【PR】記事内に広告を含む場合があります
「当せん金の口座登録でバレる?」
「宝くじの確定申告でバレる?」
「高額当せん後に税務署にバレる?」
宝くじの高額当せんした後、入金用の口座登録や確定申告などの税金手続きで、周囲に高額当せんがバレてしまわないかどうか不安になる人がいるかもしれません。
銀行口座への当せん金入金でバレることは絶対ないし、確定申告も不要だよ。
むしろ、自分自身の行動で周囲に宝くじ当せんがバレるケースに注意しよう。
この記事では、宝くじに高額当選した後で、周囲に個人情報ば漏れてしまうリスクについての詳細な情報を解説します。
周囲に高額当せんがバレる、具体的な理由も紹介しているので、ぜひ参考にしてください。
高額当選が出ている売場で代行購入
当せん金の入金のために口座登録しても個人情報はバレない
宝くじで1,000万円や1億円などの高額当せんした後、当せん金を入金するために銀行で口座登録をしても、個人情報が流出する心配はありません。
もし、銀行側が高額当せんの情報を流出してしまった場合、銀行は信用を失うだけではありません。
最悪、株価下落や損害賠償にまで発展するケースもあり得るため、銀行側が高額当せんの情報をもらう可能性はゼロと言えます。
銀行が意図的に個人情報を流出してしまうことはないけど、どうしても必要な場合に限って、第三者へ情報提供するケースはあるよ。
銀行が口座の入出金履歴を含め、第三者に情報提供するケースは4種類あります。
- 犯罪による収益の移転防止に関する場合(法律9条1項)
- 税務署長に対する支払い調書等の提出する場合(所得税 225条1項等)
- 税務官署の職員が行う質問に対応する場合(所得税234条1項)
- 裁判所の文書提出に応じる場合(民訴220条)
情報引用:個人情報保護と守秘義務との関係
これらはかなり稀なケースですが、税務署の調査に関して口座情報が知られる場合は、まったくないとは言い切れません。
宝くじの高額当選は税務署にバレる?
宝くじの高額当せんは、税務署にチェックされる可能性が高いです。
代表的な税金の中で、宝くじに関連すると想像される税金は住民税・所得税・贈与税・相続税の4種類が考えられますが、課税対象になるのは相続税と贈与税の2点です。
税金の種類 | 宝くじ当せん金 課税対象の有無 |
---|---|
住民税 | 非課税 |
所得税 | 非課税 |
贈与税 | 受け渡しで 課税 |
相続税 | 当せん者の財産相続で 課税 |
税務署が宝くじの高額当せん者に対して、特に気にしている税金は贈与税です。
贈与税は、年間110万円を超える金額を受け取った場合に「受け取った側」が支払う税金です。
贈与税の価格は、受け取った金額に応じて高くなる仕組みで、最大55%にもなります。
受け取った額 | 税率 |
---|---|
〜200万円 | 10% |
〜400万円 | 15% |
〜600万円 | 20% |
〜1,000万円 | 30% |
〜1,500万円 | 40% |
〜3,000万円 | 45% |
〜4,500万円 | 50% |
4,500万円〜 | 55% |
年末ジャンボで1等7億円が当せんして、親に1億円渡したとすると、半分以上も贈与税で持っていかれてしまうのね。
宝くじに高額当せんすると、親族や子供に当せん金の一部を渡したいと考える人が多いため、税務署も高額当せん者の銀行口座の流れに目を光らせているというわけです。
税務署が有している調査権限はかなり強力で、税務署の要請があれば、銀行側も個人口座の情報開示をしなくてはいけません。
高額の贈与税を支払わずに、宝くじの高額当選を家族で分けるには「共同購入」という形で宝くじを購入する方法があります。
この場合、基本的には当せん金の受け取りも共同購入者全員で行かなくてはいけません。
宝くじの高額当せん後は税務署にも知られるけど…
贈与税など関連する税金の支払い漏れさえないように注意すれば、そこまで過剰に不安になる必要もないわよ。
宝くじは非課税のため確定申告も不要
金銭の受け取りに関わる税金は「所得税」ですが、宝くじの当せん金に所得税はかかりません。
宝くじは、1948年に交付された宝くじ専門の法律「当せん金付証票法」によって、様々なルールが規定されています。
当せん金付証票法内の13条には、宝くじに所得税をかけないことが、はっきり提示されています。
(特別措置)
第十三条 当せん金付証票の当せん金品については、所得税を課さない。
情報引用:当せん金付証票法
つまり、宝くじは所得税が不要なため、所得税の金額を自分で計算し提出する確定申告は不要というわけです。
ちなみに、宝くじに所得税がかからない理由は、宝くじ販売時の一部を税金のように徴収しているからだよ。
宝くじの売上金額は、主に4つの使い方に分けられて、決められた割合で分配されています。
宝くじ売上金 の用途 | 割合と金額 |
---|---|
収益金 | 36.7%:3052億円 |
当せん金 | 46.9%:3904億円 |
印刷経費 売りさばき手数料 | 15.1%:1,256億円 |
社会貢献広報費 | 1.3%:112億円 |
情報引用:収益金の使い道
宝くじの販売を許可されているのは、全国の都道府県と20の指定都市です。
収益金はこれらの地方自治体に分配されていて、公共事業の財源として使われています。
そのため、本質的に税金と同じような扱いになり、宝くじ購入時に税金を支払っているようなものです。
宝くじの高額当せんが意外にバレる理由
宝くじの高額当せんが周囲にバレてしまう大きな理由は、銀行口座や税金の支払い云々というより、自分自身の行動が原因となるケースがほとんどです。
- ランチ注文が少し贅沢になる
- 旅行に出かける回数が増える
- 働いている雰囲気が変化する
- 子供から親戚にバレる
- 黙っているつもりがカミングアウトしてしまう
高額当せんがバレやすくなってしまう理由について、それぞれくわしく解説します。
ランチ注文が少し贅沢になる
宝くじの高額当選後、日常生活で無意識のうちに贅沢な行動を取ることがありますが、その中でも特にバレやすいのが同僚などとランチする際の頼み方です。
以前は日替わり定食一択だったのに、味噌汁を豚汁にグレードアップしたり、ドリンクセットをつけたりと少し贅沢になっているような場合です。
明らかに贅沢な注文にはなっていなかったとしても、以前と比べてランチの頼み方が微妙に変わっているのを、生活状況が変わったサインと捉えられてしまうかもしれません。
特に会社の女性同士で、日々のランチに出かける習慣がある人は注意が必要ね。
男性以上に「…そういえば、前より贅沢してない?」と気づかれやすいわ。
旅行に出かける回数が増える
高額当せん者の中には、突然、頻繁に旅行を楽しむようになる人も多いです。
例えば、海外旅行へ行く頻度が増えていれば、明らかな変化として周囲にバレやすくなります。
一方、毎週土日に出かける回数が増える程度のものでも、日常的な話のネタが増えていることに気づかれて、生活習慣が変わったことに気づかれる可能性があります。
これらの旅行に行った際のはSNSへの写真投稿から、周囲に知られるケースもあるわ。
安易に投稿すべきではないし、別アカウントを作るなどの工夫も必要かもね。
働いている雰囲気が変化する
宝くじで高額当せんすると、仕事に対する態度はもちろん、言葉にできないその人の「何となくの雰囲気」で変化を感じるケースがあります。
以前は時間に追われていて、イライラしていたような人が、急に落ち着いた雰囲気になるのはわかりやすい例です。
自分語りしかしなかった人が、急に人の話をよく聞くようになったりなどの兆候もあるわね。
宝くじの高額当せん者の話では「当せんしてから、街が急に色づき始めた!」などの変化を語る人もいて、見える景色が変わったことで、知らないうちに自分自身も変化しているというパターンです。
子供から親戚にバレる
宝くじの高額当せんが親戚にバレやすい理由の上位の原因が、子供の会話から周囲に伝わってしまうパターンです。
高額当選後に生活レベルが上がった後で子供を色々な場所に連れていくと、色々な場所に出かけた話や、美味しいものを食べた話などを周囲に自然に話すようになります。
誇らしげに話す子供を通じて、家族の経済状況の変化が親戚や周囲の大人たちに「何か、変化があったのでは?」と感じさせる一因になります。
子供に「宝くじに当たったのは内緒ね」と伝えていても、それ以外の、楽しかったことを周囲についつい話してしまうのは仕方ないことよね。
黙っているつもりがカミングアウトしてしまう
高額当選者の中には、当初は秘密にしておくつもりが、結局は親しい友人や家族に対してカミングアウトしてしまうケースも多いです。
ついつい話してしまう理由は、お金持ちになったことを伝えたい承認欲求や、興奮が抑えられずに喋ってしまうケース、疑心暗鬼になって誰かと秘密を共有したい場合などもあります。
特に危ないのは、お酒の席ね。
酔った勢いと、いつも以上に気持ちが大きくなって仲の良い同僚に話してしまう場合があるわよ。
宝くじ当たるとバレるのよくある質問
宝くじ当たるとバレるの、よくある質問ついて回答します。
- 宝くじの当せん金を口座登録で入金後にバレる?
- 宝くじに高額当せんした後で、新しく銀行口座を作って入金したとしても、それが原因で高額当選の情報が漏れてしまうことはありません。
万が一、口座登録で高額当選がバレてしまうようなことがあっては、銀行の信用問題に関わってしまうためです。
>> 口座登録で個人情報がバレない理由をくわしく見る
- 宝くじの高額当せんは税務署にバレる?
- 税務署にバレるというより、急に預金口座が増えたことによって、税金徴収漏れが出ないようにより預金口座のチェックが厳しくなります。
税務署は税務調査が理由で、銀行側に個人口座の入出金状況の開示を要求可能です。
特に、贈与税は年間110万円以上の受け取りで発生するため、宝くじ当せん者周辺で山分けされてないかどうか見られやすくなります。
>> 高額当せん者が税務署にバレる理由をくわしく見る
- 宝くじの確定申告は必要?
- 宝くじに関わる法律、当せん金付証票によって、宝くじには所得税はかけないことが明記されています。
そのため、宝くじの当せん金を受け取っても確定申告は一切不要です。
宝くじの収益金は、地方自治体の公共事業の財源として分配されています。
つまり、宝くじ購入時に事前に税金を徴収しているようなもののため、税金を課していません。
>> 宝くじは確定申告が不要な理由をくわしく見る
まとめ
宝くじに当たるとバレるについて、これまでの内容をおさらいします。
- 当せん金の入金用の口座登録ではバレない
- 高額当せん後、主に贈与税に関わる税務署のチェックは厳しくなる
- 宝くじに確定申告は不要で所得税もかからない
- 周囲にバレるほとんどの理由は自分自身が原因
- 子供から周囲にバレるケースもある
宝くじに当たった後、銀行口座の登録や確定申告が原因で、周囲に高額当せんがバレてしまう心配は不要です。
銀行口座からバレてしまった場合、銀行そのものの信用問題に関わりますし、確定申告も宝くじは非課税なためそもそも行う必要はありません。
ただし、税務署は高額当せん者の口座状況を留意している可能性があり、贈与税など税金の不備がないよう注意すべきでしょう。
高額当せんの情報が、周囲に広まってしまう大きな要因は、自分自身や家族や親戚などから広まるケースです。
高額当せん者だけがゲットできるしおり「その日から読む本」にも、誰に当せんしたことを知らせるか?という項目があるよ。
つまり、1つの項目として設定する必要があるほど、知らせる人は重要内容ということだよね。
高額当せん後は、落ち着いた心理状態で色々な状況を判断するのは難しい状態です。
当せんした後は、過度な興奮状態にあるというのを自覚して、時間をかけて「知らせる人」「知らせない人」を整理していきましょう。