関東エリアでおすすめの新電力会社は?電気料金プランを比較

「関東エリアでおすすめの新電力は?」
「東京電力と比べてどのくらい安くなる?」
「家族の人数に合った安い新電力は?」

最近の電気代の値上がりを受けて、電気代の安いおすすめの電力会社を探している人も多いでしょう。

しかし東京電力エリアは電力会社が多く、1社ごとに試算して比較するのも大変です。

当サイトが主要な電力会社を試算した結果、東京電力エリアでおすすめの新電力会社は8社です。

どの電力会社も東京電力以下の電気料金を期待できますよ。

本記事では、関東エリアでおすすめの新電力を解説します。

また家族の人数ごとにおすすめの電力会社を紹介するほか、即日開通が可能な電力会社も紹介するので、ぜひ参考にしてください。

\ピークシフトで電気代を抑えられる/

関東エリアでおすすめの電力会社

関東エリアでおすすめの電力会社

東京電力エリアでおすすめの電力会社は8社です。

それぞれ詳しく見ていきましょう。

Looopでんき

Looopでんき
  Looopでんき 
供給エリア離島を除く全国エリア
料金プラン市場連動型「スマートタイムONE」
電気ガス
セット割
電気料金単価が1円/kWhの割引
初期費用なし
解約金なし
契約期間1年
支払方法クレジットカード
デビットカード
プリペイドカード
ポイント還元なし
運営会社株式会社Looop
Looopでんきがおすすめな人
  • 電気の料金単価を都度確認し、電気が安い時間帯にあわせて行動できる人
  • 基本料金がかからない料金体系を希望する人

Looopでんきは市場連動型のプラン「スマートタイムONE」を提供する電力会社です。

電力市場の取引価格に応じて電力量料金単価が変動するため、単価の下がったタイミングにあわせて電気を使用することで、電気代を大きく節約できます

また料金体系もシンプルで、基本料金がかからず燃料費調整単価もゼロ円なので、請求される料金は、使用した電力量に応じてかかる料金がほぼすべてです。

料金の内訳に基本料金が含まれる場合、1ヶ月間まったく電気を使わなくても、基本料金分は請求されるわ。

Looopでんきは基本料金がないので、自分が使った分の電気に対する金額しか払わなくてもいいのよ。

単価は市場価格の変動にあわせて30分ごとに更新されますが、値動きは専用アプリで確認できます。

簡単にチェックできるので、ゲーム感覚で電気代の節約に取り組めますよ。

\ピークシフトで電気代を抑えられる/

CDエナジーダイレクト

CDエナジーダイレクト
CDエナジーダイレクト
供給エリア東京電力エリア
電気料金1人暮らし向け「シングルでんき」
2~3人暮らし向け「ベーシックでんき」
4人暮らし以上向け「ファミリーでんき」
オール電化住宅向け「スマートでんき」
ポイント還元率の高い「ポイントでんき」
電気ガス
セット割
電気・ガス料金からそれぞれ0.5%割引
追加特典家族ポイント割
祝割
解約金の有無一部のプランは解約金あり
契約期間1年
支払い方法クレジットカード
口座振替
ポイント還元カテエネポイントを還元
運営会社株式会社CDエナジーダイレクト
CDエナジーダイレクトがおすすめな人
  • 家族の人数にあわせて最適なプランを選びたい人
  • オール電化向けプランを契約したい人
  • ポイント還元を重視したい人

CDエナジーダイレクトは東京電力エリア限定でサービスを展開している新電力サービスです。

1人暮らし向けやファミリー向け、またオール電化住宅用プランなど、料金プランが豊富で、料金も安いのが特徴です。

また、ガスとのセット割やポイント還元にも対応しているので、電気料金の安さはしっかりと抑えつつ、プラスアルファのメリットも欲しいという人は、ぜひチェックしてみましょう。

\電気料金が最安クラスで安い/

オクトパスエナジー

オクトパスエナジー
 オクトパスエナジー
提供エリア沖縄電力エリアと離島を除く全国エリア
(北海道、東北、東京、
中部、北陸、関西、
中国、四国、九州電力エリア)
電気料金・環境にやさしい「グリーンオクトパス」
・固定単価制の「シンプルオクトパス」
・朝や夜間に安くなる「ソーラーオクトパス」
・深夜に安くなる「EVオクトパス」
・段階制プランの「スタンダードオクトパス」
など
電気ガス
セット割
なし
追加特典友達からの紹介で5,000円割引
初期費用0円
解約金0円
契約期間なし
支払い方法口座振替
クレジットカード払い
コンビニ払い
ポイント還元なし
運営会社TGオクトパスエナジー株式会社
オクトパスエナジーがおすすめな人
  • 環境に配慮した電気を使いたい人
  • 夜間に単価が安くなる料金プランを契約したい人
  • 最安クラスの段階制プランを契約したい人

オクトパスエナジーは、日本を含む9か国で事業を展開している新電力サービスです。

オクトパスエナジーは再生可能エネルギーによる電気を得意としており、「グリーンオクトパス」は実質再生可能エネルギー100%の電力プランにもかかわらず、電力料金は最安クラスです。

電気料金の安さとあわせて環境貢献も重視したい人には、まさにぴったりのサービスです。

一般的に、環境に配慮した電気を使うプランは単価が高くなりがちだけど、オクトパスエナジーは料金が安いのが特徴だよ。

特にグリーンオクトパスは、使用する電力量にかかわらず、東京電力の料金よりも安くなる可能性が高いよ。

また一般的な従量料金プランや特定の時間帯に単価が安くなるプランなど、選べるプランも豊富です。

新電力には珍しい固定単価制のプランもあるので、シンプルなプランを探している人はぜひチェックしてみましょう。

\環境に配慮した電気が安い/

TERASELでんき

TERASELでんき
  TERASELでんき
供給エリア沖縄電力と離島を除く全国エリア
(北海道、東北、東京、
中部、北陸、関西、
中国、四国、九州電力エリア)
料金プラン・電気使用量が多い人向け「超TERASELプラン」
・電気使用量が少ない人向け「TERASELプラン」
・市場連動型「TERASELマーケットプラン」
電気ガス
セット割
なし
初期費用なし
解約金0円
※供給設備の新設・増設から
1年未満の解約は、
工事費等の請求が発生する場合あり
契約期間1年
(自動更新)
支払い方法口座振替
クレジットカード払い
ポイント還元月々の支払額に応じて楽天ポイントを付与
以下の税込み合計額200円につき1ポイント
・基本料金または最低料金
・従量料金
・燃料調整費額
運営会社株式会社エネクスライフサービス
(伊藤忠エネクスグループ)
TERASELでんきがおすすめな人
  • 段階制料金プランを選びたい人
  • 状況に応じて市場連動型プランも試したい人
  • 月々の電気料金の安さを重視したい人

TERASELでんきは、株式会社エネクスライフサービスの運営する新電力です。

エネクスライフサービスは伊藤忠グループの関連会社ということもあり、インフラとしての安定性や運営企業の信頼性を重視する人には非常におすすめの電力サービスです。

またTERASELでんきは、電力量料金単価が東京電力よりも安く設定されているため、同じように電気を使った場合でも、東京電力よりも電気料金が安くなる場合が多いです。

一点だけ気をつけておきたいのが、電気料金に含まれる燃料費調整単価の動向ね。

燃料費調整単価が高騰した場合は、東京電力と料金が逆転する可能性もあるけど、直近の状況では単価の額はほぼ変わらないわ。

代表的なプランは、段階制料金プランの「超TERASEL東京B」と「TERASEL東京B」ですが、市場連動型の「TERASELマーケットプラン」も提供されています。

段階制料金プランとあわせて、市場連動型プランに興味のある人にもおすすめです。

\料金の安い段階制料金プラン/

東京ガスの電気

東京ガスの電気
 東京ガスの電気 
供給エリア東京電力エリア
(茨城、栃木、群馬、
埼玉、千葉、東京、神奈川、
山梨、静岡(富士川以東))
電気料金・段階制プランの「基本プラン」
・CO2排出量が実質ゼロの「さすてな電気」
・オール電化向けの「時間帯別プラン」
電気ガス
セット割引
以下の合計額(税込)の0.5%引
・電気の基本料金
・電力量料金
追加得点新規申し込み割で基本料金無料
初期費用なし
解約金なし
契約年数なし
支払い方法口座振替
クレジットカード払い
払込書払い
エポス請求書払い
d払い
ファミペイ
auPAY
楽天銀行
PayPay
LINEPay
PayB
ポイント還元パッチョポイント
運営会社東京ガス株式会社
東京ガスの電気がおすすめな人
  • 安い段階制料金プランを選びたい人
  • 運営企業の信頼性を重視したい人
  • 電気とガスをまとめて契約したい人

東京ガスの電気は、東京ガス株式会社の提供する新電力サービスです。

超大手のインフラ会社の提供する新電力サービスということで、運営会社のブランドや安定性、経済基盤を重視する人に強く支持されています。

実際に、東京電力や関西電力などの大手電力会社を除くと、電力販売量は業界トップで、契約者の数は約920万件を誇っています。

電力の世界でも「東京ガス」の名前は絶大な支持を集めているわ。

また東京ガスは電気料金が安いのも特徴です。

「基本プラン」は単価の設定が東京電力よりも低いため、ほとんどの場合で東京電力よりも料金が安くなります。

またガスとのセット割も提供しているので、ガスとまとめて契約したい人にもおすすめです。

\新電力販売量1位/

idemitsuでんき

idemitsuでんき
 idemitsuでんき
提供エリア沖縄電力エリアと離島を除く全国エリア
(北海道、東北、東京、
中部、北陸、関西、
中国、四国、九州電力エリア)
電気料金・くらしのための「Sプラン」
・深夜におトクな「オール電化プラン」
・しごとのための「低圧電力プラン」
電気ガス
セット割
なし
追加特典車のガソリン代や電気代が
年間最大2,400円割引される
初期費用0円
解約金0円
※供給設備の新設・増設から
1年未満の解約は、
工事費等の請求が発生する場合あり
契約期間1年間
(自動更新)
支払い方法口座振替
クレジットカード払い
ポイント還元・楽天ポイント
・Ponta
・dポイント
(継続利用や節電ポイントで付与)
運営会社出光興産株式会社

idemitsuでんきは、出光興産株式会社が提供する新電力サービスです。

代表的なプランは段階制料金プランの「Sプラン」と、オール電化住宅向けの「オール電化プラン」の2つで、特にSプランは東京電力の従量電灯Bプランと比べると、かなり安いのが特徴です。

idemitsuでんきが東京電力よりも高くなるのは、燃料費調整額が高騰した場合だよ。

今は燃料費調整額が東京電力とほぼ同額なので、電気の使用量に関わらず東京電力よりも電気代を抑えられる可能性が高いよ。

また、idemitsuでんきは出光興産が運営するサービスということで、自動車のガソリン代やEV車の電気代の割引にも対応しています。

割引率も高く、アポロステーションカードを持っている場合は、1リットルあたり最大10円が割引されます。

そのほかにも、クレジットカードやアプリの給油値引、ポイントサービスなどとの併用ができるので、自家用車を多く利用する家庭にはおすすめです。

出光興産と言えば、ガソリンスタンドだけど、ガソリン車だけでなくEV車向けの割引も用意されているよ。

日常の足に自動車を使う人は、ぜひチェックしてみよう。

\ガソリン代割引やEV車割引もある/

J:COMでんき

J:COMでんき
 J:COMでんき
提供エリア北海道、東北、東京、
関西、中国、九州電力エリア
電気料金・一般家庭向け「従量電灯B」
・商店や家電を多く利用する家庭向け「従量電灯C」
・環境に貢献できる「グリーンメニュー」
電気ガス
セット割
なし
追加特典・J:COMモバイルとセットで、
月額料金から1,078円が6ヶ月割引
・J:COMモバイルの毎月のデータ量が増量
初期費用0円
解約金0円
契約期間なし
支払い方法口座振替
クレジットカード払い
ポイント還元なし
運営会社JCOM株式会社
J:COMでんきがおすすめな人
  • 安い段階制料金プランを選びたい人
  • 環境に配慮した電気を使いたい人
  • J:COMモバイルを使っている人

J:COMでんきは、JCOM株式会社の提供する新電力サービスです。

料金プランに特徴があり、東京電力や関西電力などの、各地域の大手電力会社の従量電灯プランから最大3%を割引した単価設定をしているので、使用量に関わらず手堅く電気代を節約できます。

単価が割引されているので、電力量料金部分は大手電力会社よりも必ず安くなります。

ただし燃料費調整額の上昇によって、電気代の総額が逆に高くつくこともあるので注意してね。

J:COMでんきにはポイント還元やガスとのセット割がありませんが、J:COMモバイルの割引やデータ容量の増量などの特典が用意されています。

またケーブルテレビの「J:COM」や光回線「J:COM光」などはセット割などを多く設けています。

生活インフラをJ:COMでまとめている人、またこれからまとめたい人には特におすすめしたい新電力サービスです。

\電気料金単価が大手電力の最大3%引き/

ミツウロコでんき

ミツウロコでんき
 ミツウロコでんき
提供エリア沖縄電力エリアと離島を除く全国エリア
(北海道、東北、東京、
中部、北陸、関西、
中国、四国、九州電力エリア)
電気料金・3段階制プランの「従量電灯B」
・単身者にお得な「シングル応援プラン」
・夜間の5時間の単価が安い「とくとくナイト」
・夜間の8時間の単価が安い「とくとくナイト8」
・夜間の12時間の単価が安い「とくとくナイト12」
など
電気ガス
セット割
なし
追加特典電気トラブルの通常作業費0円
初期費用0円
解約金0円
契約期間なし
支払い方法口座振替
クレジットカード払い
ポイント還元・2年間で最大5,000Pontaポイント
プレゼント
運営会社ミツウロコヴェッセル
ミツウロコでんきがおすすめな人
  • 安い3段階制プランを選びたい人
  • 夜間帯の電気料金を抑えたい人
  • 単身者で電気代を安く抑えたい人

ミツウロコでんきは、ミツウロコヴェッセルの提供する新電力サービスです。

ミツウロコグループは電力小売事業だけでなく、再生可能エネルギー発電事業も手がけており、自社での発電分に加えて市場から調達した電気を用いることで、安定した電力供給を実現しています。

環境に配慮した電気を使いたい人は、ぜひチェックしておきたいサービスです。

ミツウロコでんきは風力発電事業や太陽光発電事業を展開しているんだ。

またミツウロコでんきは特定の時間帯に単価が安くなるプランを豊富に設けています。

午後10時~翌午前8時までの単価が低くなる「とくとくナイト」や午後9時~翌午前9時までの単価が安くなる「とくとくナイト12」などがあり、ライフスタイルに合わせてプランを選べます。

Pontaポイントの還元もあるので、ポイントを集めている人はチェックしてみましょう。

\夜間割引プランも豊富/

家族の人数別でおすすめする東京電力エリアの電力会社

家族の人数別でおすすめする東京電力エリアのおすすめ電力会社

東京電力エリアでおすすめの電力会社を家族の人数別に紹介します。

家族の人数が同じでも、家族のライフスタイルによって使用する電力量や電気を使う時間帯は大きく変わります。

試算条件も掲載しているので、あわせてご確認ください。

1人暮らしでおすすめの電力会社

1人暮らしでおすすめの電力会社

東京電力エリアの1人暮らしでおすすめの電力会社は「Looopでんき」と「TERASELでんき」です。

東京電力との
年間差額
1人暮らし
電気代平均月額
Looopでんき
スマートタイムONE
-4,080円5,209円
TERASELでんき
TERASEL東京B
-2,088円5,375円
東京電力(参考)
従量電灯B
5,549円
2024年8月時点での価格です。またLooopでんきの電気代平均月額は公式サイトのシミュレーションを参考にしています。

上記の試算は、東京電力エリアでの1人暮らしを想定して、契約アンペアを30A、使用する電力量を161kWhとして試算しています。

▼1人暮らしで想定する電気の使用条件

  • 契約は30アンペア
  • 1ヶ月間の使用電力量は161kWh

東京電力エリアの1人暮らしにもっともおすすめの新電力はLooopでんきです。

Looopでんきは、市場連動型の「スマートタイムONE」プランを提供しています。

「スマートタイムONE」は基本料金がゼロ円かつ、料金単価が市場に連動して30分ごとに変わるので、単価の低い時間帯に集中的に電気を使うことで、電気代を大きく下げられます。

一般的に市場連動型プランの場合、昼間の単価の方が低く、需要が上がる夜間になると単価が上がるよ。

Looopでんきは市場連動型なので正確な試算は難しいですが、公式サイトのシミュレーションによると、1ヶ月間の使用電力量が161kWhの場合の電力料金は、5,209円です。

東京電力から乗り換えた場合、年間でおよそ4,080円を節約できる見込みです。

またTERASELでんきの「TERASEL東京B」の場合、予想される1ヶ月の電力料金は5,375円で、東京電力からの乗り換えで、年間で2,088円が節約できる見込みです。

\ピークシフトで電気代を抑えられる/

2~3人暮らしでおすすめの電力会社

2~3人暮らしでおすすめの電力会社

東京電力エリアの2~3人暮らしでおすすめの電力会社は「Looopでんき」と「TERASELでんき」です。

東京電力との
年間差額
2人暮らし
電気代平均月額
Looopでんき
スマートタイムONE
-4,980円9,231円
TERASELでんき
超TERASEL東京B
-4,188円9,297円
東京電力(参考)
従量電灯B
9,646円
2024年8月時点での価格です。またLooopでんきの電気代平均月額は公式サイトのシミュレーションを参考にしています。

上記の試算は、東京電力エリアでの2人暮らしを想定して、契約アンペアを30A、使用する電力量を283kWhとして試算しています。

▼2人暮らしで想定する電気の使用条件

  • 契約は30アンペア
  • 1ヶ月間の使用電力量は283kWh

東京電力エリアの2~3人暮らしにおすすめの新電力はLooopでんきです。

Looopでんきのプラン「スマートタイムONE」は市場連動型で、電力の市場価格の変動にあわせて30分単位で単価が変動します。

2~3人暮らしでそれぞれの在宅時間がズレている場合は、電力料金単価の安い時間帯を狙って家電を使えるので、無理なく節約が可能です。

電気の市場価格の動向によっては電力料金単価が上がる場合もあるけど、ゲーム感覚でピークシフトに取り組めるのはいいね。

電気の使い方や家族の在宅時間などと相談しながら申し込みを検討してみよう。

ピークシフト

ピークシフトとは、電気を使う時間帯をピークタイムから他の時間帯へシフトすることです。

Looopでんきの場合は、電力量料金単価が上がる夜間などは節電をして、電力量料金単価が下がる日中などに電気を使う行動を指します。

東京電力からLooopでんきに乗り換えた場合、1ヶ月間の使用電力量を283kWhと想定すると、予想される1ヶ月間の電気料金は、9,231円です。

年間で4,980円を節約できる試算で、月額料金に置き換えると、およそ0.5か月分がお得になります。

同様に、TERASELでんきの「超TERASEL東京B」に乗り換えた場合に予想される月間の電気料金は9,297円で、年間に節約できる額は4,188円です。

\ピークシフトで電気代を抑えられる/

4人暮らしでおすすめの電力会社

4人暮らしでおすすめの電力会社

東京電力エリアの4人暮らしでおすすめの電力会社は「Looopでんき」と「オクトパスエナジー」です。

東京電力との
年間差額
4人暮らし
電気代平均月額
Looopでんき
スマートタイムONE
-17,076円12,356円
オクトパスエナジー
シンプルオクトパス
-9,816円12,961円
東京電力(参考)
従量電灯B
13,779円
2024年8月時点での価格です。またLooopでんきの電気代平均月額は公式サイトのシミュレーションを参考にしています。

上記の試算は、東京電力エリアでの4人暮らしを想定して、契約アンペアを50A、使用する電力量を378kWhとして試算しています。

▼4人暮らしで想定する電気の使用条件

  • 契約は50アンペア
  • 1ヶ月間の使用電力量は378kWh

東京電力エリアの4人暮らしにおすすめの新電力はLooopでんきです。

Looopでんきは市場連動型なので、電力量料金単価が市場価格に連動して30分ごとに変動します。

単価は昼間に下がり夜に上がる傾向があるので、家族の誰かが日中在宅しているなら、電気の安い時間帯に集中して家電を使うことで電気代を節約できます。

市場連動型プランは、電力量料金単価の安い時間帯にまとめて電気を使うのが節約のコツだよ。

東京電力からLooopでんきに乗り換えた場合、1ヶ月間の使用電力量を378kWhと想定すると、予想される1ヶ月間の電気料金は、12,356円で、年間で17,076円を節約できる計算です。

また市場連動型プランではなく、従量電灯プランがよければ、オクトパスエナジーの「シンプルオクトパス」がおすすめです。

料金単価が東京電力よりも安いため、乗り換えによって、年間で9,816円が節約できる試算です。

\ピークシフトで電気代を抑えられる/

関東エリアで電気とガスのセット割がある電力会社

関東エリアで電気とガスのセット割がある電力会社

関西電力エリアで電気とガスのセット割がある電力会社は下記の4社です。

ガスセット割の内容
東京ガスの電気・基本料金および電力量料金の合計の0.5%を割引
Looopでんき・電気料金単価が1円/kWhの割引
CDエナジーダイレクト・電気・ガス料金からそれぞれ0.5%割引
ミツウロコでんき・ガスの料金から毎月220円を割引
エルピオでんき・プロパンガスとセットで毎月200円を割引
・都市ガスとセットで毎月100円を割引
auでんき
※北海道ガスの都市ガス提供エリアのみ
・東電ガス for auとauでんき加入で、ガス料金が合計約3%割引
・Pontaポイントが毎月102ポイントもらえる
ソフトバンクでんき・ソフトバンクとワイモバイルのスマホが2年間毎月110円、3年目以降55円割引
・PayPayカードでポイントが貯まる

ただしセット割は一見お得に見えますが、必ずしも最安の組み合わせとは限りません。

むしろ最安にならないパターンの方が多いので、電気とガスを別々の会社で契約するパターンも含めて、実際に試算してみることが重要です。

たとえばガス会社系の新電力は電気代が安く、電力会社が展開しているガスサービスはガス会社よりも料金が安い場合があるわ。

セット割よりもそれぞれを個別に組み合わせた方が得になる場合もあるので、イメージに捉われず必ず試算してね。

関東エリアで即日開通が可能な新電力会社は?

関東エリアで即日開通が可能な新電力会社は?

関東エリアで即日開通が可能な新電力会社は4社です。

即日開通が可能な新電力会社内容問い合わせ先
CDエナジー
ダイレクト
当日16時頃までの申し込みで開通可能。03-4540-6647
東京ガスの電気当日19時前までの申し込みなら即日開通が可能。
(現住所での切り替えの場合は次の検針日での切り替え)
0570-002239
楽々でんき当日12時までの申し込みで開通可能。0800-700-9777
ドリームでんき当日12時までの申し込みで開通可能。0800-777-7773

ただし時間間近の連絡の場合、電力会社で対応ができない場合もあります。

余裕をもって、なるべく早めに連絡するようにしましょう。

また転居先にスマートメーターが設置されていることが前提条件の場合もあるので、事前の条件確認をしっかりと行いましょう。

新築一戸建てなど、スマートメーターが設置されていない場合は、地域の大手電力会社(東京電力、関西電力など)にまず連絡が必要な場合があるので気をつけてね。

東京都・神奈川県・埼玉県・千葉県・栃木県・群馬県・茨城県・山梨県・静岡県の年間の平均電気代は?

東京都・神奈川県・埼玉県・千葉県・栃木県・群馬県・茨城県・山梨県・静岡県の年間の平均電気代は?

総務省統計局が実施した家計調査によると、2023年7月~2024年6月の関東電力エリアの県庁所在地における2人以上世帯の年間電気代はおよそ131,734円です。

地域区分年間電気代
2023年7月~2024年6月
年間電気代
2022年7月~2023年6月
東京都区部123,364円143,391円
神奈川県横浜市120,154円137,855円
埼玉県さいたま市142,267円144,364円
千葉県千葉市119,867円136,628円
栃木県宇都宮市139,364円167,470円
群馬県前橋市124,074円148,757円
茨城県水戸市156,470円157,662円
山梨県甲府市123,537円145,122円
静岡県静岡市136,517円169,820円
東京電力エリア131,734円150,118円
全国エリア133,121円159,093円
※東京電力エリアの年間電気代は表中の県庁所在地の年間電気代を平均したものです。

全国エリアの同期間の年間電気代が133,121円なので、東京電力エリアの年間電気代は、全国平均とほぼ同額です。

また2022~2023年は燃料費調整額の上昇により、一部の新電力において電気代の高騰が生じましたが、2024年の現在はおおむね落ち着いてきています。

電気代はじわじわ上がってきているけど、「電気代が何倍にも跳ね上がった」という話はここ最近聞かないわ。

ただしこれは、政府によって2024年5月まで実施されていた激変緩和措置や、同8月から3ヶ月間にわたって実施される「酷暑乗り切り緊急支援」による効果も大きいです。

2024年に入って以降、電気料金に託送料金が追加されたほか、再エネ賦課金単価も上がっており、電気料金は今後も上昇していくことが見込まれます。

電気料金の高さに悩んでいる人は、新電力会社への乗り換えを真剣に検討してみましょう。

関東エリアの電力会社によくある質問

関西エリアでおすすめの電力会社によくある質問

関東エリアでおすすめの電力会社によくある質問を回答します。

関東エリアでおすすめの電力会社は?
関東エリアでおすすめの電力会社は8社です。
・Looopでんき
・CDエナジーダイレクト
・オクトパスエナジー
・TERASELでんき
・東京ガスの電気
・idemitsuでんき
・J:COMでんき
・ミツウロコでんき

それぞれメリット・デメリットが異なるので、自身の優先したい事柄にあわせて選びましょう。
>> 東京電力エリアでおすすめの新電力を詳しく見る
家族の人数別でおすすめの新電力は?
1~4人家族におすすめの新電力はLooopでんき、TERASELでんき、オクトパスエナジーの3社です。
・1人暮らし:Looopでんき・TERASELでんき
・2~3人暮らし:Looopでんき・TERASELでんき
・4人暮らし:Looopでんき・オクトパスエナジー

ただしここでおすすめしている新電力は、家族の人数ごとの一般的な条件で試算した結果にもとづいています。
すべての人が当てはまるわけではないので、在宅時間や家電の使用時間なども含めて、実績に基づいた詳細な試算をおすすめします。
>> 家族の人数別でおすすめの新電力を詳しく見る
関東で大手の電力会社は?
関東エリアの電力会社で販売量の多い上位10社は次の順です。
・東京電力エナジーパートナー
・関西電力
・中部電力ミライズ
・東北電力
・中国電力
・北陸電力
・四国電力
・東京ガス
・エネット
・ハルエネ

このなかでは、東京電力EPが圧倒的に多く、販売量はおよそ14,684,000千kWhと、2位の関西電力のおよそ2倍の販売実績があります。
また東京電力などの大手電力を除くと、東京電力エリアでの販売量1位は東京ガスです。

まとめ

最後に関東エリアでおすすめの電力会社についておさらいしましょう。

  • 関東の1人暮らしにおすすめの新電力はLooopでんき、TERASELでんき
  • 関東の2~3人暮らしにおすすめの新電力はLooopでんき、TERASELでんき
  • 関東の4人暮らしにおすすめの新電力はLooopでんき、オクトパスエナジー
  • 関東でガスとのセット割のある新電力は、東京ガスの電気・ミツウロコでんき・エルピオでんきなど

東京電力エリアの電気代を全国平均と比較するとほぼ同額ですが、最近では電気代が値上がり傾向にあるため、電気代の節約に積極的に取り組んでおいて損はありません。

特に関東エリアはガスとのセット割が可能な新電力が多く揃っています。

条件があえばぜひ申し込んでみましょう。

新電力ベスト編集部が最新の料金単価にもとづいておすすめする関東エリアの新電力は8社です。

それぞれの電力会社の特徴をしっかりと把握して、自身の使い方にぴったりと合った電力会社に乗り換えましょう。

最後までご覧いただきありがとうございました。