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「九州エリアでおすすめの新電力は?」
「九州電力と比べてどのくらい安くなる?」
「家族の人数に合った安い新電力は?」
九州電力エリアに住んでいて、九州電力よりも安いおすすめの電力会社を探している人も多いでしょう。
しかし電力会社ごとに電気料金を試算するのは大変ですよね。
本記事では、九州電力エリアでおすすめの新電力を解説します。
家族の人数別におすすめの新電力を紹介するほか、九州エリア各県の電気料金の平均額なども解説するので、ぜひサービス選びの参考にしてください。
\ピークシフトで電気代を抑えられる/
九州電力エリアでおすすめの電力会社
九州電力エリアでおすすめの新電力会社は4社です。
それぞれ詳しく解説します。
Looopでんき
Looopでんきの「スマートタイムONE」は、電力市場の価格に応じて電力量料金単価が変動する「市場連動型」の料金プランです。
基本料金、燃料費調整単価がゼロ円で、少額の諸費用を除けば料金単価と使用電力量だけで電気代が決定するので、利用者にとって料金に対する納得感の強いプランです。
また電力量料金単価は30分ごとに変動するので、単価が下がった時間帯に集中して電気を使うことで、電気代を大きく削減できます。
TERASELでんき
TERASELでんきは、伊藤忠グループの関連会社である株式会社エネクスライフサービスの運営する新電力サービスです。
運営企業が伊藤忠グループの傘下にあることから経営基盤に対する信頼性が高く、インフラとしての安定性を重視する人には特におすすめのサービスです。
TERASELでんきの代表的な料金プラン「超TERASEL九州B」「TERASEL九州B」は、九州電力の従量電灯Bプランと同じ3段階制料金プランです。
各段階の単価は九州電力よりも安く設定されているため、燃料費調整額分を考慮しても、同じ使用電力量の場合は基本的に九州電力よりも電気料金が安くなります。
TERASEL でんき | 詳細情報 |
---|---|
提供エリア | 全国 沖縄と離島を除く |
電気料金 | 料金確認 |
初期費用 | 0円 |
支払方法 | クレジットカード 口座振替 |
解約費用 | 0円 |
TERASELでんきは、伊藤忠グループのエネルギー商社株式会社エネクスライフサービスが運営する新電力です。
契約期間は1年間ですが解約金はなく、契約プランのタイプは段階制料金と市場連動型の2種類で、オール電化プランはありません。
TERASELでんきはポイント還元や乗り換え特典も豊富で、毎月の電気代に応じて楽天ポイントが付与されるほか、乗り換え特典も充実していいるので、今後さらに注目を集めるでしょう。
供給エリアは離島など一部を除き全国です。
\新電力におすすめ/
idemitsuでんき
idemitsuでんきは、出光興産株式会社が提供する新電力サービスです。
一般家庭向けのプランとしては、3段階料金制の「Sプラン」とオール電化住宅向けの「オール電化プラン」が提供されています。
Sプランは料金単価が安く、第1~3段階のすべてで九州電力よりも電力量料金単価が安いため、同じように電気を使っても、九州電力よりお得です。
ミツウロコでんき
ミツウロコグループは電力小売事業のほか、再生可能エネルギー発電事業も手がけており、全国7か所に再生可能エネルギー発電所を保有しています。
自社発電以外に各発電事業者からも電源を調達しているので、環境に配慮しながらも安定的かつ低価格で電気を供給しているのが特徴です。
ミツウロコでんきの代表的なプランは3段階料金制プランの「従量電灯B」「シングル応援プラン」で、従量電灯Bは使用電力量が大きくなるほど割安になる単価設定なので、家族の人数が多い家庭におすすめです。
\夜間割引プランも豊富/
家族の人数別でおすすめする九州電力エリアの電力会社
九州エリアでおすすめの電力会社を家族の人数別に紹介します。
家族の人数が同じでも、家族のライフスタイルによって電気の使用量や使う時間帯は異なります。
それぞれの試算に用いた条件も掲載しているので、ぜひあわせてご確認ください。
「◯人暮らし」と言っても人によって生活スタイルはそれぞれ異なるよ。
あくまで代表的な例を想定して試算しているので、可能なら自分のケースをもとに試算しなおしてみてね。
1人暮らしでおすすめの電力会社
九州電力エリアの1人暮らしでおすすめの電力会社は「Looopでんき」と「TERASELでんき」です。
九州電力との 年間差額 | 1人暮らし 電気代平均月額 | |
---|---|---|
Looopでんき スマートタイムONE | -2,004円 | 4,685円 |
TERASELでんき TERASEL九州B | -1,704円 | 4,710円 |
九州電力(参考) 従量電灯B | ー | 4,852円 |
九州電力エリアの1人暮らしにもっともおすすめの新電力はLooopでんきです。
Looopでんきの市場連動型プラン「スマートタイムONE」は、料金単価が電力市場に連動して30分ごとに変わるので、単価の低い時間帯に集中的に電気を使うことで、電気代を大きく節約できます。
一般的に市場連動型プランの場合、昼間の単価の方が低く、需要が上がる夜間になると単価が上がるよ。
また専用アプリの機能「でんき予報」によって、電気料金の単価の変動を簡単に把握できるので、自分の生活に節電、節約を無理なく取り入れられます。
電力市場の動向によっては、九州電力よりも電気代が高くなる可能性もありますが、2024年に入って以降は単価の変動も比較的落ち着いており、他の電力会社よりも安くなることが期待できます。
Looopでんきには基本料金がないのも1人暮らしにはうれしいね。
使用電力量の少ない単身者の場合、基本料金の割合が相対的に大きくなるので、基本料金がないLooopでんきは節約に向いているよ。
特に1人暮らしは電気を使う時間帯をコントロールしやすいため、Looopでんきの利用に向いています。
電気代を節約したい人はぜひ申し込みを検討してみましょう。
\ピークシフトで電気代を抑えられる/
2~3人暮らしでおすすめの電力会社
九州電力エリアの2~3人暮らしでおすすめの電力会社は「Looopでんき」と「TERASELでんき」です。
九州電力との 年間差額 | 2人暮らし 電気代平均月額 | |
---|---|---|
Looopでんき スマートタイムONE | -276円 | 8,583円 |
TERASELでんき TERASEL九州B | -3,000円 | 8,356円 |
九州電力(参考) 従量電灯B | ー | 8,606円 |
九州電力エリアの2~3人暮らしにおすすめの新電力はTERASELでんきです。
TERASELでんきの従量電灯系プランは、九州電力よりも電力量料金単価が低く設定されています。
そのため、同じように電気を使っても、九州電力よりも電気代が安くなるケースが多いです。
TERASELでんきの「超TERASEL九州B」「TERASEL九州B」は、九州電力の「従量電灯B」よりも単価が安く設定されているよ。
ただしTERASELでんきは燃料費調整額の上限が設定されていないので、燃料費の調達コストが上昇した場合は、電気代が高騰する可能性があります。
また市場連動型のプランを希望する場合は、Looopでんきのプラン「スマートタイムONE」がおすすめです。
2~3人暮らしの場合は、家にいる人が電力料金単価の安い時間帯にあわせて家電を使えるので、無理なく電気代の節約に取り組めます。
\ピークシフトで電気代を抑えられる/
4人暮らしでおすすめの電力会社
九州電力エリアの4人暮らしでおすすめの電力会社は「Looopでんき」と「ミツウロコでんき」です。
九州電力エリアの4人暮らしにおすすめの新電力はLooopでんきです。
Looopでんきは市場連動型なので、電力量料金単価が市場価格に連動して30分ごとに変動します。
料金単価は需要の少ない昼間に下がり、需要の高まる夜間に上昇する傾向があるので、家族の誰かが日中在宅していれば、電気の安い時間帯に集中して家電を使うことで、電気代を大きく節約できます。
市場連動型プランは、電力量料金単価の安い時間帯にまとめて電気を使うのが節約のコツだよ。
また市場連動型プランではなく、段階制の料金プランがよければ、ミツウロコでんきがおすすめです。
ミツウロコでんきは料金単価が九州電力よりも安く、特に使用電力量が多くなるほど割安です。
2024年8月時の試算では、九州電力からの乗り換えによって、年間で5,652円が節約できる予想です。
\ピークシフトで電気代を抑えられる/
福岡県・佐賀県・長崎県・熊本県・大分県・宮崎県・鹿児島県の年間の平均電気代は?
地域区分 | 年間電気代 2023年7月~2024年6月 | 年間電気代 2022年7月~2023年6月 |
---|---|---|
福岡県福岡市 | 104,484円 | 119,816円 |
佐賀県佐賀市 | 132,522円 | 142,197円 |
長崎県長崎市 | 100,200円 | 120,353円 |
熊本県熊本市 | 109,600円 | 135,355円 |
大分県大分市 | 118,860円 | 150,678円 |
宮崎県宮崎市 | 96,745円 | 135,890円 |
鹿児島県鹿児島市 | 109,097円 | 130,578円 |
九州電力エリア | 112,872円 | 142,899円 |
全国エリア | 133,121円 | 159,093円 |
総務省統計局が実施した家計調査によると、2023年7月~2024年6月の九州電力エリアの県庁所在地における2人以上世帯の年間電気代はおよそ110,215円です。
全国エリアの同期間の年間電気代が133,121円なので、九州電力エリアの年間の電気代は、全国平均よりも20,000円以上も安価です。
これは九州電力エリアで最大シェアを占める九州電力の電源構成において、火力発電の割合が低いためです。
当社の電源構成|九州電力
また2022~2023年は燃料費調整額の上昇により、多くの新電力において電気代の高騰が生じましたが、2024年の現在はおおむね落ち着いてきています。
ただしこれは、政府によって2024年5月まで実施されていた激変緩和措置や、2024年8月から3ヶ月間にわたって実施される「酷暑乗り切り緊急支援」の効果が大きく、全体的な傾向としては値上げに向かっています。
今年に入って以降、託送料金の追加や再エネ賦課金単価の上昇などがあったことから、電気料金は上昇していると言えるわ。
自然な値下がりを期待していても、それがいつになるかは分かりません。
特に九州電力に契約していて、電気料金の高さに不満を感じている方は、新電力会社への乗り換えを真剣に検討してみましょう。
家族の人数ごとの最適なアンペア数と目安となる月間使用電力量
世帯当たりの平均月額 電気使用量(戸建て) | 世帯当たりの平均月額 電気使用量(集合住宅) | |
---|---|---|
1人暮らし | 219kWh | 186kWh |
2人暮らし | 331kWh | 272kWh |
3人暮らし | 386kWh | 313kWh |
4人暮らし | 436kWh | 316kWh |
電力会社の乗り換えでどのくらい電気代が下がるかを確認したい場合は、具体的な使用量をもとに試算をしたうえで比較検討するのがおすすめです。
試算は自宅の使用電力量をベースに行うのがもっとも望ましいですが、具体的な電力量が分からない場合は、目安となる使用電力量をベースに試算すると、節約できる金額をイメージしやすくなります。
現在では節電も進んでいることから、月間の電気使用量は下がっていると推測されますが、参考値として使用することで、試算がしやすくなります。
また世帯人数に応じた一般的な契約アンペア数は、下記を参考にしてください。
▼契約アンペア数の目安
- 1人暮らし:20~30A
- 2人暮らし:30A
- 3人暮らし:40A
- 4人暮らし:50A
家庭内で一度に使用する家電のアンペア数が契約アンペア数を超えると、ブレーカーが落ちたりスマートメーターが遮断されてしまいます。
家族の人数に応じて、契約アンペア数は増やす必要があります。
電力会社によっては「契約は30アンペアから」など、下限が決められている場合もあるので、試算前に確認しておこう。
九州エリアで即日開通が可能な新電力会社は?
即日開通が可能な新電力会社 | 内容 | 問い合わせ先 |
---|---|---|
楽々でんき | 当日12時までの申し込みで開通可能。 | 0800-700-9777 |
ドリームでんき | 当日12時までの申し込みで開通可能。 | 0800-777-7773 |
九州エリアで即日開通が可能な新電力会社は2社です。
ただし時間間近の連絡の場合、電力会社で対応ができない場合もあります。
余裕をもって、なるべく早めに連絡するようにしましょう。
また転居先にスマートメーターが設置されていることが前提条件の場合もあるので、事前の条件確認をしっかりと行いましょう。
新築一戸建てなど、スマートメーターが設置されていない場合は、地域の大手電力会社(九州電力)にまず連絡が必要な場合があるので気をつけてね。
九州電力エリアの電力会社によくある質問
九州でおすすめの電力会社によくある質問を回答します。
- 九州電力エリアでおすすめの新電力は?
- 九州電力エリアでおすすめの新電力は4つです。
・Looopでんき
・TERASELでんき
・idemitsuでんき
・オクトパスエナジー
それぞれ長所が異なるので、優先する事柄にあわせて電力会社を選ぶのがおすすめです。
>> 九州電力エリアでおすすめの新電力を詳しく見る
- 家族の人数別でおすすめの新電力は?
- 九州電力エリアの1~4人家族におすすめの新電力は下記の組み合わせです。
・1人暮らし:Looopでんき・TERASELでんき
・2~3人暮らし:Looopでんき・TERASELでんき
・4人暮らし:Looopでんき・ミツウロコでんき
ただしここでおすすめしている新電力は、家族の人数ごとの一般的な条件で試算した結果にもとづいています。
すべての人が当てはまるわけではないので、在宅時間や家電の使用時間なども含めて、実績に基づいた詳細な試算をおすすめします。
>> 家族の人数別でおすすめの新電力を詳しく見る
- 九州の電気代が安い理由は?
- 九州電力はほかの地域電力会社と比べると、電源構成における原子力発電の割合が高いため、発電コストがかかりにくいのが特徴です。
また、火力発電の割合が低く、燃料費の高騰の影響を受けにくいため、発電コストが電気料金に転嫁されづらく、他のエリアと比べて電気代は安価です。
まとめ
最後に九州でおすすめの電力会社についておさらいです。
- 九州の1人暮らしにおすすめの新電力はLooopでんき、TERASELでんき
- 九州の2~3人暮らしにおすすめの新電力はLooopでんき、TERASELでんき
- 九州の4人暮らしにおすすめの新電力はLooopでんき、ミツウロコでんき
- 九州の2023年7月~2024年6月の1ヶ月の平均電気代は112,872円
九州電力エリアは原子力発電所が稼働しているため、他のエリアに比べると1ヶ月間の電気代の平均は低めです。
ただしこれは九州電力だけが安いわけではなく、同エリアに電力を供給する他の電力会社も共通なので、新電力を選ぶ際はしっかりとした料金比較が重要です。
新電力ベスト編集部が電気料金の試算にもとづいておすすめする新電力は4つです。
それぞれ電力の市場価格や燃料費調整額の動向によって料金は変わりますが、直近数ヶ月の状況を見ると、九州電力よりも電気代が安く収まるでしょう。
ただし生活スタイルや世帯人数などによって、選ぶべきプランは異なります。
電力会社の特色をしっかりと把握して、自分の使い方にあった電力会社に乗り換えましょう。
最後までご覧いただきありがとうございました。