たのしいでんき」と「まじめなガス」をセットで利用すると、毎月のガス料金から102円割引されます。

ガス料金自体も大手会社より最大5%安いので、セット割を併用すれば最大限お得に電気とガスを使えます。

ポイント還元ではなく、何もしなくても請求金額から102円/月割引されるから、手間をかけずに特典を得られるのもメリットよ。

「まじめなガス」に対応しているのは東京ガス・東邦ガス・大阪ガスの管内エリアに限定されていますが、該当エリアに在住している人はぜひセット利用を検討してみましょう。

ガス単体の契約はできない

「まじめなガス」は、「たのしいでんき」の契約者のみを対象にしたサービスです。

したがって、「まじめなガス」を利用したい場合は必然的に「たのしいでんき」を契約することになります。

また「たのしいでんき」を契約中でも、引っ越しが関連する場合はガスの申し込みはできないので注意しましょう。

クーポンサービスを利用できる

様々な施設に対応しているクーポンバンクを利用できる

HTBエナジー契約者限定で、「クーポンBANK」というクーポンサービスを利用できます。

飲食店で使える最大50%OFFクーポンやレジャー施設の割引クーポンなど、全国各地にある様々な施設で利用できるため利便性が高いのがメリットです。

さらに「毎月おたのしみキャンペーン」と題した抽選キャンペーンを実施するなど、他社より特典が多いのもHTBエナジーの魅力の1つです。

「毎月おたのしみキャンペーン」は、マイページからアクセスできる「クーポンBANK」のページ下にあるバナーから応募できるわよ。

新電力会社はHTBエナジー以外にも多数存在しますが、供給される電気の品質に変わりはありません。

そのため、特典・キャンペーンの有無や内容は乗り換え先の電力会社を決める際に大事なポイントとなります。

支払い方法に口座振替が選べる

HTBエナジーの支払い方法は以下の3つから選べ、クレジットカードがなくても契約できます

支払い方法手数料
クレジットカード無料
口座振替無料
コンビニ払い330円

申し込み時はコンビニ払いになっているから、口座振替に変更したい場合は契約後にマイページから手続きをする必要があるよ。

HTBエナジー側も手数料が無料のクレジットカード払いや口座振替を推奨しているので、契約後は速やかにどちらかに変更しましょう。

なおクレジットカード払いの支払い日は各クレジットカード会社の規約により決定されますが、口座振替の場合は支払い日が毎月27日となります。

支払いが滞らないように、忘れずに口座に入金しましょう。

HTBエナジーのデメリット

HTBエナジーのデメリット

HTBエナジーの契約を検討している場合は、メリットだけでなくデメリットも把握しておきましょう。

  • 解約違約金がかかる場合がある
  • 燃料費調整額が他社と比べて割高
  • 市場連動型の電源調達調整費の負担が重い
  • 使用電力量が少ないと割高になりやすい

HTBエナジーは特に料金に関するデメリットが多いので、電気代を安くしたい人は特に注意してください。

解約違約金がかかる場合がある

契約から1年未満の解約は2,200円の違約金が発生する可能性がある

契約から1年未満でHTBエナジーを解約すると、2,200円の違約金が発生します。

大手電力会社や新電力会社では違約金が0円のケースが多いことを考えると、大きなデメリットだね。

違約金を支払わずに済むように、HTBエナジーに乗り換える際は料金シミュレーションなどを活用して、電気代が安くなるのかしっかり試算しておきましょう。

なお契約から1年未満の時期でも、引っ越しをともなう解約の場合は違約金が免除されます。

利用者の都合による解約のみ、違約金が発生します。

燃料費調整額が他社と比べて割高

HTBエナジーの燃料費調整額は他社の大手電力や新電力と比べて割高で、電気代底上げの大きな要因になっています。

例として2024年7月分の東京電力管内の燃料費調整単価を、HTBエナジーを含む5社で比較しました。

電力会社燃料費調整単価
HTBエナジー7円95銭/kWh
オクトパスエナジー4円55銭/kWh
東京電力-6円09銭/kWh
CDエナジー-6円09銭/kWh
TERASELでんき-6円09銭/kWh

2024年7月は政府による激変緩和措置の補助金が終了した時期ですが、東京電力をはじめとする一部の電力会社では燃料費調整単価はマイナス調整されていました。

一方HTBエナジーの燃料費等調整単価は7.95円/kWhと他社より大幅に高く、東京電力と比べると14円04銭/kWhもの差があります。

燃料費調整単価の差は電力消費量が多い家庭ほど影響が大きくなるので、くれぐれも電力量料金の安さだけで乗り換え先を決めないように注意しましょう。

厳密に言うと、燃料費調整額と電源調達調整額を合わせた燃料等調整額が、他社の燃料費調整額より割高よ。

電源調達調整単価については次で解説するから、続けて読んでみてね。

市場連動型の電源調達調整費の負担が重い

HTBエナジーの電気代の内訳

HTBエナジーは2022年10月利用分から、電気代の中に電源調達調整費という項目を加えました。

電源調達調整費はHTBエナジーが電源調達に要した費用に応じて加算・減算される仕組みですが、2024年7月現在まで減算されたケースはありません。

つまり、電源調達調整費の分だけ利用者の負担が増している状況になっています。

電源調達調整費は、燃料費調整額と同様に「電源調達調整単価×電力消費量」で算出されるよ。

また市場連動型の費用だから、高額になりやすいのもデメリットなんだ。

電源調達調整費は大手電力会社にはない項目で、新電力会社の一部でしか導入されていません。

そのため、電力会社乗り換えの際は電気代の内訳にも注目しながら選んでみましょう。

使用電力量が少ないと割高になりやすい

HTBエナジーのベーシックプランは電力量料金が固定で分かりやすい一方で、一部のエリアでは使用電力量が少ないと割高になりやすい傾向にあります。

例えば中部エリアの場合、1・2段階料金は中部電力の方が安いので、毎月300kWh以上使う家庭以外はHTBエナジーに乗り換えるメリットは薄いです。

項目HTBエナジー中部電力
プランベーシックプラン従量電灯B
基本料金550円936円42銭
電力量料金単価
(1段階)
28円30銭/kWh21円20銭/kWh
電力量料金単価
(2段階)
28円30銭/kWh25円67銭/kWh
電力量料金単価
(3段階)
28円30銭/kWh28円62銭/kWh

1人暮らしをしている人や、日中は家を不在にしていることが多い人は他社より割高になる可能性が高いので注意しましょう。

逆に、使用電力量が多い場合はHTBエナジーの方がお得かと言うと、そういうわけでもないの。

単価の高い燃料費調整額や電源調達調整費の影響で、やっぱり大手電力会社よりも高くなる傾向にあるわ。

HTBエナジーの申し込み方

HTBエナジーの申し込み方法

HTBエナジーの申し込み方法を、スマホで操作する場合を例に解説します。

検針票を用意する
検針票(Web)

HTBエナジーに限らず、電力会社を契約する際は検針票の情報が必要になるので、契約中の電力会社の検針票を用意しましょう。

最近の検針票は紙ではなく、Web上でのみ発行されるケースも多いですが、もちろんどちらの検針票でも問題ありません。

公式サイトから申し込み手続きを行う
HTBエナジー申し込みボタン

HTBエナジーの公式サイトへアクセスし、画面下に表示される「申し込み」ボタンをタップします。

メニューから「新規申し込み」を選択してもOKです。

次の画面で下へスクロールし、「いますぐ申し込む」をタップしましょう。

検針票をアップロードして必要事項を入力する
新規申し込み方法選択

続いて以下の3種類から申し込み方法を選択する画面になりますが、ここでは「現住所のまま電気を切り替える」を選んだ場合を例に解説します。

  • 現住所のまま電気を切り替える
  • 引っ越し先住所で電気を新規に申し込む
  • 電気とガスを同時に申し込む

画面を下にスクロールさせると「電気の検針票をアップしますか?」という質問が表示されるので、アップロードするか否かを選択しましょう。

検針票のアップロード

アップロードする場合は検針票を撮影、またはスマホに保存されている画像を選択する必要があるので、以下の情報がハッキリ見える画像をアップしましょう。

  • 供給地点特定番号
  • 名前
  • 使用場所
  • 契約種別
  • 契約内容
  • 電力会社名
  • お客様番号

検針票をアップロードしない場合は「供給地点特定番号」「契約中の電力会社」「お客さま番号」を自分で入力する必要があるので、入力ミスに注意しよう。

続けて画面を下にスクロールさせ、個人情報や料金プランなどを入力・選択し終えたら「内容を確認する」をタップします。

「内容を確認する」ボタン

申し込み内容に間違いがなければ、そのまま申し込みましょう。

スマートメーターの設置工事が行われる
設置済みのスマートメーター

スマートメーターへの交換が済んでいない場合は、申し込みから約2週間後に交換工事が行われます。

工事はHTBエナジーではなく、エリアを管轄している大手電力会社が行い、基本的に立ち会いや屋内工事は不要です。

ただしエリアによっては5~15分ほど停電する場合があるので、稼働が停止して困る機器がある場合は対策をしておきましょう。

支払い方法をクレジットカードに設定した場合は、このタイミングでカード情報の登録などを済ませておいてね。

電気の供給が開始される

申し込みから約3週間後にHTBエナジーから「HTBエナジー契約切替のご案内」という件名のメールが届くので内容を確認し、供給開始予定日を確認しましょう。

問題がなければメールに記載の日に電気の供給が開始されます。

なお乗り換え前の電力会社への解約連絡などは不要なので、利用者がやるべき事は申し込み手続きだけです。

電気の販売はHTBエナジーが行うけど、電力を供給するのは大手電力会社だから、乗り換え前と全く変わらない生活を送れるよ。

もちろん新電力会社に乗り換えた後も急に停電するようなことはないから、安心して乗り換えよう。

HTBエナジー以外のおすすめの新電力は?

HTBエナジー以外のおすすめの新電力会社

HTBエナジー以外に新電力ベスト編集部がおすすめする新電力を、3社紹介します。

いずれも大手電力会社より電気代が安くなる可能性の高い会社なので、光熱費を節約したい人はぜひチェックしてみてください。

Looopでんき

Looopでんき
Looopでんき基本情報
供給エリア全国
(沖縄エリアは沖縄本島のみ)
契約年数1年
サービスの特徴30分ごとに電気料金が変わる
電気ガスセット割電力量料金単価から1円/kWh割引
ポイント還元なし
オール電化住宅向けプランなし
解約金の有無なし
支払い方法クレジットカード
デビットカード
プリペイドカード
運営会社株式会社Looop

Looopでんきは、東日本大震災後のボランティア活動から誕生した電力サービスです。

個人向け料金プランは市場連動型の「スマートタイムONE(電灯)」のみで、電力量料金単価が30分ごとに切り替わるのが特徴です。

電気代をある程度自分でコントロールできるので、「料金単価が高い時間は電気を使わない」「料金単価が低い時間に複数の家電を稼働させる」など、ゲーム感覚で節電に取り組めます。

公式サイトでは、翌日までの電力量料金単価予想がグラフで確認できるよ。

ただしピークシフトで賢く節電するには、めまぐるしく変化する電力量料金単価をこまめにチェックする必要があります。

でんき予報や電気代予測など便利な機能が満載の専用アプリも活用して、電気代を安くする工夫をしましょう。

Looopでんきがおすすめな人
  • 在宅時間が多い人
  • 自分から進んで節電対策ができる人
  • 昼間に多くの電気を使う人

CDエナジーダイレクト

CDエナジーダイレクト
CDエナジーダイレクト基本情報
供給エリア東京エリア
契約年数1年
サービスの特徴ポイント特典が豪華
電気ガスセット割電気・ガス料金からそれぞれ0.5%割引
ポイント還元あり
オール電化住宅向けプランスマートでんき
解約金の有無なし
支払い方法クレジットカード
口座振替
運営会社株式会社CDエナジーダイレクト

CDエナジーダイレクトはポイント制度が充実しており、電気料金100円につき1ポイントがもらえます。

貯まったポイントは電気料金の支払いのほか、dポイントやnanacoなど提携先のポイントにも交換可能です。

また結婚や出産など、人生の節目ごとに最大3,000ポイントがプレゼントされるため、契約を続けるほど多くの特典を得られます。

CDエナジーの「シングルでんき」や「ベーシックでんき」の料金は東京電力の「従量電灯B」とあまり変わらないけど、ポイントがもらえる分CDエナジーの方がお得に利用できる可能性が高いわよ。

対応エリアが東京電力管内に限られている点はデメリットですが、1人暮らしから大家族まで様々な世帯に向けたプランが揃っています。

契約中はポイントもどんどん貯まっていくので、対象エリアに住んでいる人はガスとのセット利用も検討してみましょう。

CDエナジーダイレクトがおすすめな人
  • ポイ活が好きな人
  • 結婚や新居の購入を予定している人
  • 関東在住の人

TERASELでんき

TERASELでんき
TERASELでんき基本情報
供給エリア沖縄を除く全エリア
契約年数1年
サービスの特徴契約時に特典を選べる
電気ガスセット割なし
ポイント還元あり
オール電化住宅向けプランなし
解約金の有無なし
支払い方法クレジットカード
口座振替
運営会社株式会社エネクスライフサービス

TERASELでんきは、創業から60年以上の歴史をもつ「伊藤忠エネクス」のグループ会社が提供する電力サービスです。

従量プランに加えて市場連動型プランも提供しているので、ライフスタイルにあわせて柔軟にプラン選択できるのがメリットです。

従量制の「超TERASELプラン」の2・3段階料金は、大手電力会社よりかなり低く設定されているよ。

だから毎月多くの電気を使う人は、大手電力会社から乗り換えると大幅に電気代が安くなる可能性があるんだ。

また毎月の電気代に応じて楽天ポイントがもらえるほか、契約時に選べる以下7つの特典も用意されています。

  • 楽天ポイント10,000ポイント
  • PayPayポイント10,000ポイント
  • Amazonギフト券10,000円分
  • Apple Gift Card10,000円分
  • Huluチケット2ヶ月分
  • StockPoint2,000ポイント
  • 電気料金の2%相当を寄付

オール電化プランやガスとのセット割はありませんが、そのようなデメリットを打ち消すほどメリットの多い電力会社なので、ぜひ乗り換えを検討してみてください。

LTERASELでんきがおすすめな人
  • 毎月300kWh以上の電気を使う人
  • 楽天ポイントを使う機会が多い人
  • 信頼と実績のある新電力を契約したい人

HTBエナジーに関するよくある質問

HTBエナジー関するよくある質問

HTBエナジーに関するよくある質問と回答をまとめました。

HTBエナジーの評判・口コミは?
HTBエナジーの評判は、「料金が高い」という意見が多いです。
本記事でも大手電力会社と電気代の比較を行っていますが、ほぼ全てのケースでHTBエナジーの方が高い結果になりました。
料金の安さを求める人は、CDエナジーやTERASELでんきなど他の新電力への乗り換えがおすすめです。
>> HTBエナジーの評判を詳しく見る
HTBエナジーの解約金は?
HTBエナジー契約から1年未満で解約する場合、2,200円の違約金が発生します。
ただし引っ越しにより解約する場合は、契約から1年未満でも違約金が免除されます。
何らかのキャンペーンで申し込んでいる場合は別途違約金が発生する可能性もあるので、契約書をよく確認しましょう。
>> HTBエナジーの解約金について詳しく見る
HTBエナジーのメリットは?
HTBエナジーのメリットはオール電化プランがある点や、無料で駆けつけサービスが付いてくる点などが挙げられます。
クーポンサービスなど他社ではあまり見られない特典もあるので、メリットに魅力を感じる場合はHTBエナジーも検討する価値ありです。
>> HTBエナジーのメリットを詳しく見る

まとめ

最後に、HTBエナジーの評判について大事な点をおさらいしましょう。

  • HTBエナジーの評判はネガティブな口コミが多く、特に「料金が高い」という意見が多い
  • 実際に料金シミュレーションをすると、ほぼ全てのケースで大手電力会社より高い
  • HTBエナジーのメリットはオール電化プランがある点、駆けつけサービスが利用できる点など
  • HTBエナジーのデメリットは解約金が発生する点、燃料費等調整額が高い点など
  • 電気代を安くしたい場合は、「Looopでんき」や「CDエナジー」に乗り換えるのがおすすめ

口コミでも料金の高さを指摘する声が目立つHTBエナジーですが、北海道や四国など、一部のエリアでは大手電力会社より安くなる場合もあります。

ライフラインのトラブルに対応してくれる駆けつけサービスが無料で付いてくるプランもあるので、万が一の事態に備えたい場合は契約するのもありです。

ただし大手電力会社より安い新電力を探している人は、「Looopでんき」や「CDエナジーダイレクト」などに乗り換えるのがおすすめです。

「Looopでんき」は、工夫しだいで他社より大幅に電気代を抑えられます。

「CDエナジーダイレクト」や「TERASELでんき」では大量のポイントがもらえるので、電気代以外も節約できるのがメリットです。

新規契約キャンペーンを実施している会社もあるので、お得に契約できる機会を見逃さずに賢く乗り換えましょう。

最後までお読みいただき、ありがとうございました。