シン・エナジーの評判は?メリットとデメリットを解説

シン・エナジーの評判は?メリットとデメリットを解説

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「シン・エナジーの評判は?」
「シン・エナジーに乗り換えると安くなる?」
「シン・エナジーのメリット・デメリットは?」

シン・エナジーは、大手電力会社より大幅に安い料金設定が魅力の新電力サービスですが、評判や口コミが気になっている人も多いのではないでしょうか。

本当に大手電力会社より安くなるのか、自分にぴったりのプランはあるのかなど、疑問や不安を解決したうえで乗り換えたいですよね。

吉見 元希
吉見 元希

シン・エナジーは大手電力会社よりも安く使える、料金面が魅力の新電力です。

本記事では利用者からの評判をもとに、シン・エナジーがおすすめな人やメリット・デメリットを詳しく解説します。

大手電力会社や他社の新電力との電気代比較も掲載しているので、乗り換え先に迷っている人もぜひ参考にしてください。

\電気料金が最安クラスに安い/

シン・エナジーがおすすめな人

吉見 元希(小売電気アドバイザー)
わたしが評価しました
吉見 元希(小売電力アドバイザー)
満足度
 (4.5)

シン・エナジーは料金の安さを重視したい人にぴったり

シン・エナジーのきほんプランは、基本料金と電力量料金が大手電力会社よりも大幅に安くなっており、どのエリアで比較しても大幅な節約効果に期待できます。そのため、料金を重視して契約したい人にはぴったりの新電力会社です。また、毎日電気を使用する時間が決まっている人には、【夜】生活フィットプラン【昼】生活フィットプランなど、時間ごとに単価が異なるプランも用意されています。生活スタイルに合わせたプランを選択することで、さらなる節約も可能でしょう。基本的にはお得になるシン・エナジーですが、電源調達調整費の影響で電気料金が高くなってしまう時期もあります。とは言え、一時的に高くなったとしても、長期的に見ると高い確率で安くなるので、料金を重視したい人には変わらずおすすめしたいサービスです。

続きを見る

シン・エナジー
シン・エナジー詳細情報
供給エリア全国
離島など一部除く
初期費用0円
支払方法クレジットカード
口座振替
解約費用0円

シン・エナジーは、シン・エナジー株式会社が提供する新電力サービスです。国内のほぼ全域を対象にしている新電力サービスなので、居住地域に縛られずに契約できます。

シン・エナジーがおすすめな理由
  • JALマイルが貯まる
  • 毎月の電気代が安い
  • プランが豊富にある

他社を圧倒する料金の安さが特徴で、資源エネルギー庁が公表している省エネコミュニケーションランキングで最高ランクを獲得しています。

シン・エナジーは、業界トップクラスの安さで、電気代を節約したい全ての人におすすめです。

\最安クラスに安い/

シン・エナジーの基本情報

シン・エナジーの基本情報
シン・エナジー
供給エリア全国(離島を除く)
料金プラン・きほんプラン
・【夜】生活フィットプラン
・【昼】生活フィットプラン
契約容量30A~
電気ガスセット割なし
契約特典電気料金に応じてJALのマイルが貯まる
初期費用0円
契約年数1年
解約金0円
支払い方法・クレジットカード
・口座振替
運営会社シン・エナジー株式会社

シン・エナジーは国内のほぼ全域を対象にしている新電力サービスなので、居住地域に縛られずに契約できます。

一般的な従量制プランのほか、独自の時間帯別電灯プランも提供しているため、ライフスタイルに応じて柔軟にプラン選択できるのがメリットです。

ガスセット割やポイント還元はありませんが、JALのマイルが貯まるため、旅行や海外出張をする機会が多い人にもおすすめできる新電力です。

契約期間は1年だけど、いつ解約しても違約金が発生しないのも嬉しいポイントね。

シン・エナジーの料金プラン

シン・エナジーには、以下5つのプランが用意されています。

プラン内容
きほんプラン電気を使った分だけ支払う従量制プラン
【夜】生活フィットプラン夜間の電気料金が安いプラン
【昼】生活フィットプラン日中の電気料金が安いプラン
※沖縄エリアは非対応

シン・エナジーに乗り換えて電気代を節約するためには最適なプランを選ぶ必要があるので、それぞれの料金や特徴を把握しておきましょう。

きほんプラン

きほんプラン

きほんプランは大手電力会社で提供している「従量電灯」に相当するプランですが、料金は大手電力会社より大幅に安く設定されています。

関東エリア料金単価
基本料金265.35円/10A
(契約は30A~)
~120kWh
(1段階)
18.64円/kWh
121~300kWh
(2段階)
24.75円/kWh
301kWh~
(3段階)
27.12円/kWh

きほんプランでは契約アンペアを30~60Aから選んで契約することになりますが、関西・中国・四国エリアでは契約容量が存在しないので、基本料金ではなく最低料金が設定されています。

また電力量料金が3段階まで設定されているのは全エリア共通で、電力使用量が多いほど料金単価も上がる仕組みになっています。

しかしシン・エナジーの基本(最低)料金と従量料金は割安なので、他社の従量電灯プランから乗り換えれば電気代が安くなる可能性が高いです。

記事後半では、他社との料金比較結果を掲載しているよ。

シン・エナジーがどれくらい安いか、ぜひ確認してみよう。

【夜】生活フィットプラン

【夜】生活フィットプラン

【夜】生活フィットプランは、夜間の電気料金が安く設定されているプランです。

関東エリア料金単価
基本料金188.40円/10A
(契約は30A~)
デイタイム26.25円/kWh
ライフタイム32.65円/kWh
ナイトタイム18.88円/kWh
  • デイタイム
    平日9時~16時、 休日扱い日8時~22時
  • ライフタイム
    平日6時~9時、平日16時~23時
  • ナイトタイム
    平日23時~翌6時、休日扱い日22時~翌8時

デイタイムやライフタイムなどの時間帯区分はシン・エナジーが独自に設定したもので、他社のオール電化プランの時間帯区分とは異なります。

そのため【夜】生活フィットプランはオール電化住宅との相性はイマイチですが、主に夜間に家電を稼働させる家庭にはぴったりなプランです。

逆に一般的な生活を送る家庭だと、きほんプランと比べて電気代が高くなる恐れがあるので注意しましょう。

【昼】生活フィットプラン

【昼】生活フィットプラン

【昼】生活フィットプランは、平日の昼間や休日の電気料金がお得になるプランです。

関東エリア料金単価
基本料金188.40円/10A
(契約は30A~)
デイタイム20.05円/kWh
ライフタイム32.65円/kWh
ナイトタイム22.98円/kWh
  • デイタイム
    平日9時~16時、 休日扱い日8時~22時
  • ライフタイム
    平日6時~9時、平日16時~23時
  • ナイトタイム
    平日23時~翌6時、休日扱い日22時~翌8時

【昼】生活フィットプランは平日・休日を問わず日中の電気料金が安いので、在宅勤務の人や、外出する機会が少ない人に向いています。

またペットを飼っている一人暮らしの人など、留守中もエアコンを消せない人にも最適なプランです。

昼間の電気料金が安いプランは、シン・エナジー以外の新電力ではあまり見られません。

電気を使う時間帯が昼間に集中している家庭は、ぜひ【昼】生活フィットプランを検討してみてね。

シン・エナジーの評判・口コミ

シン・エナジーの評判・口コミ

シン・エナジーは良い評判が多く、特に以下のような意見が多く寄せられていました。

  • 電気料金が安くなった
  • 状況に応じてプランを使い分けられる
  • 支払った電気料金でマイルが貯まる
  • キャンペーンがお得
  • 電源調達調整費が高い

実際にシン・エナジーを利用している人の口コミも参考にしながら、乗り換えを検討してみましょう。

電気料金が安くなった

電気料金が安くなった

シン・エナジーの評判の中では料金の安さを評価する口コミが圧倒的に多く、「電気代が数千円安くなった」など喜びの声があふれていました。

上記の投稿を見ると乗り換え前は282kWhで10,148円、シン・エナジーに乗り換え後は322kWhで8,599円なので、電気代が明確に安くなっていることが分かります。

投稿者のように、年間の電気代で比較すると万単位の差が生まれることもあるので、しっかり料金シミュレーションをすることが大切です。

東京エリアの場合、シン・エナジーの従量料金は東京電力より10円/kWh以上安いため、上記口コミのように1,000円以上の差が出ることもあります。

電気代は従量料金だけで決まるものではありませんが、10円/kWhの差はかなり大きく、簡単には埋まりません。

もちろん東京以外のエリアでもシン・エナジーの料金は安く設定されているので、大手電力会社から乗り換えれば電気代が安くなる可能性は非常に高いです。

状況に応じてプランを使い分けられる

状況に応じてプランを使い分けられる

住宅環境やライフスタイルに応じて柔軟にプランを選択できる点も、利用者から評価されていました。

上記口コミの様に、蓄電池や太陽光発電を導入している家庭は、【夜】生活フィットプランがおすすめです。

電力量料金が安い夜間に蓄電池を充電して、昼間は蓄電池を使って家電を稼働させれば、電力消費を抑えつつ節約できるよ。

太陽光で発電した電気を売電すれば、節約効果はさらに高まるんだ。

電気自動車の充電用に、【昼】生活フィットプランを契約している利用者も見られました。

電気自動車を所有していると充電の機会が多くなるため、維持費を節約するためには電力会社や料金プランの選択が重要になります。

上記口コミのように、充電する時間帯がある程度決まっている場合は、生活フィットプランにするとお得に電気を使えます。

支払った電気料金でマイルが貯まる

支払った電気料金でマイルが貯まる

シン・エナジーでは電気料金に応じてJALのマイルが貯まりますが、このサービスに魅力を見出している利用者もいました。

シン・エナジー契約中は電気代200円につき1マイルが貯まるほか、JALカードの支払い時も同じ倍率でマイルが付与されます。

マイルが貯まる新電力サービスは他社にはあまり見られないため、旅行好きの人や海外出張が多い人には見逃せないサービスです。

キャンペーンがお得

キャンペーンがお得

シン・エナジーでは定期的にキャンペーンを開催しており、豪華な景品をもらえた利用者による口コミも見られました。

シン・エナジーは直近でも、電気代が最大3,000円分安くなるキャンペーンを複数回実施しています。

もともと電気料金が安いシン・エナジーですが、キャンペーンに参加すればさらにお得に利用できます。

キャンペーン期間は1ヶ月ほどの場合が多いので、お得に契約できるチャンスを逃さないよう、こまめに公式サイトや公式Xなどをチェックしましょう。

電源調達調整費が高い

電源調達調整費が高い

ポジティブな口コミが多いシン・エナジーですが、唯一、電源調達調整費に関しては不評でした。

電源調達調整費

電源調達調整費とは、日本卸電力取引所(JPEX)の電力取引価格に応じて決定される電気代の項目の1つです。

市場価格が高騰すると電源調達調整費もプラス調整され、電気代の値上げに繋がります。

https://twitter.com/hato556/status/1823360763396022466

基本料金や電力量料金が安いシン・エナジーでも、電源調達調整費の調整額によっては他社より大幅に電気代が高くなる可能性があります。

シン・エナジーの公式サイトでは、毎月20日に翌月の電源調達調整費が発表されるため、定期的にチェックして大幅な値上げに備えましょう。

電源調達調整費は市場価格と連動するから、個人の努力では節約できない費用よ。

極端に調整額が上がった場合は、他社への乗り換えも検討しましょう。

シン・エナジーのメリット

シン・エナジーのメリット

シン・エナジーならではのメリットを、以下4つのポイントを中心に解説します。

  • 電気料金が安くなるケースが多い
  • 生活習慣に合ったプランが選べる
  • 解約金や最低利用期間がない
  • JALマイルが貯められる

多くの利用者から支持されているシン・エナジーの魅力を再確認してみましょう。

電気料金が安くなるケースが多い

他社からシン・エナジーに乗り換えると、電気代が安くなる可能性が高いです。

理由は破格とも言える料金設定で、単純に基本料金や電力量料金だけで比べた場合、シン・エナジーより安い電力会社を見つけるのは困難です。

実際に新電力ベスト編集部が調査した統計データを見ると、新電力の中でも最安級の料金ということが分かります。

また筆者自身もシン・エナジーを契約していますが、同時期の電気代と比較すると、乗り換え前より約2,000円安くなりました。

「Pintでんき」と「シン・エナジー」の電気代比較

電力使用量は異なるものの、電力量料金で比べるとおおよそ半額にまで下がったため、乗り換えによる節約効果は絶大でした。

記事後半では、大手電力会社や他社の新電力と比べてどれくらい安いか解説しているので、あわせて参考にしてみよう。

生活習慣に合ったプランが選べる

シン・エナジーには5つのプランが用意されているため、生活環境に合わせた最適な選択ができます。

プランおすすめな人
きほんプラン・大手電力会社で従量電灯プランを契約している人
・電力使用量が少ない人
【夜】生活フィットプラン・日中は家を不在にすることが多い人
・太陽光発電や蓄電池を導入している家庭
【昼】生活フィットプラン・在宅勤務の人
・ペットを飼っている人
プランB/C・電気自動車を所有している人
・電力使用量が多い人
低圧電力ワイド・大手電力会社で動力プランを契約している人
・三相200ボルトの大型機器を使用する環境

契約後も、マイページの「ぴったりプラン診断」を利用すれば、自分に最適なプランが一目で分かります。

ぴったりプラン診断

もちろんプラン変更はマイページからいつでも行えるため、契約中にライフスタイルが変わった場合でも臨機応変に対応できます。

プラン選びに迷う場合は、とりあえず一般的な従量制プランの「きほんプラン」を契約して、1~2ヶ月使ってみてね。

その後、ぴったりプラン診断をもとに電気代が1番安いプランに変更するのがおすすめよ。

解約金や最低利用期間がない

解約金や最低利用期間がなく、初期費用も0円

シン・エナジーの契約期間は1年ですが、契約中はいつ解約しても違約金は発生しません。

もちろん最低利用期間の縛りもないため、好きなタイミングで他社へ乗り換えられるのがメリットです。

シン・エナジーは他社と比べて割安な料金設定ですが、電源調達調整費により電気代が高騰する可能性もゼロではありません。

毎月の電気代をしっかり確認して、電気代が高くなってきたと感じたら、他社と比較したうえでシン・エナジーより安い電力会社へ乗り換えましょう。

電源調達調整費は毎月変動するから、「シン・エナジーは安い」というイメージにとらわれず、こまめにチェックして電気代の値上げに備えよう。

JALマイルが貯められる

シン・エナジーの電気代200円につき1マイルが貯まる

シン・エナジーの契約情報とJALマイル情報を連携させると、電気代200円につき1マイルが付与されます。

JALマイルは航空券などに交換できるのはもちろん、JAL Payポイントに交換すれば普段のショッピングでも有効活用できます。

飛行機に乗る機会が少ない人でも使い道に困ることはまずないので、シン・エナジーの電気を使いながらお得にマイルを貯めましょう。

シン・エナジーの電気代をJALカードで支払えば、「電気代分」と「JALカードでの支払い時」の両方でマイルが貯まるわよ。

シン・エナジーのデメリット

シン・エナジーのデメリット

シン・エナジーを契約する際は、以下の点に注意が必要です。

  • ガスや光回線などのセット割がない
  • 電源調達調整費がかかる
  • オール電化向けのプランはない
  • 20A以下のプランがない
  • 電気料金が高くなってしまうこともある

乗り換えの際はメリットや良い評判だけではなく、デメリットもしっかり把握しておきましょう。

ガスや光回線などのセット割がない

シン・エナジーは他社の新電力のように、ガスや光回線とのセット割は用意されていません。

そのため、他社で複数のセット割を適用できる人にとっては、シン・エナジーに乗り換えるメリットは薄くなる可能性があります。

ただしシン・エナジーの電気料金はセット割が不要なほど割安なので、他社でセット割を利用するより電気代が安くなるケースが多いです。

セット割がないのは欠点に思えるけど、逆に「ガスや光回線に縛られずに契約できる」というメリットの側面もあるよ。

セット割の適用条件などを確認する手間も省けるから、デメリットばかりでもないんだ。

電源調達調整費がかかる

市場連動型の電源調達調整費は、市場価格しだいで高騰する恐れがある

シン・エナジーの電気代の項目には、電源の調達費用を賄うために電源調達調整費が設けられています。

電源調達調整費は、電力の取引を行う日本卸電力取引所(JPEX)の市場価格に連動する形で増減するため、場合によっては電気代高騰の原因になります。

直近のデータを見ても、2024年8月は複数のエリアで前月比+5円/kWh以上の調整がされました。

関西エリア電源調達調整費
7月0.00円
8月6.06円

電源調達調整費はシン・エナジーの公式サイトで毎月公開されるので、大幅なプラス調整が続く場合は他社への乗り換えも検討しましょう。

沖縄エリアは、電源調達調整費の代わりに燃料費調整額が導入されているよ。

でも沖縄電力と比べて割高な調整がされるケースが多いから、沖縄エリアに限ってはシン・エナジーの安さは実感しづらいんだ。

オール電化向けのプランはない

シン・エナジーにはオール電化プランがないので、オール電化住宅に住んでいる人には向いていません

公式サイトにも記載があるように、他社のオール電化プランからシン・エナジーに乗り換えると電気代が高くなる恐れがあるので注意しましょう。

オール電化メニューをご利用の場合は、弊社のプランに変えると今より高い金額になってしまう可能性が高いため、お切替えはお勧めしておりません。

引用元:よくあるご質問

夜間に電気料金が安くなる【夜】生活フィットプランは、一見するとオール電化プランに思えますが、他社と比べると割高なケースが多いです。

例えば中部電力のスマートライフプランと比べた場合、夜間の電力量料金は中部電力の方が安いです。

項目【夜】生活フィットプランスマートライフプラン
基本料金
(30A)
708.00円1838.44円
電力量料金
(デイタイム)
24.20円/kWh38.80円/kWh
電力量料金
(ライフタイム/@ホームタイム)
31.60円/kWh28.61円/kWh
電力量料金
(ナイトタイム)
18.33円/kWh16.52円/kWh

基本料金は中部電力よりシン・エナジーの方が安いものの、電力消費量が多いオール電化住宅では、電力量料金の差は無視できません。

もちろん料金シミュレーションの結果シン・エナジーの方が安いことが分かれば、大手電力会社から乗り換えるのもアリです。

【夜】生活フィットプランは、電力量料金の時間帯区分が大手電力会社と異なる点にも注意が必要よ。

シン・エナジーに乗り換えた後も、大手電力会社のオール電化プランと同じ感覚で電気を使うと、電気代が高くなる可能性があるから気を付けてね。

20A以下のプランがない

20A以下の契約は不可能

シン・エナジーの最低契約アンペア数は30Aで、10~20Aの契約はできません

そのため、20A以下の小容量契約をしている人がシン・エナジーに乗り換えると基本料金が割高になり、電気代の総額が上がる可能性があります。

一般的には1~2人世帯でも30Aで契約することが多いから、シン・エナジーへの乗り換えと同時にアンペア変更も検討してみよう。

20A以下の契約だとブレーカーが落ちるリスクが高まるため、消費電力の多い家電を使う場合は最低でも30Aは確保しておきたいところです。

例えば東京電力が公表している家電のアンペア数目安を見ると、エアコンの暖房を稼働させると、その時点で20Aが必要になります。

家電アンペア目安
エアコン(暖房)6.6A
(起動時:20A)
エアコン(冷房)5.8A
(起動時:14A)
ドライヤー12A
IH炊飯器13A
電子レンジ15A

またドライヤーや電子レンジなども同時に使う場合は、20Aでは明らかにアンペア数が足りないので、小容量の契約では心もとないです。

以上のことから、極端に節電する家庭でない限りは、30A以上の契約がおすすめです。

電気料金が高くなってしまうこともある

シン・エナジーは基本料金や電力量料金が割安な反面、電源調達調整費によって他社より電気代が高くなる恐れがあります。

直近数ヶ月のデータでは電源調達調整費が大幅に上がったケースはないけど、市場連動型の費用だから油断は禁物だよ。

ただし、たとえ電源調達調整費が大幅にプラス調整されても、基本料金や電力量料金の安さでカバーできる可能性も充分にあります。

また電力の市場価格が高騰している時は、シン・エナジー以外の電力会社でも電気料金が高くなる場合が多いです。

電源調達調整費の調整額だけにとらわれず、電気代の総額で比較して、他社への乗り換えを検討しましょう。

シン・エナジーの電気料金と大手電力会社を比較

シン・エナジーと大手電力会社の電気料金を比較

シン・エナジーと大手電力会社の料金を比較し、表にまとめました。

1ヶ月の想定
電気使用量
シン・エナジー東京電力
従量電灯B
1人暮らし
(219kWh)
7,335円7,497円
2人暮らし
(331kWh)
11,084円11,385円
3人暮らし
(386kWh)
13,041円13,456円
4人暮らし
(436kWh)
14,821円15,340円

先に確認しておきたいのが、上記の電気代は電源調達調整費が特に高い8月のデータであるという点です。

特に高い月で比較しても、中部、関西、九州、沖縄エリア以外ではシン・エナジーが安くなっています。

電源調達調整費が極端に高くならない限りは、大手電力会社よりも安くなる可能性が高いと言えるでしょう。

実際に別の月を比較してみると、シン・エナジーはさらに安くなります。

ただし、沖縄エリアのみシン・エナジーが高くなるので注意しましょう。

シン・エナジーの申し込み方法

シン・エナジーの申し込み方法

シン・エナジーの申し込み方法を、画像も交えながら解説します。

検針票などを準備する

手続きをする前に、申し込みの際に必要となる下記の3点を準備しましょう。

  • 検針票
  • クレジットカード/口座情報
  • JALマイレージバンクカード
    (JALマイを貯める場合)

検針票が見つからない場合は、「供給地点特定番号」や「お客さま番号」が記載されているマイページ画面などでも代用可能です。

シン・エナジーでマイルを貯めたい場合は、JALマイル会員番号が分かるJALマイレージバンクカードも忘れずに準備しましょう。

アカウント登録を行う

シン・エナジー公式サイトへアクセスし、「お申し込み」をタップしましょう。

シン・エナジー公式サイトの「お申し込み」ボタン

次の画面の名義種別は「個人」を選択し、「初めてシン・エナジーに申し込む」を選択します。

名義種別の選択

アカウント登録フォームが表示されるので、氏名や住所などを入力したあと、「アカウント登録へすすむ」をタップしましょう。

アカウント登録画面

入力内容が表示されるので、間違いがなければ「アカウントを登録する」をタップして登録を完了させます。

アカウント登録内容の確認画面

この後はアカウント仮登録のメールが届くから、メールに記載のURLをタップして、ログイン後に申し込み手続きを行ってね。

契約情報を入力して申し込む

ログイン後の申し込みフォームにて、契約中の電力会社や供給地点特典番号などを入力しましょう。

契約情報の入力画面

続いて支払い情報の登録画面になるので、クレジットカードまたは銀行口座の情報を入力しましょう。

「クレジットカード払い⇔口座振替」の変更はマイページから行えないので、支払い方法は慎重に選ぼう。

申し込み情報を全て入力すると、「お申込み受付完了のご連絡」という件名のメールが届きます。

「お申込み受付完了のご連絡」のメール

メールには申し込み内容や供給開始までの流れが記載されているので、よく読んで大切に保管しましょう。

シン・エナジーの電気が供給開始される

申し込みから約2週間後、「【重要】契約締結のお知らせ(供給開始日のご連絡)」という件名のメールが届きます。

「【重要】契約締結のお知らせ(供給開始日のご連絡)」のメール

供給開始日が記載されているので確認し、問題がなければそのまま電力供給を待ちましょう。

申し込み内容に不備がある場合は、シン・エナジーから連絡がくるわよ。

手続きが進まないとキャンセル扱いになる場合もあるから、着信履歴やメールフォルダの確認も忘れないようにね。

なお乗り換え前の電力会社への解約連絡は不要ですが、引っ越しを伴う乗り換えの場合は、利用者自身で解約手続きをする必要があります。

解約手続きをしないと引っ越し前の住所で電気料金が請求され続けるので、注意しましょう。

シン・エナジー以外でおすすめの新電力は?

シン・エナジー以外でおすすめの新電力

シン・エナジー以外でおすすめの新電力会社を3つ紹介します。

シン・エナジー以外におすすめの新電力

新電力会社の中で特に料金の安いサービスで、大手電力会社からの乗り換えにおすすめです。

それぞれ詳しく見ていきましょう。

Looopでんき

Looopでんき
Looop
でんき
詳細情報
提供エリア全国
離島など一部除く
電気料金エリア毎の料金確認
初期費用0円
支払方法クレジットカード
解約費用0円

Looopでんきは、株式会社Looopが提供している電力サービスで東日本大震災をきっかけに2011年に設立されています。

株式会社Looopは非上場企業ですが、多くの電力会社と関係を強めており、今後さらに注目を集めるでしょう。

供給エリアは離島など一部を除き全国です。

Looopでんきがおすすめな理由
  • 燃料費調整額が0円
  • 安い時間に使えば節約できる
  • 最大10,000円分プレゼント実施中

Looopでんきの乗り換えた人のほとんどが、電気料金が安くなったと実感するサービスです。

料金の安い時間帯に多く使用すれば、電気料金を大幅に抑えることができますよ。

\新電力におすすめ/

CDエナジーダイレクト

cdエナジーダイレクト公式
CDエナジー
ダイレクト
詳細情報
供給エリア東京電力区域内
初期費用0円
支払方法クレジットカード
口座振替
解約費用0円
※一部プランを除く

CDエナジーダイレクトは、中部電力ミライズと大阪ガスが50%ずつ出資して2018年に設立されました。

電気の提供エリアは東京電力管内のみですが、独自のポイント制度などが利用者から評価されており、2024年時点の契約実績は70万件(取次事業者の獲得も含む)を突破しています。

CDエナジーがおすすめな理由
  • 電気の使用量がわかりやすい
  • プランが豊富にある

CDエナジーの標準的なプラン「ベーシックでんき」と、東京電力の自由料金の標準プラン「スタンダードS」を比べると、基本料金と電力量料金はCDエナジーの方が安いです。

料金プランも従量制からオール電化住宅向けまで多種多様に用意されているので、世帯人数やライフスタイルを問わず契約できるのが魅力です。

電気+ガスのセット割で、一般家庭向けのベーシックガスプランは0.5%割引になるなど、お得な電力会社です。

\首都圏で人気/

TERASELでんき

TERASELでんき
TERASEL
でんき
詳細情報
提供エリア全国
沖縄と離島を除く
電気料金料金確認
初期費用0円
支払方法クレジットカード
口座振替
解約費用0円

TERASELでんきは、伊藤忠グループのエネルギー商社株式会社エネクスライフサービスが運営する新電力です。

契約期間は1年間ですが解約金はなく、契約プランのタイプは段階制料金と市場連動型の2種類で、オール電化プランはありません。

TERASELでんきがおすすめな理由
  • 楽天ポイントがたまる
  • 一人暮らしで安くなりやすい
  • 最適なプランが選べる

TERASELでんきはポイント還元や乗り換え特典も豊富で、毎月の電気代に応じて楽天ポイントが付与されるほか、乗り換え特典も充実していいるので、今後さらに注目を集めるでしょう。

供給エリアは離島など一部を除き全国です。

\新電力におすすめ/

シン・エナジーによくある質問

シン・エナジーに関するよくある質問

シン・エナジーに関するよくある質問をまとめました。

シン・エナジーの評判は?
シン・エナジーは料金の安さに関する良い評判が圧倒的に多く、総じて利用者から好評です。
乗り換え前と比べて電気代が数千円安くなった利用者も見られることから、年間の節約額が万単位にのぼるケースもあります。
また、ライフスタイルに合わせてプラン選択ができる点も評価されています。
>> シン・エナジーの評判を詳しく見る
シン・エナジーがおすすめな人は?
シン・エナジー最大の利点は低価格な料金設定なので、電気代を節約したい人におすすめの新電力です。
生活フィットプランも提供しているため、昼や夜に電気を多く使う人にも向いています。
ただし、オール電化住宅に住んでいる人がシン・エナジーを利用すると電気代が割高になる可能性があるので、注意しましょう。
>> シン・エナジーがおすすめな人を詳しく見る
シン・エナジーは値上げされた?
シン・エナジーの生活フィットプランは2023年10月に電気料金が見直され、全体的に値上げされました。
東京エリアの場合、基本料金は約10%、ライフタイムの電力量料金は6.56円/kWh上がりました。
しかし、値上げ後も他社より割安な料金設定であることに変わりはないので、乗り換えに際し過度な心配は不要です。

まとめ

最後に、シン・エナジーの評判について大事なポイントをおさらいしましょう。

  • シン・エナジーは料金の安さに定評のある新電力サービス
  • 生活習慣に合ったプランが選べる点も、利用者から好評を得ている
  • セット割やポイントは無いが、電気代に応じたJALマイルを貯められる
  • 電源調達調整費がかかる点はデメリットで、今後大幅にプラス調整される可能性もある
  • オール電化住宅の人には向いていない

シン・エナジーの料金の安さは業界でもトップクラスで、電気代を節約したい全ての人におすすめできる新電力です。

昼や夜に電気料金が安くなるプランも用意されているので、ライフスタイルに応じて自分にぴったりなプランを選べるのも魅力の1つです。

オール電化プランが無い点や電源調達調整費の高騰には注意が必要ですが、それらのデメリットをしっかり把握しておけば、お得に電気を使い続けられます。

電気の質はどの電力会社と契約しても変わらないので、乗り換えの際に利用者が最も重視するべきなのは電気料金です。

その電気料金が格安なシン・エナジーは、自信をもって万人におすすめできる新電力です。

最後までお読みいただき、ありがとうございました。