【2024年10月】新電力会社おすすめ比較!電気代が安い乗り換え先は?

「電気代の安い電力会社は?」
「おすすめの電力会社は?」
「電力会社の乗り換え方は?」

電気料金の値上げが続く昨今、家計のことを考えると、少しでも電気料金を節約したいですよね。

しかし電力会社は数も多いうえに料金プランも複雑なので、どの電力会社を選べばよいか分からないと困っている人も多いでしょう。

電力会社を乗り換えるなら、料金の安い電力会社を選びましょう。

どの電力会社を選んでも電気の品質は同じなので、選ぶなら料金の安さを追求するのが正解です。

ただし料金の安さは電力の使用量によっても変わるので、毎月の実績をもとに試算してみることが大切です。

本記事では、主要な電力会社を比較検討して分かった「本当に電気料金の安い電力会社」を紹介します。

「毎月の使用電力量がいくらか分からない」という人のために、世帯人数ごとに想定される電気料金を試算して紹介するので、ぜひそちらも参考にしてください。

目次

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新電力のおすすめ乗り換え先を比較

新電力のおすすめ乗り換え先を比較

新電力会社のおすすめの乗り換え先は17社です。

どの電力会社も、燃料費調整単価が同水準であれば、旧一般電気事業者よりも基本的に割安です。

旧一般電気事業者とは

旧一般電気事業者とは、電力の小売全面自由化以前に各地域で電力事業をしていた電力会社10社のことです。

関東であれば東京電力、関西エリアでは関西電力などが挙げられます。

ただしそれぞれサービスの個性が違うので、強みをしっかりと理解したうえで乗り換え先の会社を決めましょう。

Looopでんき

Looopでんき
  Looopでんき 
供給エリア離島を除く全国エリア
料金プラン市場連動型「スマートタイムONE」
電気ガス
セット割
電気料金単価が1円/kWhの割引
追加特典なし
初期費用なし
解約金なし
契約期間1年
支払方法クレジットカード
デビットカード
プリペイドカード
ポイント還元なし
運営会社株式会社Looop

Looopでんきの「スマートタイムONE」は市場連動型のプランで、電力の市場価格に連動して30分ごとに電力量料金単価が変動するのが特徴です。

電力の需要が低くなる昼間に単価が下がる傾向があるため、日中の在宅時間が長い人におすすめです。

単価の低い時間帯を狙って家電を使うことで、無理なく電気を節約できるわ。

またLooopでんきは料金に基本料金や燃料費調整額が含まれません。

実際に使った電力量分しか電気料金として請求されないため、電気の使用量の少ない一人暮らしの人にも向いています。

\ピークシフトで電気代を抑えられる/

CDエナジーダイレクト

CDエナジーダイレクト
CDエナジーダイレクト
供給エリア東京電力エリア
電気料金1人暮らし向け「シングルでんき」
2~3人暮らし向け「ベーシックでんき」
4人暮らし以上向け「ファミリーでんき」
オール電化住宅向け「スマートでんき」
ポイント還元率の高い「ポイントでんき」
電気ガス
セット割
電気・ガス料金からそれぞれ0.5%割引
追加特典家族ポイント割
祝割
解約金の有無一部のプランは解約金あり
契約期間1年
支払い方法クレジットカード
口座振替
ポイント還元カテエネポイントを還元
運営会社株式会社CDエナジーダイレクト

CDエナジーダイレクトは東京電力エリア限定で提供されている新電力サービスです。

電力量料金単価が旧一般電気事業者よりも安く設定されており、また使用する電力量に応じたプランが用意されているので、電気料金の節約にも無理なく取り組めます。

公式サイトでは「月間133kWh以下ならシングルでんきがおすすめ」「月間133~400kWhならベーシックでんきがおすすめ」など、分かりやすく案内されているので、プラン選びに迷う要素がほとんどないのもポイントね。

また電気料金の支払いに使えるカテエネポイントが貯まるほか、結婚式や出産などの人生の節目に最大3,000ポイントが贈られる「祝割」など、豊富な特典も魅力です。

CDエナジーダイレクトは「大阪ガス」と「中部電力ミライズ」が共同出資した合弁会社なので、運営会社の信頼性や安定性を重視する人にもおすすめです。

\電気料金が最安クラスで安い/

TERASELでんき

TERASELでんき
  TERASELでんき
供給エリア沖縄電力と離島を除く全国エリア
(北海道、東北、東京、
中部、北陸、関西、
中国、四国、九州電力エリア)
料金プラン・使用電力量が多い人向け「超TERASELプラン」
・使用電力量が少ない人向け「TERASELプラン」
・市場連動型「TERASELマーケットプラン」
電気ガス
セット割
なし
初期費用なし
解約金0円
※供給設備の新設・増設から
1年未満の解約は、
工事費等の請求が発生する場合あり
契約期間1年
(自動更新)
支払い方法口座振替
クレジットカード払い
ポイント還元月々の支払額に応じて楽天ポイントを付与
以下の税込み合計額200円につき1ポイント
・基本料金または最低料金
・従量料金
・燃料費調整額
運営会社株式会社エネクスライフサービス
(伊藤忠エネクスグループ)

TERASELでんきは伊藤忠エネクスグループの傘下企業、株式会社エネクスライフサービスの運営する新電力サービスです。

伊藤忠グループの新電力サービスということで、サービスの信頼性や安定性を重視したい人にはおすすめの新電力の1つです。

TERASELでんきの代表的なプランは、段階制料金プランの「TERASELプラン」と「超TERASELプラン」です。

どちらも旧一般電気事業者と比べて基本料金と従量料金が割安なので、燃料費調整額の高騰がない限りは、エリアを問わず業界最安クラスの電気料金を期待できます。

使用電力量が低めな家庭は「TERASELプラン」が、多めな家庭は「超TERASELプラン」がおすすめよ。

また楽天ポイントの還元もあるので、楽天経済圏に取り組んでいる人にもおすすめできる新電力です。

\料金の安い段階制料金プラン/

オクトパスエナジー

オクトパスエナジー
 オクトパスエナジー
提供エリア沖縄電力エリアと離島を除く全国エリア
(北海道、東北、東京、
中部、北陸、関西、
中国、四国、九州電力エリア)
電気料金・環境にやさしい「グリーンオクトパス」
・固定単価制の「シンプルオクトパス」
・朝や夜間に安くなる「ソーラーオクトパス」
・深夜に安くなる「EVオクトパス」
・段階制料金プランの「スタンダードオクトパス」
など
電気ガス
セット割
なし
追加特典友達からの紹介で5,000円割引
初期費用0円
解約金0円
契約期間なし
支払い方法口座振替
クレジットカード払い
コンビニ払い
ポイント還元なし
運営会社TGオクトパスエナジー株式会社

オクトパスエナジーを運営する「TGオクトパスエナジー株式会社」は、東京ガスと英オクトパスエナジー社の出資により設立された合弁会社です。

オクトパスエナジー社は世界9か国で電力小売事業を展開しており、環境配慮型の電気を得意としています。

代表的なプランである「グリーンオクトパス」は、実質再生可能エネルギー100%の電気料金プランですが、環境に配慮した電力を使用しているにもかかわらず、電力量料金単価が非常に安いのが特徴です。

提供エリアによっては、使用電力量に関係なく業界最安クラスよ。

一般的に、環境配慮型のプランは単価が割高になりがちですが、オクトパスエナジーの場合は料金の安さもしっかり得られるので「安さだけでは満足できない」「環境にも貢献したい」という人にはかなりおすすめです。

またオクトパスエナジーはプランのバリエーションも多く、段階制料金プラン以外に固定単価制のプランや市場連動型プランも取り揃えています。

将来的にさまざまなタイプのプランを試してみたい人にもおすすめです。

\環境に配慮した電気が安い/

ミツウロコでんき

ミツウロコでんき
 ミツウロコでんき
提供エリア沖縄電力エリアと離島を除く全国エリア
(北海道、東北、東京、
中部、北陸、関西、
中国、四国、九州電力エリア)
電気料金・3段階制プランの「従量電灯B」
・単身者にお得な「シングル応援プラン」
・夜間の5時間の単価が安い「とくとくナイト」
・夜間の8時間の単価が安い「とくとくナイト8」
・夜間の12時間の単価が安い「とくとくナイト12」
など
電気ガス
セット割
なし
追加特典電気トラブルの通常作業費0円
初期費用0円
解約金0円
契約期間なし
支払い方法口座振替
クレジットカード払い
ポイント還元・2年間で最大5,000Pontaポイント
プレゼント
運営会社ミツウロコヴェッセル

ミツウロコでんきは3段階制の料金プランのほか、時間帯別の低単価プランを複数提供しているのが特徴です。

基本のプランの「従量電灯」プランは標準的な3段階制プランですが、単価設定がやや独特で、使用電力量が多いと割安に、反対に少ないと割高になるよう設定されています。

世帯人数の多いファミリーなど、電気をよく使う家庭におすすめです。

単身者の場合は、「シングル応援プラン」がおすすめね。

1段階目が旧一般電気事業者と同額で、2段階目以降が安くなるので、手堅く電気料金を抑えられるわ。

また「とくとくナイトプラン」は、夜間の5時間、8時間、12時間の単価が割安になるやや変則的なプランです。

共働きの家庭や以外にも、日中は自宅に不在がちな単身者におすすめです。

\夜間割引プランも豊富/

アルカナエナジー

アルカナエナジー
 アルカナエナジー
提供エリア沖縄電力エリアと離島を除く全国エリア
(北海道、東北、東京、
中部、北陸、関西、
中国、四国、九州電力エリア)
電気料金固定単価制の「おうちでんき」
電気ガス
セット割
なし
追加特典なし
初期費用0円
解約金22,000円
(1年以内の解約の場合)
契約期間1年間
(自動更新)
支払い方法口座振替
クレジットカード払い
コンビニ払い
ポイント還元なし
運営会社アルカナエナジー株式会社

アルカナエナジーは「基本料金ゼロ円」で「固定単価制」の新電力サービスです。

新電力サービスの料金プランで最も標準的なのは、旧一般電気事業者の従量電灯プランと同様の3段階制の料金プランですが、アルカナエナジーは電力量料金単価を一律で固定しており、基本料金もありません。

非常にシンプルで分かりやすい料金体系なので、分かりやすさを優先したい人にはおすすめです。

また一見、使用電力量が少ない場合は単価が割高になるように見えますが、基本料金がないため、実際に試算するとほとんどのケースで旧一般電気事業者よりも割安になります。

また1年以内に解約すると解約違約金が22,000円もかかるわ。

解約違約金のない新電力が主流の今、ややデメリットに感じる部分ね。

\基本料金がゼロ円で安い/

Japan電力

Japan電力
 Japan電力
提供エリア沖縄電力エリアと離島を除く全国エリア
(北海道、東北、東京、
中部、北陸、関西、
中国、四国、九州電力エリア)
電気料金基本料金0円「くらしプランS」
電気ガス
セット割
なし
追加特典なし
初期費用0円
解約金3,000円
(1年以内の解約)
契約期間1年間
(自動更新)
支払い方法口座振替
クレジットカード払い
ポイント還元なし
運営会社Japan電力株式会社

Japan電力は新電力では珍しい、2段階制料金プランの電力サービスです。

基本料金がゼロ円なのに加え、電力量料金単価が1~400kWh、401kWh以上の2段階しかなく、しかも第2段階の方が電力量料金単価が安いという変則的な料金構成です。

一般的には、段階制料金プランは3段階で、段階が上がるごとに単価は上がっていくわ。

これは節電を促すためにあえてそのように設定されているの。

使用する電力量が多いほど割安になるため、月々の電気の使用量が多い場合は、ぜひ一度Japan電力の「くらしプランS」で試算してみましょう。

\電気を使うほど単価が安い/

シン・エナジー

シン・エナジー
 シン・エナジー
提供エリア沖縄電力エリアと離島を除く全国エリア
(北海道、東北、東京、
中部、北陸、関西、
中国、四国、九州電力エリア)
電気料金・一般家庭向け「きほんプラン」
・夜に安い「【夜】生活フィットプラン」
・昼に安い「【昼】生活フィットプラン」
・使用電力量の多い人向け「Cプラン」
など
電気ガス
セット割
なし
追加特典なし
初期費用0円
解約金0円
契約期間なし
支払い方法口座振替
クレジットカード払い
ポイント還元JALマイル
運営会社シン・エナジー株式会社

シン・エナジーは旧一般電気事業者の従量電灯プランに相当する「きほんプラン」のほか、夜に安い「【夜】生活フィットプラン」や、昼に安い「【昼】生活フィットプラン」を提供しています。

「【夜】生活フィットプラン」と「【昼】生活フィットプラン」はそれぞれ特定の時間帯の電力量料金単価が割安になるのに加え、使用電力量に関わらず単価が一定なのが特徴です。

ライフスタイルにあわせて電気料金をシンプルに節約したい人にはおすすめです。

また「きほんプラン」も電力量料金単価の額が旧一般電気事業者よりも割安なので、燃料費調整単価が同水準であれば、旧一般電気事業者よりも電気料金が安くなります。

\電気料金が最安クラスに安い/

東京ガスの電気

東京ガスの電気
 東京ガスの電気 
供給エリア東京電力エリア
(茨城、栃木、群馬、
埼玉、千葉、東京、神奈川、
山梨、静岡(富士川以東))
電気料金・段階制料金プランの「基本プラン」
・CO2排出量が実質ゼロの「さすてな電気」
・オール電化向けの「時間帯別プラン」
電気ガス
セット割引
以下の合計額(税込)の0.5%引
・電気の基本料金
・電力量料金
追加得点新規申し込み割で基本料金無料
初期費用なし
解約金なし
契約年数なし
支払い方法口座振替
クレジットカード払い
払込書払い
エポス請求書払い
d払い
ファミペイ
auPAY
楽天銀行
PayPay
LINEPay
PayB
ポイント還元パッチョポイント
運営会社東京ガス株式会社

東京ガスの電気は、都市ガス大手3社の1つである、東京ガス株式会社の提供する新電力サービスです。

電気単体で見ても非常に割安なのに加え、東京ガスとのセット割を提供しているのがポイントで、東京ガスとセットで契約することで、電気の基本料金と電力量料金が0.5%割引されます。

提供エリアは東京電力エリアに限られますが、CO2排出量が実質ゼロのプランやオール電化向けプランなど、プランの選択肢が豊富なのに加え、新規申し込みで基本料金が1ヶ月無料になるなど、特典も充実しています。

電気料金の一部が無料になるのは、他の新電力会社を見ても珍しいわね。

また東京ガスの電気は、運営会社が日本を代表する大手インフラ会社ということもあり、電力会社の信頼性や安定性を重視する人にも最優先でおすすめできるサービスです。

盤石な電気会社と契約したうえで電気代の安さを求めたい人は、ぜひ東京ガスの電気をチェックしてみましょう。

\新電力販売量1位/

小田急でんき

小田急でんき
 小田急でんき
提供エリア東京電力エリア
電気料金電力使用量が少ない世帯向け「S(スモール)プラン」
ファミリー世帯向け「M(ミディアム)プラン」
実質的にCO2フリーの電気が使える「グリーンプラン」
電気ガス
セット割
なし
追加特典電気料金から
毎月50~100円を割引
初期費用0円
解約金0円
契約期間1年間
(自動更新)
支払い方法口座振替
クレジットカード払い
ポイント還元小田急ポイント
販売会社
運営会社
販売会社:小田急電鉄株式会社
運営会社:株式会社イーネットワークシステムズ

小田急でんきは、小田急電鉄とイーネットワークシステムズによって提供されている新電力サービスです。

料金プランはいずれもオーソドックスな3段階制料金プランで、基本料金や電力量料金単価は東京電力よりも基本的に安く設定されているので、燃料費調整額が同等であれば、東京電力よりも電気料金が安くなることを期待できます。

プランによっては一部の段階の単価が東京電力よりも高い場合もあるけど、全体で見れば東京電力よりも単価設定はおトクよ。

また小田急のクレジットカードである「OPクレジット」で電気料金を払うと、小田急ポイントが還元されるのも小田急でんきならではです。

\小田急ONE連携でお得がいっぱい/

eo電気

eo電気
  eo電気
供給エリア関西電力エリア
料金プラン・使用電力量が少ない人向け「スタンダードプラン」
・使用電力量が多い人向け「シンプルプラン」
電気ガス
セット割
ガス代金が約10%割引
初期費用なし
解約金3,300円
契約期間1年
支払い方法口座振替
クレジットカード払い
ゆうちょ銀行自動払込み
ポイント還元なし
運営会社株式会社オプテージ

eo電気は株式会社オプテージの運営する新電力サービスです。

オプテージは関西エリアで光回線サービス「eo光」を展開しており、eo電気も単独プランのほかにeo光とのセットプランが提供されています。

eo電気単体でも関西電力エリアで最安クラスですが、eo光とのセット契約でさらにお得になるほか、eoブランドでは光テレビなど他のサービスも提供されており、それぞれ組み合わせることで割引などが生じます。

今後関西圏での生活が長期でほぼ確定している人は、最優先で検討してみましょう。

オプテージは関西電力の関連企業なので、会社の信頼性や安定性に重きを置く人にもおすすめできるサービスね。

\関西電力エリアでは最安クラス/

idemitsuでんき

idemitsuでんき
 idemitsuでんき
提供エリア沖縄電力エリアと離島を除く全国エリア
(北海道、東北、東京、
中部、北陸、関西、
中国、四国、九州電力エリア)
電気料金・くらしのための「Sプラン」
・深夜におトクな「オール電化プラン」
・しごとのための「低圧電力プラン」
電気ガス
セット割
なし
追加特典車のガソリン代や電気代が
年間最大2,400円割引される
初期費用0円
解約金0円
※供給設備の新設・増設から
1年未満の解約は、
工事費等の請求が発生する場合あり
契約期間1年間
(自動更新)
支払い方法口座振替
クレジットカード払い
ポイント還元・楽天ポイント
・Ponta
・dポイント
(継続利用や節電ポイントで付与)
運営会社出光興産株式会社

idemitsuでんきは、出光興産株式会社が提供する新電力サービスです。

一般家庭向けでは、段階制料金プランの「Sプラン」と、オール電化住宅向けの「オール電化プラン」の2つが代表的で、特にSプランは東京電力の従量電灯Bプランよりもかなり割安です。

また、idemitsuでんきは、自動車のガソリン代やEV車の電気代の割引も行っており、ガソリンや軽油の場合、最大で1リットルあたり10円が割引されます。

そのほかにも、クレジットカードやアプリの使用による給油値引があるほか、ポイントサービスなどとの併用も可能であるなど、自家用車を多く利用する家庭向きの新電力会社です。

ただしガソリンやEV車の割引はそれほど大きい金額ではないわ。

本当に節約したいなら、他社も検討しつつ、電気料金自体の割引を追求した方がいいわね。

\ガソリン代割引やEV車割引もある/

ENEOSでんき

ENEOSでんき
 ENEOSでんき
提供エリア沖縄電力エリアと離島を除く全国エリア
(北海道、東北、東京、
中部、北陸、関西、
中国、四国、九州電力エリア)
電気料金一般家庭向け「Vプラン/Aプラン/Bプラン」
電気ガス
セット割
なし
追加特典ENEOSカード割引
初期費用0円
解約金0円
(にねんとく2割り契約中の場合は、
更新月以外の解約で1,100円)
契約期間1年間
(自動更新)
支払い方法口座振替
クレジットカード払い
ポイント還元Tポイント
特別提携カード
運営会社ENEOS Power株式会社

ENEOSでんきは、ENEOS Power株式会社の提供する新電力サービスです。

沖縄エリアを除くエリアで提供されており、一般家庭向けプランは旧一般電気事業者の従量電灯プランと同様の3段階制料金プランです。

ENEOS系のサービスらしく、ENEOSカードを電気料金の支払いに使用することで、ガソリンや灯油代、軽油代がさらに割引されるなどの特典が用意されています。

電力量料金単価も旧一般電気事業者より割安に設定されており、にねんとく2割りによる追加割引も可能なので、自家用車の利用が多い人はぜひ検討してみましょう。

ENEOSでんきはポイント還元の種類も豊富よ。

提携カードも多いのでぜひチェックしてみてね。

\電気の使用量が多いほどおトク/

コスモでんき

コスモでんき
 コスモでんき
提供エリア沖縄電力エリアと離島を除く全国エリア
(北海道、東北、東京、
中部、北陸、関西、
中国、四国、九州電力エリア)
電気料金使った分だけ現金割引「スタンダード」
使った分だけdポイントが貯まる「ポイントプラス」
動画や雑誌が見放題「セレクト」
エコな電気が使える「グリーン」
電気ガス
セット割
なし
追加特典なし
初期費用0円
解約金0円
(一部コースは2,000円)
契約期間1年間
(自動更新)
支払い方法口座振替
クレジットカード払い
ポイント還元dポイント
運営会社コスモ石油マーケティング株式会社

コスモでんきでは、一般家庭向けに特色のある4つのプランが用意されています。

「スタンダード」プランは、契約アンペア数と使用電力量に応じて電気料金が割引されるのが特徴で、他の新電力ではほとんど見ない珍しい料金体系です。

電力量料金単価自体も低めに設定されているので、燃料費調整単価が同水準の場合は旧一般電気事業者よりも割安になることが期待できます。

またポイント還元に特化したプランや動画や雑誌が見放題なプランなど、プランの特徴が分かりやすいのもコスモでんきならではです。

ガソリンの割引がないのが意外ですが、少額ではあるもののEV車割引が用意されているので、自家用車がEV車ならお得に利用できます。

\電気の使用量が多いほどおトク/

J:COMでんき

J:COMでんき
 J:COMでんき
提供エリア北海道、東北、東京、
関西、中国、九州電力エリア
電気料金・一般家庭向け「従量電灯B」
・商店や家電を多く利用する家庭向け「従量電灯C」
・環境に貢献できる「グリーンメニュー」
電気ガス
セット割
なし
追加特典・J:COMモバイルとセットで、
月額料金から1,078円が6ヶ月割引
・J:COMモバイルの毎月のデータ量が増量
初期費用0円
解約金0円
契約期間なし
支払い方法口座振替
クレジットカード払い
ポイント還元なし
運営会社JCOM株式会社

J:COMでんきは、東京電力や関西電力などの旧一般電気事業者の従量電灯プランから最大3%を割引した料金体系になっているのが特徴です。

段階制料金プランの場合、サービスによっては特定の段階だけ旧一般電気事業者よりも割高になるケースもありますが、J:COMでんきの場合は電力量料金部分については必ず安くなるため、安心して利用できます。

ただし燃料費調整額は燃料の調達コストに応じて毎月変動するわ。

単価設定によっては旧一般電気事業者よりも割高になるケースもあるので注意してね。

またJ:COMはケーブルテレビのほか、ガスや光回線、光電話、光テレビなどのサービスも展開しています。

組み合わせて利用することでセット割引が可能になる場合もあるので、すでに生活インフラの大部分がJ:COMで揃っている人には特におすすめです。

\電気料金単価が大手電力の最大3%引き/

北ガスの電気

北ガスの電気
 北ガスの電気
提供エリア北海道電力エリア
電気料金北ガス使用世帯向け「従量電灯Bプラス」
道内都市ガス使用世帯向け「従量電灯Bメイト」
北ガスの電気のみを使用「従量電灯B」
電気ガス
セット割
付帯割引で最大約7%が割引
追加特典なし
初期費用0円
解約金0円
契約期間1年間
(自動更新)
支払い方法口座振替
クレジットカード払い
ポイント還元電気ポイント
セットポイント(電気・ガス)
運営会社北海道ガス株式会社

北ガスの電気は北海道ガス株式会社の提供する新電力サービスです。

料金の安さに加えてガスとのセット割引が魅力で、北ガスはもちろん、北ガス以外の道内の都市ガス会社を利用している場合でも、割引対象になります。

北ガスを使用している世帯向けプランの「従量電灯Bプラス」の場合、対象のガス機器に応じて最大7%の付帯割引がつくので、非常におトクです。

また北ガスの電気は北海道電力よりも3~4%安くなるよう料金設計がされています。

北海道電力からの乗り換えで手堅く料金を抑えたい人にもおすすめです。

北ガスの電気は北海道電力よりも安くなることをかなり強調しているわ。

北海道電力に加入していて電気代の高さに不満がある人は、乗り換えを検討してみるといいわね。

\北ガス契約者じゃなくてもおトク/

東邦ガスの電気

東邦ガスの電気
 東邦ガスの電気
提供エリア中部電力エリア
電気料金ガスとのセットなし「シンプルプラン」
ガスとのセットあり「ファミリープラン」
PayPayポイントが還元「ボーナスでんきプラン」
Amazonギフトカードが還元「ギフトでんきプラン」
dポイントが還元「ポイントでんきプラン」
電気ガス
セット割
ガス機器ごとに基本料金を最大10%割引
追加特典がすてきポイント
プレゼントキャンペーン
初期費用0円
解約金0円
契約期間1~2年間
(自動更新)
支払い方法口座振替
クレジットカード払い
払込票
ポイント還元がすてきポイント
PayPayポイント(プラン限定)
dポイント(プラン限定)
運営会社東邦ガス株式会社

東邦ガスの電気は、東邦ガス株式会社の提供する新電力サービスです。

東邦ガスは中部エリアで事業を展開するガス会社で、電気料金の安さに加えてガスとのセット割や豊富なポイント還元プランを取り揃えているのが特徴です。

特にガスとのセット割は割引率が非常に大きく、使用するガス機器によっては、電気の基本料金について最大10%の割引を受けられます。

ポイント還元系のプランでは、PayPayポイントとdポイントのほかにAmazonギフトカードによる還元も可能よ。

ガス機器とのセット割も含めて選択肢が多いので、ぜひチェックしてみてくださいね。

\東邦ガスの契約があればさらにおトクに/

新電力の電気料金を地域別で比較

新電力の電気料金を地域別で比較

同じ電力会社でも、エリアによって電気料金は異なります。

単価の設定によっては、ほとんどのエリアで旧一般電気事業者よりも安いのに、特定のエリアだけ高いということもあるので、必ず住んでいるエリアの単価をもとに、電気料金を確認するようにしましょう。

ここでは電気料金の安い新電力会社について、エリアごとに紹介します。

北海道電力エリアで安い新電力

電気会社おすすめの
電力会社①
おすすめの
電力会社②
旧一般電気事業者
(参考)
一人暮らしLooopでんき
(スマートタイムONE)
4,382円
シン・エナジー
(きほんプラン)
5,146円
北海道電力
(従量電灯B)
5,777円
二人暮らしLooopでんき
(スマートタイムONE)
8,410円
シン・エナジー
(きほんプラン)
9,300円
北海道電力
(従量電灯B)
10,667円
三人暮らしLooopでんき
(スマートタイムONE)
10,122円
シン・エナジー
(きほんプラン)
11,465円
北海道電力
(従量電灯B)
13.236円
四人暮らしLooopでんき
(スマートタイムONE)
11,398円
シン・エナジー
(きほんプラン)
13,210円
北海道電力
(従量電灯B)
15,322円

上記の表では、下記の条件をもとに電気料金を試算しています。

▼一人暮らし

  • 契約容量:30アンペア
  • 1ヶ月間の使用電力量:135kWh

▼二人暮らし

  • 契約容量:30アンペア
  • 1ヶ月間の使用電力量:259kWh

▼三人暮らし

  • 契約容量:40アンペア
  • 1ヶ月間の使用電力量:311kWh

▼四人暮らし

  • 契約容量:50アンペア
  • 1ヶ月間の使用電力量:350kWh

北海道電力エリアのおすすめは、Looopでんきとシン・エナジーです。

Looopでんきは市場連動型プランの「スマートタイムONE」一択の電力会社で、段階制料金プランなどはありません。

市場価格にあわせた単価の変動を生活に上手に組み込むことで、電気代を大きく節約できる可能性があります。

電力量料金単価は昼間に下がる傾向があるわ。

単価の下がったタイミングに集中的に家電を使うことで、電気代を節約できるわ。

段階制料金プランを選びたい人には、シン・エナジーがおすすめです。

北海道電力エリアでは最安クラスの新電力会社で、北海道電力と比べると2,000円近く電気代を節約できる見込みです。

東北電力エリアで安い新電力

電気会社おすすめの
電力会社①
おすすめの
電力会社②
旧一般電気事業者
(参考)
一人暮らしLooopでんき
(スマートタイムONE)
5,221円
TERASELでんき
(TERASEL東北B)
5,316円
東北電力
(従量電灯B)
5,777円
二人暮らしLooopでんき
(スマートタイムONE)
9,833円
TERASELでんき
(TERASEL東北B)
9,736円
東北電力
(従量電灯B)
10,019円
三人暮らしLooopでんき
(スマートタイムONE)
12,580円
TERASELでんき
(超TERASEL東北B)
12,963円
東北電力
(従量電灯B)
13,421円
四人暮らしLooopでんき
(スマートタイムONE)
13,175円
TERASELでんき
(超TERASEL東北B)
13,900円
東北電力
(従量電灯B)
14,414円

上記の表では、下記の条件をもとに電気料金を試算しています。

▼一人暮らし

  • 契約容量:30アンペア
  • 1ヶ月間の使用電力量:158kWh

▼二人暮らし

  • 契約容量:30アンペア
  • 1ヶ月間の使用電力量:297kWh

▼三人暮らし

  • 契約容量:40アンペア
  • 1ヶ月間の使用電力量:380kWh

▼四人暮らし

  • 契約容量:50アンペア
  • 1ヶ月間の使用電力量:397kWh

東北電力エリアでおすすめの新電力は、LooopでんきとTERASELでんきです。

TERASELでんきは使用する電力量に応じて、おトクなプランが分かれます。

使用する電力量がおよそ340kWh以下の場合は「TERASEL東北B」が、それ以上の場合は「超TERASEL東北B」が安くなります。

TERASELでんきに契約する前に、念のために一度試算してみてね。

Looopでんきは市場連動型のプランで、試算上は東北エリアで最安クラスです。

ただし電力市場の動向によっては割高になる可能性もあるため、契約前に直近の状況をしっかりとリサーチしておきましょう。

東京電力エリアで安い新電力

電気会社おすすめの
電力会社①
おすすめの
電力会社②
旧一般電気事業者
(参考)
一人暮らしLooopでんき
(スマートタイムONE)
5,209円
TERASELでんき
(TERASEL東京B)
5,375円
東京電力
(従量電灯B)
5,549円
二人暮らしLooopでんき
(スマートタイムONE)
9,231円
TERASELでんき
(超TERASEL東京B)
9,297円
東京電力
(従量電灯B)
9,646円
三人暮らしLooopでんき
(スマートタイムONE)
11,304円
TERASELでんき
(超TERASEL東京B)
11,653円
東京電力
(従量電灯B)
12,261円
四人暮らしLooopでんき
(スマートタイムONE)
12,356円
オクトパスエナジー
(シンプルオクトパス)
12,961円
東京電力
(従量電灯B)
13,779円

上記の表では、下記の条件をもとに電気料金を試算しています。

▼一人暮らし

  • 契約容量:30アンペア
  • 1ヶ月間の使用電力量:161kWh

▼二人暮らし

  • 契約容量:30アンペア
  • 1ヶ月間の使用電力量:259kWh

▼三人暮らし

  • 契約容量:40アンペア
  • 1ヶ月間の使用電力量:346kWh

▼四人暮らし

  • 契約容量:50アンペア
  • 1ヶ月間の使用電力量:378kWh

東京電力エリアのおすすめは、Looopでんき、TERASELでんき、オクトパスエナジーの3社です。

Looopでんきは市場連動型なので、市場価格に応じた単価の変動にあわせて電気を使いたい人にはおすすめです。

Looopでんきは試算上でも安いけど、単価が安くなったタイミングで電気を使うことで、さらに節約できるわ。

また段階制料金プランでは、TERASELでんきとオクトパスエナジーがおすすめです。

TERASELでんきは使用電力量に応じておトクなプランが変わるので、毎月の使用電力量をベースに試算してプランを選びましょう。

中部電力エリアで安い新電力

電気会社おすすめの
電力会社①
おすすめの
電力会社②
旧一般電気事業者
(参考)
一人暮らしLooopでんき
(スマートタイムONE)
5,150円
オクトパスエナジー
(グリーンオクトパス)
5,365円
中部電力
(従量電灯B)
5,499円
二人暮らしLooopでんき
(スマートタイムONE)
8,573円
オクトパスエナジー
(グリーンオクトパス)
8,581円
中部電力
(従量電灯B)
8,795円
三人暮らしLooopでんき
(スマートタイムONE)
10,725円
オクトパスエナジー
(グリーンオクトパス)
10,970円
中部電力
(従量電灯B)
11,297円
四人暮らしLooopでんき
(スマートタイムONE)
11,867円
オクトパスエナジー
(グリーンオクトパス)
12,408円
中部電力
(従量電灯B)
12,831円

上記の試算では、下記の条件をもとに電気料金を試算しています。

▼一人暮らし

  • 契約容量:30アンペア
  • 1ヶ月間の使用電力量:160kWh

▼二人暮らし

  • 契約容量:30アンペア
  • 1ヶ月間の使用電力量:264kWh

▼三人暮らし

  • 契約容量:40アンペア
  • 1ヶ月間の使用電力量:330kWh

▼四人暮らし

  • 契約容量:50アンペア
  • 1ヶ月間の使用電力量:365kWh

中部電力エリアでのおすすめの新電力会社は、Looopでんきとオクトパスエナジーです。

市場連動型のLooopでんきに対し、オクトパスエナジーの「グリーンオクトパス」は段階制料金プランと料金体系が対照的です。

単価の変動があった方がよい人はLooopでんきを、各段階で単価が固定していた方がよい人はオクトパスエナジーを選ぶとよいでしょう。

オクトパスエナジーの「グリーンオクトパス」は、CO2排出量実質ゼロを実現する、実質再生可能エネルギー100%の電気料金プランよ。

環境に配慮した電気を使いたい人にはおすすめだわ。

北陸電力エリアで安い新電力

電気会社おすすめの
電力会社①
おすすめの
電力会社②
旧一般電気事業者
(参考)
一人暮らしLooopでんき
(スマートタイムONE)
5,397円
オクトパスエナジー
(グリーンオクトパス)
5,633円
北陸電力
(従量電灯B)
6,122円
二人暮らしLooopでんき
(スマートタイムONE)
10,122円
オクトパスエナジー
(グリーンオクトパス)
10,127円
北陸電力
(従量電灯B)
11,133円
三人暮らしLooopでんき
(スマートタイムONE)
11,917円
オクトパスエナジー
(グリーンオクトパス)
12,159円
北陸電力
(従量電灯B)
13,409円
四人暮らしLooopでんき
(スマートタイムONE)
13,905円
オクトパスエナジー
(グリーンオクトパス)
14,427円
北陸電力
(従量電灯B)
15,953円

上記の試算では、下記の条件をもとに電気料金を試算しています。

▼一人暮らし

  • 契約容量:30アンペア
  • 1ヶ月間の使用電力量:179kWh

▼二人暮らし

  • 契約容量:30アンペア
  • 1ヶ月間の使用電力量:335kWh

▼三人暮らし

  • 契約容量:40アンペア
  • 1ヶ月間の使用電力量:394kWh

▼四人暮らし

  • 契約容量:50アンペア
  • 1ヶ月間の使用電力量:461kWh

北陸電力エリアのおすすめは、Looopでんきとオクトパスエナジーです。

Looopでんきのプラン「スマートタイムONE」は市場連動型で、電力市場の価格にあわせて30分ごとに電力量料金単価が変動するのが特徴です。

日中は特に単価が安くなりやすいので、昼間の在宅時間が長い世帯に特におすすめです。

電力量料金単価の安い時間帯にまとめて電気を使うとかなりの節約になるわ。

オクトパスエナジーの「グリーンオクトパス」は、非化石証書を組み合わせることでCO2排出量実質ゼロを実現する、実質再生可能エネルギー100%の電気料金プランです。

非化石証書とは

非化石証書とは、再生可能エネルギーなどの非化石電源から発電された電力の「CO2を排出しない」という環境価値部分のみを独立して取引できるよう証書化したものです。

非化石証書は「CO2を排出しない非化石電源から発電された電力」の価値部分とイコールなので、非化石証書を購入した場合は、その分の電力のCO2排出量はゼロとみなせます。

北陸電力エリアでの電気料金は最安クラスなので、料金を抑えつつ環境へ貢献したい人にはうってつけの新電力です。

関西電力エリアで安い新電力

電気会社おすすめの
電力会社①
おすすめの
電力会社②
旧一般電気事業者
(参考)
一人暮らしLooopでんき
(スマートタイムONE)
5,652円
eo電気
(スタンダードプラン)
5,195円
関西電力
(従量電灯A)
5,651円
二人暮らしLooopでんき
(スマートタイムONE)
9,918円
eo電気
(スタンダードプラン)
9,451円
関西電力
(従量電灯A)
10,243円
三人暮らしLooopでんき
(スマートタイムONE)
11,776円
eo電気
(スタンダードプラン)
11,465円
関西電力
(従量電灯A)
12,405円
四人暮らしLooopでんき
(スマートタイムONE)
12,689円
eo電気
(スタンダードプラン)
12,456円
関西電力
(従量電灯A)
13,469円

上記の試算では、下記の条件をもとに電気料金を試算しています。

▼一人暮らし

  • 契約容量:30アンペア
  • 1ヶ月間の使用電力量:194kWh

▼二人暮らし

  • 契約容量:30アンペア
  • 1ヶ月間の使用電力量:337kWh

▼三人暮らし

  • 契約容量:40アンペア
  • 1ヶ月間の使用電力量:400kWh

▼四人暮らし

  • 契約容量:50アンペア
  • 1ヶ月間の使用電力量:431kWh

関西電力エリアは、Looopでんきとeo電気がおすすめです。

特にeo電気は料金が安く、さらにeo系の他サービスと一緒に契約することで、さらに料金が割引されます。

他のエリアと比べてみてもかなり割安なので、関西電力エリアに住んでいるなら最優先で検討したい新電力サービスです。

通信サービスの「eo光」とセットで契約するとさらに安くなるわ。

また市場連動型のLooopでんきも割安です。

生活にピークシフトを上手に取り込むなど、電気代の節約に積極的に取り組みたい人に特におすすめです。

中国電力エリアで安い新電力

電気会社おすすめの
電力会社①
おすすめの
電力会社②
旧一般電気事業者
(参考)
一人暮らしLooopでんき
(スマートタイムONE)
5,222円
シン・エナジー
(きほんプラン)
5,148円
中国電力
(従量電灯A)
5,777円
二人暮らしLooopでんき
(スマートタイムONE)
9,314円
シン・エナジー
(きほんプラン)
9,422円
中国電力
(従量電灯A)
9,833円
三人暮らしLooopでんき
(スマートタイムONE)
12,120円
シン・エナジー
(きほんプラン)
12,662円
中国電力
(従量電灯A)
13,178円
四人暮らしLooopでんき
(スマートタイムONE)
12,449円
TERASELでんき
(超TERASEL中国A)
12,803円
中国電力
(従量電灯A)
13,509円

上記の試算では、下記の条件をもとに電気料金を試算しています。

▼一人暮らし

  • 契約容量:30アンペア
  • 1ヶ月間の使用電力量:169kWh

▼二人暮らし

  • 契約容量:30アンペア
  • 1ヶ月間の使用電力量:299kWh

▼三人暮らし

  • 契約容量:40アンペア
  • 1ヶ月間の使用電力量:390kWh

▼四人暮らし

  • 契約容量:50アンペア
  • 1ヶ月間の使用電力量:399kWh

中国電力エリアのおすすめは、Looopでんき、シン・エナジー、TERASELでんきの3社です。

段階制料金プランを選びたい場合は、シン・エナジーとTERASELでんきの2択ですが、使用電力量が少ない場合はシン・エナジーを、多い場合はTERASELでんきを選びましょう。

シン・エナジーは電力量料金単価が安く設定されているけど、電源調達調整単価が高く容量拠出金も加算されているの。

使用電力量が多くなるにつれ、電気料金の割安感がなくなってくるわ。

またLooopでんきの「スマートタイムONE」は市場連動型プランなので、電力市場に連動して30分ごとに単価が変動します。

日中に単価が下がることが多いので、家族の在宅時間が長い人にはおすすめです。

四国電力エリアで安い新電力

電気会社おすすめの
電力会社①
おすすめの
電力会社②
旧一般電気事業者
(参考)
一人暮らしLooopでんき
(スマートタイムONE)
5,360円
シン・エナジー
(きほんプラン)
5,241円
四国電力
(従量電灯A)
5,695円
二人暮らしLooopでんき
(スマートタイムONE)
9,200円
シン・エナジー
(きほんプラン)
9,263円
四国電力
(従量電灯A)
10,000円
三人暮らしLooopでんき
(スマートタイムONE)
11,664円
シン・エナジー
(きほんプラン)
11,950円
四国電力
(従量電灯A)
13,039円
四人暮らしLooopでんき
(スマートタイムONE)
13,639円
シン・エナジー
(きほんプラン)
14,128円
四国電力
(従量電灯A)
15,503円

上記の試算では、下記の条件をもとに電気料金を試算しています。

▼一人暮らし

  • 契約容量:30アンペア
  • 1ヶ月間の使用電力量:176kWh

▼二人暮らし

  • 契約容量:30アンペア
  • 1ヶ月間の使用電力量:299kWh

▼三人暮らし

  • 契約容量:40アンペア
  • 1ヶ月間の使用電力量:378kWh

▼四人暮らし

  • 契約容量:50アンペア
  • 1ヶ月間の使用電力量:442kWh

四国電力エリアのおすすめは、Looopでんきとシン・エナジーです。

市場連動型のLooopでんきに対して、シン・エナジーの「きほんプラン」は段階制料金プランなので、料金体系の好みに応じて契約先を判断するとよいでしょう。

使用電力量が比較的少ない場合はどちらも電気料金がさほど変わらないわ。

単価の変動があった方がよいかどうかで選ぶのがおすすめよ。

九州電力エリアで安い新電力

電気会社おすすめの
電力会社①
おすすめの
電力会社②
旧一般電気事業者
(参考)
一人暮らしLooopでんき
(スマートタイムONE)
4,685円
TERASELでんき
(TERASEL九州B)
4,710円
九州電力
(従量電灯B)
4,852円
二人暮らしLooopでんき
(スマートタイムONE)
8,583円
TERASELでんき
(TERASEL九州B)
8,356円
九州電力
(従量電灯B)
8,606円
三人暮らしLooopでんき
(スマートタイムONE)
10,312円
TERASELでんき
(TERASEL九州B)
10,367円
九州電力
(従量電灯B)
10,685円
四人暮らしLooopでんき
(スマートタイムONE)
11,553円
ミツウロコでんき
(従量電灯)
11,823円
九州電力
(従量電灯B)
12,294円

上記の試算では、下記の条件をもとに電気料金を試算しています。

▼一人暮らし

  • 契約容量:30アンペア
  • 1ヶ月間の使用電力量:156kWh

▼二人暮らし

  • 契約容量:30アンペア
  • 1ヶ月間の使用電力量:284kWh

▼三人暮らし

  • 契約容量:40アンペア
  • 1ヶ月間の使用電力量:340kWh

▼四人暮らし

  • 契約容量:50アンペア
  • 1ヶ月間の使用電力量:380kWh

九州電力エリアでおすすめの新電力は、Looopでんき、TERASELでんき、ミツウロコでんきの3社です。

Looopでんきは市場連動型なので、電力量料金単価の安い時間帯に電気を使うことで、効果的に節約できます。

段階制料金プランでは、TERASELでんきとミツウロコでんきがおすすめです。

使用電力量が比較的少ない場合はTERASELでんきが、使用量が多い場合はミツウロコでんきがおすすめです。

契約容量にもよるけど、月間の使用電力量がおよそ310kWh以上になると、ミツウロコでんきがおトクになるわ。

沖縄電力エリアで安い新電力

電気会社おすすめの
電力会社①
おすすめの
電力会社②
旧一般電気事業者
(参考)
一人暮らしLooopでんき
(スマートタイムONE)
5,841円
シン・エナジー
(きほんプラン)
6,718円
沖縄電力
(従量電灯)
6,185円
二人暮らしLooopでんき
(スマートタイムONE)
10,179円
シン・エナジー
(きほんプラン)
11,941円
沖縄電力
(従量電灯)
11,055円
三人暮らしLooopでんき
(スマートタイムONE)
12,226円
シン・エナジー
(きほんプラン)
14,444円
沖縄電力
(従量電灯)
13,446円
四人暮らしLooopでんき
(スマートタイムONE)
12,171円
シン・エナジー
(きほんプラン)
14,316円
沖縄電力
(従量電灯)
13,324円

上記の試算では、下記の条件をもとに電気料金を試算しています。

▼一人暮らし

  • 契約容量:30アンペア
  • 1ヶ月間の使用電力量:171kWh

▼二人暮らし

  • 契約容量:30アンペア
  • 1ヶ月間の使用電力量:297kWh

▼三人暮らし

  • 契約容量:40アンペア
  • 1ヶ月間の使用電力量:356kWh

▼四人暮らし

  • 契約容量:50アンペア
  • 1ヶ月間の使用電力量:353kWh

沖縄電力エリアは他のエリアと比べると新電力会社が限られており、選択肢は多くありません。

沖縄電力エリアのおすすめは他のエリアと同じくLooopでんきです。

市場連動型プラン一択なので、市場価格の動向や使い方によっては試算ほど安くならない場合もありますが、ピークシフトによる節約の可能性を考慮すると、沖縄の新電力ではイチ押しです。

またここではシン・エナジーもピックアップしていますが、直近の単価をもとに試算すると沖縄電力よりも電気料金が高くなってしまいます。

燃料費調整単価などの状況から、現時点ではおすすめできません。

電力会社を比較する際のポイント

電力会社を比較する際のポイント

電力会社を比較する際のポイントは5つです。

詳しく見ていきましょう。

①提供エリアを確認する

電力会社を選ぶ際は、提供エリアを確認しましょう。

新電力会社はサービスを提供しているエリアがそれぞれ異なっており、特に沖縄電力エリアに対応している電力会社はほとんどありません。

また東京電力エリア限定、中部電力エリア限定など、提供エリアが限られている電力会社もあるため、サービス内容とあわせて提供エリアをしっかりと確認しておきましょう。

提供エリア電力会社
全国エネワンでんき、auでんき、ソフトバンクでんき、楽天でんき など
沖縄エリア以外TERASELでんき、オクトパスエナジー、ミツウロコでんき
東京電力エリアのみCDエナジーダイレクト、東京ガスの電気、東急でんき、小田急でんき
中部電力エリアのみ東邦ガスの電気
関西電力エリアのみeo電気、大阪ガスの電気

また一般的に電力会社の料金プランは、提供エリアごとに電力量料金単価や燃料費調整単価などが異なります。

ある特定のエリアでは旧一般電気事業者よりも割安でも、別のエリアでは反対に割高になるケースもあるので、プラン内容を検討する際は、必ず自分の居住するエリアの内容をもとに確認しましょう。

電力量料金単価は年間を通して変わらないけど、燃料費調整単価は毎月変動するよ。

最新の情報をもとにしっかりとチェックしよう。

②使用電力量をもとに安い電力会社を探す

電力会社選びや料金プラン選びでは、実際の使用電力量をもとに試算したうえで、安い電力会社を選びましょう。

電気料金は、使用電力量に「電力量料金単価」や「燃料費調整単価」などをかけた金額の合算で決まります。

▼段階制料金プランの計算式の例

  • 電気料金=基本料金+(電力量料金単価×使用電力量)+(燃料費調整単価×使用電力量)+その他費用

現在の主流の段階制料金プランでは、電力量料金単価は使用電力量に応じて3段階に設定されており、どの段階がお得かは電力会社や料金プランによって違います。

電力量料金単価ミツウロコでんき
従量電灯Bプラン
東京電力
従量電灯Bプラン
第1段階
1~120kWh
31.91円29.80円
第2段階
121~300kWh
33.13円36.40円
第3段階
301kWh~
35.79円40.49円

たとえば上記のようにミツウロコでんきと東京電力の料金単価を比べた場合、第1段階、第2段階は東京電力が安いけど、第3段階はミツウロコでんきの方が安いよ。

つまり燃料費調整額分を考慮しない場合、毎月300kWh以下しか使わないなら、東京電力の方が電気料金が安いよ。

たとえば一人暮らしで使用電力量が少なく、1ヶ月に180kWhしか使わない場合は、1~120kWhの第1段階、121~300kWhの第2段階の単価の安い電力会社がおすすめです。

また標準的な一人暮らしの場合は、1ヶ月間に300kWh以上を使うことはほとんどないので、300kWhを超えた3段階目の単価がいくら安くても、電気料金の節約にはつながりません。

反対に世帯人数が多く電気をよく使う場合は、第3段階の電力量料金単価が安い方が得になる場合があるよ。

市場連動型プランは試算が困難

市場連動型プランは市場の取引価格にあわせてリアルタイムで単価が変動するので、使用電力量が分かっていても正確な試算は困難です。

電力会社の公式サイトにシミュレーションが設置されていることもありますが、あくまで参考程度にとどめておきましょう。

また使用電力量が少ない場合、電気料金に占める基本料金の割合が相対的に大きくなるため、基本料金が安価なプランがおすすめです。

③電力会社の信頼性をチェックする

電力会社を選ぶ際は、運営会社をしっかりとチェックし、信頼性、安定性を確認しましょう。

東京電力などの旧一般電気事業者は、経営基盤が非常に強固で、倒産の可能性はほぼありません。

しかし2016年の電力の小売全面自由化以降に参入した新電力会社は、それぞれ経営基盤に大きな違いがあり、2021年以降に起きた燃料調達コストの高騰の影響で、倒産した会社も複数あります

電力の小売全面自由化とは

電力の小売全面自由化とは、電気の小売業への参入が全面自由化された制度です。

すべての消費者が電力会社や料金メニューをライフスタイルや価値観に合わせて自由に選択できます。

2016年4月の法改正以前は、各地域の電力会社が電気を供給し、その料金は法律で定められた方法で決められていました。

電力市場での購入がメインの電力会社もあれば、自社で発電所を持っている電力会社もあるけど、燃料費の高騰の影響は等しく受けてしまうよ。

影響を吸収しきれなかった電力会社は倒産や事業停止などに追い込まれたんだ。

また電力会社のなかには、営業方法が強引なところもあります。

電気は重要な生活インフラなので、契約前に口コミをしっかりとチェックして、信頼できる電力会社を選ぶようにしましょう。

④キャンペーンや特典をチェックする

電力会社を選ぶ際はキャンペーンや特典、セット割の有無もチェックしましょう。

電力会社によっては独自にキャンペーンや特典を実施しており、ガソリン代が安くなる新電力や半年ごとに宝くじ3,000円分がもらえる新電力など、特典内容は会社によって大きく異なります。

月々の電気料金を試算してもそこまでお得感のない電力会社でも、特典内容を加味すると実質的な料金が最安クラスになる場合があるため、電力会社を比較する場合は実質料金で検討することが重要です。

使用電力量によっては、電力会社の乗り換えで節約できる電気料金は、年間数千円~1万円程度の場合もあるよ。

特典で数千円分の還元があるなら、お得度に与えるインパクトは結構大きいよ。

またガス会社などが運営する新電力では、ガスとのセット割が提供されていることが一般的です。

セット割は必ずしも最安ではなく、電気の安い会社、ガスの安い会社を別々に契約した方が安くなる場合が多いですが、支払いをまとめて煩雑さをなくしない人には、電気とガスのセット契約はよい選択肢です。

手続きの手間など、料金の安さ以外に優先すべきことを考慮しながら、電力会社を選ぶとよいでしょう。

⑤解約違約金のない電力会社を選ぶ

電力会社を乗り換える際は、解約違約金のない会社やプランを選ぶと、次の乗り換えの際の負担になりません。

電力会社選びでは、将来的な電力価格高騰のリスクも考慮する必要があります。

新電力会社の料金プランはすべて燃料費調整額の上限のない「自由料金」のため、たとえば2021~2022年頃には、燃料調達コストの上昇にともない、電気代が急激に高騰しました。

自由料金と規制料金について

「自由料金」は電力会社が独自に単価を決められる電気料金です。

燃料費調整額に上限がないため、燃料費の調達コストが上昇した場合は、単価も大きく上昇する場合があります。

一方の「規制料金」は、旧一般電気事業者によって電力自由化以前から提供されている料金プランで、値上げには国の認可が必要なため、燃料費調整額単価が一定以上上昇しません。

燃料費の高騰は、ロシアのウクライナ侵攻など、複数の要因が重なっているよ。

また火力発電への依存度が高まっていることも、電気料金の価格高騰に影響しているよ。

電気料金が高騰した場合は、旧一般電気事業者の提供する「規制料金」プランへの一時避難などを考慮すべき場面も出てくるでしょう。

解約違約金さえ支払えば乗り換えは可能ですが、電気料金の高騰の場面であることを考えれば、解約違約金がない方が思い切りよく新たな電力会社へ切り替えられるでしょう。

新電力へ乗り換えるメリット

新電力へ乗り換えるメリット

新電力会社へ乗り換えるメリットは3つです。

新電力への乗り換えでは、何が得になるのかメリットをしっかり理解して、自身にとって最適な会社を選びましょう。

電気料金が安くなる

新電力会社への乗り換えの最も大きいメリットは、電気料金が安くなる可能性が高いことです。

新電力会社は旧一般電気事業者よりも電力量料金単価を低く設定しているため、基本的には乗り換えで電気料金が安くなる可能性は高いです。

ただしすべてのプランで必ずしも単価が常に安いわけではない点には気をつけてね。

たとえば段階制料金プランの場合は、1段階目は旧一般電気事業者よりも高く、2、3段階目だけ安いなど、変則的な例もあるよ。

ただし電気料金は乗り換えによって必ずしも安くなるわけではありません。

料金プランのほとんどで燃料費調整単価が設けられているため、燃料費が高騰してしまうと、旧一般電気事業者よりも料金が高くなる場合があります。

2024年に入って以降は、燃料費調整額はほとんどの会社で落ち着いているよ。

ただし世界情勢の変化の影響を強く受けやすいので、リスクとして認識しておくことは重要だよ。

好きな会社を選べる

好きな会社を自由に選べるのは、新電力会社のメリットの1つです。

新電力会社にはそれぞれ特色があり、料金の安い会社のほかにも、環境に配慮した電気を供給している会社や特典に力を入れている会社など、強みはさまざまです。

サービス選びのポイントは必ずしも料金だけでないので、ぜひ自身の考え方にあった電力会社を選びましょう。

自分のライフスタイルなども考慮に入れつつ、電力会社選びを考えてみよう。

利用者還元や特典がある

電力会社によっては、利用者還元や特典を多数用意しています。

実質的に年間で数千円~数万円程度の還元になることもあるため、乗り換えによって期待できる電気料金の節約額と比べてもインパクトは大きいです。

下記の例のように、特典内容は電力会社によって大きく異なるので、あらかじめしっかりとチェックしたうえで電力会社を選びましょう。

電力会社特典内容
CDエナジーダイレクト・毎月の電気料金の支払いでカテエネポイントが貯まる
・結婚や出産など人生の節目に3,000ptがもらえる
idemitsuでんき・ガソリンや軽油が最大10円/l引き
・EV車保有者なら電気料金を毎月200円引き
東急でんき・東急ストア・プレッセで購入するともらえるTOKYU POINTがさらに貯まる
・定期券割で、東急でんき&ガスの利用料金から最大24ヶ月毎月110円引き

ライフスタイルに合わない特典はあまりメリットがないよ。

自分にとって意味のあるものかをしっかり考えよう。

新電力会社へ乗り換えるデメリット

新電力会社へ乗り換えるデメリット

新電力会社へ乗り換えるデメリットは3つです。

詳しく解説します。

選び方によっては電気料金が高くなることがある

新電力会社に乗り換える場合、選び方を間違えると電気料金が高くなる場合があります。

新電力会社の料金プランは旧一般電気事業者と比べて必ずしも安いわけではないため、使用する電力量や自身のライフスタイルがマッチしなければ、むしろ料金が高くなることがあります。

たとえば市場連動型プランは夜間よりも昼間が安いので、昼間に在宅しない人にとっては、料金単価がむしろ割高になる場合があるわ。

また段階制プランも使用電力量によってはむしろ割高になるような単価の場合もあるので注意が必要よ。

また新電力会社の料金プランは、燃料費調整額に上限が設けられていない「自由料金」プランのため、燃料費の調達コストが上昇すると電気料金が一気に高騰する場合があります。

ここ最近では、2022年のロシアのウクライナ侵攻による燃料費の高騰のほか、2021年末から2022年初頭にかけて起こったLNG産出国からの調達遅延による高騰などが例として挙げられます。

マンションやアパートによっては切り替えができない

マンションやアパートの場合、契約する電力会社を各戸で変更できない場合があります。

集合住宅によっては、大家が一括して電気料金を支払っているケースや、建物で一括して高圧一括受電契約を交わしている場合があり、この場合は電力会社を個別に切り替えられません。

高圧一括受電契約とは

高圧一括受電契約とは、家庭向けの低圧契約よりも料金が安い高圧契約を集合住宅1棟まるごとで契約することです。

各戸への供給は供給された高圧の電気を低圧の電気に変換して行います。

ただし高圧一括受電契約の場合、各戸ごとに契約するよりも電気料金は安くなることが一般的です。

支払い方法が限定されている場合がある

新電力会社によっては、支払い方法が限定されている場合があります。

代表的な支払方法としては、クレジットカードと口座振替がありますが、会社によっては口座振替に対応していない場合があります。

クレジットカードを持っていない場合は選択肢が限定されるため、あらかじめチェックしておきましょう。

電力会社を乗り換える方法

電力会社を乗り換える方法

電力会社を乗り換える場合は次の手順で手続きを進めましょう。

また下記の手順は一般的なもので、細かい手続きは乗り換え先の電力会社によって異なります。

手続きを行う場合は具体的な手順について、乗り換え先の会社に早めに確認しておきましょう。

供給地点特定番号を確認する

請求書や検針票から、お客様番号や供給地点特定番号を確認します。

請求書や検針票が手元になく、供給地点特定番号が分からない場合は、契約中の電力会社に問い合わせが可能です。

問い合わせ時は契約時の情報を照会されることも多いため、契約時の情報を準備しておきましょう。

乗り換え先の新電力会社へ申し込む

乗り換え先の新電力会社へ申し込みます。

申し込み後の手続きの流れは登録したメールアドレス宛に案内されることが多いので、内容を確認しておきましょう。

また現在契約している電力会社への解約手続きは原則不要です。

開通日に自動で切り替わる

切り替え可能な日は新電力会社によって異なります。

一般的には次回の検針日のタイミングで切り替わりますが、検針日が間近に迫っている場合は、その次の検針日にまわされることもあります。

いずれにせよ、手続きから1~2ヶ月は待つことになるため、余裕を持って手続きすることをおすすめします。

完了

現在の住所で電力会社を乗り換える場合と、新築の新居に乗り換える場合では手続きの流れが異なるわ。

新築の場合はスマートメーターの取り付けが必要になる場合もあるので、電力会社に手順をよく確認してね。

電気料金の比較のよくある質問

電気料金の比較に関するよくある質問

電気料金の比較のよくある質問に回答します。

新電力会社のおすすめの乗り換え先は?
新電力会社のおすすめは17社です。
・Looopでんき
・CDエナジーダイレクト
・TERASELでんき
・オクトパスエナジー
・ミツウロコでんき
・アルカナエナジー
・Japan電力
・シン・エナジー
・東京ガスの電気
・小田急でんき
・eo電気
・idemitsuでんき
・ENEOSでんき
・コスモでんき
・J:COMでんき
・北ガスの電気
・東邦ガスの電気

いずれも旧一般電気事業者より安い電気料金を期待できる会社ですが、それぞれ提供エリアが異なります。
自分の住むエリアに対応しているか、事前にチェックしておきましょう。
またプランの内容によっては、使用する電力量次第で逆に割高になる場合があるほか、燃料費調整額単価が高騰した場合は旧一般電気事業者よりも電気料金が高くなる場合もあります。
契約をする前に、直近の状況をもとに料金がいくらになるか試算しておきましょう。
>> 新電力のおすすめ乗り換え先を詳しく見る
地域によって新電力のおすすめは違う?
電力会社の提供するプランは、エリアごとに基本料金や電力量料金単価が異なります。
エリアごとのおすすめは次のとおりです。
・北海道電力エリア:Looopでんき、オクトパスエナジー、シン・エナジー
・東北電力エリア:Looopでんき、TERASELでんき
・東京電力エリア:Looopでんき、TERASELでんき、オクトパスエナジー
・中部電力エリア:Looopでんき、オクトパスエナジー
・北陸電力エリア:Looopでんき、オクトパスエナジー
・関西電力エリア:Looopでんき、eo電気
・中国電力エリア:Looopでんき、シン・エナジー、TERASELでんき
・四国電力エリア:Looopでんき、シン・エナジー
・九州電力エリア:Looopでんき、TERASELでんき、ミツウロコでんき
・沖縄電力エリア:Looopでんき、シン・エナジー
おすすめの料金プランは使用する電力量によって異なるため、試算したうえで決めましょう。
>> おすすめの新電力会社をエリア別で詳しく見る
2024年に起きる電気代の値上げはいつから?
2024年に生じる電気代の値上げは以下の3回が見込まれています。
・5月検針分(4月使用分):託送料金・容量拠出金による料金改定
・7月検針分(6月使用分):政府実施の「激変緩和対策事業」の終了
・12月検針分(11月使用分):政府実施の「酷暑乗り切り緊急支援」の終了
電気料金の上昇は家計の圧迫につながるため、できるだけ早く安い新電力に乗り換えるのがおすすめです。

まとめ

最後に電気料金の比較についておさらいしましょう。

  • 電力会社のおすすめはLooop、TERASELでんきなど17社
  • 電力会社のおすすめはエリアによって異なる
  • 電力会社を選ぶポイントは使用電力量や提供エリア、キャンペーンや特典の有無、電力会社の信頼性など

電力会社選びでは、利用者の環境、使い方によって選ぶべき会社が大きく変わります。

特に自身の使用電力量や使用する時間帯によって最適な電力会社や料金プランは変わるので、まずは自身の利用実績について確認してみましょう。

本記事では1~4人世帯の平均的な電気代を掲載しているので、電力会社の比較の参考にしてください。

また電気の実質的な料金は、電力会社の実施する特典やキャンペーンを加味することで変わります。

それぞれの会社のユーザー還元の内容をしっかりと把握して、自分にぴったり合った電力会社に乗り換えましょう。

最後までご覧いただきありがとうございました。