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「大手と比較して高い?」
「プランの特徴は?」
「電気代の計算方法は?」
いつでもやめれるでんきは、大手電力会社と比べて高いのか安いのか、気になりますよね。
家計ライトプランが、大手より安くおすすめです。
この記事は、いつでもやめれるでんきの料金プランの詳細を解説します。
大手電力会社との料金比較や、料金計算方法についても解説しているので、ぜひ参考にしてください。
\大手より安い/
いつでもやめれるでんきの家計ライトは大手より安い
いつでもやめれるでんきは、2017年8月に設立した「くこくエネルギー株式会社」運営の新電力で、沖縄や離島を除く全国で契約できます。
\大手より安い/
家計ライトプランは大手より安くおすすめ
料金項目 | 家計ライトプラン | 従量電灯B |
---|---|---|
基本料金 (30A) | ||
電力量料金 第1段階 (~120kWh/月) | ||
第2段階 (120~300kWh/月) | ||
第3段階 (300kWh~) |
いつでもやめれるでんきの「家計ライト」プランは、基本料金と電力量料金が大手電力会社より5%割引きされるプランです。
1ヶ月ごとに金額が変わる燃料費調整額と、1年間金額が変わらない再エネ賦課金は大手電力と同じ価格のため、トータルで計算すると大手より安くおすすめです。
家計メガプランは大手より高い
項目 | 家計メガプラン | 従量電灯B |
---|---|---|
基本料金 (30A) | ||
電力量料金 第1段階 (~120kWh/月) | ||
第2段階 (120~300kWh/月) | ||
第3段階 (300kWh~) | ||
400kWh〜 |
家計メガプランは基本料金0円で、1〜399kwhは27円・400kWh〜は26円と、3段階ではなく2段階制料金です。
基本料金や電力量料金は大手より安い半面、燃料費調整額の代わりの電源調達調整費が割高なため、トータルで計算すると大手より高くなります。
400kWh以上の電力量料金が安いため、電気をよく使うほどお得に見えますが、電源調達調整費が下がらない限り安くならないため注意しましょう。
大手といつでもやめれるでんきの電気代を比較
30A契約時 年額電気代 | 家計ライト | 家計メガ | 従量電灯B |
---|---|---|---|
200kWh/月 | |||
300kWh/月 | |||
400kWh/月 | |||
500kWh/月 | |||
600kWh/月 |
- 料金計算は、基本料金・電力量料金・燃料費調整額・再生可能エネルギー発電促進賦課金・電源調達調整費など、全ての項目を実際の電気料金計算と同じように使用し実態に近いリアルな数値で試算。
- 燃料費調整額は、2023年10月から2024年9月まで1年分の数値を使用。
- 燃料費調整額は、国による激変緩和措置を適用した割引は使用せず、シンプルなデータで試算。
東京電力を例に、大手電力会社といつでもやめれるでんきのプランを比較すると、いつでもライトプランが最も安くおすすめです。
いつでもやめれる電気のメガプランは、大手電力会社より高くなってしまうため、現状で選ぶ必要はありません。
電源調達調整費がもっと安くならないと、メガプランは選べないね。
いつでもやめれるでんきの料金計算の仕組み
いつでもやめれるでんきの料金計算は、大手電力会社と違う「電源調達調整費」「容量拠出金」などの項目が含まれています。
- 計算項目が大手と違う
- 電源調達調整費とは?
- 容量拠出金も追加される
各項目について詳しく解説します。
計算項目はプランによって大手と違う
電気代内訳 | 家計 ライト | 家計 メガ | 大手 電力会社 |
---|---|---|---|
基本料金 | |||
電力量料金 | |||
燃料費調整額 | – | ||
電源調達調整費 | – | – | |
再エネ賦課金 | |||
容量拠出金 |
いつでもやめれるでんきの家計ライトプランは、大手電力会社と同じ項目ですが、家計メガプランは燃料費調整額の代わりに電源調達調整費になっており内訳が違います。
容量拠出金は電気料金の一部に含む事業者がある一方、いつでもやめれるでんきは消費者負担のため、別途料金で請求されます。
容量拠出金は、将来の安定的に電力を供給するための貯金みたいなものだね。
小売電力会社が市場管理者に支払って、市場管理者は発電事業者に分配しているよ。
電源調達調整費とは?
いつでもやめれるでんきの電源調達調整費は、毎月発表される料金表に記載されており、メガプランにのみ適用される料金です。
調達調整費の算出式は、いちど見ただけで仕組みを理解するのはかなり難しく「当社実績による予測値」という不明瞭な点もありました。
▼調達調整費の算出式
- 調達単価が追加請求基準値を上回った場合
(調達単価 - 追加請求基準値)× 使用電力量 - 調達単価が還元基準値を下回った場合
(還元基準値 - 調達単価)× 使用電力量
項目名 | 項目の詳細 |
---|---|
調達単価 | JPEXの1日から 月末までのエリアプライス |
追加請求基準値 | いつでもやめれるでんきの 実績値による予測値 |
還元基準値 | いつでもやめれるでんきの 実績値による予測値 |
そこで、分かりにくいポイントを、いつでもやめれるでんきに問い合わせてみました。
燃調費は大手と同額ですか?
調達調整費で不明な点があり計算できないため、仕組みを教えてください。
料金詳細が不明な項目(当社実績による予測値)は現在使用していないとの連絡です。
家計ライトプランの燃料費調整額は大手と同額で、家計メガプランは公式ページに記載されている数値そのままで良いとのことでした。
直近の電源調達調整費は東京エリアで8.3円とかなり割高な一方、燃料費調整額は-3.83円で約12円の差があります。
200kWh/月使用なら、200kWh×12円で2,400円も料金差があるため、燃料費調整額を使用する家計ライトプランがおすすめです。
容量拠出金が追加される
いつでもやめれるでんき 契約アンペア数 | 容量拠出金 |
---|---|
30A | 426円/月 |
40A | 568円/月 |
50A | 710円/月 |
いつでもやめれるでんきの料金計算には、2024 年から容量拠出金が含まれます。
10アンペアで142円のため、30アンペアなら142×3で毎月426円が加算されます。
容量拠出金とは、日本全体で電力を安定供給する準備資金のようなものです。
小売電気事業者や送配電事業者から資金が集められ、発電事業者に支払われます。
これにより、発電所の新設や維持を促し、電気の供給が不足しないよう将来の安定供給を支えています。
いつでもやめれるでんきの注意点
いつでもやめれるでんきの注意点は2つです。
- 他の新電力もいつでもやめれる
- オール電化プランはない
それぞれの注意点を解説します。
他の新電力もいつでもやめれる
いつでもやめれるでんきは、途中解約で解約違約金は発生しませんが、他の新電力でも同様で途中解約に無料対応している事業者がほとんどです。
そのため「いつでもやめれる」という部分は、いつでもやめれるでんきだけの専売特許ではありません。
途中で解約違約金が発生する電力会社のプランは、電力以外のサービスと連携している場合が多いです。
解約違約金のある 電力プラン (解約違約金) | 電力以外のサービス内容 |
---|---|
のむシリカ電力 (3,300円) | 天然水がペットボトルで届く |
JO1でんき (330円) | アイドルグループJO1のグッズ送付など |
中部電力ミライズ (455円) | Amazon Prime 1年間無料 |
光回線などと違って、電力を途中解約しても違約金はかからないわ。
Amazon Prime付きだったり、他サービスと連携している場合のみ、解約違約金が必要ということね。
オール電化プランはない
いつでもやめれるでんきには、オール電化プランはありません。
一般のご家庭向けの従量電灯プランのみが契約対象となります。オール電化・低圧電力(動力)プランの設定はございません。また、現在のところ提供する予定はございません。
引用:よくある質問
オール電化プランは深夜料金が安く設定されているプランで、夜間の電気が安い時間帯に給湯器などのお湯を電気で沸かし、トータルで電気代を抑える仕組みです。
もともと、オール電化プランの人がいつでもやめれるでんきに契約してしまうと、深夜料金が設定されておらず割高になってしまうため注意しましょう。
いつでもやめれるでんきの料金でよくある質問
いつでもやめれるでんきの料金で、よくある質問にお答えします。
- いつでもやめれるでんきの料金は安い?
- 家計ライトプランは、大手電力より安くおすすめです。家計メガプランは電源調達調整費の影響で、大手より高くなるためおすすましません。
>> 大手より安い理由を見る
- いつでもやめれるでんきと東京電力はどっちが良い?
- いつでもやめれるでんきの家計ライトプランと、東京電力の従量電灯BやスタンダードSと比較すると、いつでもやめれるでんきが安いです。
>> 東京電力の料金比較を見る
- いつでもやめれるでんきの電源調達調整費とは?
- 家計メガプランの料金計算で使用する項目で、家計ライトプランの燃料費調整額と比べてかなり割高です。電気の卸取引所のJPEXの価格を反映しており、会社独自の計算方法で算出されます。
>> 電源調達調整費をくわしく見る
まとめ
いつでもやめれるでんきをおさらいしましょう。
- いつでもやめれるでんきの家計ライトプランは大手より安くおすすめ
- 家計メガプランは電源調達調整費の影響で大手より高くなる
いつでもやめれるでんきは、家計ライトプランと家計メガプランの2種類があり、家計ライトプランの方が大手より安くおすすめです。
家計ライトプランは、燃料費と再エネ賦課金が大手と同じ値段で、基本料金と電力量料金が大手より5%安いためトータルで安くなります。
いつでもやめれるでんきの家計ライトプランは大手より安く、家計メガプランは割高です。
家計メガプランは電源調達調整費が高いため、現状おすすめできないプランです。
本来は、電気使用量が多いほどお得になるプランのため、電源調達調整費の値段が安くなった後で検討しましょう。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。