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「東京ガスと東電どっちが安い?」
「電気代が上がった理由は?」
「東京ガスの電気は年間いくら?」
東京ガスの公式サイトで電気代をシミュレーションしても、計算結果は1ヶ月分だけのため、年額でどれぐらいになるのか気になりますよね。
東京ガスの電気は数年前は東電より高い時期がありましたが、現在は安いためおすすめです。
この記事では、東京ガスの電気料金について年額シミュレーションした結果を解説します。
東京ガスの電気が一時的に高くなった原因も解説しているので、ぜひ参考にしてください。
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東京ガスの電気は燃調費が下がり安くなった
燃料調整費 | 基本プラン | 従量電灯B |
---|---|---|
2024年 1月 | ||
2023年 12月 | ||
11月 | ||
10月 | ||
9月 | ||
8月 | ||
7月 | ||
平均 |
燃料調整費 (2023年1~10月) | 東京ガス 基本プラン | 東京電力 従量電灯B |
---|---|---|
2023年 10月 | ||
9月 | ||
8月 | ||
7月 | ||
6月 | ||
5月 | ||
4月 | ||
3月 | ||
2月 | ||
1月 | ||
2022年 12月 | ||
11月 |
- 該当年月の料金算定で実際に適用された燃料調整費・再エネ賦課金を用いています。
- 基本料金・電力量料金は2024年現在の価格を適用しています。
- 電気・ガス価格激変緩和対策事業や酷暑乗り切り緊急支援による値引きは含みません。
東京ガスの電気の基本プランは、2023年9月頃まで東電より高い状態でしたが、2024年現在は東電の従量電灯Bより安い状態に戻りました。
基本プランが高かった理由は、世界情勢の影響による燃料費の高騰が原因です。
東電の従量電灯Bは燃調費に上限がありますが、東京ガスの電気は自由料金のため上限がなく、割高になっていました。
近年の 燃料調整費 | 基本プラン | 従量電灯B |
---|---|---|
2024年 12月 | ||
11月 | ||
10月 |
今の燃調費は、東京ガスも東電も同じ金額だね!
燃調費高騰を解消するため、基準額と計算方法が見直された結果、東京ガスと東電の燃料調整費の差はなくなり同じ金額が続いています。
燃調費が上限に達しにくい仕組みのため、以前のように上限が料金に影響する可能性も低くなり、安心して東京ガスの電気を選べます。
東京ガスの 新電力 | 詳細情報 |
---|---|
提供エリア | 東京電力区域内 |
初期費用 | 0円 |
支払方法 | 口座振替 クレジットカード払い 払込書払い |
解約費用 | 0円 |
東京ガスは、ガス屋のイメージがありますが、自社で大規模発電所を持ち、電気の販売にも本格的に取り組んでいます。
新電力では全国No.1の販売量※1で、多くの人から選ばれています。
※資源エネルギー庁電力調査統計「電力需要実績」(2023年11月時点)におけるみなし小売電気事業者以外の事業者(新電力)での低圧電力の需要実績値
供給エリアは、茨城、栃木、群馬、埼玉、千葉、東京、神奈川、山梨、静岡(富士川以東)です。
電気代を節約したいなら、東京ガスの電気「基本プラン」にしておけば間違いないよ!
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東京ガスの電気「基本プラン」年額シミュレーション
年額合計 | 基本プラン | 従量電灯B |
---|---|---|
2024年度 | ||
2023年度 | ||
2022年度 |
料金項目 | 基本プラン | 従量電灯B |
---|---|---|
基本料金 (10Aごと) | ||
電力量料金 第1段階 (〜120kWh/月) | ||
第2段階 (120〜300kWh/月) | ||
第3段階 (300kWh/月〜) |
- 該当年月の料金算定で実際に適用された燃料調整費・再エネ賦課金を用いています。
- 基本料金・電力量料金は2024年現在の価格を適用しています。
- 電気・ガス価格激変緩和対策事業や酷暑乗り切り緊急支援による値引きは含みません。
東京ガスの電気の基本プランは、燃料費高騰の影響により2022年と2023年は東電の従量電灯Bより高い時期が続いていました。
年調費の計算方法など仕組み見直された結果、2023年10月以降は現在まで東電より東京ガスの電気が安くなっています。
基本プランの2024年度〜電気代年額
2024年度 40A契約で300kWh使用 | 基本プラン | 従量電灯B |
---|---|---|
お得度 | 東電より 年間2,097円安い | 東京ガスの電気 より高い |
電気代合計 | ||
電気代平均 (1ヶ月) |
300kWh (40Aで契約) | 東京ガスの電気 基本プラン | 東京電力 従量電灯B | 燃調費 両社共通 |
---|---|---|---|
2024年 12月 | -6.33円 | ||
11月 | -6.17円 | ||
10月 | -6.19円 | ||
9月 | -6.37円 | ||
8月 | -6.31円 | ||
7月 | -6.09円 | ||
6月 | -5.80円 | ||
5月 | -5.64円 | ||
4月 | -5.71円 | ||
合計 | ー | ||
平均 | ー |
▼東京ガスの電気「基本プラン」料金計算の一例
(300kWh・40A契約・2024年12月の燃料調整費-6.33円)
2023年2月以降実施している国の電気・ガス価格激変緩和対策事業や酷暑乗り切り緊急支援による値引きは含まない。
- ① 基本料金+(②電力量料金単価×使用量)±(③燃料費調整額×使用量)+(④再エネ賦課金× 使用量)=電気料金
- ①基本料金:295.24円×4=1,180.96円
- ②電力量料金:29.90×120(第1段階)35.41×180(第2段階)=9,961.8円
- ③燃料調整額:-6.33(燃調費)×300=–1,899円
- ④再エネ賦課金:3.49(再エネ賦課金)×300=1,047円
- ①から④の合計:1,180.96円+9,961.8円-1,899円+1,047円=10,290円
2024年度は東京ガスと東京電力で燃料調整費が同額のため、基本料金や電力量料金が東電よりも安い東京ガスの方が合計額もお得です。
基本プランの2023年度の電気代年額
2023年度 40A契約で300kWh使用 | 基本プラン | 従量電灯B |
---|---|---|
お得度 | 東電より高い | 東京ガスより 年間952円安い |
電気代合計 | ||
電気代平均 (1ヶ月) |
燃料調整費 | 東京ガスの電気 基本プラン | 基本プラン 燃料調整費 | 東京電力 従量電灯B | 従量電灯B 燃料調整費 |
---|---|---|---|---|
2023年 3月 | ||||
2月 | ||||
1月 | ||||
12月 | ||||
11月 | ||||
10月 | ||||
9月 | ||||
8月 | ||||
7月 | ||||
6月 | ||||
5月 | ||||
4月 | ||||
合計 | ー | ー | ||
平均 | ー | ー |
2023年に実施された、東京ガスと東京電力の料金変更ならびに燃料調整費の基準値の見直し以降、東京ガスの電気が安いです。
当時は燃料価格が従量電灯Bの燃料調整費の上限を超え、大手電力会社の損失が大きすぎたために、燃料調整費を電気料金で回収できる形に変更されました。
変更以前は、燃料調整費の不足分を自社で負担していた東京電力のほうが安く、2社の燃料調整費が同額に戻った10月からは東京ガスが安いです。
2社の燃料調整費は、以前に比べて上限に達しにくい算定式に変更されたため、再び燃料調整費の上限に達する可能性は低くなりました。
基本プランの2022年度の電気代年額
2022年度 40A契約で300kWh使用 | 基本プラン | 従量電灯B |
---|---|---|
お得度 | 東電より高い | 東京ガスより 年間9,060円安い |
電気代合計 | ||
電気代平均 (1ヶ月) |
300kWh (40Aで契約) | 東京ガスの電気 基本プラン | 基本プラン 燃料調整費 | 東京電力 従量電灯B | 従量電灯B 燃料調整費 |
---|---|---|---|---|
2022年 3月 | ||||
2月 | ||||
1月 | ||||
12月 | ||||
11月 | ||||
10月 | ||||
9月 | ||||
8月 | ||||
7月 | ||||
6月 | ||||
5月 | ||||
4月 | ||||
合計 | ー | ー | ||
平均 | ー | ー |
2022年8月までは燃料調整費が同じため東京ガスが安かったのですが、9月以降東京電力の燃料調整費は上限に達し、東京ガスの電気が高くなりました。
特に燃料調整費がピークとなった2023年2月は、2社の燃料調整費に7.91円/kWhも差ができていました。
電気代の安さは、基本料金や電力量料金で決まるのが電力業界の常識でした。
しかし、2022年の燃料費高騰は業界的にも想定外な出来事だったと言えます。
さすてな電気の料金の年額合計シミュレーション
年額合計 | さすてな電気 基本プラン | 東京電力 従量電灯B |
---|---|---|
2024年度 | ||
2023年度 | ||
2022年度 |
料金項目 (A契約タイプ) | 東京ガスの電気 さすてな電気 | 東京電力 従量電灯B |
---|---|---|
基本料金 (10A毎) | ||
電力量料金 第1段階 (〜120kWh/月) | ||
第2段階 (120〜300kWh/月) | ||
第3段階 (300kWh/月〜) |
- 該当年月の料金算定で実際に適用された燃料調整費・再エネ賦課金を用いています。
- 基本料金・電力量料金は2024年現在の価格を適用しています。
- 電気・ガス価格激変緩和対策事業や酷暑乗り切り緊急支援による値引きは含みません。
東京ガスの「さすてな電気」は、太陽光や風力発電による再エネ系の電気です。
再エネ系の電気は「非化石証書」という証明書発行が必要なため、通常は標準的なプランよりも割高になります。
一方、東京ガスのさすてな電気は、東京電力の従量電灯Bとほとんど変わらない金額のため、再エネ系電力の中では契約しやすくお得なプランです。
燃料費高騰などの要因がなければ、さすてな電気の料金は東電とほぼ同額だよ。
さすてな電気は、地方自治体の補助金や助成金の対象となるケースがあります。
補助金を電気代に補填すると、通常より大幅に値下げできるため、EV車両や太陽光発電を所持している場合におすすめです。
さすてな電気2024年〜の電気代年額
2024年度 40A契約で300kWh使用 | さすてな電気 基本プラン | 東京電力 従量電灯B |
---|---|---|
お得度 | 東電より 年間63円安い | 東京ガスの電気 より高い |
電気代合計 | ||
電気代平均 (1ヶ月) |
300kWh (40Aで契約) | 東京ガスの電気 さすてな電気 | 東京電力 従量電灯B | 燃調費 両社共通 |
---|---|---|---|
2024年 12月 | -6.33円 | ||
11月 | -6.17円 | ||
10月 | -6.19円 | ||
9月 | -6.37円 | ||
8月 | -6.31円 | ||
7月 | -6.09円 | ||
6月 | -5.80円 | ||
5月 | -5.64円 | ||
4月 | -5.71円 | ||
合計 | ー | ||
平均 | ー |
さすてな電気の基本料金や電力量料金を東電と比べると、総合的には「さすてな電気」が安いです。
ただし、ほとんど金額差はないため、2024年の試算でも東京ガスの電気が63円安くなるだけでした。
電気料金の安さだけ求めるなら、さすてな電気より基本プランを選ぶ方が良いね。
さすてな電気2023年度の電気代年額
2023年度 40A契約で300kWh使用 | さすてな電気 基本プラン | 東京電力 従量電灯B |
---|---|---|
お得度 | 東電より高い | 東京ガスより 年間14,139円安い |
電気代合計 | ||
電気代平均 (1ヶ月) |
300kWh (40Aで契約) | 東京ガスの電気 さすてな電気 | 基本プラン 燃料調整費 | 東京電力 従量電灯B | 従量電灯B 燃料調整費 |
---|---|---|---|---|
2023年 3月 | ||||
2月 | ||||
1月 | ||||
12月 | ||||
11月 | ||||
10月 | ||||
9月 | ||||
8月 | ||||
7月 | ||||
6月 | ||||
5月 | ||||
4月 | ||||
合計 | ー | ー | ||
平均 | ー | ー |
2023年に東京ガスと東京電力の料金や燃料調整費の基準値が見直されて以降、さすてな電気が安いです。
さすてな電気2022年度の電気代年額
2022年度 40A契約で300kWh使用 | さすてな電気 基本プラン | 東京電力 従量電灯B |
---|---|---|
お得度 | 東電より高い | 東京ガスより 年間11,322円安い |
電気代合計 | ||
電気代平均 (1ヶ月) |
300kWh (40Aで契約) | 東京ガスの電気 さすてな電気 | 基本プラン 燃料調整費 | 東京電力 従量電灯B | 従量電灯B 燃料調整費 |
---|---|---|---|---|
2022年 3月 | ||||
2月 | ||||
1月 | ||||
12月 | ||||
11月 | ||||
10月 | ||||
9月 | ||||
8月 | ||||
7月 | ||||
6月 | ||||
5月 | ||||
4月 | ||||
合計 | ー | ー | ||
平均 | ー | ー |
2022年度は、燃料調整費の上限を上回った9月以降、さすてな電気が高い状態でした。
オール電化「時間帯別プラン」のシミュレーション
6kVA契約で 600kWh使用 | 時間帯別プラン | スマートライフL |
---|---|---|
2024年 電気代平均 | ||
2023年 電気代平均 |
料金内訳 | 時間帯別プラン | スマートライフL |
---|---|---|
基本料金 (10Aあたり) | ||
電力量料金 午前1~6時 (深夜帯) | ||
電力量料金 午前1~6時以外 (主に日中) |
- 電力使用量の割合は、6~25時が57%、1~6時が43%として試算しています。
- 2024年の料金算定で実際に適用された燃料費調整額で試算しています。
- 再エネ賦課金は、2024年4月のみ1.40円、2024年5~12月に3.49円を適用しています。
- 電気・ガス価格激変緩和対策事業や酷暑乗り切り緊急支援による値引きは含みません。
東京ガスのオール電化プラン「時間帯別プラン」と、東電の類似プラン「スマートライフL」を比べると、どの年も東京ガスの電気がお得です。
両社とも燃調費の上限がないため、燃料高騰の時期は、東京電力のスマートライフLも上限突破している状態が続いていました。
東京ガスと東電のオール電化プランは、調達コストで差がつかないわ。
シンプルに…基本料金と電力量料金が安い東京ガスの電気がお得というわけね。
東京ガスの電気シミュレーションでよくある質問
東京ガスの電気シミュレーションで、よくある質問にお答えします。
- 東京ガスの電気と東電で安いのは?
- 現在は東電の従量電灯Bより東京ガスの電気の基本プランが安いです。東京ガスの電気が高かった時期は、燃料費高騰が原因でしたが、2023年に燃料調整費の仕組みの見直し実施され、東京ガスが安い状況に戻っています。
>> 東京ガスが高かった理由を見る
- 東京ガスの電気「基本プラン」電気代平均は?
- 2024年に東京ガスの基本プランで標準的な電気の使い方(30A・毎月260kWh)をした場合、電気代は約8,700円/月です。
>> 基本プランの年額を見る
- さすてな電気は値上がりした?
- さすてな電気は基本料金と電力量料金が上がりましたが、同時に燃料調整費の算定方法と上限額も変更されたため、トータルすると従来とほぼ変わらず同額です。
>> さすてな電気の年額を見る
まとめ
最後に東京ガスの電気料金シミュレーションをおさらいしましょう。
- 東京ガスの基本プランは東電より安い
- 燃調費原因の金額差は起きにくくなった
- さすてな電気は東電とほぼ同額
- オール電化プランは東京ガスが安い
東京ガスの電気の基本プランは、東京電力の従量電灯Bより安い設計ですが、燃料調整費が高騰した影響で一時的に高くなる時期もありました。
2023年に東京ガス・東京電力ともに料金や燃料調整費を見直し、その後東京ガスが安い状態に戻ったため、東京ガスの電気を安心して使える状況です。
東京ガスの基本プランは、従量電灯Bより安くなるよう設計されています。
燃料調整費は以前より上限に達しにくいため、東京ガスの基本プランがおすすめです。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。